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 感動写真集

2011年4月6日改訂

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♪番田囃子〜下伊田道中囃子

白丁の風治神輿や川に入る   北舟

  Fuji portable shrine by the carriers dressed in white, entered in the river.

2011年4月6日制作

真っ先に彦山川に入水した風治神輿 / 川渡神事 14:30

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真っ先に彦山川に入水した風治神輿/風治八幡宮(福岡県田川市)

社紋「左三つ巴」   風治八幡宮   社紋「左三つ巴」

川渡神幸祭

川渡神輿

  ▼ 山笠(やま)には踊山笠(おどりやま)と幟山笠(のぼりやま)の二種類があるが、かつては前者が多かったものの現在、川渡(かわわたり)に参加している山笠はすべて幟山笠となっている。これは踊山笠では「がぶり」ができないため、ただ曳くだけになって見栄えがしないのと、踊りが出来る子供たちが少なくなったためだという。  
前後に揺らす「がぶり」を始めた 十一番山笠じゅういちばんやま 上伊田東かみいたひがし 」 / 御旅所 2008.5.18 14:07

前後に揺らす「がぶり」を始めた十一番山笠「上伊田東」 / 御旅所 2008.5.18 14:07

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  ▲▼ 山笠の屋根に立てられた約20本の幟(のぼり)には、赤幟に混じって白幟があり、「風治八幡宮」「天下泰平」と墨書されている。  
がぶる 上伊田東かみいたひがし

がぶる上伊田東

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  ▲▼ 須佐之男尊が宿る山笠の正面には一対の国旗が飾られているが神が宿る神輿や山車、屋台山笠などのいわゆる可搬社(かはんやしろ portable shrine に国旗を翻(ひるがえ)すのは初めて見る光景で、地元氏子たちの心意気が感じられる。  
動き出した御旅所の 山笠やま

動き出した御旅所の山笠

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  ▲▼ 風治八幡宮の山笠の特徴は何といっても屋根の上に立てられた10mもある真棒(しんぼう)下から「篭(かご)」「馬簾(ばれん)」「箱」「三つ輪」「御幣(ごへい)」が取り付けられている。  
上伊田東に続く 十番山笠じゅうばんやま 栄町さかえまち 」 / 御旅所

上伊田東に続く十番山笠「栄町」 / 御旅所

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  長さが約5.5mで五穀豊穣を表す5色(赤・白・黄・緑・紫)の馬簾(バレン)は130〜200本もあり赤幟とともに山笠の華やかさを演出している。馬簾は御利益(ごりやく)があるといわれており祭の終了後は地区内の各戸へ配布され、屋根の上や家の玄関などに飾られるという。  
ロープをつかんで身体を支える指揮者たち

ロープをつかんで身体を支える指揮者たち

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山笠やま

囃子はやし

 
 

 BGMに流れる山笠の囃子は太鼓1と鉦(かね)2〜3で演奏され地区毎に古くから伝承されてきた独自の調子を持つ。5人前後の囃子方が山笠の中で演奏しているので、外からは見ることが出来ない。

 
   囃子は、鉦の内側を叩く内鉦(うちがね)と、外側を叩く外鉦(そとがね)の2種類がある。内鉦は、「チキチン・チキチン・チキチン・コンコン」という調子の良い囃子で、かつて踊山笠が採用していた。栄町(さかえまち)、橘(たちばな)、番田(ばんだ)がこの方式で、その他の地区は全て外鉦である。  
栄町に続く 九番山笠きゅうばんやま 三井伊田みついいた 」 / 御旅所 14:10

栄町に続く九番山笠「三井伊田」 / 御旅所 14:10

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   外鉦の山笠の中で笛も併せて演奏する下伊田(しもいた)と鉄砲町(てっぽうまち)の囃子は、特に歴史が古い。どの山笠でも、演奏の始めと終わり、「がぶり」を行うとき、神輿や他の山笠とすれ違うときには、場を盛り上げるためにダブりと呼ぶ連打が行われる。  
上伊田東かみいたひがし 三井伊田みついいた のがぶり 14:13

上伊田東と三井伊田のがぶり 14:13

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川渡神幸祭かわわたりじんこうさい 会場

川渡神幸祭会場

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  ▲▼ 一足先に彦山川の川渡会場(かわわた りかいじょう)に行った。水は、東から西に流れており、新橋の堰(せき)と番田橋上流の小さな堰(せき)の間で、丁度良い水深になるように調整されていた。大雨になると、水かさが増し、水流も強くなって渡河(とか)できなくなることがあるという。この日は、晴天に恵まれ、コンディションは最高だった。  
彦山川ひこやまがわ に入水するための北岸(御旅所側)斜路
 

←御旅所

豊洲製氷冷蔵工場

観覧席

新橋

彦山川に入水するための北岸(御旅所側)斜路

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  ▲▼ 昔は神輿も山笠も担いで渡河したと思われるが、現在の河床(かわどこ)は、四輪車の山笠を担がなくとも移動できるようにコンクリートで舗装されており江戸時代の文化がかなり変質していることが伺われる。  
   還御の入水地点は、番田橋の東にある小さな堰のすぐそばの北岸で、道路から水面までの斜路がある。  
彦山川ひこやまがわ の斜路に入る 白鳥神輿しらとりみこし  14:19

彦山川の斜路に入る白鳥神輿 14:19

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  ▲▼ 最初に姿を現したのは白鳥(しらとり)神社の神輿(白鳥神輿)だった。烏帽子(えぼし)・白丁(はくちょう)姿の担ぎ手は、綱引き大会で見た「みこしをかつぐ会チーム」と同じ装束だが、三角の肩当(かたあて)は白色のものを使っている。行灯袴(あんどんばかま)の下は神社の伝統装束である褌(ふんどし)ではなく、大正時代に発明された半ダコ(短パン)だった。  
彦山川ひこやまがわ の河川敷に下りた 白鳥神輿しらとりみこし

彦山川の河川敷に下りた白鳥神輿

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彦山川ひこやまがわ の斜路を下る 風治神輿ふうじみこし

彦山川の斜路を下る風治神輿

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  ▲▼ 午後2時半ころ、真っ先に風治八幡宮の神輿(風治神輿)が彦山川に入水した。担ぎ手は行灯袴の股立(ももだち)を取っており、白鳥神輿同様、下半身は半ダコ(短パン)だった。2トンもある大型神輿を60人ほどで担ぐのは容易ではないので、河床で休憩するための馬(うま)が用意されているのが見える。  
真っ先に 彦山川ひこやまがわ に入水した 風治神輿ふうじみこし / 川渡神事 14:30

真っ先に彦山川に入水した風治神輿/ 川渡神事 14:30

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  白丁の風治神輿や川に入る  北舟 

はくちょうの ふうじみこしや かわにいる

Fuji portable shrine by the carriers dressed in white, entered in the river.

彦山川ひこやまがわ を渡る 風治神輿ふうじみこし

彦山川を渡る風治神輿

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彦山川ひこやまがわ を渡り南岸(本宮側)に向かう 風治神輿ふうじみこし

彦山川を渡り南岸(本宮側)に向かう風治神輿

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水掛神輿みずかけみこし

水掛神輿

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彦山川ひこやまがわ に入水した 白鳥神輿しらとりみこし  14:34

彦山川に入水した白鳥神輿 14:34

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彦山川ひこやまがわ を渡る 白鳥神輿しらとりみこし

彦山川を渡る白鳥神輿

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彦山川ひこやまがわ の南岸に向かう 白鳥神輿しらとりみこし

彦山川の南岸に向かう白鳥神輿

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水門前に集結した宮神輿 14:35

水門前に集結した宮神輿 14:35

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