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 特集!旅紀行

2005年7月3日改訂

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♪Song of India (Rimsky-Korsakov) Flute MIDI by Kasuga

                   

2004年3月12日制作

インドの子供たち

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インドの子供たち

第 26 集

2005年7月3日(日)  
インドの動詞シリーズ「う・ご・く」

湛水(たんすい)式も、昨日、無事、終了しました。 3200万トン(上ダム1600万トン+下ダム1600万トン)の貯水が、いよいよ開始されました。今年と来年の2回のモンスーンの雨で、上下のダムを満杯にして、2007年の3月には、発電開始となります。プロジェクトとしては、今年の雨季をゲットするために、ひた走って来たわけで、今回、大きなターニングポイントを、オンタイムで迎えることが出来ました。 

式典の段取りでは、週始めから、約60時間(2日間半)、降ったり止んだりで、やきもきしながら、標高480m地点での30mX40mの大テント設営を進めました。野外式典は、晴れたら、もう9割方は成功と言われる世界ですので、過去何度も祭典を扱って来ているとは言え、設営最中に、雨がこうがんがん降ると、万事が悲観的になり、どしゃぶりモードで、抜かりない手配を考えることになります。晴れていれば、見えない水溜りが、雨だと、各所に出て来てしまいますので、倍以上、手間がかかる感じになります。

湛水式の当日は、朝、晴れ、昼、雨、夕、曇りと、激しく変わりましたが、式典開始が、ブッダデーブ州首相のカルカッタからご到着の関係で、夕方でしたので、幸い、雷も、強風もなく、滞りなく、進めることが出来ました。フォワードブロック(インド独立の英雄、チャンドラボース将軍が作った党)と、インド共産党マルキスト派の合同政治集会のような趣もありました。

施主へのサービスで、私は、風船上げを行事に組み込んだのですが、事前にゴム風船を1500個用意して、4時間の作業の中で、膨らます際に、5個に1個は割れ、インドゴムの弱さを味わえました。また、飛ばす前に、風で、地面に叩きつけられ、さらに半分が割れ、空に舞えたのは、300個ぐらいでしたが、それでも、ふわ〜っと上昇気流に乗って、上ダムの天空に消えていく様を、約5000人の式典参加者に、見上げさせられたのは、負け戦で、残った航空機を、なんとか飛ばせた航空母艦の艦長気分で、ちょこっと嬉しかったです。

上ダム湛水式場 添付の画像は、一枚目が、上ダムの式典会場の当日風景です。横断幕は、ちゃんと、油性ペンキで、塗りました。大成建設の小さい横断幕、わかりますか?私は、これを出すがために、式典設営段取りを引き受けました。右端に黄色く見える下の部分が、今回、閉めた水門です。ここから、水が貯まり始めます。手前が川ですが、雨季入りした直後ですので、水はまだそうでもありません。
上ダム湛水式場

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下ダム湛水2日目 2枚目が、2日前の6月30日に湛水を開始した下ダムです。手前で、ゲートを下ろしていますので、川は、茶色ですが、水が貯まり始めているのが見えます。山の中腹まで木が刈り込まれていますが、この刈り込み横線の下、5mの辺りまで、これからのモンスーンで、水が上がって来ます。下ダムの湖のイメージが沸きますか?鳥が羽を広げたような形になります。手前の建設中のコンクリート構造物は、スピルウェイ・インレットで、48°の斜坑で、ダムの溢(あふ)れ水を外に出す役割です。
下ダム湛水2日目

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さて、昨年12月から続けて参りました動詞編は、今回が、最終回です。私は、真面目に働いていても、つい余技で、こんな通信文を出してしまいますので、インドで、いつも遊んでいると、人様から思われがちですが、大事な局面では、土方ならぬ、風方(ゴム風船係り)も引き受けて、勝負しています(今さら、インドで遊んでいる言い訳をしても、もう遅過ぎるか・・)。

では、23本目は、動詞にひっかけ、「う・ご・く」で構成してみました。このシリーズ、最後の画像集で、インドを、お楽しみ下さい。「動き」の少ない画像もありますが、ご容赦を。
1)牛 看板の老人の顔が気に入って撮影しました。看板のヒンディー語の意味は、波は小さいが、勇気があるだそうです。老人が、古いミシンを抱えて、首まで水に浸かり、川を渡る・・哲学的な意味がありそうな、いかにも、インドの看板です。牛は、さりげなく、どこにでも居るのが、インドです。

