ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

Wa☆Daフォトギャラリー

 感動写真集

2013年1月10日改訂

ログイン時刻

 

 

 

今 日

昨 日

♪メドレー:ツグミ・マヒワ・ゴイサギ・ウグイス・モズ・アオジ・オオルリ♂・オオルリ♀
 

頬白の出会ひ嬉しき冬野かな   北舟

 
 

Winter field, how happy to meet a bunting.

2013年1月7日制作

ミヤマホオジロ / 横浜市旭区 2012.12.29 13:05

拡大写真(2400x1600)325KB

ミヤマホオジロ / 横浜市旭区

日本の野鳥を撮る旅'12

4 / 4

  wadapho.jp 内検索  

278 アカガシラサギ

2012.08.18 / 東京都江戸川区葛西臨海公園

▼ 今年も来てくれました。今回は比較的近い所で好んで餌取りしてくれました。この個体は若鳥のようで、成鳥になると背中の羽の色がもっと濃くなるそうですから、来年も来てくれることを期待しています。

アカガシラサギ(赤頭鷺、Ardeola bacchus):動物界脊索動物門鳥綱コウノトリ目サギ科アカガシラサギ属に分類される鳥類。インドネシア(スマトラ島北部、ボルネオ島)、カンボジア、タイ、中華人民共和国南東部(台湾含む)、日本、ベトナム、マレーシア、ミャンマー東部、ラオスに分布する。
 
 夏季に中華人民共和国中東部で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬する。英名Chineseは中華人民共和国で繁殖する事に由来する。中華人民共和国南部では周年生息する。日本では冬季に越冬のため主に南西諸島に少数飛来(冬鳥)する。兵庫県神戸市でも越冬記録がある。まれに渡りの途中に飛来(旅鳥)し、秋田県、熊本県、千葉県では繁殖例がある。
 
 全長42-45cm。翼開張75-90cm。腹部は白い羽毛で被われる。尾羽や翼の色彩は白い。嘴の色彩は黄色く、先端が黒い。後肢の色彩はオレンジがかった黄色や黄緑色。夏季は頭部から頸部が赤褐色、胴体上面は青みがかった灰黒色、胸部が紫褐色の羽毛で被われ(夏羽)、和名の由来になっている。冬季は夏季は頭部から頸部、胸部、胴体上面が黒褐色の羽毛で被われ、淡褐色の縦縞が入る(冬羽)。
 
 河川、湖沼、湿原、干潟、水田などに生息する。夜行性。食性は動物食で、魚類、甲殻類、水生昆虫、両生類などを食べる。繁殖形態は卵生。集団繁殖地(コロニー)を形成する。しばしば他種と混成でコロニーを作る。雄が巣材を集め、雌が竹林などの樹上に巣を作る。1腹3-6個の卵を産み、抱卵期間は18-22日である。抱卵、育雛とも雌雄共同で行う。雛は孵化後約30日で飛べるようになるが、その後6日程の間は親から給餌される。

アカガシラサギ / 葛西臨海公園 2012.08.18 14:43

アカガシラサギ / 葛西臨海公園 2012.08.18 14:43

拡大写真(1300x870)230KB

279 セイタカシギのカップル

2012.08.18 / 葛西臨海公園

▼ 汽水池の中程に、人工的に作られた子育て用の小さな石組の上で憩うカップルです。この公園には青大将が多いため、巣立ちまで生き残ることは殆んど不可能とか。

セイタカシギ(背高鷸、学名:Himantopus himantopus):チドリ目セイタカシギ科に分類される鳥類の一種。ユーラシア大陸の暖地、アフリカ北部、オーストラリア、南北アメリカ大陸に、渡り鳥または留鳥として分布する。
 
 日本ではかつて迷鳥としてまれに記録される程度だったが、1978年以降、東京湾や愛知県の埋立地などで繁殖する個体群が現れた。現在は各地で生息が確認されており、東京湾付近の千葉県習志野市の谷津干潟などでは周年観察される種である。
 
 体長(嘴の先から尾羽までの長さ)は 40cm ほどだが、付け根から指先まで 25cm ほどもある長い脚が特徴で、和名もこの脚に由来する。足は赤または桃色で、翼は灰色、首筋から腹部にかけては白、嘴は黒という体色で、地味な鳥が多いシギ類の中でも目立つ体色である。夏羽では頭頂部から後頭部にかけてが黒くなり、冬羽では白または灰色になる。 雄は背面が光沢を帯びた黒色、雌は背面が褐色がかり、頭部は少々灰色がかる。
 
 湿地、干潟、湖沼や水田などに生息する。繁殖期は番いで生活し、なわばりを持つ。非繁殖期は番いを中心とした家族が集まって群れを形成する可能性がある。食性は動物食。長い脚で水辺を歩き回り、昆虫や小魚、エビやカニなどを捕食する。脚が長いぶん、干潟などの浅瀬で競合するサギや他のシギ・チドリ類よりも深い場所にまで足を延ばすことができる。

