藤原岳聖宝寺道6合目の福寿草 |
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2003年3月23日制作 |
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福寿草に出会う旅 |
去る3月9日三重県の花の名山・藤原岳に登ったところ、雪のため思うような撮影ができず、先週21日春分の日に再度挑戦した。朝0615豊中市の我が家から車で名神高速関ヶ原経由で藤原町に0830頃到着。 |
9時ごろから登り始め、6合目までは黙々と歩き、そこから写真撮影のゆっくり歩きにチェンジ。山頂に着いたのが丁度お昼で山小屋の前は登山者で一杯。人ごみを避けたところで昼食。 |
食後のひと時、藤原岳展望丘や福寿草の写真を撮って12時半頃出発。途中天狗岩で藤原岳展望丘や付近の山々を撮影。その後中部電力の送電線鉄塔を目印に雪道を歩き、2時前に白瀬峠に到着。そこからまた写真撮影のゆっくり歩きにチェンジ。福寿草の群落に満足したあと、難路に苦労しながら下山。5時に駐車場に到着。 |
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黄金に輝く福寿草
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藤原山荘(避難小屋)の辺りは祭日で福寿草を楽しむ人で一杯。少し離れた丘で昼食。草むらの中に点在する石灰岩の岩のそばに福寿草が太陽の光を受け黄金のように輝いていた。 |
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残雪の藤原岳展望丘(1120m) |
頂上からは伊勢湾はじめ周囲の山々の展望を楽むことができる。今回は花が主目的のため通過した。(往復30分) |
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藤原岳
ふじわらだけ |
鈴鹿山脈北部、三重県員弁(いなべ)郡藤原町と滋賀県神崎郡永源寺町との境にある山。標高1143m。中腹より上は石灰岩からなり、山頂は平たんな準平原状を呈し、カルスト地形がみられる。 |
藤原岳の南の治田(はつた)峠付近は、花コウ岩に近い古生層の中の鉱脈から、かつて銀、銅を産し、江戸時代には鉱山町が栄えたこともある。東麓にはセメント工場がある。斜面はスキー場に利用され、山頂からは伊勢平野、木曾川河口付近が眺望できる。珍しい昆虫、植物がみられ、山麓には陸貝のカナマルマイマイが生息する。 |
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一株の福寿草 |
下山途中、坂本谷に入って最初に出迎えてくれた一株の福寿草。 |
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節分草 |
福寿草の近くに、アップに堪える美しい一輪の節分草を見つけた。 節分草 |
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残雪の伊吹山と白山 |
天狗岩(1171m)に近いポイントから伊吹山(左端)方面を望む。中央遠方は加賀の白山。 |
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セリバオウレン(芹葉黄連) |
高さ5cmくらいの小さな花で8合目に咲いていた。マクロで撮影していた人に聞いて初めて知った。 芹葉黄連 |
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福寿草の群落 |
これだけの群落は初めて。ますます厳しくなる土石流の岩道を歩く難行も忘れ、来て良かったなぁー、超ラッキーと喜んだ次第。この斜面の下は土石流で岩がごろごろ。そこに土が堆積し、福寿草が咲き乱れるようになるのは何十年後だろうかと考える。 |
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福寿草
ふくじゅそう |
キンポウゲ科の多年草。アジア北部に分布し、日本の山地にも自生。縁起のよい名称と、花の少ない時期に咲くのが珍重され、正月用の花として広く栽培されている。 |
太い根茎をもち、地上茎は高さ約20cm。葉は羽状複葉。早春、葉に先立って黄色の美花を開く。東京付近での野生のものの開花は4〜5月。園芸品種も多い。有毒。根は強心薬となる。別名:元日草(がんじつそう)。季語:新年。 |
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可憐な福寿草 |
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撮影・原作: アマチュア山岳写真家 南光
優
(なんこう まさる) |
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住居:豊中市 |
趣味:パソコンいじり、写真、山登り、ガーデニング |
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春の花との出会いが楽しい季節に入りつつあり、冬の山から衣替えと思い、低山の雪解けを待って咲き始める福寿草を求めて藤原岳に行き、二度目の挑戦で撮影することができた。
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インターネットで「藤原岳 福寿草」を検索すると、大半の人が3月20日から4月上旬に登っており、一般的なコースは聖宝寺道と大貝戸道で往復する人が多い。私たちも前回はこのルートで登ったが、今回は天気もよく、聖宝寺道から登り、さらに足を伸ばして福寿草が最も多く咲いているといわれる坂本谷コースから下った。
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この坂本谷は平成11年の土石流災害で通行禁止となっており、インターネットでは「花は多いが、一応自己責任で登ってください」とのコメントがついていた。確かに福寿草には超満足したが、過去3回歩きなれた登山道は完全になくなっており、ルートの分かりにくいところや危険なところもあって少々ひやりとさせられた。
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、坂本谷へ入るところに「入山禁止」の看板があり、さらにロープで通行止めにしてあるため、ほとんどの人がここでユーターン。そのため人通りが少なく福寿草ものびのびと咲き誇っていたのではないかと思った。
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なお、昨年も福寿草を求めて近くの霊仙山(1098m)に行ったが、天気が良すぎて花の写真は失敗。再挑戦の再挑戦でやっと撮れたという次第。(完)
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福寿草を求めて 輝く黄金の花 坂本谷から藤原岳 藤原岳 福寿草の藤原岳 |
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