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▼シャールジャ首長国は、アラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつで、ドバイの東、ペルシャ湾岸沿いにほぼ16km、内陸部に向かって80km以上にわたって広がっている。東海岸には、オマーン湾と境を接するシャールジャ首長国所属の3の飛び地、カルバー、ホール・ファッカーン、ディッバーがある。面積ではアラブ首長国連邦で第3位、ペルシャ湾とオマーン湾に跨る唯一の首長国である。 |
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資料:フリー百科事典ウィキペディア |
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▲▼ シャールジャ首長国は、2,590km2の面積を有し、島嶼部を除く連邦全体の3.3%相当する。人口は80万人を越え(2008年)、シャールジャ市はドバイからは15kmと近く、最近ではドバイのベッドタウンとして発展している。 |
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シャールジャ西海岸 2012.02.11
18:16 |
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ふゆうみを およぐあらぶの びーちかな |
Arabian beach, swimming in a winter sea. |
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清潔で美しい砂浜/シャールジャ西海岸 |
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▲▼ シャールジャは、連邦構成国中最も厳格なイスラム教国であり、首長国内では一切の酒類の販売が禁止され、飲酒も禁じられている。肌の露出にも厳しい。開放的なドバイとは対照的な国である。 |
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西海岸からも見える「バージュ・ハリファ」(828m) |
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シャールジャ海岸線に並ぶ高層リゾートマンション群 |
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▲▼ シャールジャ市はシャールジャ首長国の首都で、アラブ首長国連邦ではドバイ、アブダビに次ぐ第三の都市。ペルシャ湾に臨み、主要な行政機関や商業施設が集積している一方で、いくつかの美術館を含む文化施設の開発事業が続々と進行している。 |
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高級マンションの玄関 |
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▲▼ 独特の歴史的建造物としてはイスラム世界の伝統的な様式を反映した2件の大きな屋根付きスーク(市場)があり、また多くの娯楽地区や、Al
Jazeirah Fun Park や Al Buheirah Corniche などの公園もある。 |
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スペースたっぷりの近代的なスーパーマーケット |
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シャールジャ・アメリカ大学 |
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ブルジュ・アル・アラブ(アラブの塔)はドバイ・ジュメイラ地区に建つホテル。ドバイ政府観光局の格付けによると「7つ星」の最高級ホテルである。アラブタワーともいうこともあるが、英語でも正式名称は
Burj al-Arab であり、訳す場合は Tower of the Arabs が多い。 |
高さは321mで、ホテルとして同じドバイのローズタワー(333m)が出来るまで世界最高の高さを誇っていた。ダウ船(アラビアの船の一つ)の帆を模してデザインされており、建物の影がリゾート海岸にかからない様に配慮されている。設計はイギリスのアトキンス社。 |
世界でもトップクラスの高層建築であり、目を見張るような吹き抜けを誇る。全202室が全てメゾネットタイプの二階構造。一階が居間などで二階が寝室などに当てられており、アラビア海や砂漠の景色を一望できる。 |
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バージ・アル・アラブ・ホテル・ドバイ(321m) |
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▼ 建物上部にある円状のヘリポートは、ゴルフ練習場や貸切のテニスコートにもなり、ヘリポートからのチェックイン、チェックアウトも可能という。写真下はテニスをしている風景だが、フェンスがないのでボールが海に落ちてしまう。話題づくりの遊び半分のテニス場なのだろう。 |
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ヘリポートでテニスを楽しむ/ブルジュ・アル・アラブ
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資料:フェイス・ブック |
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ドバイ・オールド・スークを抜け、アル・ファヒディ通りの方へ向かうと、グランド・モスクに対峙するようにドバイ博物館がある。侵略を防ぐため1761年に建てられたドバイで最も古い建造物といわれるアル・ファヒディ・フォートを改装し、1971年に博物館としてオープン。当時のレンガを使った城壁や建築様式、デザインなど、アラブの歴史と文化を体感できる。 |
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土を塗り固めた砦 |
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ドバイ博物館(出口) 2012.02.12 11:05 |
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▼ ダウ船 dhow
は、イスラム圏の伝統的な木造帆船。一本か二本のマストに一枚ずつの大きな三角帆(ラテンセイル)を持ち、釘を一切使わず紐やタールで組み立てることが特徴。主にアラビア半島、インド、東アフリカ等の沿岸で使用され、現在も動力化されながらも使用されているという。二階建となっているのが面白い。 |
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アラブの櫂を備えた帆船「ダウ船」 |
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▲▼
マストは前方に傾斜していて、大きな三角帆が一枚ずつ張られる。基本的に比較的小型の船で、船員も10人〜30人ほどだが、ペルシャ湾から中国に向かうダウ船には、全長30m以上、400〜500人乗りという大形のものもあったという。 |
