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Wa☆Daフォトギャラリー

 旅紀行日本の裸祭り

2009年11月13日改訂

今 日

昨 日

♪海のアラベスク・水の宮・桜川・氷湖・手をつないで 水の宮・和風BGM

拡大写真(1400x1050)271KB

桂川裸で渡る星月夜   北舟

2006年11月14日制作

還御した神輿

撮影:清原浩

還御した神輿(若宮八幡裸祭り/大分県豊後高田市)

 
若宮八幡神社の神紋   川禊

若宮八幡裸祭り

 

還御

川禊 宮出 巡幸 松明 入川 濡褌 川渡 還御 '16 '13 '12 '11 '10 '09 '08 '07 '06 和田義男
 
のぼ 神輿
 一日置いた11月5日(日)夕刻、若宮八幡神社の下宮(しもみや)に集まった陸組たちは、神事の後、お上り神輿を担いで、桂川左岸(西岸)の繁華街を練り歩いた。

下宮で二泊した神輿

下宮で二泊した神輿

拡大写真(1400x1050)293KB 撮影:清原浩
   最終日はお上り神輿なので、お下りとは逆に白組が神輿の前部を担ぎ、若い輿丁たちが気合いを入れていた。

夜の市街を練り歩く陸組の輿丁たち

夜の市街を練り歩く陸組の輿丁たち

拡大写真(1400x1050)245KB 撮影:清原浩
 
入 川いりかわ
 とっぷりと日が暮れて、あたりが闇に包まれた午後6時すぎ、大たいまつに火が入った。桂川左岸のスロープのそばで川組にバトンタッチされたお上り神輿は、午後6時半ころ、新しい褌をキリリと締め込んだ輿丁たちに担がれて、入川(いりかわ)した。

川組に引き継がれた神輿

川組に引き継がれた神輿

拡大写真(1400x1050)241KB 撮影:清原浩

スロープを下る神輿

スロープを下る神輿

  撮影:清原浩
  桂川裸で渡る星月夜  北舟 

かつらがわ はだかでわたる ほしづきよ

川に入った神輿

川に入った神輿

  撮影:清原浩
   お下りと比べて入川が1時間ほど遅くなったためか、満ち潮の桂川は、周防灘(すおうなだ)の海水が遡上(そじょう)して水位が上がっており、画像を見て分かるように、かなり濁っている。

胸まで浸かる川越え

胸まで浸かる川越え

  撮影:清原浩
  満潮に乗たる神輿川渡  北舟 

みちしおに のりたるみこし かわわたり

   桂川右岸(東岸)に取り付くと、スロープの下で、川組の裸たちが最後のパフォーマンスを繰り広げた。写真下は、スローシャッターのために画面がぶれているが、かえって躍動感があり、清原さんの傑作のひとつである。

水しぶき!

水しぶき!

拡大写真(1400x1050)299KB 撮影:清原浩

川から上がるお上り神輿

川から上がるお上り神輿

  撮影:清原浩
 

全身ズブ濡れになった川組の輿丁たちが白組を先頭に右岸の道路を練り歩く。川組幹部も全員白鉢巻である。

還御した神輿

還御した神輿

拡大写真(1400x1050)271KB 撮影:清原浩

「ワッショイ!ワッショイ!」

「ワッショイ!ワッショイ!」

拡大写真(1400x1050)227KB 撮影:清原浩

一段と逞しく見える男たち

一段と逞しく見える男たち

拡大写真(1400x1050)232KB 撮影:清原浩

赤組も最後の気合いを入れる!

赤組も最後の気合いを入れる!

拡大写真(1400x1050)261KB 撮影:清原浩
 
川組会長の最後の しめ
 市役所前の中継地点で、お上り神輿に上がった桑原猛・川組会長の三本で最後の〆が行われ、川組のフィナーレを飾った。この後陸組に担がれた神輿は、無事本宮(もとみや)に還御(かんぎょ)し、熱い男の裸祭りが終わった。

白鉢巻の凛々しい川組会長の三本締め!

白鉢巻の凛々しい川組会長の三本締め!

