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  Wa☆Daフォトギャラリー 特集!旅紀行Q

2007年11月14日改訂

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♪Po Karekare ana(ポ・カレカレ・アナ)/マオリ愛の歌 キリ・テ・カナワ

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春昼や牧羊犬の吠えやらず  北舟

2007年11月13日作成

牧羊犬による羊追いの実演

牧羊犬による羊追いの実演(ニュージーランド北島)

 ニュージー早春の旅

ニュージーランド国旗

ワイトモ

 
ツアー7日目
 
 10月19日(金)朝5時起床、6時朝食、6時50分ツアーバスにてロトルアを出発、オークランドに向かった。前日に続く強行軍だが、オークランドまで370km、6時間半かかるとあっては仕方ない。  

10月19日の観光ルート(ロトルア 〜 オークランド)

10月19日の観光ルート
 この日も素晴らしい晴天に恵まれ、青空の下、右に左に展開する清々しい牧場の間をバスは快調に進んだ。  

牧場の朝

牧場の朝

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ワイトモ洞窟  Waitomo Caves

 午前9時頃、ワイトモの鍾乳洞に到着。約1時間に渡って神秘に光る土蛍(グロウワーム)の洞窟を巡った。ここは年間25万人余が訪れる観光スポットで、別名を土蛍(ツチボタル)洞窟 Glowworm Caves という。

 

土蛍グロウワーム)洞窟の入口

土蛍(グロウワーム)洞窟の入口

 ワイトモはオークランドの南方、車で3時間ほどのキング・カントリー地方にあり、その鍾乳洞は、日本の秋芳洞と同じように、石灰岩からなるカルスト台地が雨や地下水の浸食により、洞窟となったものである。  
 第2レベルにある高さ14mの空洞は、大聖堂と名付けられており、現地ガイドによると、キリ・テ・カナワがここでコンサートを開いているという。見学のツアー一行はここで一曲歌わなければならず、日本語で「きよしこの夜」を合唱した。

ワイトモ鍾乳洞の大聖堂

ワイトモ鍾乳洞の大聖堂

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資料

土蛍(ツチボタル)  Glowworm
 ツチボタル(学名:アラクノカンパ・ルミノサ)は、ニュージーランドとオーストラリアの一部に棲息する珍しい昆虫で、天井から粘着性のある糸を垂らしてぶら下がっている何百万匹もの幼虫が青白い光を出して餌の小虫を誘惑し、糸に絡ませて捕食する光景はここでしか見られないという。  

土蛍(グロウ・ワーム)の糸

土蛍(グロウ・ワーム)の糸

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資料

 一行は、私語や撮影が禁止される中でボートに乗り、洞窟を巡って土蛍の神秘の光を見て回った。とても不思議な光景だった。幼虫は3mmほどの大きさになってから光を放ちはじめ、9ヵ月ほどでマッチ棒くらいの大きさになり、プパと呼ばれるサナギになって13日経つと蚊を大きくしたような成虫になる。雌雄の成虫は口がないので餌を一切食べず、2〜3日の間に交尾して雌の成虫が120個ほどの卵を産んで死んでしまう。卵は20日で孵化し、新たな幼虫が生まれる・・・というサイクルを繰り返しているという。  

ワイトモ鍾乳洞の土蛍(グロウ・ワーム)

ワイトモ鍾乳洞の土蛍(グロウ・ワーム)

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資料

アルチュラ牧場  Altura Stock Farm
 午前10時過ぎにワイトモを出発、10分程でアルチュラ牧場に到着し、牛の乳搾(ちちしぼ)りやバターとアイスクリーム作りを体験した。この日は何故か牛が興奮しており、危険と見た牧場主のロスさんの許可が出なかったので、乳搾りは見学するだけとなった。  

広大なアルチュラ Altura 牧場

広大なアルチュラ Altura 牧場

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牧羊犬  sheepdog
 圧巻は牧羊犬による羊追いの実演だった。牧羊犬には吠えたてる犬と全く声を出さないものと2種類あるというが、この日は無言の羊追いだった。羊飼いの合図で、牧羊犬が適時適切に羊を追い、移動させたり、集合させたりする。人間以上の働きをする牧羊犬を見て、とても感心した。  

牧羊犬による羊追いの実演

牧羊犬による羊追いの実演

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  春昼や牧羊犬の吠えやらず  北舟 

しゅんちゅうや ぼくようけんの ほえやらず

Noon of spring, Sheepdog of no barking.
 実演のあとは記念撮影。羊は地面に尻が着くと、どういう訳か、おとなしくなってしまう。羊の毛を刈り取るときも
この姿勢にすると動かないので、手早く、安全に刈り取ることができるという。
 

牧童と記念写真

牧童と記念写真

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乗 馬  horseback riding
 牧童の指導により、交互に馬に乗せてもらった。筆者もこの年で初めて体験した。パカパカと歩くにつれて馬の背中が上下する。それにあわせて身体が動く。鐙(あぶみ)は長さを調整していないせいか、フワフワしていて、踏ん張りが利かなかった。  

牧場でホース・ライディング

牧場でホース・ライディング

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七面鳥  turkey
 日本でもお祭りとしてのクリスマス・イブに七面鳥を食べるようになった。実物を見たのは初めてだったので、カメラに収めた。鹿はdeer というが、肉になると venison という。七面鳥は両方とも turkey である。  

初めて見た七面鳥(ターキー)

初めて見た七面鳥(ターキー)

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ギンシダの新芽  Koru
 ロトルアの森林公園でもギンシダの新芽であるコルを見たが、ここでも見事なコルが生えていたので撮影した。  

巨大なシダの新芽(コル)

巨大なシダの新芽(コル)

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ローズランド  Roselands
 
 昼前、ワイトモでナンバーワンのローズランドというレストランに到着。昼食は当ツアー特注の子羊の丸焼きを食べた。可愛い子羊を見た後、その丸焼きを食べる人間の残酷な業(ごう)を感じるが、生き物と食物とは別物と思っているせいか、食べられない人はいなかった。  

子羊の丸焼き

子羊の丸焼き

 レストランの庭は、青空の下で八重桜の大木が花盛り。その下のテーブルを占領して、昼食に舌鼓を打った。  

八重桜の下の昼食

八重桜の下の昼食

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