セイタカシギのカップル / 葛西臨海公園 2012.08.18 14:49

セイタカシギのカップル / 葛西臨海公園 2012.08.18 14:49

拡大写真(1800x1300)483KB

  280 タマシギのカップル

2012.08.19 / 神奈川県平塚市

▼ 一妻多夫と云う特徴のある鳥ですから、メスを見つけることが至難です。雌は、卵を産むと抱卵・子育ては雄に任せ、他のパートナーと次々にカップルになり、それぞれの雄が子育てすると云われております。今年は、幸いにもカップルで居るところに遭遇できました。休耕田の草が少ない所で待っていたら、目の前をカップルで通過してくれたのです。

タマシギ:チドリ目 タマシギ科 全長(翼開長) 23-28cm(50-55cm)。雄は 目の周囲の白色と胸側の白線とそれに続く背の外側の黄色い線が目立つ。喉(のど)から胸は灰褐色で、雨覆には丸い斑紋が並ぶ。雌は 美しく喉から胸は赤褐色で、肩羽外側に白い線がある。嘴は緑褐色で先が赤い。
 
  繁殖期にはコォーコォーコォーと10回くらい鳴く。この声を出す前にウッウフーという声を数回出すことが多い。用心探い習性をもっており、早朝や夕暮れの薄暗い時間帯に採餌する。浅い水の中に嘴を入れて左右にゆすったり、泥の中に嘴を入れたりして採餌する。雑食性で、植物食としてはイネ料やタデ料を食べる。動物食としては、ユスリカや水生昆虫の幼虫、バッタ、コオロギ類、ミミズ、カワニナなどの貝類、甲殻類など。
 
 繁殖期は 4〜10月で、一妻多夫。雌は雄の巣に産卵をすませると番関係を解消し、別の雄を探して求愛する。雌が継続的に番となる雄の数は不明。巣は湿地の突出部や草株の間の窪みに、草の葉などで皿形に作る。雄が作り、雌は何もしないが、巣の近くに巣材を放り投げたりする。卵数は3〜6個で、4個が多い。雄が抱卵、育雛する。雛は約20日で孵化(ふか)する。最初は雄が雛に口移しに餌を与える。70〜90日ぐらいで一人前になる。

タマシギのカップル / 平塚市 2012.08.19 14:51

タマシギのカップル / 平塚市 2012.08.19 14:51

拡大写真(2400x1800)569KB

281 アオバト飛翔

2012.09.22 / 神奈川県中郡大磯町

▼ 大磯漁港脇の岩礁帯に主に丹沢方面から海水吸飲にやってきます。ここの岩は、窪み が多くできているそうで、そこに溜った海水を簡単に飲めるということのようです。今年は例年より数が少ないと地元の人は懸念して居られました。雄の背には鮮やかな赤色翅がありますが、雌(右上)にはありません。

アオバト:ハト目 ハト科 全長 33cm雄は 上面は暗緑色で喉の色はやや淡い下面も暗緑色で下腹部になるにつれ白っぽくなる。中雨覆、小雨覆は赤紫色。虹彩は赤色で内側が青い。嘴は青灰色で、足は赤紫色。雌は 翼の上面の雨覆が緑色。
 
 アー アオー アオーと鳴く。樹上、特に小枝や葉が茂る樹冠部や林内林緑の地上で採餌する樹木や草の実・果実・種子などが主食。どんぐりのような竪果も丸呑みする。シイやカシ類の茂みの中に静かに止まって、黙々と食べる。北海道ではヤマザクラやクワの実がなると、そこに集まる。海岸の岩礁地でミネラルをとるために、海水を飲みに集まる場所があり、北海道の小樽市、神奈川県の大機などが知られる。この行動の意味は理解不能である。

アオバト飛翔 / 神奈川県中郡大磯町 2012.09.22 14:11

アオバト飛翔 / 神奈川県中郡大磯町 2012.09.22 14:11

拡大写真(2400x1600)169KB

  282 コサメビタキ

2012.09.30 / 横浜市舞岡公園

▼ 今年の秋は、季節の進みが約三週間遅れた様で、この鳥も遅れてやってきました。春は餌となるものが少ないせいでしょうか、滞在する期間が少なく見つけ難いのですが、秋にはミズキの実などを食べながらゆっくりと移動します。

コサメビタキ(小鮫鶲、Muscicapa dauurica):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ヒタキ科サメビタキ属に分類される鳥類。夏季にシベリア南部、朝鮮半島、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下し越冬する。日本では基亜種が夏季に九州以北に繁殖のため飛来(夏鳥)する。
 
 全長13cm。和名はサメビタキより小型である事に由来する。上面は灰褐色、下面は白い羽毛で覆われる。体側面は褐色みを帯びる。眼の周囲に不明瞭な白い斑紋(アイリング)が入り、眼先も白い。嘴はやや長い。嘴の色彩は黒く、下嘴基部の色彩はオレンジ色。幼鳥は上面や翼に淡褐色や淡灰色の斑紋が入る。
  
