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和田義男

 旅紀行ジャパン

2006年3月11日改訂

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♪君が泣くから  BGMの小箱

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2004年12月23日作成

浅間山とハイカー

鬼押出し(群馬県吾妻郡嬬恋村)

上信越高原国立公園

浅間山鬼押出し

観音堂

観音堂 美晴台
 

噴煙をあげる浅間山

  噴煙をあげる浅間山
 20048月12日(木)、夏期休暇で軽井沢に滞在していたとき、路線バスを利用して浅間山の麓に広がる鬼押出し園に行った。

浅間山あさまやま

 軽井沢の北西に位置する浅間山は、長野県北佐久郡と群馬県吾妻郡にまたがる標高2,560mの複式活火山で、数千年前に火口が形成されて噴火を繰り返し、山頂部の釜山は現在も活動中である。
 爆発型(ブルカノ式)噴火が特徴で、噴火に際しては火砕流が発生しやすく、1108年と1783年には溶岩流も発生したという。

鬼押出し園入口

鬼押出し園入口

 

天明3年(1783)の大爆発!

 
 浅間山は、記録に残るもっとも古い噴火があった685年から現在まで絶えず火山活動を続け、何度も大きな被害を出す噴火を繰り返している。中でも被害の大きかったのが1596年と1783年の噴火であるという。

鬼押出し園入口から見た浅間山

鬼押出し園入口から見た浅間山

 

天明の浅間焼け

 
   天明3年(1783)7月8日、浅間山が大爆発を起こし、火砕流はあっという間に鎌原村を飲み込み、吾妻川を堰き止めて洪水を引き起こし、流域75ヵ村の田畑人馬を全て押し流したすさまじいもので、鎌原村だけでも住民570人のうち477人が死亡した。  
   この「天明の浅間焼け」といわれた大噴火が、こののち数年間にわたって日本各地を襲った「天明の大飢饉」の幕開けとなった。中でも奥羽地方の被害が甚だしく、草根木皮すら食い尽くし、津軽藩領だけでも20万人の餓死者を出したという。  
   天明の浅間焼けのほかに様々な要因が重なって大洪水や干ばつ、冷害が諸国の農民を襲い、疾病も流行るなど、天明3年(1783)から7年(1787)までの間に全国で百万人近い人が亡くなったという説もある。  

鬼押出し園遊歩マップ

鬼押出し園遊歩マップ

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鬼押出し園作成

鬼押出しおにおしだし

   群馬県吾妻郡嬬恋(つまごい)村にある鬼押出しは、天明3年(1783)の浅間山大噴火によって生まれた溶岩台地で、「火口で鬼があばれて岩を押し出した」という当時の人々の恐怖の心情がこの名前の由来となっている。  
   噴火の激しさを今に伝える岩海(がんかい)と、豊かな大自然が織りなす浅間高原随一の景観が多くの観光客を惹きつけている。  

惣門そうもん

と浅間山

惣門と浅間山

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遊歩道

 
   鬼押出し園に入ると、最初に惣門がある。これを抜けると、アスファルトで簡易舗装された遊歩道があり、天然の奇岩や浅間山の勇姿を楽しみながら、散策することができる。最初に出会う奇岩が親子岩である。  

親子岩

親子岩

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浅間山とハイカー

浅間山とハイカー

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浅間山観音堂

   観音堂は、昭和33年(1958)5月に提康次郎という敬虔な仏教徒が天明の大噴火による遭難者の冥福を祈るために建立し、東叡山寛永寺別院となったものである。  

溶岩の上に建つ浅間山観音堂

溶岩の上に建つ浅間山観音堂

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浅間山観音堂

浅間山観音堂

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昭和45年(1970)に寄進された炎観世音菩薩

昭和45年(1970)に寄進された炎観世音菩薩

ホツツジ  Tripetaleia paniculata Sieb.et Zucc.

 ホツツジは、山地の日当りのよいやや乾いた所にはえるツツジ科の落葉低木。よく分枝して横に広がり、高さ1〜1.5m。葉は互生し、長楕円形で先がとがり、長さ3〜8cm、幅1.5〜3.5cm。8〜9月、枝先に円錐花序をつくり、多数の白い花をつける。北海道、本州、四国、九州に分布する。観賞用に鉢植えなどで栽植されることがある。
ホツツジ 1 ホツツジ 2

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ホツツジと浅間山

ホツツジと浅間山

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観音堂 美晴台
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