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大規模な海上訓練 |
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平成17年(2005)10月15日(土)、福岡県北九州市門司区部埼(へさき)沖の周防灘(すおうなだ)で第七管区海上保安本部の総合訓練が実施され、巡視船艇や税関艇など16隻、航空機3機が参加した。 七管本部公式サイト |
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七管本部、門司保安部、門司税関などの入る門司港湾合同庁舎 |
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事前に申し込んでいた見学者たちは、門司港湾合同庁舎前の岸壁に横付けされた2隻の巡視船に乗船。乗客約1000名を載せたヘリコプター搭載型巡視船「ちくぜん」と約500名の大型巡視船「はかた」は、午後1時、訓練海域に向けて出港した。 |
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ヘリコプター搭載型巡視船ちくぜんに乗り込む招待客たち |
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第七管区海上保安本部 |
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七管本部又は七管と略称される第七管区海上保安本部は、海上保安庁の地方組織で、北九州市門司区に事務所を置く。九州の北半分にあたる福岡、佐賀、長崎、大分の各県と山口県西部を管轄し、その地先海域にあたる瀬戸内海、日本海、東シナ海の人命財産を守る海の警察機関である。 |
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乗客を満載して訓練海域に向かう巡視船ちくぜん |
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七管本部の陣容 |
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七管の事務所として海上保安部(保安部)10、海上保安署(保安署)10、海上交通センター(海交センター)1、航空基地1、統制通信事務所(統通)1があり、船艇82隻、航空機5機が配属され、本部を含め、総勢約1500名の職員が働いている大管区である。 |
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鈴なりの観客を乗せたPL05巡視船はかた(福岡) |
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海上パレード |
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午後2時、海上パレードがはじまった。巡視船「あそ」を先頭に船艇21隻が単縦陣となり、こちらに向かってきた。「ちくぜん」の右舷船首部から感動の晴れ姿を撮影した。 |
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見事な海上パレード |
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高速高機能大型巡視船の1番船 |
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海上保安庁が誇る高速高機能大型巡視船「あそ」は、平成17年(2005年)3月福岡保安部に就役した。「あそ」は、海上保安庁が能登半島沖不審船事案や九州南西海域不審船事案を契機に平成18年度までに3隻整備する予定の1,000トン型高速高機能大型巡視船の1番船にあたる。 |
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PL41巡視船あそ(福岡) |
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「あそ」の総トン数は約770ton、長さは約79mで、高速不審船に対応すべく、大型巡視船では初めて推進方式にウォータージェット推進を採用し、速力は30k't(ノット)(時速56km)以上に高速化している。 |
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40mm機関砲や夜間でも対象船を監視できる赤外線捜索監視装置などが装備され、防弾構造となっている。主機排気管が船尾に集約されたため、庁旗のコンパスマークを表示した青煙突が無くなった。 |
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パワフルなウォータージェット・エンジンで滑走する「あそ」の勇姿 |
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特警船くにさき |
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門司保安部に所属する大型巡視船「くにさき」は、七管の警備実施強化巡視船(けいびじっし・きょうか・じゅんしせん)で、特警船と呼ばれる。特警船は警備実施体制を強化した巡視船のことで、警察の機動隊の海保バージョンである。巡視船内に特別警備隊を編成し、大盾(おおだて)やヘルメット、防刃防弾(ぼうじん・ぼうだん)チョッキなど、海上デモ対策の装備を保有している。 |
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PL120巡視船くにさき(門司) |
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巡視船「ふくえ」は五島海上保安署に所属する中型巡視船。福江保安署が改名し、現在五島保安署と呼ばれる。 |
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PM22巡視船ふくえ(五島) |
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