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▼ 今回の宿は、友人経営のパラダイスホテル。前夜のバンコクでは、一泊1200円のホテルでしたので、2700円はちょっと高いと思いましたが、部屋のすぐ前に、プールもあり、朝食付でしたから、友人への手前もあり、宿泊を決定。 |
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パラダイスホテル |
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▼ パラダイスホテルオーナーのデンパサールの家です。デンパサールの中心にありました店兼住居の旧宅から、郊外の治安もよい開発地に建てた家です。庭も、建物面積分ぐらいはあります。向こう側は崖で、小渓谷が広がっています。30畳ぐらいある居間で夕方にごろごろさせて貰いましたが、時間と空気の流れがゆっくりで、くつろげるのが、バリの特徴です。 |
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デンパサールの友人宅 |
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▼ ガメラン Gamelan (日本ではガムラン)音楽の練習光景。クタのレギャン通りに面した集会場で撮影させて貰いました。仕事を終えたバリ人たちのコミュニティーの場にもなっています。
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写真は、チェンチェン
Chengcheng で、シンバルのように打ち鳴らすリズム楽器です。格式のある演奏の場合は、亀をかたどった台に乗せて演奏します。 |
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チェンチェン
Chengcheng の練習風景 / クタ集会場 |
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▼ 鍵盤打楽器は、5種類あるそうです。鉄琴のガンサ Gansa は、ハンマーのような木槌で鍵盤を叩きます。寸法の大小でオクターブが違うそうです。また、音階もドレミファソラシドに対応しておらず、無い音もあります。 |
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鉄琴のガンサ
Gangsa と一箇だけのレヨン
Reyong (左下) |
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バリの素晴らしいのは、日本の町内会のような自治組織 バンジャール Banjar が今も根強く残っており、お祭りやお葬式などが協力し合って運営されているところです。地域のこうした音楽活動も、バンジャールの行事で使われています。 |
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本来は4人で演奏するレヨン Reyong (左)と鉄琴 ガンサ Gangsa |
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バリ空港時代にうちの現場で働いていたスタッフも、このような金属楽器や竹製楽器で、手元に楽器があれば、すぐ演奏してくれていましたので、バリ人にとっては、音楽を奏でることは、共同体での教養の一種なんだと思います。 |
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両面太鼓 クンダン
Kundan |
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バリは、世界中から観光客が集まります。世界各国の料理が安く食べられるのもバリの魅力です。バリ島の大きさは、四国の愛媛県ほどですが、四方が海ですので、やはり、名物料理は、シーフードを使ったものになります。ロブスター(錦海老)、クラブ(鬼ガザミ)、プロウン(車海老)、これらを、グリル(火で炙る)し、特製オイスターソースをかけて食するのが、バリ流です。 |
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シーフード店 |
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写真はかつて私が住んでいたサヌールの家。ここに一年間ですが、若かった頃の女房と娘と住んでいました。 |
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かつて私が住んでいたサヌールの家 |
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バリは、ヒンドゥー教徒の島です。人口は、当時250万人くらいでした。現在は、人口2億2千万人でイスラム教徒が9割を超えるインドネシアですが、ジャワ島のボロブドール遺跡は仏教遺跡ですし、宗教の伝播と盛衰を考えると、バリ島だけに今もヒンドゥー教が根強く残っていることに不思議さを感じます。 |
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民家の庭に設けられた神々の降臨する屋代(家寺) |
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神々の島 プラウ・デワタ Pulau Dewata (Gods Island)
とも形容されるバリ島では、人々のおよそ90%がバリ土着の信仰とインド仏教やヒンドゥー教の習合によって成り立つバリ・ヒンドゥーと呼ばれる信仰を奉じてます。 |
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人口は、当時250万人くらいでした。現在は、人口2億2千万人でイスラム教徒が9割を超えるインドネシアですが、ジャワ島のボロブドール遺跡は仏教遺跡ですし、宗教の伝播と盛衰を考えると、バリ島だけに今もヒンドゥー教が根強く残っていることに不思議さを感じます。 |
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神々にお供えを上げる男性 |
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▲ バリ・ヒンドゥーの世界では、神々は至るところに宿っていることから、寺院や家の屋代(やしろ)(家寺)をはじめ、台所、米倉、井戸、排水溝、門などのほか、車、バイク、自転車などの乗物にも毎日お供え物をします。 |
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また、地面にも「悪霊」という名の神がおり、悪さをしないようにお供え物を置きます。彼らの厚い信仰心には、心を打たれます。 |
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地面の悪霊にもお供えを |
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▼ バリのどこにでもある普通の裏道。私たちが暮らしていた当時とまったく変わらない、落ち着いた雰囲気です。 |
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バリの裏道 |
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▼ このバリ人の庭には、ブンガカンボジア(カンボジアの花
の意)が植えられています。カンボジアから伝わったものと思われますが、ハワイなど熱帯地方でよく見られるプルメリアです。香りが良く、長持ちしますので、ハワイではレイに使われますが、バリでも、神々への供花(くげ)にしたり、男女を問わず、耳に飾ったりしています。バリ人は、美的感覚に優れ、とてもおしゃれですね。この島に嫁いだ日本人が多いことも、頷けます。 |
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カンボジアの花プルメリア |
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▼ バリ人のちょいとの移動は、単車です。それにしても住宅街の風景は、昔と全く変わりません。バリでは、時間が止まっているような感覚に陥ります。今年9月にバリ島を旅された和田さんの「バリ島は招く!」を見せて頂きましたが、単車はますます増え、ホンダなどの日本車に人気があるようです。 |
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単車の男性は、カメラを向けただけで笑顔を見せてくれました。小さいときから躾けられた、自然の動作なのでしょうね。バリ島が世界中から人気を集めている大きな原動力です。 |
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りょくいんを たんしゃではしる えがおかな |
A smiling
face, riding a motorcycle in the shade of trees. |
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単車と笑顔のおやじ |
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▼ バリでは、神々への二回のお供えを欠かしません。朝は、サイバン Saiban というご飯の入ったお供え物をします。バリでは朝に1日分の調理を済ませてしまいますので、調理が終わると、感謝の気持ちを込めて、サイバンを供えます。 |
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その後、お花や香料の入ったチャナン chanan
というお供え物をします。チャナンは、椰子やバナナの葉を四角に編んだ平たい籠に、花、バナナ、ポロサン(葉などを加工したもの)、トゥブ(さとうきびを細かく割った欠片)、香料の役割としてパンダンの葉を細かく刻んだものなどを綺麗に盛りつけます。美的感覚に裏打ちされたこまやかさが、バリの魅力と言えます。 |
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椰子の葉をナイフで削いでチャナンの籠を作る女性たち |
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