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   旅紀行日本の花
2003年10月24日改訂

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♪安らぎの時 MIDI for Long Term VersionI

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2003年10月23日制作

コスモスの丘

コスモスの丘(国営昭和記念公園/東京)

 2003年10月19日(日)、東京は久しぶりの快晴に恵まれたので、JR青梅線西立川駅前の国営昭和記念公園に行き、ちょうど見頃を迎えた秋桜(あきざくら コスモス)を撮影した。

国営昭和記念公園こくえいしょうわきねんこうえん

 国営昭和記念公園は、 東京都立川(たちかわ)市と昭島(あきしま)市にまたがる国営公園で、日比谷公園の11倍の広さがあり、130haに及ぶ広大な敷地に季節の花が咲き乱れる花園や水鳥の池、広大な原っぱがあるほか、総延長14kmのサイクリングロード、プール、バーベキューガーデンなど多くの施設があり、四季を通して都民のオアシスとなっている。
 この公園は、昭和天皇在位50周年記念事業の一環として、立川基地の跡地に建設されたもので、財団法人公園緑地管理財団の昭和管理センターが管理しており、自然公園を除けば日本最大の公園といえる。
 昭和20年(1945)に米軍基地となる前は旧日本軍の立川基地があり、昭和52年(1977)に米軍から全面返還されると、国有財産中央審議会により大規模公園と広域防災基地を柱とした利用計画要綱が策定され、昭和58年(1983)10月に昭和天皇の御臨席のもとに開園式が開かれた。今年で丁度20周年を迎える。

 昭和記念公園の紹介  国営昭和記念公園ホームページ

 昭和記念公園には5ヵ所の入り口があり、西立川口はJR西立川駅と陸橋でつながっていて便利である。入園料大人400円・小人80円で一日楽しめるので、秋晴れの日曜日とあって大勢の人々で賑わっていた。
 コスモス畑は4ヵ所に点在していたので、近い方から順に廻ることにした。結果的には自転車を借りればよかったが、歩いて廻ったので、全てを撮影するのに3時間を要した。

西立川口

西立川口

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水鳥の池

 水鳥の池は、多摩川の支流から水を引いており、非常に綺麗である。50,000m2もの広さを持ち、多くの野鳥や昆虫、魚が棲む池にはボート場があり、ローボートやサイクルボートなどを楽しむことができる。 
 水鳥の池の一部に設けられたバードサンクチュアリ観察舎では、カワセミ、アオサギ等多くの野鳥を見ることができ、気軽にバードウォッチングが楽しめる。

ローボートで楽しむ親子

ローボートで楽しむ親子

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バーベキューガーデン

パークトレイン

バーベキューガーデン パークトレイン

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コスモス Cosmos bipinnatus Cav. (キク科 コスモス属)

 コスモスは熱帯アメリカ原産の園芸植物で、メキシコからスペインに渡り、イギリスには1799年に渡来し、日本には明治初年に導入された。主に秋に咲き、花弁の形が桜に似ているところから秋桜(アキザクラ)という和名がついた。
 属名の cosmos は、ギリシャ語の「秩序、飾り、美しい」という言葉から出たもの。星が綺麗にそろう宇宙のことを cosmos と呼び、また、花びらが整然と並ぶこの花も cosmos と呼ばれるようになったという。
 高さが2m近くにもなり、茎の上部が日光を求めるので、四方から光が当たらないと傾いて倒れやすい。元々熱帯地方が原産なので、太陽の光が真上から当たることを想定した茎と根の作りになっている。
 品種改良が進み、花色は赤、桃、白、黄など、花形は八重、丁字、筒状の舌状花など、大きさは高性、矮性(わいせい)など多彩。短日植物で、早生系は日長に関係なく播種後50〜70日で開花する。花言葉:乙女の真心

キバナコスモス畑

キバナコスモス畑

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 バーベキューガーデン南側の花畑には、キバナコスモス4万本が植えられている。9月中旬から10月上旬が見頃ということだったが、今が最盛期を迎えているようであった。良い香りがするのだろうか、多くの昆虫が集まって蜜を吸っている。蜜蜂を怖がる子供もいて、家族連れで賑わっていた。

キバナコスモス Cosmos sulphureus (キク科 コスモス属)

 キバナコスモスは、メキシコ原産の1年草。大正初年に渡来。コスモスよりも背丈は低く、枝が広がって生育する。花はコスモスに似ているが、黄色い花はコスモスのイメージとかなりかけ離れている。和名は黄花秋桜(きばなコスモス)。花言葉:野生美

昆虫を観察する子供たち

昆虫を観察する子供たち

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ヒメアカタテハ

 朱色地に黒い紋のある、やや小型のタテハチョウ。畑、公園、野原など開けた場所で見られ、都市周辺から高原まで広く分布する。素早く飛び、いろいろな花から吸蜜する。移動性が高く、夏から秋にかけて、温暖地から寒冷地に向かって分布を広げるが、寒さに弱いので寒冷地では冬越しできないという。  ヒメアカタテハ属

ヨウシュミツバチ

 現在普通に野原で見られるのはまずヨウシュミツバチ(洋種蜜蜂)で、セイヨウミツバチともいう。1886年にハチミツを採るためにヨーロッパから移入され、以来ミツバチといえばこの蜂を指し、小型で色黒のニホンミツバチは殆ど見られなくなったという。 ヨウシュミツバチ

ヒメアカタテハ

ヨウシュミツバチ

ヒメアカタテハ ヨウシュミツバチ

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蜜を吸うイチモンジセセリ

 茶色くて、後翅に白い斑点がつながった一文字模様を持つセセリチョウ。成虫は年2回以上発生し、8月下旬頃から急に目立つようになる。市街地から山地まであらゆるところで見られ、水田に多い。成虫は全国で見られるが、定着しているのは関東以南といわれる。
 成虫はアザミ類・キク類・ハギ類などから吸蜜する。幼虫はイネ科とカヤツリグサ科の植物を食べ、イネツトムシと呼ばれてイネの害虫とされる。幼虫で越冬する。他のセセリチョウと同様、蝶にしては胴体が太く色合いも地味なので、しばしば蛾の仲間と間違われている。

蜜を吸うイチモンジセセリ

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コスモスの丘

 コスモスの丘は、公園北側にあり、ポピュラーな赤・ピンク・白のセンセーションコスモスが80万本植えられている。見頃は9月中旬から10月中旬。立体的な丘の上に咲いているので、変化に富み、その迫力に圧倒される。

コスモスの丘

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 コスモスの丘を登っていくと、頂上は見晴らしの良い広場になっており、あちこちで弁当を広げているグループが見られた。また、最盛期を迎えたコスモスをカメラに収めたり、スケッチする人もいた。

日曜画家

日曜写真家

日曜画家 日曜写真家

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コスモスの丘を走るパークトレイン

コスモスの丘を走るパークトレイン

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パークトレイン

 パークトレインは、道路の上をタイヤで走る列車である。大人1回300円、子供150円。フリーパス券は一律500円で乗り放題となる。広い園内を循環しており、道路にバス停と同様の停車場がある。歩き疲れたときには大いに助かる乗り物である。

コスモスの乱れ咲き

コスモスの乱れ咲き 1 コスモスの乱れ咲き 2

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  肩車父の温もり秋桜  和田北舟  

肩車父の温もり秋桜

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