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Wa☆Daフォトギャラリー

 感動写真集

2010年4月5日改訂

今 日

昨 日

♪ルツェルンからヴェッギスへ〜カッコー・ヨーデル〜美わしのエメンタール〜アルニグラート・ヨーデル〜シュエスベルクのヨーデル〜夕暮れ〜ハーフェルベルクの上で

 

岩山のマッターホルン夏の天   北舟

 
拡大写真(1800x1500)718KB

The summer sky, Matterhorn the rocky mountain.

2010年3月27日制作

断崖の難所 / ヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)への登山道

断崖の難所 / ヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)への登山道(スイス)

スイス国旗

アラリンホルン登頂の旅

マッターホルン

▼ 13:30頃ホテル・シュバルツゼーを出発した。右手に深い藍色に染まる湖の畔に立つ小さな礼拝堂が見えた。池のように小さい湖は、天候によってはシュバルツ(黒)に見えるのだろう。  

ホテル・シュバルツゼーを(2,589m)出発 8月2日 13:30

ホテル・シュバルツゼーを(2,589m)出発 8月2日 13:30

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▼ 写真下は下山したときに立ち寄って礼拝堂の内部を撮影したもの。質素なものだが祈りを捧げる祭壇がありこんな山奥にも信仰の証しがあるのは感動的である。  

湖畔の小さな教会の質素な内部

湖畔の小さな教会の質素な内部

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登山道よりシュバルツゼーを臨む

登山道よりシュバルツゼーを臨む

パノラマ写真(2450x1200)532KB

登山道よりブライトホルンとクラインマッターホルンを臨む

ブライトホルン↓ クラインマッターホルン↓  

登山道よりブライトホルンとクラインマッターホルンを臨む

パノラマ写真(2200x1200)431KB

断崖に鉄の歩道が設けられた難所 / ヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)への登山道

断崖に鉄の歩道が設けられた難所 / ヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)への登山道

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▲▼ マッターホルンは日が西に傾く頃になると決まって東の方向に旗雲を発生させることで知られる。この日も予想どおり見事な雲を引くマッターホルンを仰ぎ見ることができた。  
  雲を吐くマッターホルン夏の天  北舟 

くもをはく まったーほるん なつのてん

The summer sky, Matterhorn emitting a cloud.

ヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)への山道

ヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)への山道

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▲▼ 1865年7月14日、エドワード・ウィンパー、チャールズ・ハドソン、フランシス・ダグラス卿ダグラス・ハドウのイギリス人パーティは、ミシェル・クロッツとタウクヴァルター父子をガイドにして初登頂に成功した。このとき選んだヘルンリ稜(尾根)を通る登山路は、意外にも他のルートより平易であることが分かった。  

ヘルンリ稜に位置するヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)

壁↓ ヘルンリ稜↓

 

↓北壁

ヘルンリ稜に位置するヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)

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▲▼ 下山中ハドウの滑落にクロッツとハドソンダグラスが巻き込まれてザイルが切断し4人は1400m下に落下して死亡した。発見されなかったダグラス卿を除く3人の遺体は、ツェルマットの墓地に埋葬されている。  
  夏山路近くて遠き小屋見上ぐ  北舟 

なつやまじ ちかくてとおき こやみあぐ

The summer mountain path, looking up the close and far

hütte.

ライトの灯るヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)

ライトの灯るヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)

拡大写真(2000x1500)393KB

▲ これまでに500人を超える命を奪ってきたマッターホルンは、これからも山を愛する者たちが目指す巨人として君臨し続けることだろう。多くの登山家の心を惹きつける神々しささえ感じられる。  

緩やかな坂で小休止

緩やかな坂で小休止

 マッターホルンから見たブライトホルンとクライン・マッターホルン

ブライトホルン↓ クライン・マッターホルン↓  

 マッターホルンから見たブライトホルンとクライン・マッターホルン

拡大写真(1800x1350)311KB

  アルプスの巡礼なりや夏氷河  北舟 

あるぷすの じゅんれいなりや なつひょうが

The summer glacier, are they pilgrims of the Alps?

