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 特集!旅紀行

2005年7月8日改訂

♪Song of India (Rimsky-Korsakov) Flute MIDI by Kasuga

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2004年8月28日作成

石家のお嬢さん

雨季のヒマラヤ点描( インド・ヒマーチャルプラデッシュ州)

ヒマラヤ山中

 深い谷の中腹を削り、どうにか車が通れるだけの道が延々と続いています。バスは土埃をあげ、ローギアのエンジン音を響かせながらノロノロと走ります。ガードレールもない未舗装の道路は、日本では見ることはなくなりましたが、ヒマラヤでは、今もなお、このような裸の道が文明をささえています。

土埃のバス

タタ製バスが、ラビ川の上流から、降りて来て、丁度、登りの坂道です。舗装なんてありませんので、埃がご覧のとおりです。100mは後ろでないと、窓を開けて走れません。チャンバ県。

土埃のバス

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タタバスの屋根の乗客

屋根の上に人を満載し、山から、降りてきたタタ製のバスです。屋根乗りは、インドの非都市部ではごくごく普通の乗り方です。チャンバ県。

タタバスの屋根の乗客

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トラック野郎

これは、山中に登って行っているタタ製のトラックです。赤いボディーがパワーの源のように映えています。インドでは、鉄道も網の目のように走っていますが、それ以上に、物資の輸送は、こうしたトラック輸送に頼っています。チャンバ県。

トラック野郎

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崖道を走るトラック

このように切り立っていても、崖に石を積み上げ、道路を作って奥地に入っていってしまうのがインドです。積む石は、玄武岩の平板です。もちろん、崖崩れは頻繁に起こっています。チャンバ県。

崖道を走るトラック

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二人の発破屋

道路の拡幅工事で、崖の岩に穴を開けて、ダイナマイトをしかけていた発破屋さんです。クル県。

二人の発破屋

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険しい崖に建つ民家

こうした崖のほんの少しの平場にも、集落が出来て発展していきます。休憩の茶屋も、こういう集落に出来ます。
                                                                                                                                             チャンバ県。

険しい崖に建つ民家

薪を運ぶ女

サインジ川の途中で、夕方の撮影です。これが、この日の彼女たちの労働の成果でしょう。薪は煮炊きで使います。
                                                                                                                                                   クル県。

薪を運ぶ女

羊飼いの爺さん

サインジ川の崖で、優雅に羊たちに草を食ませていたおじいさんです。なかなか理想的な、あやかりたい姿だと思い、撮影しました。20mぐらいの斜面を、羊と共に、ひょいひょいと上がっていく、おじいさんの足腰と、その後の、崖の上での煙草の一服にも感動しました。クル県。

羊飼いの爺さん

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斜面に建つ小学校

ヒマラヤの小学校です。授業風景に、思わず、見とれてしまいました。 こじんまりとした学校ですが、校舎と校庭の配置にも、何か非常に懐かしいもの・・大げさですが、教育の原点のようなもの・・を感じました。クル県サインジ村。

斜面に建つ小学校

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小学校の教室

教室前の廊下の日向で、先生と生徒が向かい会っている姿に、感激して撮影しました。

小学校の教室

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先生と生徒たち6人?

サリーの女性は、授業が終わった頃に再訪して、撮らせて頂いた先生たちです。子供は、生徒さんか、あるいは、先生の子供さんでしょうか?

先生と生徒たち6人?

玄武岩の屋根

サインジ川沿いの家。玄武岩の平板で、屋根が葺かれています。家が自然の中に溶け込んでいます。この家で、崖下の川の流れを眺めながら、終日、瞑想してみたい気分になりました。クル県。

玄武岩の屋根

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木製の吊り橋

ラビ川にて。木製の生活用の吊橋ですが、とてもしっかりと作られています。しかし、揺れに慣れぬ身には、足が竦みました。チャンバ県。

木製の吊り橋

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谷にある家

ラビ川の吊橋から撮影。よくもこんな場所にと思えるような場所にも家があります。こういう川にも、吊橋で、道を確保し、対岸に渡れるようになっています。チャンバ県。

谷にある家

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石の家

石の家は、穀物倉庫になっています。山腹で、非常に風が強いのですが、この石の家なら、大丈夫です。クル県。

石の家

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草を刈る女性

石の家を撮影していて、振り向いたら、この女性が草刈をしていて、お互いがびっくりしました。ジャパニ、ジャパニ(日本人、日本人)と言って、一枚、撮らせて貰いました。クル県。

草を刈る女性

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石の家のお嬢さん

お嬢さんの橙色のバンダナが素敵で、撮らせて貰いました。

石の家のお嬢さん

参考:インドでは行政区でChamba District, Kullu Districtと呼びますが、便宜的に、チャンバ県、クル県などと呼んでおきます。サイズ的にも、丁度、日本の県ぐらいの大きさです。

プロフィール

拡大写真(800x600)99KB

 
 
撮影 ・原作 : 
 

丹下誠司たんげせいじ

 

職業:大成建設(株)勤務

住居:インド共和国西ベンガル州プルリア地区バグムンディ村
趣味:インドの神像収集
  (前任地のインドネシアの絣(イカット)も100枚ほどのコレクションがあります)

山岳写真とかではありませんので、表題で、期待を抱かせて、がっかりした方が居られたら、ごめんなさいです。
あくまで、仕事の移動の中で、撮影したもので、私のテーマの「その土地で、生活する人々」を写した地味な画像が多いですが、土建屋稼業でないとこうした奥地にはなかなか入らないと思います。
このたび、雨季のヒマラヤ入りを、面白がって下さった和田さんが、 Wa☆Daフォトギャラリー への掲載も検討して下さるとのことで、撮影した側としては、余りに、地味過ぎて、和田ワールドに、そぐわないのではとの不安もなかったわけではありませんが、まあ、今の生のインドということで、皆さんから、返って来る反応は反応として覚悟しつつ、何枚かを選んで、恐る恐る送らせて頂きました。

インドも4年目となり、徐々に、各地を見る機会が増えて来ました。日本の9倍の国土と、10億2千万人の国民を抱えるインドは、その国家の仕組みにも大変に興味がありますが、それ以上に、多様と混沌(カオス)の形容詞がぴったりのインド国民を、そして、我々変な外国人をも、押しなべて寛容的に受け入れてしまう、インド亜大陸の大自然にも、惹かれてしまっています。いわゆるインドにハマッた状態という奴でしょうか。
私の画像は、撮るのが好きなだけの勢いで撮っている素人画像ですが、デジカメの一眼ですので、現像の手間や費用も考えず、自由にパチパチ撮れますし、また、手元のプリンターで、すぐ印刷できるメリットもありますので、気軽に楽しめています。
そういう意味で、最近、撮るのが楽しくて仕方ありません。ただ、なかなか自分のイメージ通りには撮れないものだと思います。では、自分のイメージって、何?という辺りから、自問したりもしています。その辺りが、写真の魅力なんでしょうが・・・いつか、インドでの満足の一枚が、自分の家の壁に飾れたらと思っています。
                                                        (2004年8月28日)

クトゥブ・ミナール フマユーン廟

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