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和田義男

 旅紀行ジャパン

2007年6月1日改訂

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祭囃子メドレー

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2004年5月21日作成

りゅうすけくん、何してるの?

青梅大祭(住吉神社/東京都青梅市)

青梅大祭

 

参加12町の提灯が並ぶ青梅大祭本部

  参加12町の提灯が並ぶ青梅大祭本部
 

拡大写真(1200x830)199KB

 20045月3日(月/祝)、旧青梅市街地で住吉神社例大祭が開かれた。地元では青梅大祭といい、青梅で一番盛大な祭りである。

天下祭てんかまつり

 江戸時代、神輿とともに絢爛豪華な人形をのせた山車(だし)が江戸城内まで巡行した天下祭は、明治に路面電車が運行されるようになると、架線が障害となって山車が運行できなくなり、現在の神輿を主体とした祭りに変貌してしまった。 江戸天下祭
 使えなくなった山車は、青梅市、川越市、熊谷市、鴨川市などの江戸周辺の地方都市に売り払われたため、 今となっては貴重な江戸・天下祭の山車人形(だしにんぎょう)は、これらの地方都市に行かないと見ることができなくなった。

交流の輪 <大柳町>

交流の輪 <大柳町>

拡大写真(1200x900)254KB 【E-1  28mm   F8.0 1/250秒 ISO200 】

 

青梅大祭おうめたいさい

 多摩川の左岸(北側)を走る青梅街道に沿って細長く広がる青梅市は、江戸時代、商業で栄えた一大宿場町であった。江戸時代後期には既に町内単位で祭礼が行われていたが、 明治に入り、東京で運行できなくなった山車を買い付けて曳き回すようになったのが、青梅大祭の始まりだという。

獅子とにらめっこ! <大柳町>

獅子とにらめっこ! <大柳町>

拡大写真(1200x800)209KB 【E-1  40mm   F8.0 1/320秒 ISO200 】

   青梅宿の総鎮守である住吉神社の氏子5町内(住江町すみえちょう・本町ほんちょう・仲町なかちょう・上町かみちょう・森下町もりしたちょう)(旧祭礼町)が江戸型山車を購入し、しばらく巡行していたが、やがて青梅にも電線が張り巡らされるようになると、人形を下ろし、山車は屋台の形式に改造された。
獅子4頭の 居囃子いばやし  < 二俣尾ふたまたお >

獅子4頭の居囃子 <二俣尾>

拡大写真(1200x800)217KB 【E-1  38mm   F7.1 1/250秒 ISO200】

   その後、旧祭礼町以外の住吉神社氏子4町内(滝ノ上町たきのうえちょう・天ヶ瀬町あまがせちょう・大柳町おおやなちょう・裏宿町うらじゅくちょう)、戦後には氏子外3町内(勝沼町かつぬまちょう・西分町にしわけちょう・日向和田ひなたわだ)が加わり、現在は12町内が青梅大祭に参加している。
 このほか、河辺町かべまち、友田町ともだまち、藤橋ふじはし、 駒木町こまきちょう、長渕ながぶち(上長渕・下長渕)、二俣尾ふたまたお、和田町わだまちの7町内が居囃子(いばやし)8台を出展しており、2004年は山車12台、山車人形の展示5ヵ所居囃子8ヵ所という関東屈指の祭りとなっている。

路上の腹ごしらえ 〈天ヶ瀬町〉

路上の腹ごしらえ 〈天ヶ瀬町〉

拡大写真(1200x900)244KB 【E-1  92mm   F6.3 1/320秒 ISO200 】

  山車止めて路上で食べる幕の内 北舟 
   青梅大祭が開かれた青梅駅付近の青梅街道には昼前に出かけた。丁度午前中の山車の引き回しを終え、昼食をとるなど休憩時間を迎えていた。お陰で氏子たちのリラックスした表情を捉えることができた。

幸せの口づけ <藤橋>

幸せの口づけ <藤橋>

拡大写真(1200x900)251KB 【E-1  108mm   F7.1 1/400秒 ISO200】

  父翳す赤子を囓る祭獅子 北舟 
 

大柳町おおやなちょう

 大柳町の氏子たちは、青梅街道に面していないことから、当初青梅大祭には参加していなかったが、昭和25年(1950)、近隣の町内から山車を借り、「柳連やなぎれん」として参加したのが始まりという。
 <交流の輪><獅子と睨めっこ!><和気あいあいのミーティング>の3枚の写真は、臙脂色(えんじいろ)の法被を着た柳連の面々である。祭りを心底から楽しんでいる様子で、終始笑顔が絶えないのが印象的だった。   柳連

和気あいあいのミーティング <大柳町>

和気あいあいのミーティング <大柳町>

拡大写真(1200x900)235KB 【E-1  56mm   F5.6 1/200秒 ISO200 】

好奇心 <駒木町>

好奇心 <駒木町>

拡大写真(1200x900)175KB 【E-1  74mm   F6.3 1/320秒 ISO200】

道端のひょっとこ

道端のひょっとこ

 

住江町すみえちょう

 旧祭礼町である住江町は、住吉神社が鎮座する町で、氏子たちは墨江町囃子連を組織している。表記を小粋に墨江とし、町内も、お祭りの日に限って宮のある所という意味で、宮本と名乗っている。  墨江町囃子連

りゅうすけくん、何してるの?

りゅうすけくん、何してるの?

 

大五郎と猿面冠者

   休憩中の墨江町の山車に、子連れ狼の大五郎によく似た男の子がいた。龍佑という文字が法被の襟と名札に書かれている。彼の名前で、りゅうすけと読むのだろう。どうも山車の猿面冠者が気に入ったらしく、しきりに猿まねをしていた。
  夏祭猿と戯むる大五郎 北舟 

夏祭猿と戯むる大五郎

拡大写真(1200x900)258KB 【E-1  44mm   F7.1 1/250秒 ISO200】

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