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平成20年(2008)8月24日(日)、愛知県豊川市で21回目となる「豊川手筒まつり」が開催されたので、取材した。
例年8月第4土曜日に行われるが、今年は雨天のため、翌日に順延された。 |
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【凡例】 ▲:上の画像の説明文 ▼:下の画像の説明文 〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示 |
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▲ 160km2に約18万人が暮らす豊川市は、愛知県の東部・東三河(ひがしみかわ)地方に位置する。豊川稲荷(愛知県豊川市豊川町1番地)の門前町から発展し、曹洞宗の専門僧堂がある。 豊川市公式サイト |
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市名の出自は、律令制時代の豊川郷で、鎌倉時代になって鎌倉街道が整備されると、豊川宿として機能した。愛知県内に豊の付いた自治体名が多いが、最古はこの豊川市で、8世紀の木簡から確認できるという。 |
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▲▼ 昭和63年(1988)、市制45周年を記念して始まった「豊川市民まつり」は、豊川運動公園をメイン会場に市民総おどりなどが繰り広げられる。 |
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そのクライマックスが陸上競技場で行われる「豊川手筒まつり」で、
平成20年(2008)で21回目を迎えた。豊川市をはじめ東三河地方に古くから伝わる手筒花火(てづつはなび)大小合わせて数百本の打ち上げが2時間にわたって披露され、火柱と轟音、降り注ぐ火の粉の迫力で観客を魅了する。 「手筒まつり」の解説/豊川市観光協会 |
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▲▼ 江戸時代から三河地方に伝わる手筒花火は、孟宗竹(もうそうだけ)をくり抜いた竹筒に麻布や藁縄(わらなわ)を幾重にも巻きつけた手筒(てづつ)に黒色火薬を詰め、花火師が抱えたまま打ち上げる豪快な花火で、手筒煙火とも呼ばれる。 |
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▲
手筒花火は、徳川家康による鉄砲隊の火薬製造の流れを受け継いだ門外不出の伝統花火で、噴き上がる火焔や頭上に降り注ぐ多量の火の粉の中で手筒を抱える花火師の勇ましさは、ロマンと感動を呼ぶ。 |
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▲▼ まつりで使用された手筒は、厄除けや家内安全などの御利益があるといわれており、1本1,000円で販売されている。この手筒は、玄関などに飾られている。 |
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孟宗竹 |
に |
藁縄 |
を巻き付けた |
手筒 |
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▼
「豊川手筒まつり」では、豊川市の中心部にある豊川公園の陸上競技場で約2時間にわたって数百本の手筒花火が披露される。また、手筒花火の後、陸上競技場の隣にある野球場から打ち上げ花火が約2000発ほど打ち上げられる。木製の櫓(やぐら)に据え付けられた大筒花火のほか、クライマックスには大スターマインなども登場し、夏の夜空を彩ってくれる。 |
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▲ 会場である陸上競技場には市民などが詰めかけ、身動きができないほどになる。来場者数は約8万人で、陸上競技場の周辺には屋台も並ぶ。 |
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▲▼ 手筒花火は陸上競技場に設けられたステージで打ち上げられる。手筒まつりへの入場は無料だが、人が多いため、座ったり写真を撮ったりすることができないことが多い。そのため、有料で桟敷席とスタンド席に座ることができる。桟敷席は1人1,000〜1,500円、スタンド席は1人1,500円である。スタンド席での三脚の使用は禁止されている。 |
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