牛

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2) 背中 前に、「笑う」で、この子を出してますが、背中も、哀愁があって好きな一枚です。最後に使おうと、取っておきました。インドでは、プラットホームから線路にごみを投げ入れるのが普通ですので、ごみだらけですが、この画像には、幸いなことに、写ってません。私も、インドで、ごみをどこにでも投げる癖がついてしまいました。

背中

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3)裏通り 子供たちが、路上で、クリケット中。私も、ガキの頃は、このぐらい、毎日遊んでいたな〜と思います。もうルールも忘れましたが、松山では、「ろくむし」と呼んでたような・・・・ 日本のガキども、人生は、長い、もっと遊べ!

裏通り

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4)きわ剃り カルカッタの路上の床屋さんです。散髪は、大体、5ルピー(12円)ですので、手ごろな庶民の気分転換の場とも言えるでしょう。その場で、頭の皮や、肩、腕などの、マッサージもして貰えます。えっ、切った髪は?・・・・そのまま、道端のごみコースです。

きわ剃り

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5)壷運び 素焼きの壷の曲面が、私、好きなもんですから、過去も、何度か、インド通信でご紹介して来ています。これは、水甕用ですね。つい一月前の、この激しい日差しが恋しいです。汗をがんがん掻いたほうが、万事、体調が良いと思います。今回の湛水式でも、冷や汗の掻き通しでしたが、脳の調子も良くなったと思います。

壷運び

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6)ミルク缶 カルカッタのミルク屋の前で、荷降ろし中を、車の屋根から、撮影しました。インド人は、ミルク好きです。ベジタリアンでも、ミルクなら、問題ないようです。特にパンジャブ人は、がっぽん、がっぽん、飲んでますので、ガタイもでかくなるんだと、うちのベンガル人のスタッフたちが申しております。

ミルク缶

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以上、「動く」で、6枚でした。 キャノンのイオスキスデジタルを使って、インドの樹、インドの色、そして、インドの動詞と、シリーズものを展開して来ました。この動詞編では、電送の時間にめげて、立ち上げ時は、枚数を減らしたりしていましたが、結構、インド画像を、楽しみにして下さっている方が居ることもわかり、最近では、8枚構成に戻してみたりしています。日本なら、秒受信が、海外では分受信で、ご迷惑をかけたこともありました。こちらからの送信は、時間がかかっても、仕事をしながら、送ればよいわけで、今は、もうなんということはありません。ですので、また、日本でチャージして来て、次の企画で、楽しんで頂こうと、企画に入ります(おっと、まだ、やるのか!)

最近のインド話

湛水式の朝、私の席の前で、うちのスタッフが、誤って、コーヒーカップを落として、割ってしまいました。これは、ベンガルでは、吉兆なんだそうです。あとは、すべて上手くいくことを、コーヒーカップが自分で割れることで、引き受けて呉れたんだそうです。実際、湛水式、無事にやれましたし、施主の担当者からは、Satisfied ! More than expected !! なんて、喜んで貰えました。

湛水式の準備期間中でしたが、村の電話屋で、ジュースを飲もうと思って、スタッフと式の段取りの話をしながら、ながらで栓抜きを使いましたら、ぼっこり栓の口ごと割れてしまいまして、それにも気づかす、口に銜えて飲もうとしたら、何か痛くて、それで、瓶の口全体が飛んで割れてしまっているのがわかりました。やっぱり、ナガラは、いけません。

