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Wa☆Daフォトギャラリー

 感動写真集

2012912日改訂

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♪HOME, SWEET HOME by Henry Bishop

冬朝日直立不動のパゴダかな    北舟

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The sun of winter morning, the firm pagoda rising straight.

2012年9月10日制作

朝日に輝く黄金塔/シュエダグォン・パヤー 2012.02.17 09:27 

朝日に輝く黄金塔/シュエダグォン・パヤー(ミャンマー)

上座部仏教国

ミャンマー国旗

遙かなるミャンマーの旅

ヤンゴン下

インレー湖の朝/壱 〜水上バルコニー〜 2012.02.16 06:10

インレー湖の朝/壱 〜水上バルコニー〜 2012.02.16 06:10

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インレー湖の朝/弐 〜水上バルコニー〜 06:33

インレー湖の朝/弐 〜水上バルコニー〜 06:33

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▲▼ 6日目16日(木)、インレー湖の夜明け。まだ夜も明けやらぬ時間に起きて、朝食。標高900mというだけあって、朝は寒いぐらいだった。今回の旅は、毎回早い出立だった。

インレー湖の朝/参 〜日の出〜 07:12

インレー湖の朝/参 〜日の出〜 07:12

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インレー湖の朝/四 〜始動〜 07:37

インレー湖の朝/四 〜始動〜 07:37

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▲▼ ビュッフェ・スタイルの朝食の後、湖上ホテルをあとにニャウンシュエの船着場に向かった。湖上では、早朝から荷物を運ぶボートがけたたましい音とエンジンの冷却水をまき散らしながら走って行った。ミャンマー人はとても勤勉だと思う。土手を見上げると、朝焼けの中をシルエットの自転車が進む長閑な光景がみられた。もう登校の時間なのだろう。

インレー湖の朝/五 〜自転車〜 07:42

インレー湖の朝/五 〜自転車〜 07:42

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▼ 午前8時前昨日乗船したインレー湖の船溜まりに到着。今日も良い天気で渡し舟が来客を待っていた。このあと車でへーホー空港に行ったが、飛行機は3時間の遅れ。うんざりしながら空路ヤンゴンへ向かい、1時間20分ほどで最後の観光地に無事到着した。

インレー湖の朝/六 〜船溜まり〜 07:47

インレー湖の朝/六 〜船溜まり〜 07:47

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チャウッタヂー・パヤー Chauck Htat Gyee Phaya

▼ この日最初の観光は、チャウッタヂー・パヤー。比較的新しい寺院で、全長70m、高さ17mの巨大な寝仏(寝釈迦)が祀られていることで知られる。有名なバゴーのシュエターリャウン寝仏とほぼ同じ大きさである。

チャウッタヂー・パヤーの巨大な寝釈迦 16:32

チャウッタヂー・パヤーの巨大な寝釈迦 16:32

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▼ ただし、こちらの寝仏は肘枕をしている。日本の仏像とちがって、真っ赤な唇やマニキュアなど、派手な化粧を施された釈迦像は、見る人によっては違和感を覚えるだろう。

寝仏(寝釈迦)の全景

寝仏(寝釈迦)の全景

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▲▼ 寝仏(寝釈迦)と涅槃仏の見分け方は足の形にある涅槃仏は足が揃っており足の裏も扁平足である。寝仏は足が揃っておらず、土踏まずも再現されている。生きている様子を表しているためだと思われる。

涅槃仏とは異なる寝釈迦の足の形

涅槃仏とは異なる寝釈迦の足の形

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シュエダグォン・パヤー Shwedagon Phaya

▼ 殿(しんがり)ヤンゴンのシングッダヤの丘の上に建てられたミャンマー最大の聖地シュエダグォン・パヤーの見学である。この仏塔の歴史は今から2500年以上もの昔に遡る伝説によれば、タポゥタとバッリカという兄弟の商人がインドで仏陀に出会い、8本の聖髪を貰い受け、BC585年にこの地に奉納したのが起源だというそれ以降度重なる拡張工事の末、大小あわせて60余の仏塔が建てられた大寺院に発展した。

ミャンマー最高の聖地「シュエダグォン・パヤー」 17:17

ミャンマー最高の聖地「シュエダグォン・パヤー」 17:17

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大きな菩提樹

大きな菩提樹

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シュエダグォン・パヤーの大仏

シュエダグォン・パヤーの大仏

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黄金の仏塔は、高さが99.4mあり、基底部の周囲は433mある使われている金箔の数は8688枚と云われている。塔の再頂部には1個76カラットのダイヤモンドをはじめ合計5451個のダイヤモンドと1383個のルビーのほか翡翠(ひすい)などの宝石が散りばめられているという。