 平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息する。群れは形成せず、単独もしくはペアで生活する。食性は動物食で、昆虫などを食べる。樹先などに止まり、飛翔している獲物を目掛けて飛翔し捕食する。繁殖期に縄張りを形成する。日本では標高1,800m以下の落葉広葉樹林で繁殖する。高木の葉がない水平な樹上にウメノキゴケなどをクモの糸で付着させた樹皮やコケを組み合わせた皿状の巣を作り、日本では5-6月に1回に3-5個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は12-14日。雛は孵化してから12-14日で巣立つ。

コサメビタキ / 横浜市舞岡公園 2012.09.30 08:39

コサメビタキ / 横浜市舞岡公園 2012.09.30 08:39

拡大写真(1800x1333)252KB

283 ゴイサギ

2012.05.13 / 横浜市戸塚区柏尾川

▼ 柏尾川にもゴイサギが居着いてくれました。以前から幼鳥のホシゴイがいましたが、成鳥は見つかりませんでした。

ゴイサギ(五位鷺 学名: Nycticorax nycticorax ):鳥綱コウノトリ目サギ科ゴイサギ属に分類される鳥。北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、東南アジア等の熱帯、温帯に広く分布するが、寒冷地で繁殖するものは冬には暖地に移動する。体長58cm。カラスより少し大きい。足や嘴はアオサギやダイサギ程は長くない。成鳥は背中が黒っぽく、胸や腹が白い。虹彩は赤い。頭頂部には長く白い冠羽がある。幼鳥は褐色の体に白い斑点があり、成鳥とは全くちがうもようをしている。そのため「ホシゴイ」(星五位)と呼ばれることもある。
 
 森林に生息する。英名 : Night heron(夜のサギ)またはNight raven(夜のカラス)の通り、夜行性で、昼間は樹上等で休んでいる。雨天や曇りの日は昼間でも活動することがある。雨の夜にはカエルを狙って水辺近くの路上に現れることもある。鳴き声は大きく「クワッ、クワッ」ときこえ、夜に飛びながら鳴くので不気味である。
 
 食性は肉食性で魚類、蛙、甲殻類等を食べ、夜のうちに養殖池の鯉や金魚を食べて損害を与えることもある。水辺で静止し、獲物が通りかかるのを待ち伏せる。獲物が通りかかると普段は折りたたんでいる頚部を伸ばして捕食する。繁殖は集団繁殖であり、他のサギ科の鳥と共に行うこともあるが、その場合は繁殖地の一角にゴイサギだけが集まる区画を作るという。繁殖期は昼間も採食行動を行う。

ゴイサギ / 横浜市戸塚区柏尾川 2012.05.13 13:14

拡大写真(2000x1440)471KB

  284 ムギマキ

2012.11.02 / 大阪城公園 (初出)

▼ 関東地方は渡のコースから外れているようで、なかなか撮影が叶わなかったのですが所用で大阪に行ったついでにお城に行ってみたら、若鳥のようですが撮影できました。

ムギマキ(麦播、学名:Ficedula mugimaki):スズメ目ヒタキ科ヒタキ亜科に分類される鳥類の一種。ロシア東部からオホーツク海沿岸、サハリン、アムール、中国北東部で繁殖し、冬期は中国南部、東南アジア方面に渡り越冬する。日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国各地を通過するが、数は少ない。日本海側の島嶼(舳倉島、対馬等)では、比較的よく観察される。
 
 全長約13cm。雄は上面が黒く、眼の後方の眉斑が白く目立つ。喉から腹はオレンジ色で、下腹以下の下面は白色である。雌は上面はオリーブ褐色で、眉斑は不明瞭である。喉から腹は雄に比べると淡いオレンジ色である。繁殖地では針葉樹林に生息し、つがいで縄張りを持つ。高木の枝の上に、鉢型の巣を作る。卵数は4-8個。
 
 日本では海辺や山麓の松林で観察されることが多いが、市街地の公園に現れることもある。昆虫類、節足動物等を食べる。時々空中捕食もする。「ピピピ」とさえずる。地鳴きは「ティッ ティッ」。

ムギマキ / 大阪城公園 2012.11.02 14:23

ムギマキ / 大阪城公園 2012.11.02 14:23

拡大写真(1400x1000)292KB

285 ミサゴ

2012.11.04 / 神奈川県高座郡寒川町

▼ 今年は鮎が不漁のようで、なかなかダイブしてくれませんでした。やっと飛び込んで、大きなボラを捕まえました。少し遠いですが、魚を捕まえて飛び出すところがほぼ正面から撮影できたことが本当に嬉しいショットです。

