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■ 4日目:7月14日(水)
旅程:ヴェネツィア・ピッサーニ宮殿にて結婚式 ヴェネツィア泊 |
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▼ カナル・グランデ Canal Grande はヴェネツィアの中心部を貫く運河で、大運河の意。街を二分するように逆S字形をしている。カナル・グランデには4つの橋がかかっており、その中で最も古いのが16世紀中葉に建設されたリアルト橋である。 |
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「ホテル・バウアー」と「ピッサーニ宮殿」の位置 |
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Google Earth |
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▲ 結婚式の会場は、カナル・グランデ(大運河)に面したピッサーニ・モレッタ宮殿 Palazzo Pisani Moretta (通称「ピッサーニ宮殿」)である。ホテル・バウアーからゴンドラでカナル・グランデを15分ほど北上した対岸にある。この宮殿は、名門貴族ビッサーニ家の館として15世紀に建設されたという。 |
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ヴェネツィアの動脈カナル・グランデ(大運河) |
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写真:フリー百科事典 |
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▼ 挙式は10時30分からだが、9時過ぎには嫁のヘアスタイリストと日本人のアシスタントの方が来て、準備が始まった。すべて準備が整ったあと、10時15分からホテル・バウアーの中やテラスで写真撮影に入った。 |
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盛装の新郎新婦 / ホテル・バウアー |
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▼ 「カルカソンヌの結婚式」で紹介したエマニュエル・幸子夫妻がフランスのローヌ河畔にある美しい街・リヨンから駆けつけてくれたので、挙式関係者は8人となった。写真は、専属のカメラマンによるもの。 |
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両親とエマニュエル夫妻と |
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▼ サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 Basilica di Santa Maria della Salute は、「救済の聖母マリア聖堂」という意味のカトリック教会のバシリカで、現地ではサルーテと縮めて呼ばれている。 |
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カナル・グランデとヴェネツィアの潟(がた)の一つであるバチノ・ディ・サン・マルコの間に横たわる狭い指状の土地に建つ。水上からサン・マルコ広場へ上がる玄関口の目印ともなっている。マイナー・バシリカの地位であるが、美しい外観と古い歴史を持ち、ヴェネツィアで最も多く写真におさめられる建造物のひとつである。 |
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サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂をバックに |
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▼ ホテルで写真撮影が終わると、2隻のゴンドラに分かれて15分ほどかけて式場のピッサーニ宮殿に向かった。 |
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サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂をバックに式場に向かうゴンドラ |
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しきじょうに むかうごんどら なつうんが |
Summer canal, the gondola going to a hall for ceremonies. |
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カナル・グランデ(大運河)を行く二人のゴンドラ |
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▲▼ ゴンドラで向かう途中、ヴェネツィアの動脈である大運河はゴンドラやボート、フェリー、荷物を運ぶ船などがひっきりなしに往来しており、多くの人が「おめでとう」と声を掛けてくれたり、手を振ってくれたり、写真を撮ったり、みんなに祝福されているようで、とてもうれしかった。 |
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両親とエマニュエル夫妻のゴンドラ |
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▼ ピッサーニ宮殿は、ヴェネツィアン・カラーで彩られたパステル調の外観とゴシック様式の白い枠組が調和し、やわらかい印象の絵画やヴェネツィアン・グラスのシャンデリア、アンティーク調度品など、ゴシック様式とバロック様式が溶け合った内部の装飾が美しい。 |
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カナル・グランデ(大運河)に面したピッサーニ宮殿 / ヴェネツィア |
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撮影:金井幸子 |
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ピッサーニ宮殿に到着 |
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撮影:金井幸子 |
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▼ 到着後、結婚式の司祭を勤めるファビオさんにピッサーニ宮殿を案内してもらったが、宮殿は歴史を感じさせるもので、建物の梁に木を使うなど、水上に建物を建てる上で、自重による沈下を最小限に抑える工夫がなされているなどの話があった。 |
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結婚式の開始 / ピッサーニ宮殿 |
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結婚指輪の交換 |
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▼ 11時過ぎからの式では、我々はカトリックでもないので公的証明の出ないブレッシング(祝福)スタイルではあったが、ファビオ神父より誓いの言葉「永遠の愛を誓いますか?」があり、「Si (はい」)と答えて、証明書に我々二人と両親がサインして、式は終わった。 |
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二人の誓い |
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新郎新婦と両親が結婚証明書に署名 |
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ファビオ神父を囲んで |
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プロセッコで乾杯! |
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▲▼ その後、プロセッコで全員が乾杯し、今日の良き日を祝った。この飲み方がちょっと変わっているのだが、夫婦の腕を絡ませて飲むことで、より一層絆が深まるとのことであった。 |
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腕を絡ませた祝杯 |
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