夕暮れの仏塔 17:20

夕暮れの仏塔 17:20

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マハガンタの釣り鐘 Mhaghanta Bell

▼ バーリー語で「偉大なる釣り鐘」を意味するマハガンタの釣り鐘は1778年シングー王の命により鋳造されたもので、重さは23トンもある。第一次英緬戦争(えいめんせんそう)(1824-1826のイギリスとビルマの戦争)でイギリスがこの鐘を持ち出し、船に積み込もうとして失敗し、川に沈めてしまった。後にミャンマーの人々が引き揚げ、梵鐘は無事に元の場所に納められたこのような痛ましい歴史事実を知って傷んだ姿を見るとこの鐘は国宝級に値すると思われる。

マハガンタの釣り鐘

マハガンタの釣り鐘

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新しい釣り鐘

新しい釣り鐘

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夕焼けのシュエダグォン・パヤー/ヤンゴン

夕焼けのシュエダグォン・パヤー/ヤンゴン

Photo by Mr. Min Min Aung / Myanmar
▲▼ 1世紀以上の間、シュエダグォン・パゴダの管財人は、毎日の寄付金により10年毎に新しく金を塗り替えてきたという。その作業方法は、現在に継承されており、仏塔と同じ形に竹の足場を組むことから始まる。この仏塔の輝きは、ミャンマー人の誇りである。

ライトアップされたシュエダグォン・パヤー 19:11

ライトアップされたシュエダグォン・パヤー 19:11

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 東南アジアの仏教は上座部仏教(テーラヴァーダ)で、こうしてゴータマ・仏陀の教えがこの地に花開いたということは喜びにたえない。ミャンマー側の資料には、余りこなれた日本語ではないが、「人生は永劫でなく花と同じように枯れるという仏陀の教えに感謝して聖堂に花を供えます静穏と冷静により忠実に人生の不明確なことに直面して許容するというのは、仏教理念の重要な見地です」と書かれていた。

黄金の輝きを放つ仏塔 19:25

黄金の輝きを放つ仏塔 19:25

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7日目17日(金)の朝再度シュエダグォン・パヤーを訪れ朝の眩いばかりの太陽光線に輝く仏塔を撮影した

壁画が描かれた仏塔/シュエダグォン・パヤー 2012.02.16 08:25 

壁画が描かれた仏塔/シュエダグォン・パヤー 2012.02.16 08:25 

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  冬朝日直立不動のパゴダかな  北舟 

ふゆあさひ ちょくりつふどうの ぱごだかな

The sun of winter morning, the firm pagoda rising straight.

朝日に輝く黄金塔/シュエダグォン・パヤー 2012.02.17 09:27 

朝日に輝く黄金塔/シュエダグォン・パヤー 2012.02.17 09:27 

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  撮影 ・ 原作 :

宮嶋 茂みやじましげる

 

住居: 愛知県豊川市

趣味: 音楽鑑賞、寺めぐり
スポーツ: スイミング、サイクリング

 私は1946年生まれの66歳です。出身は愛知県で、タイ滞在は6年になりますが、平成20年(2008)に帰国しました。

あとがき

   実は、ミャンマーへの旅行は昨年の10月に予定し、ツアーを予約して私はタイの友人の住むアユタヤまでは行ったのですが、アユタヤ滞在数日後に大雨となり、結局50年ぶりという大水害となってしまい、その時は既にアユタヤ市内を通ってバンコクへは行けない状況で、結局ミャンマー旅行をキャンセルしました。
 
  そして今年の2月再度ミャンマー行きを計画し、やっと成功したような次第です。軍事政権ということで空港や主要道路とか橋などの撮影はできないのではないかと覚悟して出かけましたが、そういう不安は杞憂に終わりました。どこでも自由に気兼ねなく撮影することができました。
 
  ただ、非常に大変だったことは、朝の起床が早かったことが再々あったことです。4時起きなんてざらでしたし、飛行機もスケジュール通り飛ばないことも度々あり、随分観光する時間が圧迫されました。 もう一つ大変だったのは、全ての寺院は、靴も靴下も脱ぎ、裸足で参拝しなければならないことでした。これは下が小石や砂があったりで、本当に面倒でしたし、旅行中足の裏は真っ黒でした。ミャンマー旅行は、裸足でサンダルが最も適したスタイルだと思いました。
 