ミサゴ(鶚、雎鳩、学名: Pandion):タカ目ミサゴ科ミサゴ属の総称。 極地を除くほぼ全世界に分布する。ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の亜寒帯から温帯地域とオーストラリアの沿岸部で繁殖し、北方の個体はアフリカ大陸中部以南と南アメリカに渡って越冬する。日本では留鳥として全国に分布するが、北日本では冬季に少なく、南西諸島では夏に少ない。西日本では冬季普通に見られる鳥だったが、近年やや数が減少している。北海道ではほとんどの個体が夏鳥として渡来している。
 
 全長54-64cm。翼開張150-180cm。体重1.2-2kg。雄雌ほぼ同じ色彩で、背中と翼の上面は黒褐色、腹部と翼の下面は白色で、顔も白く、眼を通って首に達する太い黒褐色の線が走る。後頭部に小さな冠羽がある。嘴は黒く、脚は青灰色。タカ科と区別される特徴として、spicule と呼ばれる足の外側にある魚を捕らえるための棘、反転する第1趾(猛禽類ではミサゴだけである)、鼻孔の弁、密生し油で耐水された羽毛があげられる。
 
 食性は肉食性で主に魚類を食べるが爬虫類鳥類貝類を食べることもある獲物を見つけると素早く翼を羽ばたかせて空中に静止するホバリング飛行を行った後に急降下し、水面近くで脚を伸ばし両足で獲物を捕らえる。

獲物を狙うミサゴ / 神奈川県高座郡寒川町 2012.11.04 10:59

獲物を狙うミサゴ / 神奈川県高座郡寒川町 2012.11.04 10:59

拡大写真(3000x2000)491KB

獲物を捕まえたミサゴ / 神奈川県高座郡寒川町 2012.11.04 12:08

獲物を捕まえたミサゴ / 神奈川県高座郡寒川町 2012.11.04 12:08

拡大写真(1200x860)274KB

286 カシラダカ

2012.12.16 / 横浜市旭区 (初出)

▼ 10羽位の群れでしたが、日影でなかなか上手く撮せず、苦労しました。忍耐強くシャッター・チャンスを待ち、何とか一枚撮影出来ました。

カシラダカ(頭高、学名:Emberiza rustica):スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種。和名の由来は、興奮すると頭頂部の羽を立たせることよる。スカンジナビア半島からカムチャッカ半島までのユーラシア大陸高緯度地域と、アリューシャン列島で繁殖し、冬季は中国東部に渡り越冬する。また、中央アジアに渡る個体もある。日本では冬鳥として、九州以北に渡来する。
 
 体長が約15cm、翼開長が約24cm。後頭部に短い冠羽がある。雄の夏羽は、頭部が黒く目の上から白い側頭線がある。体の上面は茶色で黒い縦斑がある。体の下面は白色である。雄の冬羽と雌は、頭部と体の上面に淡褐色になる。外観はホオジロのメスに似ている。
 
平地から山地の明るい林や林縁、草地、農耕地、アシ原に生息する繁殖期はつがいで生活するがそれ以外は数羽から100羽程の群れを作って過ごす。巣は地上または枝の上に椀形ものを作る。卵数は4〜6個である。越冬時は地上を跳ね歩きながら時々冠羽を立てて、草木の種子を採食している。地鳴きは「チッ、チッ」。越冬期の後期では日本でも囀りを聴くことができる。ホオジロやアオジ等より早口で複雑な囀りである。
 
 国際自然保護連合(IUCN)により、軽度懸念(LC)の指定を受けている。日本の高知県で、準絶滅危惧(NT)の指定を受けている。

カシラダカ / 横浜市旭区 2012.12.16 10:12

カシラダカ / 横浜市旭区 2012.12.16 10:12

拡大写真(1600x1230)412KB

287 アオジ

2012.12.23 / 横浜市旭区 (初出)

▼ 思いがけず近くに止まりましたが、この時期は未だ羽の色が地味です。1時間ほどかかって雌雄二羽を撮ることができました。

アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀、Emberiza spodocephala):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ホオジロ科ホオジロ属に分類される鳥類。インド北部、中華人民共和国(台湾含む)、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ネパール、ブータン、ロシア南東部に分布。
 
 夏季に中華人民共和国、ロシア南東部、朝鮮半島北部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部、台湾、インドシナ半島などへ南下し越冬する日本では亜種アオジが北海道や本州中部以北で繁殖し中部以西で越冬する。また少数ながら基亜種が越冬(冬鳥)や渡りの途中(旅鳥)のため、主に本州の日本海側や九州に飛来する。
 
 全長14-16.5cm。体重16-25g。上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞が入る。中央部2枚の尾羽は赤褐色。外側の左右5枚ずつは黒褐色で、最も外側の左右2枚ずつは白い。上嘴は暗褐色、下嘴の色彩は淡褐色。後肢の色彩は淡褐色。オスは眼先や喉が黒い。
 
