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2009年1月24日改訂

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♪和楽器メドレー

  御神火の火の粉の爆ぜて年迎ふ   北舟  

拡大写真(1400X1150)257KB

New Year has come, while sparks of divine fire sparking.

2009年1月24日制作

火の粉の爆ぜる御神火

火の粉の爆ぜる御神火/小松神社(大分県国東市)

小松神社裸参り

御神火

撮影原作・清原浩

はじめに
 平成21年(2009)の元旦の早朝、大分県国東市国東町見地(おおいたけん・くにさきし・くにさきまち・けんじ)に鎮座する小松神社(こまつ・じんじゃ)で、年迎え行事として800年の昔から続く裸参りが行われたので取材した。
田園と山に囲まれた

国東市国東町見地くにさきしくにさきまちけんじ

地区

田園と山に囲まれた国東町見地地区

パノラマ写真(1800X800)347KB
 

国東くにさき

 
   国東市は、大分県の北東部、国東(くにさき)半島のほぼ東半分に広がる人口約3.3万人の都市で、伊予灘に面している。2006年3月に東国東郡国見町・国東町・武蔵町および安岐町が合併して発足した。  

田深川たぶかがわ

と小松橋

田深川

   小松神社の前を流れる田深川は流路延長約14kmの大分県が管理する二級河川で、国東市を西から東に流れて伊予灘に注ぐ。赤い欄干の小松橋の下流に手入れの行き届いた垢離取り場が設けられている。  
田深川の

垢離取り場こりとりば

田深川の垢離取り場

小松神社こまつじんじゃ

に至る石畳の参道

小松神社に至る石畳の参道

   小松神社は田畑に面する小高い山の上にあるため田深川の垢離取り場から数百メートルの距離があり裸参りの氏子たちは、石畳の参道と100段の石段を往復する。  
山上の小松神社拝殿

山上の小松神社拝殿

パノラマ写真(1950X850)445KB
   小松神社は、今から約800年前の平安時代の末期、関門海峡の壇ノ浦の戦いに敗れて平家が滅亡したとき、この地に落ち延びた落人(おちうど)たちが素戔嗚尊(すさのおのみこと)と共に平清盛の嫡男・平重盛(たいらのしげもり)を祀ったのが始まりという。  
小松神社本殿

小松神社本殿

小松神社の案内板

小松神社の案内板

 

平成21年(2009)元旦午前零時御神燈で照らし出された小松神社の拝殿には日本国旗と門松が飾られていた。

 
国旗と門松が飾られた小松神社 2009.1.1 00:00

国旗と門松が飾られた小松神社

拡大写真(1600X1130)294KB
  御神火の火の粉の爆ぜて年迎ふ  北舟 

ごしんかの ひのこのはぜて としむかう 

New Year has come, while sparks of divine fire sparking.

火の粉の爆ぜる御神火

火の粉の爆ぜる御神火

拡大写真(1400X1150)257KB
   小雪となった大晦日の夜から三々五々集まった初詣客は拝殿前の御神火の周りに集まって暖を取りながら新年を待ち午前零時になると初詣が始まった。  
雪が降り始めた元旦の小松神社

雪が降り始めた元旦の小松神社

拡大写真(1600X950)232KB
元旦早朝の初詣 2009.1.1 00:15

元旦早朝の初詣

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