拡大写真(1050x1400)231KB

撮影:清原浩

  秋祭川渡褌茶に染る   北舟 

あきまつり かわとふんどし ちゃにそまる

和田義男


和田義男
 
OLYMPUS E-330 E-500

11-22mm 14-54mm 50-200mm


800万画素


 1,500枚  2,420MB

撮影 2006年11月5日
 
 

 今年は晴天と薄暮の潮どきに恵まれ、大たいまつの紅蓮の炎と太鼓の演奏のもと、美しくも勇壮な川渡神輿が観衆を魅了した。
 予想を越える素晴らしい裸祭りで、衣装の乱れもなく、900余年にわたって何ら変質することなく子々孫々に引き継がれてきた伝統文化にすっかり感動してしまった。戦時中も中学生らが神輿を担いで伝統を守ってきたと聞いたとき、頭が下がる思いだった。
 宮神輿一基と、規模こそ小粒だが、中身が素晴らしく、無形民俗文化財の指定を受ける資格は十分にある。これからも変質させることなく、伝統の裸文化を継承して頂きたい。

川組後援会幹部と乾杯!

向かって右から清原浩さん、会長の三谷一俊さん、近藤靖彦さん、筆者、中山田武利さん。

川組後援会幹部と乾杯!

拡大写真(1400x800)210KB

 
川組後援会との交流
 11月3日(金)は、全ての作業を終えたあと、川組後援会の幹部たち有志が行きつけの「恵比寿」で懇親会を開いてくれた。生ビールで乾杯して、渇いた喉を潤した後、大分特産で全国bPのむぎ焼酎「二階堂」のロックを傾けながら、地元の山海の珍味を満喫した。話は祭り談義、ふんどし談義など、途切れることなく続き、途中でこの店のご主人の西さんも加わり、気がつけば午前零時を過ぎていた。

★☆★彡

 川組後援会は、5年ほど前に40歳を超える川組OBが現役を盛り立てようと発足したもので、現在、9人の会員を擁する。三谷会長を中心に、伝統の裸祭りを名実共に日本三大裸祭りの一つにしたいという夢は大きい。
 その活動はまだ緒に就いたばかりであるが、川組後援会のホームページなどを通じて全国に交流の輪を広げ、幅広い視点から進むべき方向を提言してゆきたいという。5年先、10年先にどれだけの稔りがあるか、誠に楽しみな集団である。 川組後援会ホームページ
 このたびの取材旅行で、地元・川組後援会の皆さんと交流がもてたことは大きな喜びであり、これからもこの素晴らしい関係を続けてゆきたい。私の作品を見て、読者の多くの方々が実際に豊後高田市に行かれて、この裸祭りのロマンと感動を肌で味わっていただければ幸いである。
 撮影した原画は全てDVDに焼いて、清原さんに郵送した。ポスターや印刷物、ホームページなどに写真を掲載するときは「撮影:和田義男」とキャプションを入れてもらえば、あとは自由に活用して頂くことにしている。

謝 辞

 世界一の大たいまつの作成・据付や川組幹部の川中禊などの事前準備と、5日のお上りを含む全ての行事を撮影した写真を川組後援会から提供していただいたお陰で、若宮八幡神社裸祭りの魅力を完璧に捉えた感動巨編ができあがりました。
 川組後援会のお招きと全面的なご支援がなければ、この作品は生まれなかったのです。特に清原浩さんには大変なご尽力を賜りました。心よりお礼申し上げます。この裸祭りが1日も早く無形民俗文化財の指定を勝ち取ることを願いながら、豊後高田市裸祭り保存会と川組後援会はじめ、裸祭り関係者の今後益々のご発展とご多幸を祈念しております。有り難うございました。

宇佐神宮本殿(国宝)

宇佐神宮本殿(国宝)