ヘルンリ・ヒュッテに繋がる登山道

ヘルンリ・ヒュッテに繋がる登山道

拡大写真(1600x1200)470KB

崩落した岩石の間を歩く

崩落した岩石の間を歩く

拡大写真(1800x1350)488KB

雄大なアルプスの景観をバックに登る

ブライトホルン↓  

↓クライン・マッターホルン

雄大なアルプスの景観をバックに登る

拡大写真(1800x1350)459KB

ヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)に到着! 17:30

ヘルンリ・ヒュッテ(3,260m)に到着! 17:30

ヘルンリ・ヒュッテにチェック・インし案内された部屋はシンプルで小綺麗な部屋だった。しかし夏でも夜に入るととても寒く、沢山着込んで寝た。  

小綺麗な部屋

小綺麗な部屋

▼ マッターホルンの全ての斜面と尾根は、全ての季節において制覇されている。現在の水準からいえば、マッターホルンは確かに技術は必要であるものの、熟練の登山家にとってそれほど難しいものではないという。  

ヘルンリを下る二人のクライマー

ヘルンリ稜↓ ↓北壁  

ヘルンリ稜を下る二人のクライマー

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▲ しかし今日でも、未熟な登山者による登頂や不注意による岩場からの滑落などによる遭難で年間何人かの登山者が命を落としている。またアイガー、グランド・ジョラスと共に三大北壁の一つに数えられる北壁ルートは、熟練者にとっても困難なルートである。  

テントで一夜を過ごす人たち

テントで一夜を過ごす人たち

暮れゆくマッターホルンとヘルンリ・ヒュッテ

暮れゆくマッターホルンとヘルンリ・ヒュッテ

拡大写真(1024x680)159KB 撮影:阿部新助 ホームページ

■ 7日目:ヘルンリ・ヒュッテ〜ツェルマット (ツェルマット泊) ■


 7日目8月3日(木)は、ヘルンリ・ヒュッテからツムットを通り、ションピエール・ヒュッテに行く予定が、夜半からの大雪で危険なため、急遽予定を変更してツェルマットに引き上げた。安全を期すため、吹雪の中、全員ザイルをつないでゆっくりと降りたが、昨日と打って変わった天候にとても驚いた。安全のため、撮影も中止。

吹雪に霞むヘルンリ・ヒュッテ

吹雪に霞むヘルンリ・ヒュッテ

 8日目8月4日(金)はツェルマットと山岳博物館を見学。9日目8月5日(土)はタッシュからバスで首都ベルンに移動し、市内見学してベルンに一泊。10日目8月6日(日)はベルンからバスでチューリッヒに行き、日本への直行便に乗り、11日目8月7日(月)、無事成田に帰国した。
 ツェルマットや山岳博物館の観光については、スイス夏の旅(前編)ツェルマット に、スイスの首都ベルンの観光については、スイス夏の旅(後編)ベルン に詳しい。

 

拡大写真(390x430)31KB
撮影・原作:  沖本陽子 (おきもと ようこ)
 

住居:千葉市

趣味:旅行、写真、韓流ドラマ鑑賞

夫の趣味である登山旅行に同行し、苦しい中に撮影を楽しんでいます。

あとがき

 毎年、スイスの山に会いに行きました。同じ場所も有りますが、その時その時で様子が違います。何度訪れても自然の壮大さに圧倒されます。今年は、8月というのに吹雪に見舞われ驚きました。しかし、ベテランガイドさんの的確な判断で、事故もなく行程を終えることができました。ありがとうございました。

★☆★彡

感動写真集第138集/特集!旅紀行第92集  「目指せ!ヘルンリ・ヒュッテ」

撮影・原作:沖本陽子  監修 : 和田義男

 平成22年(2010)3月27日 作品:第11作 画像:(大43+小26) 頁数:4 ファイル数:145 ファイル容量:44.4MB
 平成12年(2000)〜平成22年(2010) 作品数:359 頁数:1,359 ファイル数:56,059 ファイル容量:7,923MB

 

  クレバスの虎口を渡る夏氷河  北舟 

くればすの ここうをわたる なつひょうが

The summer glacier, passing by the tiger mouth.