また、湛水式の準備の最中に、日本人会の理事会がカルカッタでありまして、タタ駅から、夜行列車で、出ようとしたのですが、タタ駅の電光表示が2時間半遅れで、それを信じて、ホームの柱の下で寝て待ち始めましたが、さらに、一時間半遅れとなり、今度は、駅のベンチで寝ながら待ちましたが、さらに、2時間半遅れの放送が流れ、ありゃ〜6時間半遅れかいな〜、困ったなあ〜と思って思案してましたら、そこに、ムンバイからの夜行寝台が入って来まして、それに飛び乗って、カルカッタへ。無券乗車のペナルティーは喰らいましたが、それでも、カルカッタに4時間後に到着出来まして、会議に間に合いました。 インドの女神に、ここでも、微笑んで貰えました。ここは、本当に、私と、相性の良い、ツキのある国だと思ったのもつかの間、到着したカルカッタは、ゼネストのまっ最中で、タクシーも全面スト。白タク(インドにもちゃんとあります)と交渉の末、平常の5倍の400Rsで、事務所まで走り(それも相乗り)、うちのスタッフから、私の価格交渉の無能さを、思いっきり、笑われてしまいました。

しかし、このように、ろくでもないことばかりでもなく、前から狙っていた、チベット産の仏像が、カルカッタのゼネストで、お客も来ない骨董屋の親父から、前の言い値の半分で買えましたので(骨董屋の親父が、前の言い値を忘れてただけかも・・)、ラッキーでした。この仏像のお陰で、湛水式も上手く行ったのかも。 また、カルカッタでは、ブルーススプリングスティーンの新アルバムDevils& Dustが販売されてましたので(インドでは千円ぐらいです)、買えました。

大きく良いことは、そう多くはないけど、小さく良いことは、少しはあり、それを楽しみに、海外工事の任を、続けられる・・・・(広島カーブの野村選手の2千本安打達成の時の、発言のコピーにて)。

この7月から、会社の組織換えで、私の担当の活動エリアが、パキスタン、アフガニスタン、ネパール、スリランカと、インドも含めて、5ヶ国に拡がりました。これは、ありがたいお話です。海外工事は、やはり、経験と応用の連続ですので、見たことがあるかないか、行ったことがあるかないかが、大きな差になります。加えて、このヤマでの隠遁生活も5年目に入りますので、そろそろ、ヤマを下りて、都会の匂いのする地域も見てみたかったので、パキスタン、アフガニスタン、ネパール、スリランカ・・・、インドに負けず劣らずの土の香りのする面白そうな地帯のご下命、本当にありがたいことだと思います。戦国大名で言えば、石高が増えたというか、版図が拡がったような良い気分です。 行く先々で、良いシーンが撮れれば、インド通信の番外編でお送りしたいと思います。 あっ、仕事しますから、仕事で行きますから。

日本の皆さんはこれからが暑さの本番でしょうが、プルリアは、完全に雨季入りして、もう毎日、随分楽な季節になっています。では、皆さん、ご機嫌よう! 次のシリーズで、また See you!です。
丹下誠司拝   於 バグムンディ
2005年7月3日(日)
http://wadaphoto.jp/kikou/india.htm
Taisei Corporation
Purulia Pumped Storage Project
West Bengal, India
2005年6月18日(土)  
インドの動詞シリーズ「く・ら・す II 」

今年の暑季は、いつまで続くのか。連日、45℃越えで(日陰で)、ジープで現場を走っていても、ドライヤーの熱風を浴びているみたいです。モンスーン(雨季)の季節が近づいて来ているはずなんですが、まだまだ熱波が続きます。肌が完全にインド肌で、毛穴が開き切っているのか、万事開き直り仕様になっています。BBCの天気予報でも、ここプルリアは、気温的には、カルカッタよりはデリーに近いのかなと思ったりもします。日中は、汗だくになりますので、身体の汚れを毎日落とさないと、てき面、カビがすぐ身体に生えてきます。インドは、油断なりません。

このインド通信も、Wa☆Da フォトギャラリーのお世話になって、早や1年4ヶ月、アクセス数も、14,000本を越えました。大家さんのWa☆Da フォトギャラリーのほうは、なんと、先日、百万本を突破しています。毎日2千件越えの人気サイトで、インド通信も、この人気サイトに掲載して頂いているお陰で、Wa☆Da フォトギャラリーのホームページをご覧になられた方から、突然、お便りを頂いたりして、嬉しい思いをしています。

インターネットの便利なところは、検索機能だと思います。『インド通信』を、Googleで引っ張ると、今なら、4番目に出てきます。大げさな題ですので、商標登録のしようもないのかもしれません。先輩たちのインド通信がもちろん沢山出ているのですが、現役で、インド通信と大げさに銘打っているのは、そう多く無いようです。ただ、内容が西ベンガルの寒村、もとひ、暑村での生活日誌のようなものであり、インド片隅(かたすみ)通信とでも、改題すべきとも思います。