 
南無八幡大菩薩なむはちまんだいぼさつ
 豊後高田市に隣接する宇佐市は、八幡神(はちまんしん やわたのかみ)発祥の地で、全国の八幡神社の総本山である宇佐神宮(うさじんぐう)がある。 宇佐神宮公式サイト
 昔、大時化で船が遭難し、人事を尽くして天命を待つ事態に至ったとき、船頭以下船乗りたちは髷(まげ)の髻(もとどり)を切って出家の意を表し、ひたすら「南無八幡大菩薩」をとなえて神仏の加護を祈った。
 「八幡」は神道の八幡神で、「大菩薩」は仏教の仏であるから、神も仏もごちゃまぜにする神仏混淆(しんぶつこんこう)は、今日においても日本人の宗教観の大きな特色となっており、その歴史は宇佐神宮にはじまるという。
 また、祭りに欠かせない持ち運び式神社 portable shrine である「神輿」が宇佐神宮からはじまったことは意外と知られていない。

熊野磨崖仏

熊野磨崖仏

  秋日和深山幽谷磨崖仏  北舟 

あきびより しんざんゆうこく まがいぶつ

 
磨崖仏まがいぶつ
 取材を終えた翌日、私は清原さんの運転する愛車に乗せてもらい、宇佐神宮にお参りしたあと、終日、磨崖仏で知られる国東(くにさき)半島の六郷満山(ろくごうまんざん)を巡り歩いた。長い階段や谷を下る道は険しいが、天台宗や真言宗の仏教文化を訪ねる巡礼の旅には多くのロマンと感動があり、約600枚・900MBの写真を切り取ってきたので、後日、「国東半島の旅」(仮称)として作品にまとめたいと思っている。

★☆★彡

 大分県には別府(べっぷ)や湯布院(ゆふいん)などの有名な温泉地があり、裸祭りの前後にこれらの観光名所を廻れば、満足度100%の旅が満喫できる。 2006.11.15 和田義男 〈 完 〉
読者からのお便り

2006年11月20日(月)雨  清原 浩   様より

最終DVD明日発送  清原 様  「若宮八幡裸祭り」を再度チェック。最終ページに読者のお便りも加えました。これで、完成品とします。

編集したパノラマ写真なども含め、今回の取材に関連する全てのファイルをDVDに2枚焼き、1枚は永年保存版、1枚は明日、清原さん宛にお送りします。何度見ても素晴らしい作品に仕上がりました。清原さんのお陰です。有り難うございました。 和田

Re: 最終DVD明日発送 DVDの件、有難うございます。和田様の作品は、與丁の評判も絶賛です。西叡太鼓のDVDも一応手に入ったんですが・・・・・これがホームビデオで撮影したもので、音質は悪く、雑音や声などが入ってて、とても使えるものではありませんでした。

おはようございます。お便り有り難うございました。「若宮八幡裸祭り」は、大好評で、一週間でアクセス2000件を超えてしまいました。神輿一基の裸祭りがこれほどまでにロマンと感動を与えてくれるのですから素晴らしいですね。

900年余の長い伝統の重みと、運営母体の皆さんの熱い想いが、美しくも勇壮な豊後高田市独特の裸文化を育み、それを変質させることなく継承されてこられた賜だからでしょう。我々の作品を見て、来年、多くの観客が豊後高田市を訪れることを祈念しています。川組後援会に部外者の参加申し込みがあるかも知れませんね。


また、1月上旬の日曜日に開かれるホーランエンヤも取材していただけると助かります。清原さんの作品として感動写真集に紹介させていただければと思っています。是非ご検討頂ければ幸いです。有り難うございました。
 11/23
 
一週間で2000件を超えるアクセス、ほんと凄いですね。私共後援会も、今後の在り方を考えなければ成らないと改めて思いました。また今後、ホーランエンヤや天念寺修正鬼会などの撮影も参加し、和田様にお送り致しますね。では、またご連絡いたします。
 
大分の郷土芸能や文化は、まだまだ東京や全国では知られていません。これからさき、清原さんからWa☆Daフォトギャラリーを通じて世界中に彩り豊かな画像を発信して頂ければ、多くの方々がロマンと感動を共有出来ることでしょう。どうかよろしくお願いします。有り難うございました。
2006年11月18日(土)曇  繁定文代   様より