【編集子が選ぶ名作】

恐ろしいクレバスのそばを下る

恐ろしいクレバスのそばを下る

拡大写真(1800x1350)575KB

「沖本陽子アルプス登山4部作」完成!

平成16年(2004)

平成17年(2005)

平成18年(2006)

平成19年(2007)

アイゼンを付けてゴルナー氷河をトラバース アラリンホルンを下山する3人のクライマーたち マッターホルン(4,478m)を背に / クライン・マッターホルン雪上 モンブラン山頂でリーダーの白野さんと

ブライトホルン登頂の旅

アラリンホルン登頂の旅

目指せ!ヘルンリヒュッテ

モンブラン登頂の旅

 30人目の感動写真集同人・4人目の女性会員としてご登場頂いた沖本陽子さんの処女作は、平成16年(2004)の「ブライトホルン登頂の旅」だった。ご主人の沖本俊彦さんは私の大学の大先輩で、ご夫妻は、翌年にはアラリンホルンの登頂、その翌年はヘルンリ・ヒュッテへのハイキング、その翌年はアルプス最高峰のモンブランの登頂と、4年連続してアルプス登山に挑戦された。
 平成20年(2008)の秋、大森保武さんの紹介で、沖本さんの第1作を発表させて頂いたが、そのときに4年分の原画と原作をお送り頂いていた。金字塔となったモンブランの登頂を優先し、平成21年(2009)4月に第2作として「モンブラン登頂の旅」を発表した。
 そして平成22年(2010)3月、第3作の「アラリンホルン登頂の旅」第4作の「目指せ!ヘルンリ・ヒュッテ」を続けてアップロードし、本日、めでたくアルプス4部作が完結した。この間、1年半を費やしてしまったのは、最新作と感動写真集の新人の作品を優先した結果である。
 

 

和田義男
 長い間お待たせした沖本ご夫妻はじめ、ヨーロッパ・アルプスのファンの方には、心からお詫び申し上げます。
 沖本さんは、登頂するたびに苦しくてもう止めたいと思いながら、4年間続けてこられたのは、日本では絶対に体験できないアルプスの雄大な景観に魅了されたからで、その苦しい中で写真撮影を続けてこられたお陰で、本格的な装備・技術と体力が必要な4000m級のアルプス登山の醍醐味を一般の読者に伝えることができた。
 このシリーズは、知られざるアルプス登山の魅力を美しい映像で広く一般の読者に紹介し得たことに大きな意義がある。Wa☆Daフォトギャラリーというメディアで素晴らしい活動を紹介させていただき、高齢者に元気と希望を与えて下さった沖本ご夫妻に、心よりお礼申し上げます。 〈 完 〉 2010.3.27  和田義男
  夏天下マッターホルンの幾星霜  北舟 

なつてんげ まったーほるんの いくせいそう

Under the summer sky, How old the Matterhorn is!

【編集子が選ぶ名作】

マッターホルン(4,478m)の勇姿 / クラインマッターホルン

展望台(3,883m)

マッターホルン(4,478m)の勇姿 / クラインマッターホルン展望台(3,883m)

パノラマ写真(4370x1200)859KB

読者からのお便り

2010年3月27日(土)晴  杉村敏夫  様より

新作のご案内ありがとうございます 熟年パワーに圧倒されました。私もこうありたいと願ってますが・・・羨ましいかぎりです。

と同時にやはり和田さんの監修力が凄いですね。それぞれの写真をバラバラに見せられてもこんな感動はないと思います。さらにマップとBGMが効果を添えていますね! ありがとうございました。
 
今晩は。お便り有り難うございました。早々に沖本さんの「目指せ!ヘルンリ・ヒュッテ」を楽しんで頂き、嬉しく思います。お褒めのお言葉も監修者冥利に尽きます。

沖本さんご夫妻から、熟年者もまだまだやれるという元気をいただきました。沖本さんに比べれば私が属する団塊の世代は、まだまだ若輩ですので、道楽に更に熱中したいと思います。来月はトルコを10日間廻ってきますので、ご期待下さい。有り難うございました。
2010年3月27日(土)晴  沖本陽子  様より