 
 感心したのは、ミャンマーの経済状況からは考えられないような立派な黄金に輝く寺院が多かったことです。人々の仏教に対する思い入れはすごいものがあり、来世の幸せを祈るという上座部の仏教国らしく、人々は多くの喜捨をお寺にしている証拠だと感じました。 土地は個人所有で、農民が非常に真面目に働いていることは、ミャンマーという国の大きな財産ではないかとも思いました。
 
 また、感心したのは、ロンジーという一種の腰巻(褌)を老いも若きも着用していたことでした。ミャンマーの人々が民族衣装を大切にしていることがわかります。日本の伝統の褌はどうでしょうかね。随分違いますね。ビルマは英国の植民地とされましたが、心までは侵略されませんでした。
 
 ミャンマーは、現在車は右側通行なのですが、イギリスの統治から独立した時に、ただちにそれまで車は左側通行だったのを右側通行に改めました。これで国民の多くは英国からは解放されたのだという意識を得たのだそうです。
 ミャンマーのヤンゴンで宿泊したホテルなどは、私は日本で今まで泊ったことがないような豪華さを誇るホテルで、びっくりしました。ただ、私とタイの友人とガイドは、ミャンマー入国から出国までずっと一緒に行動して同じものを食べ、私はペットボトルの水しか飲まなかったのですが、私だけが通過儀礼ともいわれる下痢になり、一時はどうなるかと思うほどの辛さを味わいました。しかし、他の二人は何ともなく、日本人のひ弱さを感じさせられました。
 
 また、健康面では、首から胴体にかけ、かゆみを伴う発疹ができ、ヤンゴンの医療施設で治療を受けるというハプニングがあり、ここでもそうなったのは私だけでした。しかし、さまざまなトラブルに遭遇しながらも結果的には無事に全日程を全うすることができ、満足度の高い観光でした。
 
 ミャンマーには大変多くの観光資源があり、私はタイ以上だと思いました。民主化の進展と共に、これからますますミャンマーは発展すると思います。日本人のツアー観光客も多く見かけましたが、まだまだ日本人にはミャンマーの観光資源は知られていないと思いますので、これからもっと盛んになことでしょう。  宮嶋 茂。
 

★☆★彡

 
 

感動写真集第180集/特集!旅紀行第112集  「 ミャンマー感動の旅」

 
 

撮影・原作:宮嶋 茂  監修:和田義男

 
 平成24年(2012)09月10日 作品:第19作 画像:(大221+小34) 頁数:9 ファイル数:530 ファイル容量:178MB
 平成12年(2000)〜平成24年(2012)
作品数:442 頁数:1,767 ファイル数:77,684 ファイル容量:14,059MB
  稚児僧の冬日に伸ぶる影法師  北舟 

ちごそうの ふゆひにのぶる かげぼうし

The shadow of child monks, getting longer by the winter sunshine.

編集子の選ぶ傑作

傑作アニメーション(拡大写真:幼い托鉢僧)

幼い托鉢僧

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編集後記
 平成24年(2012) 9月10日(月)、感動写真集同人・宮嶋 茂さんの第12作「ミャンマー感動の旅」が完成した。ミャンマーは初めての取材なので、これでWa☆Daフォトギャラリー掲載国は、53ヵ国となった。
 
 宮嶋さんから郵送されてきたデジタル写真の原画は、1万枚17ギガという途方もない量だった。見るだけで大変なので、撮影するにはもっと苦労されたことは間違いなく、これだけの大作を惜しげもなく提供いただいたことに、心から御礼申し上げたい。
 予想通り、編集に20日を要してしまった。テーマはミャンマーという一国であり、内容が広すぎるのである。素晴らしい写真が多々あり、あれもこれもと欲張って、9頁255枚の感動巨編となった。
 それでも涙を飲んで掲載を見送った名作も多々ある乾期の雨が一滴も降らない晴天のミャンマーの観光は満足度の高い観光であることは間違いない。ただ、タイでの生活経験を持つ宮嶋さんでさえ、下痢や湿疹に悩まされたことからも分かるように、衛生面で十分に気をつけないと、楽しかるべき旅行が最悪の思い出になってしまう。
 宮嶋さんはペットボトルの水以外は飲まなかったそうだが食事の中で氷などが使われていると、水を飲んだのと同じ結果になるので、火が通っている物だけを口にすることが大切である。私の知人が台湾旅行でペットボトル以外の水を飲まなかったのに 酷い下痢に陥った。原因は、バーで飲んだウイスキー・オンザロックスの氷だった。
  黄金の衣装の跳ねる春間近  北舟 

おうごんの いしょうのはねる はるまじか

Spring at hand, the golden costumes hopping around.