Re: 「若宮八幡裸祭り」完成版アップ! こんにちわ!主人が「若宮八幡裸祭り」の写真を見てたいへん感動して一度見たいなあとつぶやいておりました。主人が16日、17日、18日と関西に行っており時間が沢山あるので私は、ゆっくりと見させて戴きました。「男のロマンですね」。又男に生まれた特権ですね。いつまでもこの様な伝統ある行事が受け継がれることを願っています。楽しい写真を有難うございました。
お便り有り難うございました。裸祭りは、神戸で単身赴任していたとき、友人に誘ってもらい、「灘のけんか祭り」 http://wadaphoto.jp/maturi/japan07.htm を見てとても感動し、それ以来、高温多湿の気候風土に育まれた日本古来の裸文化が変質していない、つまり、褌姿が継承されている祭りを追いかけてシリーズ化しているものです。本当に男らしい祭りで、ロマンと感動をたっぷり味わうことができ、私の大好きなジャンルのひとつです。これほど多くの裸祭りを取材したサイトは日本にはないと自負しており、更に内容を充実させていこうと思っています。
2006年11月17日(金)晴  西村文次郎   様より

Re: 「若宮八幡裸祭り」完成版アップ! こんにちは。「若宮八幡裸祭り」完成版アップ!おめでとうございます。作品のペースが早いですね〜。今回の作品も素晴らしいですね!褌をきりりとしめた姿、かっこいいですね。和太鼓の演奏の時にも、時折みかけますが、実にかっこいい!中には外人さんもおられますね〜。

相撲をとるのにもパンツの上からまわしをつける話も聞きますが、あの外人さんの褌姿も決まってますね〜。写真も素晴らしいけど、和田さんの行動力、交流の広さにも、脱帽です。今回も素晴らしい写真と感動をありがとうございました。向寒の折から、ご自愛なさってこれからも素敵な写真を撮って下さいね。

おはようございます。早々に「若宮八幡裸祭り」をご覧いただき、有り難うございました。日本相撲協会が相撲の国際試合の普及のために、パンツの上にまわしを締めることを認めるという失策をしたことが残念でなりません。それぞれの国で発祥した伝統衣装を変質させてまで普及を図ることには大反対です。外人の褌姿が決まっているとのお言葉、大相撲の琴欧州も格好いいですよね。(^^

ホームページのお陰で、多くの素晴らしい人たちと簡単に交流できます。本当に有り難い時代になったもので、ますます熱くなります。有り難うございました。
 
2006年11月16日(木)晴  K   様より

メールありがとうございます 裸祭完成版のご連絡ありがとうございました。祭りの準備段階とも言うべき、下帯を締める光景もありますね。皆さん上半身に白いものを着用して着替えているので、男性自身を周囲に見られることを恥じらって、そのように褌を締めているのかと思いましたが、よくみると違いますね。晒しを上半身に着用した半纏の上からも巻いていますね。裸祭にも多種あるように、それぞれの裸祭にそれぞれの褌の着用方法があるのが興味深いです。

国府宮裸祭では、準備の際、裸男たちは褌に着替える前に一度風呂に入り、そこから部屋に戻り、素っ裸のまま褌を着用するのが多いと聞いております。また、足袋を履いてから褌を締めないと、褌や晒しをあまりにきつく締め上げるため、たいへんなことになるようです。きつく締めるので、腰をかがめられないんだそうです。

若宮の裸祭の褌を締め方はどうなのでしょう?和田さんは、写真撮影のため現場にみえましたよね?どうでしたか?裸男たちは、息をすべて吐き、おなかをへこませて褌を締めていましたか?


お便り有り難うございました。若宮八幡の祭り衣装ですが、最初に足袋と草鞋をつけ、狩衣と呼ばれる短い上衣を着たあと、1反10mの晒木綿で褌と腹巻きをします。

腹巻きは、横褌と狩衣の上にきつく巻上げ、ずれるのを防いでいます。写真をご覧いただければお分かりですが、きつく締めたといっても、かがむことはできます。ある程度腹をへこませて締めないと緩みますから、程度の差があるということでしょう。川の中に入ると水に濡れて晒布がからみつき、ずれにくくなりますので、そんなにきつく巻く必要はないようです。