「目指せ!ヘルンリ・ヒュッテ」完成! 有難うございます。 こんにちは。四作目をこんなに早くアップしていただき有難うございました。今、夫とともに、感動しながら見ました。説明文・マップ等本当に良く調べて頂き、自分の作品よりはるかに上等な作品に
仕上げて頂きました。このように1〜4まで揃うと急に立派に見えます。
 
我が家のアルバムに眠っていた写真が生き返ったような気さえいたします。少しでも多くの方に、スイスアルプスの魅力が伝われば嬉しいです。貴殿のお陰です。心より感謝いたします。有難うございました。 沖本 陽子

夫(沖本俊彦)から一言 「家内の拙い写真を取り上げて頂き、こんなに立派な作品に仕上げて頂き有難うございます。学生時代から、山に興味を持ち、夏・冬休みには日本の北アルプスに足を運んだものでした。現役中は、一度も山に登る事も無く、60歳過ぎから、ヨーロッパアルプス旅行を始め、その魅力に取り付かれました。

家内は山に縁の無い人間でしたが、ついて歩きました。常に、彼女の趣味のカメラを抱えていました。今振り返ると沢山撮った写真の中に、色々な思い出を読み取る事が出来ます。和田さんに取り上げて頂き、本当に良い記念になりました。厚く御礼を申し上げます。「和田フォト」と貴殿の益々のご発展を祈念致します。
 沖本 俊彦
 
沖本ご夫妻様 今晩は。お便り有り難うございました。大変お待たせしましたが、アルプス登山4部作が完成しました。おっしゃるように、4作揃ったことで、単品の訴求力が増幅され、ロマンと感動溢れる素晴らしい作品になったと思います。これだけ広範囲で中味の濃いアルプス紀行は他に存在しないのではないかと思います。私が一般観光客として巡ったスイス夏の旅(前編)(後編)とあわせれば、完璧なアルプス紀行になったと自負しています。

早速、沖本さんの作品を見られて予定を変更してスイスに行こうとされている読者も現れています。多くの方にスイスアルプスの素晴らしさを味わって頂ければ嬉しいですね。

それにしてもお二人ともお元気ですね。特に、先輩は、60歳を過ぎてから本格的な登山を始められたとは驚きです。私も見習って更に道楽に力を入れ、これからも世界のロマンと感動を沢山切り取ってゆきたいと思っています。

今年7月にWa☆Daフォトギャラリーは10周年の節目を迎えますが、更に向こう10年は、夢中になってロマンと感動を追い続け、編集していて、ワクワクして徹夜になってしまうような、そんな感動写真を目指したいと思っています。編集者が感動しないような作品は、読者が感動する訳がありませんから!

写真技術的な話をさせていただきますと、矢張り写真はカメラが写すものですから、良いカメラを持つことが一番大切だと思います。オリンパス機を導入されたので、最新作はさらに彩り豊かなものになっていると思いますが、5年前ともなると、まだ、デジカメは発展途上にあり、今のと比べるとハンディがあります。

素晴らしい写真でも雪の部分が白飛びしているのがありました。手を入れていますが、どうしようもないものもあります。また、手振れ写真もありました。折角の写真がピンぼけでは、打つ手がありません。現在手振れ防止機構が標準装備ですので、安心ですね。

初期のデジカメはCCDが直ぐに飽和し、白っぽくなってしまいます。私の愛用するオリンパス機の写真を見ればわかるとおり、色鮮やかで瑞々しく発色が良いのは、ダイナミック・レンジが広く、ひとつひとつのCCD素子が余裕を持って色を記録しているためです。安いコンパクト機は、どうしても白っぽくなるのはダイナミック・レンジが狭いためです。宣伝に使っている写真は、最良の条件で取っているために、一眼デジと変わらないように見えますが、一眼デジはその先を走っています。

これからも素晴らしい作品をお送り下さい。どうか宜しくお願いします。有り難うございました。
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