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一枚帆の小型ダウ船 |
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資料:フリー百科事典ウィキペディア |
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▼ 博物館の中庭には、ダウ船のそばに室内に涼しい空気を循環させるためのウインドタワーが付いているベドウィン(遊牧民)の家屋が展示されていた。中に入ると、椰子の繊維で編んだ風通しの良い壁のそばに簡易ベッドが置かれており、暑さを凌ぐための智恵が垣間見られた。 |
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かつての遊牧民ヴェドミンの夏の家 |
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▲▼ ベドウィンは、アラビア語の badawī からくる砂漠の住人を指す一般名詞で、普通アラブの遊牧民族に対して使う。badawī
とは「バーディヤ bādiya(町ではない所)に住む人々」という意味を持つ。ハダリ hadarī
(町に住む人々)と呼ばれる定住民と対応しているが、ハダリと共生関係をつくり相互依存をしている。 |
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資料:フリー百科事典ウィキペディア |
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「アラビア半島を中心にラクダ・羊の放牧や売買をおこない、輸送などを営むアラブ系の遊牧民」というのがベドウィンの一般的でゆるやかな定義である。彼らの姿は、広くサハラ砂漠の大西洋岸から、西部砂漠、シナイ半島、ネゲブ砂漠、アラビア砂漠へと伸びるほとんどの砂漠地帯で見られるという。 |
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武器の展示 1/2 |
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武器の展示 2/2 |
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▲▼ 館内に入ると、映画「アラビアのローレンス」で見たアラビア(アラブ)らしい武器の展示のほか、原寸大の精巧な蝋人形を用いて、かつてのアラビア(アラブ)人の生活が再現されていて、タイムスリップした気分になる。 |
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かつての庶民の生活 1/6 「駱駝商人」 |
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かつての庶民の生活 2/6 「刀鍛冶」 |
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かつての庶民の生活 3/6 「煙草商人」 |
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かつての庶民の生活 4/6 「テーラー(針子)」 |
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かつての庶民の生活 5/6 「喫茶店」 |
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かつての庶民の生活 6/6 「女性の内職」 |
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バスタキア地区は19世紀の歴史的建造物をドバイ市が保護・運営している遺産地区。写真下の四角な塔は、ウィンドタワーといい、暑いアラブの国で考え出された風を利用した天然のエアコンである。 |
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歴史的建造物を再現したパスタキア地区 1/2 |
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歴史的建造物を再現したパスタキア地区 2/2 |
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▼ ドバイ観光名所のなかでも特に人気があるのがゴールド・スーク。ドバイが「CITY of GOLD」と呼ばれる所以は、このゴールド・スーク(金市場)にある。その名のとおり、アーケードに囲われた市場の両側にはゴールドショップが軒を並べている。中に入ると、金製品が所狭しと並べられ、リッチな客を待っている。 |
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ゴールド・スーク 1/2 |
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▲▼
アル・カイル通りを挟んでバス・ターミナルに近い方がニュー・ゴールド・スーク、アブラ・ステーションに近い方がオールド・スーク。昼間でも開店しているが、ゴールド・スーク本来の豪華な雰囲気が出てくるのは夕方から日没以降で、ショーウインドーからこぼれる金色の光のなかで「世界一安い」といわれる金製品がまばゆいばかりに輝きだすのもこの頃から。 |
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ゴールド・スーク 2/2 |
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ゴールド・スークの近くに、日用雑貨やスパイスを売っているスークがある。このスークはスパイスを専門に商売している店が多いことから、スパイス・スークと呼ばれている。 |
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ディラ・オールド・スーク 1/3 「土産店」 |
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さまざまな種類のスパイスが細い路地にはみ出すように所狭しと並べられている。その多種多様な鮮やかな彩りとスーク一帯に漂うほどのスパイスの香りに誘われ、地元民だけでなく、多くの観光客が訪れる人気のスークとなっている。 |
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ディラ・オールド・スーク 2/3
「菓子店」 |
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▼ 日本では高価なサフランをはじめ、シナモンスティック、ウコン、ローズマリーやセージなどのハーブ類、レモンやイチジクなどのドライフルーツ類、各種ドライフラワーなど、さまざまなスパイスが手ごろな価格で購入できる。 |
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ディラ・オールド・スーク 3/3
「スパイス店」 |
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