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和田義男

 旅紀行ジャパン

2011年3月4日改訂

♪春色 TAM Music Factory

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2005年9月24日作成

枯木も山の賑わい

ナラワラの枯木(北海道・野付半島)

道東初夏の旅

別海町

 

フラワーロード

   トドワラを遠望した後、もと来たフラワーロードを引き返した。まっすぐな道路の向こうにまるで水を撒いたように空や赤い屋根を映す蜃気楼が現れた。逃げ水*という現象である。
  *逃げ水:夏、地面が熱せられ、草原や舗装道路の表面が水でぬれたように見える気象光学現象。近づくとそれが遠方に逃げて行ってしまうように見えるためそう呼ばれる。  

フラワーロードの逃げ水!

フラワーロードの逃げ水!

 
ナラワラ
 野付半島のフラワーロードのほぼ中間にナラワラがある。野付湾に向かって発達したミズナラ林が海水や潮風に堪えきれずに立ち枯れたもので、ミズナラの木々が白骨化して特異な景観をつくっている。

海水湖とナラワラ

海水湖とナラワラ

パノラマ写真(1800x600)348KB 

   ナラワラは、ナラの木(ミズナラ)のナラに原っぱの原(ワラ)をあわせてナラワラと呼ばれるようになったらしい。

ナラワラの立ち枯れの木々

ナラワラの立ち枯れの木々

パノラマ写真(3285x768)463KB

ナラワラの湿地帯

ナラワラの湿地帯

パノラマ写真(2430x768)454KB

草原に立つ白骨のミズナラ林

草原に立つ白骨のミズナラ林

パノラマ写真(2100x600)423KB 

 ナラワラの白骨化した林は、海水湖にあり、湿地帯にあり、草原にありで、広い範囲に分布しており、変化に富む不思議な景観を楽しむことができる。立ち枯れのミズナラは、どれもまだシッカリとしていて、「枯れ木も山の賑わい」という諺があるが、まるでダンスをしているようでもある。

ナラワラの枯木と烏

ナラワラの枯木と烏

拡大写真(1200x800)401KB 

枯木のダンス The White Dancing Trees

枯木のダンス

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野鳥の楽園

   野付半島の付け根に戻ってくると、野付湾に向かって広がるエゾカンゾウの群生地の砂浜に野鳥たちが群れをなしていた。今まで気が付かなかったが、凄い数である。遠浅の干潟が豊かな自然を育む様子が手に取るように分かる。野付湾は野鳥の楽園でもあった。

エゾカンゾウの群生地と野鳥の楽園

エゾカンゾウの群生地と野鳥の楽園

パノラマ写真(2130x768)434KB

   さまざまな野鳥が生息するなかで、一番大きな鳥はアオサギ*であった。干潟に住む海洋生物を鋭い嘴(くちばし)でついばんでいる。ここは彼らの絶好の餌場で、ご馳走が沢山あるのだろう。
  *アオサギ:コウノトリ目サギ科の日本で最も大きいサギ。体は灰色で、飛ぶと風切羽の黒が目立つ。成鳥には、頭に黒い冠羽(かんむりばね)がある。 詳しくは→ アオサギ

アオサギの楽園

アオサギの楽園

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