玉前神社大寒禊'１２（時化禊）【和田フォト】

2012年2月29日改訂

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♪千年女王～海のアラベスク～海に帰る～氷湖～水の都～精霊

大寒の海に合掌褌衆　北舟

The ascetics of loincloth,
joining their palms together for the sea in the coldest season.

2012年2月29日制作

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大時化の太平洋で足を洗われる行者たち/九十九里浜一宮海岸（千葉県長生郡一宮町）

玉前神社大寒禊’１２

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夏越禊'１５

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大寒禊'１３

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夏越禊'１２

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大寒禊'１２

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夏越禊'１１

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大寒禊'１１

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夏越禊'１０

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大寒禊'１０

越中褌

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時化禊

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参集殿

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和田義男


	▼ 準備運動を20分ほど行ったあと、いよいよ入水となり、裸形の行者たちは、冷たい雨に打たれながら、遠浅の一宮海岸を沖に向かって歩いて行った。

時化の海に向かう　11:18

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強い波にたじろぐ

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	▲▼ しかし、海上は大時化で、ときおり強い波が打ち寄せ、足を取られてひっくり返る人もいて、引き波で沖に連れていかれる恐れもあり、禊に適さないことが分かった。

波のパワーに足を取られて・・・

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渚なぎさ

まで撤退

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	▲▼ そこで渚（なぎさ）まで撤退し、安全な場所で水行を行うことになった。禊とは水を被ることなのだが、海水ではなく、雨水を被る禊となった。

安全な場所で合掌する 11:21

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それでも波が打ち寄せる

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傘を差して祈る

栗原崇次くりはらたかつぐ

宮司 / 一宮海岸

傘を差して祈る栗原崇次宮司 / 一宮海岸


	▼ また、これまでは、波に揉（も）まれながら大祓詞（おおはらいことば）を斉唱（せいしょう）していたが、今回は準備されておらず、行者たちは、渚に佇み、合掌して沖に向かって祈りを捧げるというスタイルになった。

波の引いた瞬間に海側から行者たちを撮す

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雨に打たれながら合掌する大寒禊

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ひたすら沖に向かって手を合わせる　11:22

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大寒の海に合掌褌衆　北舟

だいかんのうみにがっしょうふどししゅう

The ascetics of loincloth, joining their palms together for the sea in the coldest season.

大時化の太平洋で足を洗われる行者たち　11:23

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	▼ その場で合掌する行者たちに波が打ち寄せ、足下の砂が掘られて踵（かかと）まで埋まってしまった人がいた。

動かないでいると

踝かかと

とまで埋まる！　11:23

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ふたたび褌ランニング　11:24


	▲▼ 冷たい雨の禊は、５分ほどで終わり、再び褌ランニングが始まった。準備運動の鳥船が始まってから27分が経過し、行者たちは、ずっと雨に打たれたままなので、かなりの体温低下があり、厳しい顔つきになっている。

「昇ちゃん」こと長谷川昇司さんの褌ランニング

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渚の

褌走ふんどしそう

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グルグル回る

褌走ふんどしそう

　11:25

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整理運動の

鳥船とりふね

　11:27

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	▲▼ ３分ほど円陣を廻る褌ランニング（褌走）が行われた後、整理運動の鳥船が行われた。ときおり、強い波が押し寄せ、渚に近い側の行者たちの足を洗った。