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 感動写真集

2011年12月25日改訂

今 日

昨 日

♪メドレー:クイナ・アカハラ・カワラヒワ・モズ・オオマシコ・ウソ・ハギマシコ
 

筑波山冬芽啄む大猿子   北舟

 

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Tsukuba mountain, a rosefinch pecking at winter buds.

2008年12月25日制作

雌のオオマシコ

雌のオオマシコ/筑波山梅林

日本の野鳥を撮る旅

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21 アオシギ

2006.12.07 / 横浜市戸塚区舞岡公園

 初めて見たときには、沖縄付近にいるコブシメという烏賊(いか)を想像しました。例年、2〜3羽がやって来て、観察者が多く集まります。

アオシギ(青鷸 学名:Gallinago solitaria ):チドリ目シギ科の鳥。日本へは数は少ないが冬鳥として渡来する。全長約30cm。他のジシギ類と模様が似ているが、顔や体の下面の白色部分が薄い青灰色を帯びている(これが和名の由来である)。山沿いの渓流沿いや林に囲まれた水田、山間部の湿地などに生息する。
 越冬地では殆ど単独でいるが、寒冷地では数羽集まって生息していることがある。シベリア東部・中部、サハリン、ヒマラヤ北部で繁殖し、北方で繁殖した個体はインドやパキスタン、中国南部に渡り越冬する。日本では冬鳥として北海道から沖縄まで全国に渡来するが、数は多くない。本州中部以南での記録は少ない。

日本では数少ないアオシギ

日本では数少ないアオシギ

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22 クイナ  

2006.12.07 / 横浜市戸塚区舞岡公園

 この鳥も毎年数羽が定期的にやってきておりますが、暗い時間帯にしか出現してくれないので、撮影には苦労します。

クイナ:ツル目クイナ科の鳥で、大きさはムクドリと同じくらい。雌雄同色。成鳥は体の上面は茶褐色で黒色の縦斑があり、下面は顔から胸にかけて青灰色、わきから尾羽にかけては黒褐色と白の縞模様。くちばしは黄赤色で細長く、上くちばしの上部が褐色をおびている。幼鳥は成鳥に比べて褐色みが強く、くちばしは黒っぽい。
 一年を通して水田、水辺の草むら、葦原などで生活し、小さな昆虫やミミズ、籾(もみ)や水草などを食べる。半夜行性で警戒心が強いため、あまり人前に姿を現さない。飛ぶ力は弱い。ユーラシア大陸中部で繁殖。日本では夏鳥として北海道、東北地方で繁殖し、秋になると本州中部以南に冬鳥として訪れる。

半夜行性のクイナ

半夜行性のクイナ

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23 アカハラ  

2006.12.07 / 横浜市戸塚区舞岡公園

冬になると多くやって来るツグミの仲間です。

アカハラ(赤腹 学名 Turdus chrysolaus):ツグミ科に分類される鳥類。体長は 25cm ほどで、ツグミやヒヨドリと同程度の大きさ。名のとおり胸と脇腹が橙色で、目のまわりに黄色のアイリングがあり、背中が薄い褐色、腹は白色。オスは顔と翼に黒い部分ができる。メスは喉に白い部分ができるが、オスとよく似た顔の個体もいて、個体差がある。シロハラ、アカコッコ(伊豆諸島やトカラ列島に分布する固有種で留鳥)マミチャジナイ(日本では旅鳥)に似るがシロハラはその名のとおり腹部に橙色が入らない点でアカコッコはオスの頭部の黒色と背部の褐色がはっきり分かれる点やメスの喉に黒斑が入る点で、マミチャジナイは白眉斑が入る点で、それぞれ区別できる。
 東アジア(中国、朝鮮半島、ロシア沿海地方、樺太、千島列島、日本、台湾)およびフィリピンに分布する。日本の中部地方以北から樺太・千島列島にかけての地域で繁殖し、中部地方以南から中国南部、フィリピンまでの地域で越冬する。中部地方では個体の入れ替わりがあるが1年中見ることができる。
 繁殖は平地や山地の森林でおこなうが、非繁殖期は公園などでも見ることができる。食性は雑食で地上をはね回って主に昆虫、ミミズ、カタツムリなどを捕食するが、秋や冬には木の実もよく食べる。冬にはくちばしで落ち葉をひっくり返しながら虫などを探す様子がよく観察される。