国府宮裸祭りも密着取材しましたので、良く知っていますが、腰をかがめられないほどきつく腹巻きを締めているグループがあるとすれば、特殊な人たちで、一般の人たちはそのようなことはありません。国府宮の場合は、上衣は着けませんので、素っ裸で褌とその上に腹巻きをします。
 

2006年11月16日(木)晴  匿名   様より

「若宮八幡裸祭り」拝見しました。 若宮八幡まつり拝見しました。いつも以上にダイナミックな画像で感動いたしました。個人的に以前から、あのような褌の締め方(余った布をお腹に巻きつける方法)がいまひとつわからなかったので、自分でやってみてもすぐに横みつだけが下がってくるのですが、今回の画像を見て、おそらく通常の六尺よりは最初の横みつが幾分高めのところで締められているのですね。

入水することで褌は汚れていましたがあれは一回きりの使用でしょうか?祭りによってはご利益として保存する場合がありますよね。

お便り有り難うございました。六尺褌の締め込み方ですが、横褌(よこみつ)は普通の位置です。その上に腹巻きを何重にもしめるのですが、緩いとずれてしまいますので、かなりきつく巻いているようです。

新品の褌は1回で汚れてしまい、後半のお上りは新しい晒です。川組後援会の清原さんの説明では、汚れた褌は洗濯して予備として準備するほか、妊婦の腹帯や神社のお手ふきなどに使うようです。祭りによっては、浄めの布として切り取って配る地方もありますね。
 

2006年11月15日(水)曇  大森保武   様より  つれづれなるままに 

「若宮八幡裸祭り」拝見しました 
『若宮八幡裸祭り』を見て、褌にこだわる気持ち、良くわかりました (祭りがハンダコだったら900年も続かなかったでしょう) 法被にハンダコ姿の祭り・・・・・・、確かに『大原の秋祭り』でも、褌にこだわる人がいました 粋でした (写真添付) でもチャンポンでは・・・・ 大作有難うございました   ではまた

大原の秋祭り

大原の秋祭り

 
今晩は。お便り有り難うございました。江戸時代の有名な絵師・葛飾北斎の名著「北斎漫画」は、あらゆるシーンを描いた巨大なデッサン集ですが、ハンダコ姿はどこにもありません。江戸時代の町民の代表として知られる魚屋のぼて振り・一心太助は、褌であって、ハンダコではないのです。江戸時代の男性は、みんな褌をしていました。布は貴重なので、貧乏人は褌すらしていなかったようで、暑くもないのに尻からげをしているのは、褌をしていると自慢しているのだそうです。ハンダコ姿は、日本のマスコミが作り上げた虚像で、非常に腹の立つことです。

お送りして頂いたお祭りの写真は、大相撲のような下げまで付けた伝統の祭り衣装にこだわる褌愛好者が粋な姿を披露する一方で、あり得ないハンダコ姿が幅をきかしています。伝統の裸文化が変質し、このような玉石混淆のシーンとなりました。ズボンや運動靴まで登場しては見るに堪えませんね。(^^;

褌は、格好悪いという人がいますが、これほど日本的な姿は世界中何処を探しても見あたりません。褌をする部族はいますが、日本人のような粋な姿はどこにもありません。私は日本人男性のアイデンティティを示す褌の良さをこれからもアピールしてゆきたいと思います。熱くなって、すっかりふんどし談義になってしまいました。(^^; 有り難うございました。
2006年11月15日(水)晴  kinuko   様より

若宮八幡裸祭り 若宮八幡まつり拝見しました。中でも驚いたのは願い札を大たいまつに込めている所等裏方さんの苦労が伝わる様です。又写真では 闇を切り裂く火矢 良く撮れた事と思います。

私の好きな句 篝火を縫ひて御輿の川渡る 火の燃ゆる川面に浮かぶ御輿かな 夜祭りや黒子に徹す草鞋切
先生の作品はどれも素晴らしいですがこの三句は心に残ります。有難う御座いました。
こんにちは。いつもお便りをお送りいただき、有り難うございます。今回は地元の方との交流があり、大変感動したせいか、編集にも気合いが入り、取材後わずか11日目で大作を仕上げることができました。これまでのスピード記録です。(^^; でも、中身は過去のどの作品にも劣らないもので、それは、素晴らしい素材があって、私の琴線に触れたからだと思います。