検索と言いますと、今回、7月2日に、うちが計画している湛水(たんすい)式も、湛水で、GoogleやYahooで検索をかけると、あっという間に、日本の湛水式の現場の様子が、画像と共に見れて、こんなの、只で情報を貰えて、本当にいいのかなと思いながらも、しっかり参考にさせて頂き、うちの式典の企画をしています。ほんと、凄い時代がやって来ました。便利な世の中になりまして、長生きはするもんだとつくづく思います。

では、動詞編、22本目は、今回も、前回の続き作品になりますが、『く・ら・す U』、で、デリーの庶民の生活から、インドをご紹介したいと思います。オールドデリーには、ムガール帝国時代の遺跡も数多く残されており、イスラム色が、非常に強い街ですが、歴史好きには、こたえられない街でもあります。インドは、ヒンドゥー教が主流の国ですので、イスラムの混在感が、また、なんとも言えません。インドの懐の深さも、こうした各宗教の混在に表れていると思います。イスラム支配の雰囲気が昔のままというイメージで、オールドデリーでは、街歩きが出来ます。
1)コブラ 3人が、カメラ目線で、すいません。コブラ2匹も、ちょっと、カメラ目線か・・・。鎌首を上げると、威嚇で、胴が開くのですが、普段は、普通の蛇です。これが、やっかいで、普通の蛇かと思って、からかうと、くいっと、コブラ胴で、パクっと噛み付いて来るのが、困ります。うちの現場のコブラの血清も、未使用のまま、3年半ですので、そろそろ、新しいのと交換しておきましょう。

コブラ

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2) 水壷 公共の水飲み場です。道路傍で、オートリキシャの運転手が、休憩がてら、空き缶のコップで、一服です。素焼きの壷に、水を入れておくと、放射熱で、とても冷えます。こうしたパブリックの施策が、インドの一つの特徴です。社会主義国を目指していた頃の名残と言えるでしょう。うちの村の病院とかも、お医者さんが、只で、診て下さいます(薬代は、自費ですが)。

水壷

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3)老女と果物 インドの果物屋は、豊穣感に溢れ、私は、よく撮影します。手前の縞の果物は、メロンです。これは、日本には入ってないと思いますが、果肉も厚く、甘くて美味いです。画像の中央が、パパイヤで、デリーでは、このサイズが簡単に手に入るようです。パパイヤも美味いのに出くわすと、すこし固めの甘いゼリーを連想させるような味わいになり、はまります。

老女と果物

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4)揚げパン 街の屋台です。手前のスパイス液を葉皿に入れてもらい、それに揚げパンを浸して食べます。インドでは、なんにでも、香辛料が使われています。スパイスがないと味にならないのでしょう。この屋台は、50パイサ(1円)の単位の商売です。小銭で、小腹を満たすのは、世界共通。油ものは、腹持ちがするからでしょうか、インドでは人気があるようです。

揚げパン

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5)ココナツ この実の中の白い果肉、これが、インド人の大好物。こりこりして、私も、大好物。私は、最近は、前世がインドではなかったかと思うような、インド人的な言い訳が平気で言えるように進化して来ています。工事祭典の時にも、このココナツが、カポンと割られ、神様への捧げ物になりますので、ココナツは神聖な食べ物とも言えるでしょう。

ココナツ

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6)ナン焼き 手前でこねて、伸ばして、後ろの焼く係に、ポイ。後ろの焼く係は、目の前の釜にペタっと、貼って、たちまちに焼き上げます。カレーだけだと、インド勤務は、ちょいときついですが、ナンがあれば、日本人の胃にも優しく大丈夫です。この前は、貧民救済センターで、ナンをくるっと巻いて、その中に、カレーを流し込んで配っているのを見ました。食器も要らず、合理的だと思いました。

ナン焼き

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7)カバブ イスラム街ですので、豚は絶対ダメですから、これは、羊のカバブ(串焼き)です。この焼き手の座っている位置が、家の下部に、穴倉で作られており、それが面白くて撮影しました。なんにしても、インドで、人々の働いている姿は、美しいと思います。

カバブ

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8) 揚げ物 インドは、ベジタリアンの国でもありますので、油も、圧倒的に、植物性が多く、マスタードオイルとか、サンフラワーオイルとかが人気があるようです。通りを歩いてる女性も、黒い衣装ですが、まだ、顔は出していますので、これが、デリーイスラムです。でも、戒律の厳しいエリアに入りますと、インドのイスラム女性も、顔を、黒い布で、完全に隠しているようです。

揚げ物

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以上、先号に続き、オールドデリーの「暮らす」で、8葉でした。 オールドデリーは、何回見ても、飽きないというか、昔見たような風景、光景、匂いが至るところにあり、五感を刺激されます。時間のゆるやかな流れが伝わって来るような街で、本当に大好きな街です。空間を漂うように、街歩きが出来ます。日本、唐、天竺の三国世界の時代の名残で、日本人の感性に、びびっと訴えて来るからでしょうか。

日本からのお土産で、2005年度世界地図(成美堂出版)という便利な書籍を頂きましたので、そこから、今のインドを、ぱらぱらと、12項目、拾ってみました。

1)人口、10億7千万人で、中国の13億人についで世界第2位 (日本は、1億2千万人で9位)
2)人口密度324人で18位(日本は342人で16位。1位はモナコで2万2千人、2位がシンガポール6200人)                  
3)平均寿命、61歳 (日本は82歳で1位。 2位はスイスで81歳。 短いのはアフリカのシェラレオネで、34歳)
4)犯罪率、177万件で、11位 (日本は、244万件で、9位)
5)エイズ感染率、510万人で、2位 (日本は、1.2万人。1位は、南アフリカで、530万人)
6)エネルギー消費量3.5億トンで、5位 (日本は、5億トンで、4位 、1位は、アメリカの23億トン)
7)GDP(国内総生産)  5990億ドル (日本は2位で、4兆3千億ドル、1位はアメリカで10兆8千億ドル)
8)外貨準備高  1160億ドルで、6位 (日本は1位で、8千億ドル、2位は中国、アメリカは850億ドルで8位)
9)マクドナルド店数  54店 (日本は3700店、アメリカは1万3000店)
10)CO2(二酸化炭素)排出量  2億9千トンで、6位 (日本は、3億2千トンで5位、アメリカは15億トンで1位)
11)軍事費 131億ドルで10位(日本は5位で371億ドル アメリカ1位で3300億ドル、中国2位484億ドル)                      
12)糖尿病患者数 3200万人で、1位 (日本は、670万人で5位)

どうですか?これからの50年間で、インドが各項目で、1位に躍り出て来る可能性を予感させる各データだと思いませんか?いずれも、良い位置につけてます。ただし、インドのマクドナルドの店舗数が、世界第1位になることは、永遠に無いでしょう。 インドでは、ビーフは、ご法度ですので、羊の肉で、マハラジャマックとかが、出来ています。これも、なかなかいけますよ。

うちのプルリア揚水発電所のプロジェクトの出来高も8割を越え、いよいよ、手仕舞いの段階に突入します。来る湛水式の段取りで、施主用の見事な横断幕(バナー)21mX2mが、出来上がって来たので、大喜びしていたら、汗ばんだ私の手に、黒い色が・・・・なんと、水性のペンキで、文字が描かれてました。 野外式典なのに、水性だと、流されてしまいます。 この説明を、バナー屋さんにするのに、実地で、な、こうして水がかかると、文字が流れて消えてしまうだろう・・(ここで、バケツで、水をかける。途端に、滲んで、文字が消え、黒い巨大なシミに)・・・な、だけん、油性のペンキで、もう一度、書き直して来てよな・・・・インドは、油断がならないというか、なんでも、自分の目で、早め、早めの確認が大切です。

では、炎天下のバグムンディから、ごきげんよう! 直射で、47℃越えは、さすがに、暑いぜ!

プロフィール

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撮影・原作 : 
 

丹下誠司たんげせいじ

 

職業:大成建設(株)勤務

住居:インド共和国西ベンガル州プルリア地区バグムンディ村
趣味:インドの神像収集
  (前任地のインドネシアの絣(イカット)も100枚ほどのコレクションがあります)
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