 開けた森林や林縁に生息する。非繁殖期には藪地などにも生息する。非繁殖期には群れを形成することもあるが、単独でいることが多い。用心深い性質で、草むらの中などに身を潜める。植物の種子や昆虫類を食べる。地上で採食する。
 
 繁殖形態は卵生。地表や低木の樹上に植物の茎や葉を組み合わせたお椀状の巣を作り、5-7月に1回に3-5個の卵を産む。抱卵期間は14-15日で、雌が抱卵し、雛は孵化してから12-13日で巣立つ。雄は繁殖期に縄張りをもち、高木の上などの高所でさえずる。

毛並みの良いアオジ(雌) / 横浜市旭区 2012.12.23 12:34

毛並みの良いアオジ(雌) / 横浜市旭区 2012.12.23 12:34

拡大写真(2000x1900)468KB

振り向いたアオジ(雄) / 横浜市旭区 2012.12.23 13:31

振り向いたアオジ(雄) / 横浜市旭区 2012.12.23 13:31

拡大写真(2000x1900)461KB

  288 マガモ

2012.12.24 / 横浜市戸塚区舞岡公園

▼ この公園に通い始めて9年になりますが、初めて真鴨がやってきました。

マガモ:カモ目 カモ科 全長 59cm雄は 頭が光沢のある緑色で、嘴は黄色。首に白く細い輪がある。胸は褐色で腹側は灰白色。上尾筒は黒く、4枚の中央尾羽はカールしている。足は橙黄色。雌は 全身が褐色で黒褐色の斑がある。嘴は橙赤色で上嘴(じょうし)に黒斑がある。足は橙黄色。
 
 グエッ、グエッ、グエッあるいはグエー、ゲゲと鳴く。雑食性だが、水草の葉・茎・種子などの植物食が主である。越冬地では、狩猟圧のため夜行性である。湿地や水田を歩きながら食べたり、水面で嘴を動かしてこしとるようにする。浅い水域で首を水底に入れたり、逆立ちして上半身を水中に入れ、水底の水草を食べる。繁殖時期は4〜8月で、一夫一妻。番の関係は抱卵期に解消する。番の形成は秋から春にかけて、越冬地で行われる。巣は、水辺の草むらや藪の下の浅いくぼみに草の葉などを敷いた皿形である。雌が作る。産座に自分の胸や腹の綿毛を敷く。卵数は6〜12個。雌が抱卵、世話をする。雛は約28日で孵化(ふか)し、約55日で独立する。雛は早成性の離巣性である。
マガモ(雄) / 横浜市戸塚区舞岡公園 2012.12.24 09:59

マガモ(雄) / 横浜市戸塚区舞岡公園 2012.12.24 09:59

拡大写真(2400x1600)415KB

289 シロハラ

2012.12.24 / 横浜市戸塚区舞岡公園 (初出)

▼ 水場から飛びあがって私の方を暫く眺めておりました。

シロハラ(白腹、学名:Turdus pallidus):スズメ目ツグミ科に分類される鳥の一種。体長は25cmほどで、ヒヨドリよりわずかに小さい。ツグミ類らしく嘴と脚がよく発達した体型をしている。ほぼ全身が灰褐色で、和名の通り腹部が白っぽい。見かけはアカハラやマミチャジナイなどに似るが体に橙色の部分はない。雌雄同色だが、メスの方が顔や腹部が白っぽく、目の上に薄い眉斑がある。
 
 東アジアに分布する。 中国東北部からロシア沿海地方にかけての地域で繁殖し、日本や朝鮮半島、中国で越冬する渡り鳥である。日本ではほとんどが冬鳥で、本州以南の積雪のない低地で主に見られる。 日本で越冬するものは春になると北方の繁殖地に戻る。中国山地や対馬の御岳鳥類繁殖地(日本国指定の天然記念物)など、西日本の山地でも少数が繁殖していると考えられていたが、西中国山地で繁殖しているのが確認された。なお、日本では鳥獣保護法により禁猟であり、捕えると処罰対象となる。
 
 森林の茂みの中にひそむことが多いが、都市部の公園や緑地帯などにも姿を現す。単独で行動し、地上をピョンピョンと跳ねて獲物を探す様子が見られる。食性は雑食で、ツグミと同様に地面に降りて昆虫やミミズなどの小動物を捕食するが、木の実もよく食べる。さえずりはアカハラに似るが冬はほとんど鳴かず、たまに小声で「キョッ キョッ」などと地鳴きをする程度である。渡りの経由地である沖縄本島で、タニシの一種であるオキナワヤマタニシを捕食することが知られている。
シロハラ / 横浜市戸塚区舞岡公園 2012.12.24 13:19

シロハラ / 横浜市戸塚区舞舞岡公園 2012.12.24 13:19

拡大写真(2000x1400)442KB

290 アカウソ

  2012.12.24 / 横浜市戸塚区舞岡公園

▼ 7年ぶりに飛来したアカウソですが、この公園が気に入ったようで長く逗留しました。ムラサキシキブやイボタの実のほか、アメリカヤブカラシやセイタカアワダチソウの実を啄んでおりました。何でも食べなければいけないのでしょうね。