俳句も、彩り豊かな材料が沢山あり、次々と名文句が浮かび、粗製濫造気味ですが、満足度の高い句が生まれました。先生と呼ばれるのは恥ずかしいことですが、kinukoさんが選ばれた三句は、私も大変気に入っています。有り難うございました。
2006年11月14日(火)晴  宮嶋 茂   様より  タイの仏教文化シリーズ

Re: 「若宮八幡裸祭り」完成版アップ! いつもお知らせありがとうございます。早速拝見させていただきました。外国に住んでいますと、いつも思うことは、日本人の精神性の高さと、豊かさです。

これがどのようにして、今日の我々までにたどりついているのだろうかと考えさせられるのですが、それには日本の風土の影響もあるでしょうし、神道の影響もあるのかも知れません。祭りの伝承もそうかも知れません。

毎年繰り返されている伝承の意味をやはり考えさせられます。伝承していくには、金も掛かるでしょうし、伝承していく意欲も手間隙も大切な要素でしょう。地域が一体となって初めてこういった伝承も可能になるのでしょう。そういうことを考えていきますと、まさにこうした祭りは日本の国宝だと思います。

拝見していまして、そんなことを思わされました。私どもはクリックをしていくだけなのですが、これを仕上げる立場に立てば、まさに大変なことだと思います。有難いことです。このサイトが一人でも多くの日本人に見てもらえることを心からお祈りしています。お知らせありがとうございました。
今晩は。早々に「若宮八幡裸祭り」完成版をご覧いただき、有り難うございました。日本の伝統文化は、自然崇拝や神仏混淆した鎮守の森の神様を中心に育まれてきました。地方に行けば行くほど地域の連携が強く残され、スローライフが生き残っています。

明治維新以後、このような古き伝統と悪しき因習が時代遅れだとして破壊されて来ましたが、今はその価値観が逆転し、古き良きものが見直されています。

戦後でも、私の小学時代は、先生から土佐弁の「おんし(君)、おら(私)、ねや(でしょう)、ちや(感嘆)、おてやん(父)、おかやん(母)」を言うと罰金を取るといわれ、方言撲滅運動が推進されましたが、今は、学校で方言を教え、少数地域の独自の文化を守ろうとやっきになっています。

金子みすずの「みんな違ってみんないい」は、けだし名言ですね。時代の移り変わりを感じますが、個や地域を大切にする今が最も正しい生き方だと思います。日本は、本当に素晴らしい国だと思います。有り難うございました。
2006年11月7日(火)晴  O.   様より  スイスの旅友(女性)のお便り

Re: 「若宮八幡裸祭り」速報!  
お久しぶりです。「若宮八幡裸祭り」拝見いたしました。素晴らしいですね。 幻想的で男らしくって、なんといってもセクシー!!ほれぼれしてしまいました。いつになるかわかりませんが裸祭りを実際にみてみたくなりました。素敵な写真を又、楽しみにしています。
今晩は。お便り有り難うございました。早々に「若宮八幡裸祭り」速報!をご覧いただき、光栄です。「幻想的で男らしくって、なんといってもセクシー!!」 というご評価、「我が意を得たり」 といった感じで、とても嬉しく思いました。

水森亜土さん談:お祭りは専ら行列を追いかけるだけだけど、実は・・・、お神輿を担ぐ人のふんどしを締めたお尻が美しい!中学生の頃からなんてセクシーなんだろうと思ってた、キャハハ。ませてたのかな。お祭りが盛り上がって熱気が最高潮に達すると、お尻もピンクになるのね。あっ、言っちゃった!(東京人 2003年6月号52頁)

私の裸祭りは、長い歴史を経て洗練され、変質していないものだけを厳選してカメラを向けています。是非、本物をご覧下さい。更にワクワクする迫力がありますよ!
川禊 宮出 巡幸 松明 入川 濡褌 川渡 還御 '16 '13 '12 '11 '10 '09 '08 '07 '06 和田義男
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