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 感動写真集

2012911日改訂

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♪HOME, SWEET HOME by Henry Bishop

黄金の衣装の跳ねる春間近   北舟

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Spring at hand, the golden costumes hopping around.

2012年9月10日制作

絢爛豪華な王朝舞踊

絢爛豪華な王朝舞踊/カラウエイ・パレス(ヤンゴン)

上座部仏教国

ミャンマー国旗

遙かなるミャンマーの旅

ヤンゴン上

チャイブーン・パヤー kyaik Pun Phaya

▼ チャイブーン・パヤーの四面仏塔はバゴーから4kmほどヤンゴン寄りにあり、道路から少し入ったところにある。高さ30mの太い柱の四面に座仏が造られている変わった仏塔である。

チャイブーン・パヤーの四大仏/壱 2012.02.12 15:35

チャイブーン・パヤーの四大仏/壱 2012.02.12 15:35

▲▼ 建立は1476年とされており、この建設に従事した4人のモン族の女性のうち、だれかが結婚したらこの仏像が壊れるという伝説があり、実際に一人が結婚したら一体の仏像が壊れてしまったという。以前は実際に西側の仏像が崩れていたが、現在では修復されて四体とも美しい姿を見せている。

チャイブーン・パヤーの四大仏/弐

チャイブーン・パヤーの四大仏/弐

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▲▼ 仏像は、過去七仏(かこしちぶつ)のうちの四仏で、それぞれ東西南北を向いてあぐらをかいている。過去七仏とは釈迦仏までに登場した7人の仏陀(悟った人)をいう。古い順から 1.毘婆尸仏(びばしぶつ) 2.尸棄仏(しきぶつ) 3.毘舎浮仏(びしゃふぶつ) 4.倶留孫仏(くるそんぶつ) 5.倶那含牟尼仏(くなごんむにぶつ) 6.迦葉仏(かしょうぶつ) 7.釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)(釈迦)の7仏をいう。

チャイブーン・パヤーの四大仏/弐

チャイブーン・パヤーの四大仏/参

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▲▼ 仏教では過去現在未来の三世に渡ってそれぞれ千人ずつ仏が出現すると説かれており前三仏は過去荘厳劫(かこしょうごんこう)という遠い昔の千仏のうち最後の三仏後四仏は現在賢劫(げんざいげんごう)という釈迦と同時代にいた千仏のうち最初の四仏だという。
 仏教では、釈迦仏が仏教という大宗教を成したのは単に釈迦一代のみの事業ではなく、過去において既に成道し成仏した前世の功徳が累積した結果であるとしている。

チャイブーン・パヤーの四大仏/四

チャイブーン・パヤーの四大仏/四

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埴生の宿はにゅう やど

HOME, SWEET HOME  by Henry Bishop
 この作品のBGMに流れる曲は、誰もが一度は口ずさんだことのある名曲「埴生の宿」である。英国のヘンリー・ビショップが1852年に作曲した。日本には明治時代に紹介され、里見義の訳詩で親しまれている。原詩は米国のジョン・ハワード・ペインによるオペラ「Clari, Maid of Milan」から採ったもの。
 「埴生(はにゅう)」とは、粘土性の土の雅語的表現で、「埴生の宿」とは土で塗った粗末な家のこと。

ビルマの竪琴

ビルマの竪琴

中井貴一主演の「ビルマの竪琴」は昭和31年(1956)制作の日本映画「ビルマの竪琴」のリメイク版で、市川崑監督によるの昭和60年(1985)の作品。竹山道雄原作の同名小説を映画化したもの。第2次世界大戦末期のビルマ(現ミャンマー)を舞台に、投降を拒否する日本軍の説得に向かったまま消息を絶った水島上等兵(中井貴一)の心の変容を描くドラマである。

チャイブーン・パヤーの四大仏/五

チャイブーン・パヤーの四大仏/五

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 この映画の感動シーンで「埴生の宿」が使われた。太平洋戦争末期のビルマ戦線、井上小隊長は、隊の士気が下がらないよう部下に合唱させるのを常としていた。それに合わせて、自作の竪琴で伴奏するのは水島上等兵だった。ビルマからタイへ逃れる際、敵軍に包囲されたとき、水島の奏でる「埴生の宿」に合わせて英語の歌が聞こえてきた。彼らはそこで戦うことはなかった・・・。

★☆★彡

      埴生の宿
 
                 訳詞:里見義
  
埴生の宿も わが宿
玉の装い 羨
(うらや)まじ
のどかなりや 春の空
花はあるじ 鳥は友
おお わが宿よ
楽しとも たのもしや


(ふみ)読む窓も わが窓
瑠璃の床も 羨
(うらや)まじ
清らなりや 秋の夜半
月はあるじ 虫は友
おお わが宿よ
楽しとも たのもしや
                       Home, Sweet Home
                                                                 by J. W. Payne
   
Mid pleasures and palaces though we may roam,
Be it ever so humble, there's no place like home;
A charm from the sky seems to hallow us there,
Which seek through the world, is never met with elsewhere.
Home home, sweet sweet home, There's no place like home,
There's no place like home.

An exile from home, splendor dazzles in vain;
Oh! give me my lowly thatched cottage again;
The birds singing gaily, that came at my call:
Give me them with that peace of mind, dearer than all.
Home home, sweet sweet home, There's no place like home,
There's no place like home.