編集子の選ぶ傑作

絢爛豪華な王朝舞踊/ヤンゴン

絢爛豪華な王朝舞踊

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   編集していて感じたことは、上座部仏教の国であるために、観光資源が仏塔や仏像、寺院といった宗教施設が多いということである。キリスト教国に行けば、毎日教会や修道院をまわる羽目になるのと同様で、仏教に興味のない方は、うんざりしてくるに違いない。長編なので、面白くないところは読み飛ばしていただきたい。  
   編集子ですら、毎回金ピカの仏像が出てくるので最後は食傷気味になったことを白状する。しかし解説の段階で、じっくりと写真と対峙すると、どの仏像にも個性があり、それぞれに味わい深いものがあることに気付いた。日本の仏教文化に造詣が深い方であればあるほど、その違いに衝撃を覚え、逆に興味を持つようになるだろう。  
   ミャンマーは、現在、軍事政権で民主化されているとは言い難く、カメラを没収されはしないかなどと気苦労が多く、気軽に旅行できる国ではないと思い、最初のタイトルは「遙かなるミャンマーの旅」としていた。しかし佳境のバカン観光に入ると、宮嶋さんと同じように感動の連続となり、また、空港施設を含め、拍子抜けするように規制が緩やかで自由に観光できることが判明したため、タイトルを「ミャンマー感動の旅」に変更した。  
   宮嶋さんのお陰で、ミャンマーへは、気軽に出掛けられる環境にあることがわかった。世界遺産をひとつも持たない国だが、バカン遺跡など世界遺産や国宝級の観光地が多々あるどうかこれからの海外旅行の候補地の中にミャンマーを入れていただければ幸いである。
 
 
 
埴生の宿
 
   今回BGMをどうするかで、かなり時間を費やした。結局1956年にヴェネツィア国際映画祭サン・ジョルジオ賞を受賞した中井貴一主演の「ビルマの竪琴」に敬意を表し、感動シーンとして未だに私の脳裏に刻み込まれている「埴生(はにゅう)の宿」のメドレーを全頁に流すことにした。  
   合計、16曲23MBもの「埴生の宿」を使っている。そのうち歌曲は7曲で日本語の曲は3曲ある。同じ曲でありながらそれぞれに味わいがある。今、演奏を聴きながら校正しているが飽きることがないのは不朽の名作だからに違いない。  
   「こんなに多くの埴生の宿をどこから集めたのか」という疑問にお答えしよう。日本語の3曲は、私の書庫のCDを調べて見つけたもの。1曲は 名人・日當鶴山 の尺八曲。その他の曲はアメリカの Legalsounds から Home, Sweet Home を検索し、1000曲近い中から試聴を繰り返し、私の希望するイメージの曲を選んで購入した。手間暇かけていることをご理解いただきたい。これは、internet でなければ絶対にできないことで、高度情報化社会の有り難さを実感する。  
  仏塔の荒野を染める冬入日  北舟 

ぶっとうの こうやをてらす ふゆいりひ

Winter sunset, dyeing the range of pagodas.

 編集子の選ぶ傑作

バガンの落日/五〜切り絵の世界〜

バガンの落日/五 〜切り絵の世界〜

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ミャンマーのFBフレンド

 平成24年(2012)2月5日からソーシアル・ネットワーキング・サービス(social networking service、SNS)のフェースブック facebook を始めて7ヵ月が過ぎたが、既にフェースブック上の友人(FBフレンド)は500人を超えた。積極的に友人を探して申し込んだわけではなく、世界中からの申込みを受動的に処理しただけで、この数である。
 奇しくもこの作品を編集中にヤンゴン大学出身でヤンゴンにお住まいの Min Min Aung (ミン・ミン・オウン)さんの申し入れでFBフレンドになりチャットで英会話を楽しんでいたところ、彼から美しいミャンマーの写真が送られてきたので、現在、 私のフェースブック を彩っている。
 余りにも素晴らしいので、この作品に使わせてもらうべく、お願いしたところ、これらの写真は彼が撮影したものではないことが分かった。彼のコメントは次のとおりである。
和田義男
Good evening Wada San
All these photos I posted to wall are not taken by me. I told you I'm only interested in photo business recently. I need to buy professional camera and try to coming in photo business. All these photos are taken by local and foreign professional photographers who visited these region and I got these photos from local blog. You can share as you like for non profit use. For the photo size I have only this kind. It's up to you to used these photos in your web site or not. I'm only share with you about my country interest. But I'm not a photographer yet. I need to try very hard to own good camera and so on .....
 
