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 感動写真集

2004年9月11日改訂

♪追憶 Remair 〜記憶の星〜

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2004年9月6日作成

槍ヶ岳山荘の夕日
槍ヶ岳山荘の夕日(北アルプス)

ジャパニーズ・アルプス

 アルピニスト憧れの槍ヶ岳に初めて登頂したのは、江戸末期の山岳修行僧・播隆上人(ばんりゅうしょうにん 1786-1840)で、ウインパーのマッターホルン初登頂より37年も前の文政11年(1828)の夏だったという。
 その後、槍ヶ岳に登った英国人ガウランドが山頂からの景観を「ジャパニーズ・アルプス」と命名。この名称は、やがて明治25年(1892)に登頂した英国人ウエストンによって世界に広められ、Mt. YARI の存在が世界の登山家に知られるようになった。

槍ヶ岳の梯子

槍ヶ岳の梯子

拡大写真(1600x1200)366KB  撮影:2004/8/12/1100

   

槍ヶ岳山頂に立つ!

  険しい岩場を登り、最後は金属製の梯子を上がれば山頂に着く。槍ヶ岳は、特別の装備がなくても登れるので、人気が高い。無事に標高3,180mの頂上に立ったのは、2004年8月12日午前11時45分だった。気分最高!!

槍ヶ岳山頂に立つ!

拡大写真(1200x900)178KB  撮影:2004/8/12/1145

西鎌尾根方面の景観(槍ヶ岳山頂)

西鎌尾根方面の景観(槍ヶ岳山頂)

拡大写真(1600x1100)274KB  撮影:2004/8/12/1145

槍ヶ岳山荘キャンプ場
 槍ヶ岳の肩、稜線上にある崖っぷちのテントサイトはとてもスリリングだが、展望は最高である。ただ、テントスペースは少ない。二日目は、槍ヶ岳山荘で手続きをとり、こゝにテントを張って夜を迎えた。

槍ヶ岳山荘キャンプ場

拡大写真(1200x900)261KB  撮影:2004/8/12/1650

槍ヶ岳山荘の夕日
 太陽が高度を下げ、夕日となって地球の裏側に沈む頃、見渡す限りの空と地上は全て黄金の光に包まれた。

槍ヶ岳山荘の夕日

拡大写真(1200x900)73KB  撮影:2004/8/12/1820

朱に染まった槍ヶ岳

朱に染まった槍ヶ岳

拡大写真(1200x900)238KB  撮影:2004/8/12/1845

  夏夕日

赤壁せきへき

の槍天を突く       
真っ赤な大槍

真っ赤な大槍

拡大写真(1200x900)250KB  撮影:2004/8/12/1846

青木憲一あおきけんいち

 さんのこと
  2003年9月15日、南光さんから、青木憲一さんという方からメールをいただいたという連絡を受けた。転送された青木さんのメールは、次のような書き出しで始まっていた。
プロフィール

拡大写真(450x500)43KB

 南光さん、はじめまして。青木憲一と申します。和田写真館にて南光さんの写真を見させていただき大変、感動いたしました。私は、昨年より、登山とカメラをはじめたばかりの初心者です。
 今回、デジタル一眼レフカメラの購入を検討しているうちに南光さんのすばらしい写真にいきつきました。私の将来撮りたい写真は、南光さんの写真そのものです。南光さんの写真は、デジタルカメラで撮影したものなのでしょうか?・・・
 その後私にもお便りがあり、デジカメの機種選定の私なりの考え方をお伝えし、それ以来のお付き合いとなった。
 間もなくオリンパスの新規格のデジタル一眼レフ・カメラ「E-1」が発売になると、私も南光さんも、そして青木さんも直ぐにこのカメラを入手した。

  青木さんは、既にご自分のホームページを主催されており、素晴らしい写真をアップされておられたが、本格的な一眼レフ・デジカメを入手して以来、南光さんを目指して本格的な山岳写真に取り組まれたようである。

現在の青木さんのホームページ: オリンパスE-1の部屋 

  それから1年ほど経った2004年8月15日、青木さんから次のメールをいただいた。
 和田様お久しぶりでございます。青木です。いつも 和田さんのHP、楽しく拝見いたしています。さて、私8月11,12,13日と快晴の中、北アルプスを縦走してまいりました。
 この日は、山小屋の主人も思わずカメラを持って飛び出すほどの雲一つ無い青空でして、私もE-1のシャッターを切りまくり、1512メガ写真を撮りました。これは、ほんの一部です。・・・
和田義男
 私はメールに添付された写真を見て驚いてしまった。そこには私などとても行けない高山の素晴らしい世界が瑞々しく広がっていた。鮮やかな色彩と快調豊かな E-1 と青木さんの感性とが見事に融合した素晴らしい作品だった。私はすぐに感動写真集にご登場願うようお願いした。
 こうして南光さんからはじまる感動写真集の第15番目の作者となった青木さんの素晴らしい作品ができあがった。まだお若い青木さんの今後の活躍が大いに楽しみである。  2004年9月6日                                                                                     
監修 和田義男
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