ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

Wa☆Daフォトギャラリー

 感動写真集

2010年1月25日改訂

今 日

昨 日

♪和楽器メドレー

  垢離取りて褌のままの初詣   北舟  

 

First visit of the year,
just wearing fundoshi loincloth after purification.

2009年1月24日制作

参拝を終えた裸たち

参拝を終えた裸たち/小松神社(大分県国東市)

小松神社裸参り

褌参拝

 

午前1時ころ、拝殿右にある社務所から真新しい越中褌を締めた男たちが現れ裸参りの神事が始まった。

 
裸男たちの登場 2009.1.1 00:58

裸男たちの登場

 

バスタオルと懐中電灯を持った裸たちは参拝客の見守るなか一団となって石段を下り垢離取り場に向かった。

 
垢離取り場に向かう裸たち

垢離取り場に向かう裸たち

垢離取りを終えた裸たち 01:12

垢離取りを終えた裸たち

拡大写真(1400X900)187KB
 

 田深川の垢離取り場で禊をした人は13人で、昨年より2人増加した。一行は白装束の宮司に先導され氷点下1℃の寒中を拝殿に向かった。

 
雪蛍の中の裸の行進

雪蛍の中の裸の行進

拡大写真(1400X1050)190KB
 

 田深川での寒中禊ぎは、全裸で行われるので、禊ぎを終えた後も褌は濡れていない。中には褌を締めたままで水浴した人も散見され、その人たちは濡れた褌を手に持ち、バスタオルで腰を包んで引き返してきた。

 
余裕の表情

余裕の表情

拡大写真(1400X1050)173KB
裸のまま拝殿にのぼる 01:14

裸のまま拝殿にのぼる

  裸の氏子たちはそのまま拝殿に上がって板の間に正座し神前で神主のお祓いを受けて新年の初詣を行った。  
裸のまま参拝

裸のまま参拝

拡大写真(1400X1050)200KB
  垢離取りて褌のままの初詣  北舟 

こりとりて ふどしのままの はつもうで

First visit of the year, just wearing fundoshi loincloth after purification.

参拝を終えた裸たち

参拝を終えた裸たち

 

 神主のお祓いを受けて心身ともに清らかとなった氏子たちは、御神酒と破魔矢を手に笑顔で拝殿を退出した。

 
記念撮影

記念撮影

縁起物を手にして退出

縁起物を手にして退出

   ある長老は、過疎化・高齢化・少子化が進み、激減した人口と共に参加する者も減ってしまい、寂しいかぎりと嘆く。ある時は参加者が一人となり、継続が危ぶまれたこともあった。昔は明け方まで笛や太鼓にのせて神楽が奉納されていたという。  
社務所に向かう裸たち 01:20

社務所に向かう裸たち

拡大写真(1400X1000)197KB
   元旦早朝の裸参りは全国に見られる素朴な行事であるが、小松神社では800年という伝統の重みがある。これからもこの裸文化が変質することなく継承されることを祈念しつつ取材を終えた。振り向くと、境内の御神火は勢いを減じること無く、初詣客を迎えていた。  
燃え盛る御神火

燃え盛る御神火

拡大写真(1600X1000)165KB

 
撮影 ・ 原作 :

 清原 浩 きよはらひろし

 

住居:宇佐市(出生:豊後高田市)

昭和36年生まれ

趣味:写真、流木アート

若宮 秋季大祭 川組後援会 役員

日本の裸祭り第87集/感動写真集第112集 「小松神社裸参り」

平成21年(2009)1月24日 作品:第4作 画像:(大12+小11) 頁数:2 総ファイル数:44 ファイル容量:6MB
平成12年(2000)〜平成21年(2009) 作品数:313 頁数:1,144 ファイル数:38,464 ファイル容量:6,144MB
あとがき
 1月1日午前0時、数々の平家伝説が残る小松神社で、800年以上も続く行事である裸参りの撮影に出かけました。時折小雪が舞い散る中、褌姿の裸男達が小松神社の側にある川で禊ぎをし、今年一年の無病息災を願うという神事です。
  最近は、過疎化・高齢化・少子化が進み、参加する者もめっきり減ってしまい寂しい限りではありますが、絶やして欲しくは無い祭りの一つです。禊ぎの際は褌を取り、すっぽんぽんで川に入ります。今回は、禊ぎの撮影が出来なかったことが悔やまれますが、来年は是非撮影が出来るよう努め、伝統の文化を色んな方に見て貰いたいものです。
  御神火の火の粉の爆ぜて年迎ふ  北舟 

ごしんかの ひのこのはぜて としむかう 

New Year has come, while sparks of divine fire sparking.

【編集子が選ぶ名作】

火の粉の爆ぜる御神火

火の粉の爆ぜる御神火

拡大写真(1400X1150)257KB

全裸の禊ぎ
 年が改まった元旦に垢離(こり)を取って身を清め、古い褌に代えて新しい褌を締めて参拝するという風習は全国で見られるが、それを取材した作品がないことから、今回、清原さんの今年三作目となる「小松神社裸参り」を発表させて頂いた。
 立派な垢離取り場だったが、禊ぎが全裸だったということで撮影できず、物足りない作品になったが、来年は小松神社の取材許可を取って撮影したいとのことなので、期待したい。
和田義男
  垢離取りて褌のままの初詣  北舟 

こりとりて ふどしのままの はつもうで

First visit of the year, just wearing fundoshi loincloth after purification.

【編集子が選ぶ名作】

雪蛍の中の裸の行進

雪蛍の中の裸の行進

拡大写真(1400X1050)190KB

  フォトギャラリーへ 特集!旅紀行目次へ 世界の名城 感動写真集目次へ  
旅紀行ジャパン目次へ   多摩川紀行
旅紀行日本の祭り 旅紀行日本の裸祭り 旅紀行日本の花目次へ
Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2010 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク