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 感動写真集

2004年9月11日改訂

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♪星月夜 Remair 〜記憶の星〜

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2004年9月6日作成

赤屋根の槍岳山荘(槍ヶ岳)

槍岳山荘(北アルプス)

 2004年8月11日(水)から3泊4日の日程で北アルプスを縦走した。8月11日午前零時29分、JR中央線立川駅からムーンライト信州号に乗り東京を出発。上高地バスターミナルから上高地に入った。

上高地かみこうち

 上高地は長野県北西部、南安曇(みなみあずみ)郡安曇村にある小盆地。特別名勝、特別天然記念物に指定された景勝地で、飛騨(ひだ)山脈(北アルプス)と常念(じょうねん)山脈の間を流れる梓川(あずさがわ)沿いにあり、槍沢と横尾谷との合流点から大正池まで長さ16km、幅500mほどで、狭く細長い。
 穂高岳(ほたかだけ)を背景とした景観は素晴らしく、上高地の河童(かっぱ)橋付近の標高は1,560mで、8月の平均気温は19.7℃、日中の平均最高気温が22℃程度で、東京の5月下旬の気温とほぼ等しく、真夏でも暑さを知らない別天地である。

朝の穂高岳(上高地小梨平)

注:( )内は撮影場所。以下同じ。

朝の穂高岳(上高地小梨平)

拡大写真(1600x1200)330KB  撮影:2004/8/11/0700

穂高岳ほたかだけ

 穂高岳は、長野・岐阜県境にあり、北アルプスの主峰である。H字形の平面形をもつ連峰群を指し、西側の南北方向に伸びる尾根が主脈であり、富士山(3,776m)、北岳(3,192m)に次いで高さ第3位の北アルプス最高峰・奥穂高岳(3,190m)は、この主脈から東へ尾根が分岐する地点にある。
 奥穂高岳から北へは、穂高岳山荘のある白出(しらだし)の鞍部を経て涸沢岳(からさわだけ)(唐沢岳 3,103m)、北穂高岳(3,106m)と続き、大キレットの鞍部を隔てて槍ヶ岳(やりがたけ 3,180m)連峰の南岳(みなみだけ 3,033m)に至る。

焼岳(小梨平キャンプ場)

焼岳(小梨平キャンプ場)

拡大写真(1200x900)266KB  撮影:2004/8/11/0708

北アルプス

 中部地方の飛騨(ひだ)山脈、木曾(きそ)山脈、赤石(あかいし)山脈を合わせて日本アルプスと呼び、飛騨山脈を北アルプス、木曽山脈を中央アルプス、赤石山脈を南アルプスと呼ぶ。
 北アルプスは、日本アルプスの主部で、日本海沿岸の親不知(おやしらず)付近から急激に高度を増し、新潟、富山、長野、岐阜の4県にまたがって続く大山脈である。
 南北の延長約70km、東西の幅約25kmで、標高は奥穂高岳の3,190mを最高に3,000m級の峰が並ぶ。昭和9年(1934)、中部山岳国立公園に指定された。

夏の明神岳(明神橋)

夏の明神岳(明神橋)

拡大写真(1200x700)212KB  撮影:2004/8/11/0833

 初日は快晴に恵まれ、梓川沿いに小梨平(こなしだいら)、明神(みょうじん)、徳沢(とくさわ)と上高地をトレッキング。分岐点の尾(よこお)では穂高岳に向かう西寄りのコースと、槍ヶ岳を目指す北上コースがあり、我々は北に進み、夕刻、尾尾根の東側に位置する槍沢(やりさわ)に到着し、槍沢ロッジキャンプ場にテントを張って一泊した。

穂高連山(徳沢園)

穂高連山(徳沢園)

拡大写真(1600x800)267KB  撮影:2004/8/11/0945

モルゲンロート Morgenrot

 二日目の槍沢の早朝、空を見上げると素晴らしい快晴で、心が弾んだ。まもなく、遠くの山の頂きが朝日に照らされて黄色く輝きはじめた。モルゲンロートと呼ばれる山頂の朝焼けである。

見事なモルゲンロート(槍沢ロッジキャンプ場)

見事なモルゲンロート(槍沢ロッジキャンプ場)

拡大写真(1200x900)166KB  撮影:2004/8/12/0530

早朝の出発

 モルゲンロートに感動しながら、朝食もそこそこにテントをたたみ、槍ヶ岳山頂を目指して、槍沢ロッジキャンプ場を出発した。

早朝の槍沢(槍沢ロッジキャンプ場)

早朝の槍沢

拡大写真(1600x1200)341KB  撮影:2004/8/12/0530

パパ平の斜面

 赤沢岩小屋を過ぎるとパパ平に至る。壮大な緑の斜面が谷に向かって落ちていた。スケールの大きさに感動!

パパ平の斜面

拡大写真(1200x900)266KB  撮影:2004/8/12/0830

真夏の雪渓

 徐々に高度を上げて行くと、殺生(せっしょう)ヒュッテ付近で、真夏になっても崖下の窪地に残る雪渓を目にした。
殺生ヒュッテ付近

窪地に残る雪渓(殺生ヒュッテ付近)

拡大写真(1200x900)261KB  撮影:2004/8/12/1000

  岩陰に残る雪渓槍登山       

槍ヶ岳

やりがたけ
 槍ヶ岳は、北アルプス南部、長野県安曇村(あずみむら)、大町市(おおまちし)、岐阜県吉城郡(よしきぐん)上宝村(かみたからむら)の境界に位置する。標高3,180mは日本第5位の高さである。

目前に迫る槍ヶ岳(殺生ヒュッテ付近)

目前に迫る槍ヶ岳(殺生ヒュッテ付近)

拡大写真(1200x1600)309KB  撮影:2004/8/12/0920

  山頂付近は槍の穂先のような鋭い尖峰で、大槍(おおやり)と呼ばれる。その北西斜面には小槍(こやり)、孫槍(まごやり )、曾孫槍(ひまごやり)などの尖峰が付随する。

大槍ヒュッテ(槍ヶ岳の肩付近)

大槍ヒュッテ(槍ヶ岳の肩付近)

拡大写真(800x1200)257KB  撮影:2004/8/12/1045

 山頂からは東鎌尾根(ひがしかまおね)、西鎌尾根(にしかまおね)、槍・穂高稜線、北鎌尾根(きたかまおね)のやせ尾根が東西南北の各方面に延び、南東側に信濃川水系の梓川槍沢、北東側に高瀬川天上沢、北西側に千丈沢、南西側に神通川水系の蒲田川(がまだがわ)右俣谷飛舞沢(みぎまただに・ひまいさわ)などの谷がある。

赤屋根の槍岳山荘(槍ヶ岳)

写真最上部の笠の形をした山が笠ヶ岳(2,897m)、その右の雪渓のある山が抜戸岳(2,812m)

赤屋根の槍岳山荘(槍ヶ岳)

拡大写真(1600x1200)282KB  撮影:2004/8/12/1140

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