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大変残念なことに、平成27年(2015)6月1日(月)、我が同好の志・ちばあきおさんが主催する「ちば☆フォトギャラリー」が
internet
から完全消滅していることが判明した。 |
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ちばさんは、Wa☆Daフォトギャラリー感動写真集第14代同人として、平成16年(2004)6月から約1年間、累計15作を発表後、道通宮子供会陽(平成17年(2005)3月撮影)を最後に独立され、ちば☆フォトギャラリー
chibaphoto.jp
をオープン。その後、約10年間、裸祭85作を筆頭に合計160作品を発表し、累計125万アクセスを得ていた。 |
ちばさんとは、岡山駅前で一度お会いしたことがあり、私よりも随分お若く、まだ、壮年なの |
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だが、完全にサイトをたたみ、ドメイン
chibaphoto.jp
が売りに出されていることから、何らかの不幸な事情により、完全撤退されたものと推測される。ちばさんの非凡な才能は、まだまだ生かして頂きたかったので、大変残念に思っている。 |
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色々と思い悩んでいるうちに、愛読者から国立国会図書館インターネット資料収集事業
WARP
の存在を知り、wayback machine
http://archive.org/web/ を使えば、米国
NPO
法人の
INTERNET ARCHIVE*
にアーカイブ(書庫保存)されている膨大な
internet
資料を自由に取り出せることが分かった。 |
*INTERNET ARCHIVE:アメリカの著作権法では、フェアーユース(公正な使用)であれば、著作権者の了解をとらなくても著作権を侵害しないという。国立国会図書館もその精神に従って、アーカイブ資料を自由に取り出せるようにしている。筆者もその精神に従い、ちばさんの貴重な写真資料を人類共通の財産
Common Heritage of Man Kind として復刻し、閲覧できるようにしたいと思った。
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そこで、ちば☆フォトギャラリーを検索してみると、これまでに70回ほど保存されていた。ただ、2頁目以降が空白だったり、拡大写真がなかったりと、不完全な状態の作品もある。完全ではないが、うまく復元できた作品の中から名作と思われるものを「ちば☆フォトギャラリー名作シリーズ」と題して、復刻することにした。 |
このたび、その第一弾として選んだのが、この「鳥刺し踊り」(原題は「鳥刺し」)である。この取材は、ちばさんが長崎県雲仙市まで足を運び、保存会の御好意により、ちばさん一人のために武家屋敷で「鳥刺し踊り」を披露してもらった貴重な作品で、早々にお蔵入りになるのは忍びなく、第一作に選んだものである。原作では、ところどころ拡大写真がリンクされていたが、アーカイブ版では拡大写真は全て保存されていなかった。それ以外は、忠実に復刻することができた。(ちばフォトでの「鳥刺し」の最終アクセス件数:90195件) |
今後、Wa☆Daフォトギャラリーに収録していない裸祭を優先的に復刻作業を続けて行きたい。かなりの作業量が見込まれるが、それだけの労力をかける価値のある作品が多いので、どうか、ご期待いただきたい。〈 完 〉
2015年6月4日 監修 和田義男 |
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