ウソ(鷽 学名:Pyrrhula pyrrhula ):スズメ目アトリ科の鳥。名の由来は口笛を意味する「おそ」から来ており、ヒーホーと口笛のような鳴き声を発することから「ウソ」と名付けられた。その細く、悲しげな調子を帯びた鳴き声は古くから愛されている。現在鷽は130円切手デザインのモデルになっている。アカウソ(P.p.rosacea) はベニバラウソ(P.p.cassinii)とともにウソの亜種である。
 
 体はスズメよりやや大きく、全長15cm、翼長8.5cm。頭の上と尾翼の大部分は黒色背中は灰青色。くちばしは太く短く黒い。雄の頬、喉は淡桃色をしているが、雌にはこの淡桃色の部分はない。雄は照鷽(てりうそ)、雌は雨鷽(あめうそ)と呼ばれる。ヨーロッパ、アジアの北部に分布する。冬季に北方に生息していた個体は南方へ移動する。日本では、本州中部以北で繁殖し、冬は九州以北の暖地に移動する。また、冬鳥としても渡来する。
 
 山地の樹林に住み、枝の上に椀形の巣を作る。木の実や芽、昆虫などを食べ、時にはサクラ、ウメなどの花やつぼみもエサとなる。囀声は「フィー、フィー」と口笛のような澄んだ声で、単調な節を交え、雄だけでなく雌も囀る。
アカウソ / 横浜市戸塚区舞岡公園 2012.12.24 14:14

アカウソ / 横浜市戸塚区舞舞岡公園 2012.12.24 14:14

拡大写真(2200x1500)388KB

291 ヤマシギ

  2012.12.24 / 横浜市戸塚区舞岡公園

▼ この公園の冬の使者が、今年も来てくれました。なかなか人目に触れることがすくない鳥ですが、冬期の常連として、撮影出来ると何となく安心する不思議な鳥です。

ヤマシギ:チドリ目 シギ科 全長(翼開長)33-35cm(56-60cm)。太っている。嘴は長い。頭にある4つの黒斑のうち額側から1番目と2番目はほぼ同幅。眼は嘴の延長線上にある。過眼線と頬にある線は平行ではない。背は赤褐色味がある。雌雄同色。チキッチキッ、プープー と鳴く。
 
 繁殖期には林上を飛びながら鳴く。夕方から夜間にかけて林を出て、河畔、水田沼沢地などに現れる。薄暗い場所の湧き水、溜り水、細い流れなどがある水湿地の地上で採餌する。猫背で嘴を45度ぐらいにしてゆっくり歩く。水溜りや堀などの軟らかい地面には嘴の三分の一ぐらいを差し込んで探り、虫を探り当てると嘴全体を差し込み、上下に動かし、先端部を開閉して虫を捕らえる。乾いた地面では、落ち葉を嘴でひっくり返したり、動物の糞をひっくり返したりして食べる。動物食で、ミミズや昆虫、とくに甲虫やハエ類の幼虫、ムカデ類、エビなどの甲殻類、軟体動物などを食べる。植物食としてはイネ料やタデ科の種子を食べる。繁殖は4〜6月である。一夫多妻か乱婚形式であろうと考えられている。 
ヤマシギ / 横浜市戸塚区舞岡公園 2012.12.24 12:52

ヤマシギ / 横浜市戸塚区舞舞岡公園 2012.12.24 12:52

拡大写真(1300x950)264KB

292 ミヤマホオジロ

  2012.12.29 / 横浜市旭区 (初出)

▼ 今まで何回も撮影しておりますが、納得した写真が撮影できませんでした。決して動きが早いわけではないし、それほど人を恐れる風情でもないのですが、撮影に関しては、なかなか難しい鳥です。偶然というか、運が向いたと言うしかありませんが、目の前5mに飛んで来てくれました。結局は根気よく居る場所に通えば撮影出来るということです。

ミヤマホオジロ(深山頬白、Emberiza elegans):動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ホオジロ科ホオジロ属に分類される鳥類。大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ロシア南東部に分布する。
 
 夏季に中華人民共和国や朝鮮半島、ウスリーなどで繁殖し、冬季には中華人民共和国南部や日本、台湾へ南下し越冬する。日本では冬季に基亜種が主に本州中部以西、四国、九州に飛来(冬鳥)する。広島県や長崎県(対馬)では繁殖例がある。和名のミヤマは山奥ではなく「遠隔地」を指し、以前は朝鮮半島での繁殖は確認されていたものの日本での繁殖が確認されていなかった事に由来する。
 
