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和田義男

 旅紀行ジャパン

2005年9月24日改訂
♪ 木陰  BGMの小箱

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2005年2月22日作成

鶴の舞

鶴の舞(北海道鶴居村鶴見台)

北海道冬の旅

鶴見台

 

鶴居村つるいむら

 
   釧路湿原国立公園の西部にタンチョウの里・鶴居村がある。鶴居村は、釧路支庁管内の阿寒郡にあり、 釧路支庁では唯一の村である。鶴居村は、昭和12年(1937)に阿寒町から分村した際、特別天然記念物タンチョウの生息地であったことから「鶴が居る村→鶴居村」と名付けられたという。 鶴居村公式サイト  

             丹頂鶴の里(パノラマ写真)

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丹頂鶴の里1/2

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丹頂鶴の里2/2

パノラマ写真(3090X768)358KB

 

鶴見台つるみだい

 
   鶴見台は、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリと共に鶴居村にある二大給餌場の一つとして知られる。毎年11月頃から3月頃まで150羽前後のタンチョウが餌を求めて飛来するため、大勢の観光客が押し寄せる。  

丹頂鶴を餌付けした渡部トメさん

丹頂鶴を餌付けした渡部トメさん

拡大写真(930X1200)243KB

 

渡部トメさん

 
   この地で給餌を始めて約40年という渡部トメさんは、私有地を開放した給餌場に朝夕2回、一輪車に満載したトウモロコシをまいて餌付けしてきた功労者である。テレビにも出演した有名人で、80歳を越えているとは思えないほど元気な女性である。 タンチョウの一年  

鶴見台のタンチョウ

鶴見台のタンチョウ

拡大写真(1600X850)215KB

 
タンチョウ
 
   タンチョウ(丹頂、丹頂鶴)は、ツル目ツル科の鳥。国産鳥類では最も大形の鳥で、全長140cmほど。 全体が白色で、喉から頸にかけてと、翼の内側の風切り羽の部分が黒色。頭頂は赤く裸出する。 姿が優美で、長寿でめでたい鳥として、 日本では古くから画題とされ、親しまれてきた。  
 鶴の里求愛ダンス始まりぬ  北舟 

仲良し鶴

仲良し鶴

拡大写真(1200X900)141KB

   これらのタンチョウは冬季、シベリヤから飛来すると思われているが、実は一年中北海道東部に暮らす留鳥(りゅうちょう)である。鶴居村には夏の繁殖地と冬の越冬地の両方があるため四季を通して一年中観察できるという。  

集団で着地

集団で着地

拡大写真(1200X800)217KB

 鶴降りて静寂を破る鬨の声  北舟 
 

昭和27年(1952)特別天然記念物に指定され、現在環境省のレッドリスト絶滅危惧II類(VU)に指定されている。

 

隻脚の鶴

隻脚の鶴

 
長寿の丹頂鶴
 
   「鶴は千年、亀は万年」といわれるように、丹頂鶴は長寿の代表とされているが、実際の寿命ははっきりしておらず、飼育記録などから40〜70年生きるといわれており、鳥類の中では長命だという。  

低空飛行

低空飛行

拡大写真(1200X500)186KB

 

鶴の鳴き合い

 
   鳴き合いは、くちばしを天に突き上げて、夫婦が鳴き交わすディスプレーで、まず雄が一声クヮーと鳴き、すぐ雌がカッカッと続け、それを繰り返す。これは主としてなわばり宣言であるという。「鶴の一声」という言葉があるが、実際はうるさいほど大きく多声である。  

餌をついばむ

餌をついばむ

 

鶴の舞

 
   ツル類は、鶴の舞や鳴き合いをはじめ、さまざまなツル類独特のディスプレーを行うが、タンチョウもその例外ではない。タンチョウのダンスは、春先にいちばんよく見られるが、四季を通じて、成鳥も幼鳥も、一羽でも、つがいでも、群れでも、ダンスを踊るという。  

大の字飛行

大の字飛行

   鶴の舞は、翼を広げてピョン、ピョン跳び上がったり、足早に追いかけっこしたり、おじぎをしたり、くちばしを空に突き上げたりして、幼鳥や1羽の鳥でも行うことから、遊戯の一種といわれている。  
 甲高き声の木魂す鶴の舞  北舟 

鶴の舞

鶴の舞 1

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