チャイブーン・パヤーの四大仏/六

チャイブーン・パヤーの四大仏/六

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▼ 境内では、ミャンマー人が顔に塗る「タナカ」を原木 Sandal Wood から摩り下ろして販売していた。タナカは、顔や露出した皮膚に塗る日焼け止めのこと。暑い国なので、幼い子供と女性に人気がある。

タナカの原木(Sandal Wood)を売る店/チャイブーン

タナカの原木(Sandal Wood)を売る店/チャイブーン

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▲▼ 成人男性は、誰も用いない。この塗り方で美人か否かが決まるそうで、個性的な塗り方をしてる人もいた。ミャンマー人にとっては、格好悪いという意識はないらしい。

全身にタナカを塗った女性

全身にタナカを塗った女性

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▼ ヤンゴンではカンドージー・パレス・ホテル Kandawgyi Palace Hotel に泊まった。夕暮れどきにライトアップされたミャンマー第一の聖地シュエダグォン・パヤーが遠望された。この仏塔の見学は、最終日に行う。

ヤンゴンの夕べ/カンドージー・パレス・ホテル Kandawgyi Palace Hotel から見る光景 18:24

 

↓シュエダグォン・パヤー

ヤンゴンの夕べ/カンドージー・パレス・ホテル Kandawgyi Palace Hotel から見る光景 18:24

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カラウエイ・パレス The Dubai Mall

▼ 夜は、ヤンゴン近郊のカンドーヂ湖にあるカラウェイ・パレスで食事とディナーショーを楽しんだ。このレストランは船のように見えるが、昔の王侯貴族が食事を取るために浮かべた船を真似た建物である。

レストラン「カラウエイ・パレス」でディナーショーを楽しむ 18:37

レストラン「カラウエイ・パレス」でディナーショーを楽しむ 18:37

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▲▼ そのため、スタッフたちはかつての王侯貴族のコスチュームで我々を迎えてくれるので、店内に足を踏み入れたとたん、タイムスリップして我々も貴族になったような気分にしてくれるのがこの店のチャームポイントらしい。

王侯貴族の民族衣装を着たスタッフの出迎え

王侯貴族の民族衣装を着たスタッフの出迎え

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▲▼ 入口では、儀仗兵らしき服装のスタッフが立っていて、ドアを開けてくれたので中に入ると正面に王と王女とおぼしき若いカップルが我々を出迎えてくれた。何とも面映ゆい気持ちである。

若いカップル(王と王女?)の出迎え

若いカップル(新郎新婦?)の出迎え

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▼ 更に中に入ってゆくと、タナカを塗った美女が微笑んで迎えてくれた。前には、タナカと原木が置かれており、Grinding Thanakha & Sandal Wood (すり下ろしたタナカとサンダルの木)という表示があった。原木は、現地で何と呼ぶのか分からないが、英語では Sandal Wood と呼ばれるものらしい。調べてみると、日本では、白檀(びゃくだん)と呼ばれる香木(こうぼく)だった。
 白檀は香木としてそのまま用いられるだけでなく蒸留して取られる白檀オイルの主成分サンタロールには、殺菌作用や利尿作用の薬効成分があるといわれ、薬用にも広く利用されているという。また、気分の薬として胸のつかえをとり、爽快感を与えるというから、日焼け止めに塗るには申し分ない木だということが分かった。

タナカを塗った美女

タナカを塗った美女

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▼ ショーが始まる前に、、バイキングスタイルの夕食を取った。料理が並べられたテーブルには大きな竪琴が飾られていた。実際の音色を聴きたいものだと思った。

バイキング・スタイルの夕食

バイキング・スタイルの夕食

エキゾチックな民族舞踊

エキゾチックな民族舞踊

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ビルマの竪琴 saung gauk
▲▼ 食事をしながらミャンマーの民俗舞踊や民族楽器の演奏を楽しんだ。写真下は両サイドがマンドリンとギターで中央が竪琴のサウン(正しくはサウン・ガウ saung gauk )であるサウンはミャンマーの弓形ハープで「ビルマの竪琴」の名で知られる。
 舟形の胴と弓形の棹から成り、棹の先に菩提樹の葉の装飾がある。絹又はナイロンの弦16本が一般的で繊細優美な音色をもつ。独奏や古典歌曲の伴奏に用いる。右手親指と人差指で弦を弾き、必要に応じて左手親指の爪で弦の端を押して音を変える。

民族楽器の演奏

民族楽器の演奏

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▲▼ 映画「ビルマの竪琴」で中井貴一扮する水島上等兵が僧侶の姿になって竪琴のサウンを奏でるシーンが見せ場になっているが実際は僧侶は戒律により楽器を持つことも奏でることもできないそういう意味ではこの作品は虚構の物語である。
 また戦死した日本人兵士を弔うために彼は剃髪し僧侶となってビルマに残るが戦死したビルマ人や敵国の兵士たちを弔う気持ちはないこのへんの心情が日本的で今となってはヒューマニズムに基づく国際感覚に乏し く人食い人種の村まで登場するに至っては荒唐無稽で、1956年にヴェネツィア国際映画祭サン・ジョルジオ賞を受賞したものの、ミャンマーはじめ海外での評判はかんばしくない。

竪琴サウンの演奏

竪琴サウンの演奏

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  黄金の衣装の跳ねる春間近  北舟 

おうごんの いしょうのはねる はるまじか

Spring at hand, the golden costumes hopping around.

絢爛豪華な王朝舞踊 19:32

絢爛豪華な王朝舞踊 19:32

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獅子舞ならぬ象舞 19:42

獅子舞ならぬ象舞 19:42

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美女の見送り 19:56

美女の見送り 19:56

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