 全長15.5-16cm。頭頂の羽毛が伸長(冠羽)する。尾羽の色彩は褐色で、外側の2枚ずつに白い斑紋が入る。種小名elagansは「優雅な」の意。
 
 オスは冠羽がより発達する。腹部は白い羽毛で覆われる。眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)や喉は黄色で、嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く黒い筋状の斑紋(過眼線)が入る。胸部に三角形の黒い斑紋が入る。メスは喉から胸部は淡褐色、腹部は汚白色の羽毛で覆われる。眉斑は黄褐色。
 
 平地から丘陵にかけての開けた森林や林縁に生息する。冬季には小規模な群れを形成し生活する。危険を感じると地表から飛翔し樹上へ逃げる。食性は植物食傾向の強い雑食で、種子、昆虫などを食べる。地表で採食を行う。繁殖形態は卵生。草の根元にコケや獣毛を組み合わせた皿状の巣を作り、ロシアでは5-6月に4-5個の卵を産む。
  頬白の出会ひ嬉しき冬野かな  北舟 

ほおじろの であいうれしき ふゆのかな

Winter field, how happy to meet a bunting.

ミヤマホオジロ / 横浜市旭区 2012.12.29 13:05

ミヤマホオジロ / 横浜市旭区 2012.12.29 13:05

拡大写真(2400x1600)325KB

▼ 12月初旬から公園内で目撃情報がありましたが、何と、田圃の側道に出現しました。小鳥の写真は、見返り美人型だと背中の紋様が見えるので綺麗ですが、背景は田圃の土くれとは言え、運よく望み通りの写真が撮影できました。
見返り美人?のミヤマホオジロ / 横浜市戸塚区舞岡公園 2012.12.31 11:03

見返り美人?のミヤマホオジロ / 横浜市戸塚区舞岡公園 2012.12.31 11:03

拡大写真(1550x1100)261KB

293 ウソ

  2012.12.31 / 横浜市戸塚区舞岡公園 (初出)

▼ この公園で、初めてウソが撮影できました。なかなか思い通りの写真が撮影できないので、撮り直しに行ったところ、具合よく雌雄二羽のウソをシャープに切り取ることができました。

ウソ(鷽、学名:Pyrrhula pyrrhula):スズメ目アトリ科に分類される鳥の一種。名の由来は口笛を意味する古語「うそ」から来ており、ヒーホーと口笛のような鳴き声を発することから名付けられた。その細く、悲しげな調子を帯びた鳴き声は古くから愛されている。現在鷽は130円切手デザインのモデルになっている。
 
ヨーロッパ、アジアの北部に分布する。冬季に北方に生息していた個体は南方へ移動する 。日本では、本州中部以北で繁殖し、冬は九州以北の暖地に移動する。また、冬鳥としても渡来する。
 
全長15-16cm、体重21-34g、翼長8.5cm。体はスズメよりやや大きく、頭の上と尾、翼の大部分は黒色、背中は灰青色。くちばしは太く短く黒い。雄の頬、喉は淡桃色をしているが、雌にはこの淡桃色の部分はない。雄は照鷽(てりうそ)、雌は雨鷽(あめうそ)と呼ばれる。
 
繁殖期は山地の針葉樹林に生息し、非繁殖期には低地の林にも生息する。非繁殖期は小規模の群れを形成する。木の実や芽、昆虫などを食べ、時にはサクラ、ウメなどの花やつぼみもエサとなる。
 
繁殖期は5-7月。針葉樹の枝の上に枯れ枝などを使って椀形の巣を作る。1腹4-6個の卵を産む。抱卵期間は12-14日で、雌が抱卵する。雛は12-18日で巣立ちする。囀声は「フィー、フィー」と口笛のような澄んだ声で、単調な節を交え、雄だけでなく雌も囀る。また、囀る時に、左右の脚を交互に持ち上げることから別名「弾琴鳥」とも呼ばれる。
ウソ(雌) / 横浜市戸塚区舞岡公園 2012.12.31 12:50

ウソ(雌) / 横浜市戸塚区舞舞岡公園 2012.12.31 12:50

拡大写真(2000x1500)489KB

ウソ(雄) / 横浜市戸塚区舞岡公園 2012.12.31 12:51

ウソ(雄) / 横浜市戸塚区舞舞岡公園 2012.12.31 12:51

拡大写真(2400x1740)500KB

横山稔さん
撮影 ・原作 : 横山 稔よこやま みのる
 
  【出身地】 広島県府中市上下
 
  【年 齢】 昭和22年3月生まれの68歳
 
  【現住所】 横浜市戸塚区
   
  【趣  味】 (1) 園芸(良い香りのする野生蘭)
(2) 花好きが嵩じて蝶、蝶は撮影が極めて難しく結局網を持つことに。デジカメの出現で、 改めて撮影を開始し
ました。いつの日か、蝶の写真を掲載したいですね。

(3) 大賀蓮の撮影を行った後で、偶然カワセミの巣立ち後の情景に遭遇したことから、今では、すっかり小鳥の
撮影に嵌っております。シャッターを押す瞬間の緊張感は快感です。

2012年の撮影総括

 昨年秋から、我が国ではなかなか見ることが難しい鳥たちがやってきました。ソデグロヅル、カナダヅルを始めシベリアハヤブサなどは、我が国では珍鳥と言えるそうですが、これらが比較的近い所にやってきて、大いに楽しめました。
 
 今までは、ソニーのミラーレスカメラにズームレンズで撮影しておりましたが、この組み合わせではどうしてもピントがしっくりきませんし、シャッタースピードを稼ぐために、マイナス補正を加えると、ファインダーの画面が暗くなって標的が見え難くなりました。やはり、プリズムを使用したファインダーでないと動く標的は追い難いと理解したので、思い切ってキャノンのカメラにし、レンズを単焦点にしました。
 
 
 鳥の撮影を始めたころは、標的が極身近にありましたが、だんだんと初見の鳥を追い掛けるようになり、時々珍しい鳥も撮影できるようになってきましたが、かといって、珍鳥に類する鳥たちとそんなに巡り合えるわけでもありません。然しながら、世はまさにインターネット時代ですから、ネット検索をしながら、鳥の情報を収集することになります。また、携帯電話でホットな鳥情報が飛び込んでくることもあります。
 
 即応できるわけではありませんが、自身の中に蓄積された飛来の時期とか子育ての場所などの情報が整理されることにより、かなり効率的な対応ができるようになりました。カメラセットを新調したこともあり、目下、写真の撮り直しを中心に行動しているこの頃ですが、鳥の写真は気長に追い続けることで、チャンスが訪れてくれるものと自らに言い聞かせながら楽しんでおります。なかなか会心の作とはなりませんが、楽しんでいただけたら幸いです。

★☆★彡

感動写真集〈 第185集 〉「日本の野鳥を撮る旅'12」

撮影・原作:横山 稔  監修:和田義男

  平成25年(2013)1月7日 作品:第1作  画像:(大73+小2) 頁数:4 ファイル数:158 ファイル容量:41MB
  平成12年(2000)〜平成25年(2013) 作品数:449 頁数:1,808 ファイル数:79,983 ファイル容量:14,990MB
  緑陰に天使の羽や青葉梟  北舟 

りょくいんに てんしのはねや あおばずく

brown hawk-owls, spreading angel wings in the shade of trees.

【編集子が選ぶ名作】

アオバズク エンジェルポーズ / 神奈川県平塚市

アオバズクエンジェルポーズ / 神奈川県平塚市 2012.07.29 08:22

拡大写真(3000x2000)746KB

日本一の野鳥シリーズ!
 まだ松の内の正月気分がとれない1月7日(月)「七草がゆ」の日新年第一作となる作品が完成したお馴染みの感動写真集同人横山稔さんの第五作「日本の野鳥を撮る旅'12」である。野鳥を求めて既に7年目になり、今年は、「230 ルリビタキ」から「293 ウソ」までの4頁75枚という大作となった平成20年(2008)に第一作を発表して以来、これまでに掲載した写真の合計は333(大)+16(小)=349枚となり、2012年も続々と名作が生まれた。
 internetを検索しても、個人でこれだけ多くの野鳥を発表している人は見あたらず、「継続は力なり」の諺どおり他の追随を許さない日本一の野鳥シリーズとなっていることは誠に喜ばしい
 横山さんは、これまでの画質に飽きたらず、2012年から1800万画素連写8コマ/秒を誇るキャノンのEOS 7D と300mmの固定焦点レンズを入手し更に一段上のレベルに到達されたその成果を感じ取ることができるよう、画像によっては、これまでにない高精細画像をアップした。
和田義男
 読者におかれては、ディスプレーにはみ出る拡大写真をスクロールさせながら、細部にわたって心ゆくまで観賞して頂きたい。編集子が選ぶ名作「アオバズク エンジェルポーズ」は、決定的チャンスをものにされただけでなく、テレビのフルハイビジョン(約200万画素・1920x1080ドット)を遙かに超える600万画素(3000x2000ドット)という高精細画像は、凄い迫力があり、ただただ唸るしかない。
 横山さんのライフワークにふさわしいスケールと内容を持つこの感動大作は、これからも更にコンテンツを追加させて頂き、毎年、一年間の果実を披露させて頂きたい。全国を旅して野鳥のロマンと感動を追い続けられる横山さんの忍耐強い活動に心から感謝申し上げると共に、野鳥のロマンと感動を切り取る本格派カメラマンとして、2013年も益々のご活躍を祈念申し上げます。有り難うございました! 〈 拝 〉 2013.01.07 監修 和田義男
  頬白の出会ひ嬉しき冬野かな  北舟 

ほおじろの であいうれしき ふゆのかな

Winter field, how happy to meet a bunting.

【編集子が選ぶ名作】

名作アニメーション

ミヤマホオジロ / 横浜市旭区 2012.12.29 13:05

拡大写真/ミヤマホオジロ(2400x1600)325KB

Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2014 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク