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 旅紀行日本の祭り

2009年4月4日改訂

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♪秩父屋台囃子 大太鼓〜玉入れ〜大太鼓

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2005年12月11日制作

気合いが入る上町屋台

気合いが入る上町屋台(秩父夜祭/埼玉県秩父市)

日本三大曳山祭

秩父夜祭

上町

 
宮地屋台みやじやたい
   下郷傘鉾と本町屋台を見送った後、秩父神社を脱出し、裏道を通って、やっとのことでベスト電器前に着いた。既に、中近傘鉾と下郷傘鉾は通過しており、三番目の宮地屋台が見えてきた。

元気の良い宮地町の若衆

元気の良い宮地町の若衆

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秩父屋台囃子ちちぶやたいばやし

   BGMは、300年の伝統を誇る秩父屋台囃子の国立劇場で演奏された60分ライブ版から抜粋したもの。祭り当日笠鉾では床下の腰幕や腰支輪に囲まれた土台の中で、屋台では舞台後方の襖と後幕で囲まれた楽屋の中で20人ほどが交代で演奏するため、外部からは見ることができない。
 楽器の編成は、大太鼓(長胴太鼓 直径1尺8寸〜2尺)1、小太鼓(附締太鼓 2〜3丁掛け)4〜3、鉦(摺鉦)1、笛(篠笛 7穴2〜3本調子)1となっている。
 曲目は、笠鉾・屋台が前進するとき、大太鼓によって演奏される「屋台囃子」(大太鼓)と、笠鉾・屋台の方向転換 (ギリ廻し)のときに小太鼓で演奏される「玉入れ」の2種類しかない。江戸囃子の昇殿、鎌倉などのように違った曲目がなく、奏者が交代しながら同じようなリズムが繰り返される。これは、笠鉾・屋台の行進曲という性格だからで、踊り手がいないことから曲目のバリエーションが必要とされなかったためと思われる。
 この頁「上町」は「玉入れ」から演奏が始まり、「大太鼓」へと進み、「玉入れ」に復帰する。次頁「夜祭」は「大太鼓」から始まり、「玉入れ」に移るので、その違いを体感して頂きたい。 秩父屋台囃子のご案内

煌びやかな宮地屋台

煌びやかな宮地屋台

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上町屋台かみまちやたい
 
   上町屋台が四番手でやってきた。上町屋台は四つ棟造り(よつむねづくり)の屋根と登り勾欄が附設された比較的新しい形の屋台で、ギリ廻し(方向転換)には唯一キリン(キリンジャッキ)でジャッキアップして旋回させるという。  

粋な纏の刺子半纏

粋な纏の刺子半纏

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   この四つ棟造りは、四方とも唐破風造り(からはふづくり)となっており、屋根は軒の出が多くとられて秩父型屋台の中で最も大きく、美しい。水引幕は緋羅紗に唐獅子と牡丹の刺繍、後幕が青地羅紗に鯉の滝登りの刺繍。舞台の天井は墨で描かれた雲龍の襖天井となっている。  

豪華な四つ棟造りの上町屋台

豪華な四つ棟造りの上町屋台

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   上町の半纏の背は○に「上」のシンプルな一字。向こう鉢巻の後ろに赤の「祭」の字。刺子半纏は纏に「上町」の文字。囃子手も気合いが入っていて、とても頼もしい。  

絢爛豪華な上町屋台

絢爛豪華な上町屋台

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囃子手はどの屋台も白布で身体を柱に留めているので、不安定な体勢になっても屋台から落下することはない。

 

気合いが入る上町屋台

気合いが入る上町屋台

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 写真下のように後方から見上げると、屋根が大きく広がっており、四方の唐破風とあいまって豪華絢爛である。

広い屋根と鯉の滝登りの上町屋台

広い屋根と鯉の滝登りの上町屋台

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