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 旅紀行日本の裸祭り

2015年9月2日改訂

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昨 日

♪山伏・篠笛

黒褌の山笠の宮入おらが夏   北舟

 

Our summer, Yama going
to the shrine wearing black fundoshi loincloth.

2014年8月4日制作

波折神社に到着した北流(福岡県福津市)

拡大写真(2600X1850)1.1MB

波折神社に到着した北流(福岡県福津市)
祗園紋   波折神社  

津屋崎祗園山笠'14

宮入

撮影原作 吉田好幸

はじめに

 
 平成26年(2014)7月20日(日)、福岡県福津市(ふくつし)津屋崎(つやざき)に鎮座する波折神社( なみおり・じんじゃ)で300周年を迎えた祗園山笠(ぎおんやまかさ)の追い山(おいやま)が開かれた。  

 

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示

福岡県

福津ふくつ

市の位置

福岡県福津市の位置

Google Earth
福岡県

福津市ふくつし

 
▲▼ 玄海灘に面し人口約5.5万を擁する福津市(ふくつし)福岡県北西部の福岡地方に位置し福岡市と北九州市の中間に位置する。平成17年(2005)1月24日に宗像郡(むなかたぐん)福間町(ふくままち)と津屋崎町(つやざきまち)が合併して発足した。  福津市公式サイト  
   「九州の鎌倉」とも呼ばれる津屋崎は、古くから大陸との交流で栄えた。江戸時代から昭和初期までは、塩の積出港として栄え、津屋崎千軒と呼ばれるほどの賑わいを見せ、夏には祗園山笠が盛大に催行された。明治34年(1901)創建の紺屋が「津屋崎千軒民俗館」として再生されているほか、美しい家並みは今も健在である。  
津屋崎祗園山笠つやざききおんやまかさ が行われる

波折なみおり

神社の位置

津屋崎祗園山笠が行われる波折神社の位置

拡大写真(1400X425)345KB

Google Earth

波折神社なみおりじんじゃ

▼ 津屋崎の中心部に鎮座する波折神社は、地元の氏神である波折大神(なみおりのおおかみ)(瀬織津大神(せおりつのおおかみ)、住吉大神(すみよしのおおかみ)、志賀大神(しがのおおかみ)の三神を祀る。

波折なみおり

神社参道

波折神社参道

拡大写真(2000X1350)617KB

 神功皇后が三韓を征し帰国してこの地に立ち寄った際、この三神が現れたので、河原崎の宮之本に神垣を造り、三神を斎祀したのが始まりという。神功皇后は、神垣を造り終え、持っていた杖を地面に刺して休息したので、「杖刺し」が訛って「津屋崎」という地名が付いた。社伝によれば、承久3年(1221)に現在地に遷宮したという。

波折なみおり

神社

波折神社

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撮影:曽根由香
 その昔、3人の漁師が沖合で釣りをしていると、急に海が荒れて遭難し、神に祈ると三神が現れ、荒波を折って鼓島に漂着し、食べ物を得た。波風が収まると舟に三つの石があったので、漁師たちはそれを持ち帰ってご神体とし、社(やしろ)を奉(たてまつ)り、波折宮と呼ぶようになったという伝説がある。
沿岸漁業基地

津屋崎つやざき

漁港

沿岸漁業基地津屋崎漁港

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津屋崎祗園山笠つやざきぎおんやまかさ

 
 津屋崎祗園山笠は、正徳4年(1714)に櫛田神社(博多)から波折神社(津屋崎)に祗園社の神を勧請(かんじょう)して3基の山笠を奉納し、疫病、災害の退散を祈願したことに始まる。山笠は、漁業中心の北流(きたながれ)、商業中心の新町流(しんまちながれ)、農業中心の岡流(おかながれ)の3つの流れがある。  
魚市場の前に建つ「お魚センターうみがめ」

魚市場の前に建つ「お魚センターうみがめ」

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 山笠は、江戸時代から明治、大正、昭和と続いていたが、第二次大戦中に中断し、戦後再開したが、昭和38年(1963)に再び中断昭和50年(1975)に復活して現在に至っている今年は300年の節目に当たり、津屋崎祗園山笠発足三百年復活四十周年記念特別展や今昔展などが開かれたほか、津屋崎祗園山笠三百年記念記録誌が発行された。
漁師の町