 彼はこれから写真ビジネスに乗り出したいが、まだ、プロ用のカメラを持っておらず、ミャンマーの名作シーンは国内外の写真家のブログから借用したもので、商用でない限り、使用してかまわないという許可を得たので、この作品に使わせてもらった。下の写真は、この作品をご覧頂いた方々には、どこで撮られたか分かると思う。
 オウンさんは親日家で、日本の伝統文化をより広く深く理解したいという。彼は私とのチャットの中で、日本はビルマがイギリスから独立するのに力を貸してくれた恩人であり、多くの日本人にミャンマーを訪れて欲しいと言っていた。彼の善意や友好の気持ちは、この作品の発表により、大きな輪となって広がり、インスピレーションとなって世界中の人々がロマンと感動を求めてミャンマーに旅することを期待したい。
 ミャンマーは貧しい国である。オウンさんから「ミャンマーをどう思うか」と聞かれて、そう答えた。「しかし、文化と心は、決して貧しくない。」と伝えたところ、嬉しく思ったようだった。確かに、地方に行けば、人々の生活レベルは日本の江戸時代とほとんど変わらない。すべてが人力によるアナログ社会で、時間は今も緩やかに流れている。ロンジーという日本の褌・腰巻姿も見られる。ミャンマーを旅すれば、まさにBGMの「埴生の宿」がその素晴らしさを声高らかに歌い上げる貧しくも心豊かな世界が広がり、物質文明に毒された現代人が遠い過去に置き忘れた人間と大自然との素朴な営みの素晴らしさを再発見できるに違いない! 〈 完 〉 2012.09.10 監修 和田義男

仏陀と小僧

感動の名場面

仏陀と小僧 感動の名場面

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ビルマの褌

 
▼ この写真は、Min Min Aung (ミン・ミン・オウン)さんのフェースブックから拝借したもの。この男性は、日本の六尺褌そっくりの腰布を着用している。彼の説明によると、かつて、古き良き時代のビルマ人男性は、このような褌を着用し、下半身に入れ墨をするのが流行っていて、人々はそれを見て勇敢だと感じていた。  
 現在はロンジー( longyi 腰巻)を纏うようになっており、ミャンマーでこのような褌を締める人は誰もいなくなってしまった。 現代人のオウンさんは、この褌をどう呼ぶのかも知らない。  
 昔のビルマでは、江戸時代の日本人のように褌を締めていたが、それが廃れてしまったのを聞いてとても残念に思う。これから先、ロンジーも廃れてゆくのだろうか。(ロンジーの下は、何もつけないのが普通だという。)
                                                          追記:2012.09.12
 

古き良き昔にビルマ人男性の誰もが着用した褌

古き良き昔にビルマ人男性の誰もが着用した褌

 
 
  ▲ This old man of Myanmar wears a sash on his loin. It looks like Japanese fundoshi. There are no
  men wearing this fundoshi-like cloth now in Myanmar any more. The name is unknown. Long time
  ago, all men of Myanmer must do like this. Ancient Burmese thinks these tattoo men are only brave
  men.They wear longyi nowadays.
My friend of Myanmar Mr. Min Ming Aung taught me.
 

お便りコーナー(抜粋)

2012年9月11日(火)  永田百合子  様より  京都市からのお便り

Re: 「ミャンマー感動の旅」完成! お久しぶりです。昨夜は「ミャンマー感動の旅」の素晴らしい映像を有難うございました。「植生の宿」のメロディー 同じ曲でも楽器が違うと随分雰囲気が変わりますね〜。静かな満たされた思いで拝聴致しました。又 仏教国「ミャンマー」では手機機械でいまだに織物が織れ 漆の産地としても名高いだけあり素晴らしい蒔絵の芸術品もあり 昔ちょっと蒔絵の勉強したこともあり 漆まけで大変な思いをした事等懐かしく思い出しました。

今日 プールで早速 年に何回か?外国旅行している仲間に知らせ 和田様へのお礼より前に彼女にパソコンで送りました。これからも時間のあります時ゆっくり楽しい旅をしたつもりで拝見致します。 有難うございました。
 
おはようございます。お便りありがとうございました。早々に宮嶋さんの大作「ミャンマー感動の旅」をご覧いただき、光栄です。ご友人にも案内していただけるとのこと、作者冥利に尽きます。

編集に20日を要し、やっと発表することができ、満足感でいっぱいで、繰り返し見ても新たな感動を覚えます。ミャンマーには日本の江戸時代のような古き良き社会が残っています。ただ、貧しいのに年収の半分も不労階級の僧侶や寺院に喜捨する姿は、果たしてこれでよいものか、考えさせられます。

残暑厳しい折、呉々もご自愛下さい。有り難うございました。
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