|
|
|
|
はじめに |
|
|
平成23年(2011)1月1日(土)の早朝、伊勢湾に面する三重県鈴鹿市白子海岸(しろこかいがん)で初日の出にあわせた初禊(はつみそぎ)が行われたので取材した。 |
|
|
|
|
|
【凡例】 ▲:上の画像の説明文 ▼:下の画像の説明文 〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Google Earth |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▲▼ 白子海岸の西方には、江島公園を挟んで鈴鹿市東江島町に鎮座する江島若宮八幡神社(前川栄次宮司)があり、毎年、年越し参りをした人々や、初日の出を参拝する人々が夜明け前から大勢砂浜に集まってくる。 |
|
|
本神社は、明治42年(1909)に近隣の大宝天社、湊守社、稲荷社、風の宮、愛宕社を合祀。現在、江島には神社は一社だけなので、単に江島神社とも呼ばれる。 |
|
|
残された絵図によると、当時は、神社近くまで海がせまっていたことがわかる。文化3年(1806)大常夜燈を建立し、海上の安泰を神に祈ると共に、夜に港に出入りする船の燈台代わりとなった。本能寺の変のときには、神社の前浜から徳川家康が知多に脱出し、歴史にその名を残している。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▼ 神社の前浜では、初日の出にあわせて、神職や氏子たちの初禊(はつみそぎ)のほか、空手や野球チームなどの集団参拝が行われる。この日も、越中褌と白鉢巻姿の人たちが、初日の出にあわせて海に浸かり、初禊をする光景がみられた。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1400)461KB |
|
|
リーダーの |
道彦 |
に合わせて行う |
櫓漕 |
ぎ運動 |
|
|
拡大写真(2000X1400)554KB |
|
|
|
|
拡大写真(2000X1400)492KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 裸の集団は、夜明け前に白子海岸の砂浜で鳥船(とりふね)などによる準備運動を行って身体を温めたのち、快晴でべた凪の伊勢湾に入水した。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1600X1100)206KB |
|
|
|
|
拡大写真(1600X750)166KB |
|
|
|
|
拡大写真(1800X1250)266KB |
|
|
|
|
拡大写真(1800X1250)345KB |
|
|
|
|
拡大写真(1800X1250)276KB |
|
|
|
びゃっこんの かいちゅうみそぎ はつひので |
The first sunrise of the year,
purification in the sea
wearing a white loincloth. |
|
|
|
|
拡大写真(2300X1600)481KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼
禊集団は海に浸かって初日の出を待ち、やがて太陽が東の水平線から姿をあらわすと、砂浜に上がり、二礼二拍手一礼の礼拝を行った。海辺の神社という立地条件を生かした素晴らしい初禊で、心が洗われるような清々しい夜明けだった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1400)347KB |
|