完璧な保護色のアカハラ

完璧な保護色のアカハラ

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24 アカウソ

2006.12.24 / 横浜市戸塚区舞岡公園

お腹の紅が美しいウソですが、なかなかやって来ないのだそうです。

ウソ(鷽 学名:Pyrrhula pyrrhula ):スズメ目アトリ科の鳥。名の由来は口笛を意味する「おそ」から来ており、ヒーホーと口笛のような鳴き声を発することから「ウソ」と名付けられた。その細く、悲しげな調子を帯びた鳴き声は古くから愛されている。現在鷽は130円切手デザインのモデルになっている。アカウソ(P.p.rosacea) はベニバラウソ(P.p.cassinii)とともにウソの亜種である。
 体はスズメよりやや大きく、全長15cm、翼長8.5cm。頭の上と尾、翼の大部分は黒色、背中は灰青色。くちばしは太く短く黒い。雄の頬、喉は淡桃色をしているが、雌にはこの淡桃色の部分はない。雄は照鷽(てりうそ)、雌は雨鷽(あめうそ)と呼ばれる。ヨーロッパ、アジアの北部に分布する。冬季に北方に生息していた個体は南方へ移動する。日本では、本州中部以北で繁殖し、冬は九州以北の暖地に移動する。また、冬鳥としても渡来する。
 山地の樹林に住み、枝の上に椀形の巣を作る。木の実や芽、昆虫などを食べ、時にはサクラ、ウメなどの花やつぼみもエサとなる。囀声は「フィー、フィー」と口笛のような澄んだ声で、単調な節を交え、雄だけでなく雌も囀る。

木の実を啄むアカウソ

木の実を啄むアカウソ

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25 カワラヒワ

2006.12.17 / 横浜市戸塚区舞岡公園

この年は、アカウソが極端に多く飛来しましたが、散策中にカワラヒワの群れと遭遇し驚きました。

カワラヒワ(河原鶸 学名:Carduelis sinica ):スズメ目アトリ科の鳥。英名 "Oriental Greenfinch" は東洋にいる緑色のアトリの意。体長は約 14cm でスズメ同大。全体的に黄褐色で、太い嘴と、翼(初列風切と次列風切)に混じる黄色に特徴がある。東アジア(中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島、日本)に分布する。日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥。ただし北部のものは冬場は暖地へ移動する。低山から低地にかけて広く生息し、市街地の公園や川原などでも観察される。
 繁殖期には番いで小さな縄張りを持つが、秋以降は群れを形成し、植物の種子を求めて移動する。主に植物の種子を食べる。特にヒマワリなどの種子を好み、大きな種子を太い嘴でついばむ様子が観察される。地鳴きは「キリリ、コロロ」、さえずりは「チョンチョンジューイン」。

カワラヒワの群れ

カワラヒワの群れ

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26 モ ズ

2006.12.30 / 横浜市戸塚区舞岡公園

 モズはやはり小型の猛禽ですから、他の鳥を追い払って領土を作ります。お陰様で、ルリビタキ、アオジ、ウグイスなどが追い払われてしまいました。仲間内では、「卑弥呼」と呼ばれたメスのモズですが、後日、シジュウガラを
襲って餌にしていたという報告がありました。

モズ(百舌、鵙、Lanius bucephalus ):スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥。中華人民共和国東部や朝鮮半島、ウスリー南部、サハリンで繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部へ南下し越冬する。日本では周年生息(留鳥)するが、北部に分布する多くの個体は秋季になると南下して越冬する。全長20cm。翼や尾羽は黒い。
 夏羽は頭頂部が灰色で、腹面が白くなる。冬羽は頭頂部が褐色の羽毛で覆われる。頭頂部オスは背面が青味がかった灰色の羽毛、体側面と腹面がオレンジ色の羽毛で覆われる。また初列風切羽基部に白い斑紋が入る。嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く筋状の斑紋(過眼線)は黒い。メスは背面が褐色、腹面が淡褐色の羽毛で覆われ、腹面には波状の横縞が入る。過眼線は褐色。
 森林や草原、農耕地等に生息する。様々な鳥の鳴き声を真似た複雑な囀りを行い、舌が百枚あると考えられたことが和名の由来とする説もある。食性は動物食で、昆虫類、節足動物、甲殻類、両生類、小型爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類等を食べる。樹上等の高所から地表の獲物を探して襲いかかり、再び樹上に戻り獲物を食べる。捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む(早贄/はやにえ。秋に最も頻繁に行われるが、何のために行われるかは実際よく分かっていない。早贄を後でやってきて食べることがあるため、冬の食料確保が目的とも考えられるが、そのまま放置することもしばしばある。

モズの雌

モズの雌

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モズの雄(再掲)

梅とメジロ

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27 オオマシコ

2006.12.13 / 筑波山梅林

 この鳥は、人を余り怖がらないのだそうで、どんどん近づいてきたので、こちらの方が追いつめられました。紅の鮮やかなオスでした。

オオマシコ(大猿子 学名:Carpodacus roseus ):スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種。体長18cmほど。雄の頭部は濃い紅色、胸と腹部は桃紅色。雌は淡褐色で胸に立斑がある。冬鳥として九州以北に渡来するが、西南日本ではまれ。平地から山地や高原の林、草原で見られるが数は少ない。小群で生活し、アザミの種を食べたり地上に降りて草の実などを食べる。ツィ、チッと高い声で鳴く。ベニマシコに比べて大きく、尾が短く、メスも赤みのある羽をもっている。

雄のオオマシコ

雄のオオマシコ

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  筑波山冬芽啄む大猿子  北舟 

つくばやま ふゆめついばむ おおましこ

Tsukuba mountain, a rosefinch pecking at winter buds.

雌のオオマシコ

雌のオオマシコ

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28 ウ ソ

2006.12.30 / 横浜市戸塚区舞岡公園

普通のウソとは申しますが、横浜ではなかなかお目にかかることが難しい。

ウソ(鷽 学名:Pyrrhula pyrrhula ):スズメ目アトリ科の鳥。名の由来は口笛を意味する「おそ」から来ており、ヒーホーと口笛のような鳴き声を発することから「ウソ」と名付けられた。その細く、悲しげな調子を帯びた鳴き声は古くから愛されている。現在鷽は130円切手デザインのモデルになっている。アカウソ(P.p.rosacea) はベニバラウソ(P.p.cassinii)とともにウソの亜種である。
 体はスズメよりやや大きく、全長15cm、翼長8.5cm。頭の上と尾、翼の大部分は黒色、背中は灰青色。くちばしは太く短く黒い。雄の頬、喉は淡桃色をしているが、雌にはこの淡桃色の部分はない。雄は照鷽(てりうそ)、雌は雨鷽(あめうそ)と呼ばれる。ヨーロッパ、アジアの北部に分布する。冬季に北方に生息していた個体は南方へ移動する。日本では、本州中部以北で繁殖し、冬は九州以北の暖地に移動する。また、冬鳥としても渡来する。
 山地の樹林に住み、枝の上に椀形の巣を作る。木の実や芽、昆虫などを食べ、時にはサクラ、ウメなどの花やつぼみもエサとなる。囀声は「フィー、フィー」と口笛のような澄んだ声で、単調な節を交え、雄だけでなく雌も囀る。

ウソの雌

ウソの雌

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29 ハギマシコ

2007.01.21 / 相模原市城山湖

40羽位の群でしたが、撮影が難しい鳥ですね。誰かが置いた石のステージに載ってくれました。

ハギマシコ(学名:Leucosticte arctoa ):スズメ目アトリ科の鳥。夏季にロシア東部で繁殖し、冬季は中華人民共和国北部や朝鮮半島等で越冬する。日本では北海道の高山帯で繁殖するという報告もある(巣材を咥えたメスが観察された例がある)が詳細は不明。冬季に主に北海道や本州中部地方以北に飛来する(冬鳥)。
 全長16cm。全身の羽毛は黒褐色で赤みを帯び、黒い斑点が入る。嘴は太く、先端が黒い。オスの頭部は黒く、側頭部のみ明色。メスは頭部が褐色で、全体的にオスよりも体色が淡い。岩場のある山地や海岸等に生息する。まれに平地の川原や草原に現れる。数十羽以上の大規模な群れを形成し生活する。鳴き声は日本語圏では「ジュ、ジュ・・・」と聞こえる。
 食性は植物食で、主に種子を食べる。採餌は地上で行い、地上を跳ね歩きながら草の実等を探す。山地では山小屋のゴミ捨て場で残飯漁りをしていることもある。繁殖形態は卵生で、岩の隙間に枯枝等を組み合わせた皿状の巣を作り卵を産む。メスのみが抱卵する。

冬鳥のハギマシコ

冬鳥のハギマシコ

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30 トラツグミ

2007.01.21 / 相模原市道保川公園

 足音を聞いて、その後見つけるまでに40分を要しました。見つかればなんて事無いのですが、保護色が素晴らしい。1/8のシャッター・スピードで撮影できたのですが運良く上空を見て何かを警戒して停止したようです。130枚撮影して、被写体ブレが多く、残ったのが5枚だけでした。それにしても、姿の綺麗な鳥ですから、鵺(ぬえ)と呼ばれるのが何となく惜しいですね。

トラツグミ(虎鶫 学名:Zoothera dauma ):スズメ目ツグミ科の鳥。体長は30cmほどでヒヨドリ並みの大きさ。体表の黄褐色の鱗模様が特徴的である。東アジア、シベリア東南部、オーストラリアなどに分布する。日本国内では留鳥または漂鳥で、主に丘陵地や低山の広葉樹林に好んで生息するが、林の多い公園などでも観察されることがある。積雪の多い地方にいるものは、冬は暖地へ移動する。
 主に雑木林などの地面で、積もる落ち葉などをかき分けながら歩き、土中のミミズや虫などを捕食する。さえずりは「ヒィー、ヒィー」「ヒョー、ヒョー」。地鳴きは「ガッ」。
 森の中で夜中に細い声で鳴くため鵺(ぬえ)や鵺鳥(ぬえどり)とも呼ばれ、気味悪がられることがあった。「鵺鳥の」は「うらなけ」「片恋づま」「のどよふ」という悲しげな言葉の枕詞となっている。トラツグミの声で鳴くとされた架空の動物はその名を奪って鵺と呼ばれ、今ではそちらの方が有名になってしまった。

保護色が万全のトラツグミ

保護色が万全のトラツグミ

拡大写真(1600x1050)310KB

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