西大寺会陽（垢離取場）

宝珠印褌

子供会陽

垢離取場

本堂大床

宝木争奪

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西大寺会陽'１０

日本三大奇祭

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ちばあきお

最初の垢離取り

　まだ午後７時半だというのに、最初に垢離取場に現れたのは、地元西大寺高校の学生たち。ワッショイ、ワッショイの元気の良い掛け声で、垢離取場を駆け抜けて行った。

西大寺高校の垢離取り

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	全国制覇の祈願！
	体育部のメンバーらしく、全国制覇の祈願をしているようで、男女ともに元気があって勇ましい。本堂・大床（おおゆか）の正面階段でガッツポーズの記念撮影をしていた。

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西大寺会陽太鼓さいだいじえようだいこ

　西大寺会陽太鼓は、宝木の争奪戦に参加できない女性たちが裸の男たちの士気を高め、安全を祈願するために結成したという。会陽当日の午後８時、９時半、10時半の三回にわたって勇ましい太鼓の音が場内に鳴り響く。

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会陽冬花火えようふゆはなび

　午後９時から30分間、1500本の会陽冬花火が夜空を彩り、これから始まる会陽本番を盛り上げた。花火の下は観覧席。その右は垢離取場の入口にある石門で、手前に岡山県警の警備本部が陣取る。

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企業裸きぎょうはだか

たち

　午後９時40分、はじめて企業裸と呼ばれる団体が垢離取場に繰り込んできた。３月１日のダイヤ改正の幟を持っている裸たちは、JR西日本岡山支社の人たち。

JR西日本岡山支社の裸たち

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	シティライトの横断幕を持って観音像の噴水を廻る裸たち。internetで検索すると、岡山市内に本店を持つ中古車販売業を営む会社ということが分かった。宣伝効果抜群である。

垢離取場観音像の噴水を廻る裸たち

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裸押し観音像の垢離取場　　北舟　　

駆け抜ける男たち

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	孫と一緒に
	午後10時くらいまでなら垢離取場の撮影が可能で、それ以後は警備隊により厳しい警備体制が敷かれるため、観客は入場できない。混雑を避けたい裸たちは、早期に垢離取場を訪れていた。

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	飛び入りの外人たち
	意気揚々と外国人の裸が境内を駆け抜ける。褌と白足袋というユニフォームになれば、誰でも参加できる。

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	スクラムを組んで走る裸たち
	夜が更けるにつれて裸の群が増え、スクラムを組んだ企業裸たちがワッショイ、ワッショイと声を張り上げながら順路に沿って何度も行き来する姿が多くなり、会陽の熱気が高まってくる。

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