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拡大写真(1024x768)155KB
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2003年10月30日(金)、家内と二人で日光へ旅した。早起きして中央線快速でJR神田駅まで行き、地下鉄銀座線で浅草に出て、東武浅草駅0710発特急けごん1号に乗り、0916東武日光駅に着いた。
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特急けごんは、クリーム色のスマートな車体で、全車指定席。片道1時間45分で浅草と日光を結ぶ。
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駅前のバス乗り場では、既に長い列ができていた。湯本(ゆもと)温泉行きと中禅寺(ちゅうぜんじ)温泉行きの乗り場があるが、どちらも中禅寺温泉を通る。便数の多い湯本温泉行きに並ぶと良い。幸運にも2台目の臨時便で坐って行くことができた。
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明智平
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約30分後、上り専用の第二いろは坂の途中「ね」のカーブを過ぎると、明智平という駐車場に着いた。バスから降りる人は少なく、ここが必見のスポットだということを知らない人が意外と多い。
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明智平では観光客が野猿に襲われる被害があり、猿に餌を与えないようにとの注意書きがあった。特に白いビニール袋が狙われるという。 |
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明智平から山上の展望台までロープウェイが通じており、往復710円、4分ほどで着く。 |
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明智平ロープウェイ |
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拡大写真(1200x900)252KB 【E-1
80mm
F6.3 1/320秒 ISO100】
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拡大写真(1200x900)263KB 【E-1
28mm F8.0 1/320秒 ISO100
】
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明智平展望台
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拡大写真(1200x900)297KB 【E-1
104mm/28-108mm
F6.3 1/400秒 ISO100】
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拡大写真(1200x900)263KB 【E-1 566mm/100-400mm+EC14
F6.3 1/400秒 ISO100】
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明智平展望台
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展望台に上ると、西方の標高2,578mの白根(しらね)山系を背景に中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)や華厳滝(けごんのたき)、その右手北側の標高2,484mの男体山(なんたいさん)、下り専用の第一いろは坂、屏風岩(びょうぶいわ)と、正面から右にかけて雄大なパノラマが展開する。息を呑む素晴らしさである。
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パノラマ写真(2000x920)248KB 【E-1 76mm/28-108mm
F6.3 1/160秒 ISO100 連続写真2枚
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日 光
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日光は、栃木県北西部、日光市を中心とする地域の通称で、日光火山群の南部、大谷(だいや)川水系の中・上流地域に当たる。華厳滝より上流の奥日光と下流の表日光(口日光)に分けられる。
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日光は雄大な自然に恵まれた地であり、また、男体山(なんたいさん)を中心に奈良時代末期に勝道上人(しょうどうしょうにん)によって開かれた山岳仏教の聖地である。近世には徳川家康を祀る日光東照宮の造営により栄え、国宝などに指定された建築物や文化財も多い。このため「日光を見ずして結構というなかれ」とまでいわれ、日本を代表する観光地の一つとして国際的にも知られている。
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日光市は、東西29km、南北22km、総面積321km2。市域の90%以上は山林や原野で占められており、市街地は国道に沿い、細長く帯状に連なっている。日光の入口で海抜500m、市内を通り、いろは坂を登り、奥日光の湯元まで行くと海抜1,500mとなり、1,000mの高低差のある複雑な地形をしている。 |
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拡大写真(1200x1600)255KB 【E-1 134mm/100-400mm
F4.5 1/400秒 ISO100】
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日光は、かつては関東地方における代表的な修験道の道場であった。日光の名称は保延4年(1138)の清滝(きよたき)寺大般若経奥書に初見される。それ以前は二荒山(ふたあらさん ふたらさん)と呼ばれており、「二荒」を音読することによって「にこう」「日光」に変化したとする説が一般的だという。
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拡大写真(1200x900)297KB 【E-1 566mm/100-400mm+EC14
F4.9 1/200秒 ISO100】
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いろは坂の女人堂 |
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いろは坂
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馬返(うまがえし)から中宮祠(ちゆうぐうし)間の坂は道路のカーブが48あったことから、いろは48文字にちなんで「いろは坂」と名付けられた。明治5年(1872)に男体山の女人禁制が解かれるまでは、この坂が結界で、坂の途中には今でも女人堂(にょにんどう)が残されている。 |
昭和29年(1954)の改修によりカーブの数は減ったが、交通量の増加に伴い、昭和38年(1965)上り専用の第二いろは坂が建設され、これまでのいろは坂は下り専用の第一いろは坂となり、両坂合わせて48のカーブとなり、いろは48文字が割り振られている。 |
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いろは坂の正式名称は国道120号線で、上りの第二いろは坂は「い」〜「ね」の20、下りの第一いろは坂は「な」〜「ん」の28のカーブがあり、標高差は約500m。 |
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拡大写真(1200x900)297KB 【E-1 28mm/28-108mm
F8.0 1/250秒 ISO100】
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第一いろは坂
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拡大写真(1000x1200)304KB 【E-1 108mm/28-108mm F6.3 1/400秒 ISO100】
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屏風岩
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第一いろは坂の入口付近に屏風岩がある。そこに風穴とか雷神窟(らいじんくつ)などと呼ばれる大きな洞穴があり、風神と雷獣(らいじゅう)が住んでいて、雷(かみなり)をおこし豪雨を降らせ、春と秋に暴風が吹いて土地を荒したので、二荒山(ふたらさん)という名ができたという。二荒山は男体山(なんたいさん)
のことで、古くは黒髪山(くろかみやま)とも呼ばれた。
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屏風岩全景
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拡大写真(1200x900)297KB 【E-1 28mm/28-108mm
F7.1 1/200秒 ISO100】
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屏風岩
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拡大写真(1200x900)297KB 【E-1 176mm/100-400mm F4.5 1/500秒 ISO100】
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