北流きたながれ

の山小屋/津屋崎漁協駐車場

漁師の町北流の山小屋/津屋崎漁協駐車場

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 明治時代に絶頂期を迎えた山笠は、高さが10mもあったという。祭りの最終日には、山笠が古い町並みの狭い路地を勢いよく駈け回る博多祗園山笠さながらの追い山(おいやま)が繰り広げられる。追い山は、かつては7月19日に奉納されていたが、現在では19日に近い日曜日となり、平成26年(2014)は7月20日に行われた。
祗園山笠

北流きたながれ

/桶狭間合戦

祗園山笠北流/桶狭間合戦

拡大写真(1950X2400)1.78MB

▲▼ 飾り山の制作は、唯一、地元の筑前津屋崎人形巧房が担っており、桶狭間の合戦など有名な戦闘シーンや黒田八虎など歴史上の武将の飾り人形を制作している。
農民の町

岡流おかながれ

の山小屋/「なごみ」前

農民の町岡流の山小屋/「なごみ」前

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当番岡流の山笠/黒田八虎(見送)

当番岡流の山笠/黒田八虎(見送)

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 フィナーレの追い山は毎年くじ引きで出発の順番が決められる。山笠同士がぶつかり合うことも度々で「喧嘩祭り」とも呼ばれ、水法被(みずはっぴ)に締め込みと呼ばれる褌(ふんどし)をきりりと締め込んだ男たちの勇壮で美しい夏祭りである。
三台揃い山笠/前夜祭 2017.07.19 18:40
三番山笠「北流」 一番山笠「新町流」 二番山笠「岡流」  

三台揃い山笠/前夜祭 2017.07.19 18:40

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▲▼ 7月19日(土)は、前夜祭が行われ、レトロな情緒あふれる津屋崎千軒で、金魚すくいや焼きそば、かき氷などの露店が並び、山笠の展示や「第7回サマーナイトインふくつ」の特設ステージで、子ども太鼓やバンド演奏などが披露された。
「第7回サマーナイトインふくつ」のステージ 18:58

「第7回サマーナイトインふくつ」のステージ 18:58

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 また追い山の前夜には氏子たちが褌一丁で波折神社に集合し金刀比羅神社(ことひら・じんじゃ)と宮地嶽神社(みやじだけ・じんじゃ)を参拝して、追い山の安全を祈願する裸参りが行われた。
本番・追い山の日/

岡流おかながれ

(二番山笠)   2014.07.20 07:16

本番・追い山の日/岡流(二番山笠) 2014.07.20 07:16

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山小屋前で最後の打ち合わせ/

岡流おかながれ

山小屋前で最後の打ち合わせ/岡流

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出発を待つ子供たち/

岡流おかながれ

  07:18

出発を待つ子供たち/岡流 07:18

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商人の町

新町流しんまちながれ

(一番山笠)の打ち合わせ 07:20

商人の町新町流(一番山笠)の打ち合わせ 07:20

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力水の用意/

新町流しんまちながれ

 07:29

力水の用意/新町流 07:29

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波折神社に向かう

新町流しんまちながれ

 07:42

波折神社に向かう新町流 07:42

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鉄砲を持つ台あがりの長老たち/新町流 07:43

鉄砲を持つ台あがりの長老たち/新町流 07:43

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町内を疾走する

新町流しんまちながれ

 07:56

町内を疾走する新町流 07:56

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波折神社に到着した北流 08:13

波折神社に到着した北流 08:13

拡大写真(2600X1850)1.1MB

  黒褌の山笠の宮入おらが夏 北舟 

くろふんの やまのみやいり おらがなつ

Our summer, Yama going to the shrine wearing black fundoshi loincloth.

波折神社境内を疾走する北流 08:13

波折神社境内を疾走する北流 08:13

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宮入した三台の山笠 08:17

宮入した三台の山笠 08:17

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波折神社境内に並べられた山笠 08:28

波折神社境内に並べられた山笠 08:28

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