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2007年1月28日改訂

今 日

昨 日

メドレー(お江戸日本橋(鼓)・早春賦・お江戸日本橋・さくらさくら)

拡大写真(1600x1200)315KB

 朝桜山塔霞む利休雨   北 舟

2000年7月31日開設

春雨に煙る五重塔(厳島神社/広島県廿日市市宮島町)

春雨に煙る五重塔(厳島神社/広島県廿日市市宮島町)

2007年の日記  

 

1月後半
  2007年1月前半

1月後半

2月

目次


2007年1月27日(土)晴
■■■     鐵砲洲寒中水浴'07」完成! ■■■
 昨夜、新春第4作目の作品をアップした。
日本の裸祭り/第32集(実質第52集)「鐵砲洲寒中水浴'07」 http://wadaphoto.jp/maturi/sui071.htm 
この作品は、1月14日(日)東京都中央区湊一丁目に鎮座する鐵砲洲稲荷神社で行われた第52回寒中水浴大会を記録したもので、800万画素1000枚の画像の中から厳選して作成した4頁46枚の自信作である。

基本の振魂で〆る

基本の振魂で〆る

パノラマ写真(2000x900)420KB

 今年も晴天に恵まれ、木漏れ日の下で、江戸下町に残る半世紀以上も続く歴史ある寒禊の一部始終を記録することができた。何よりも嬉しかったことは、私のような部外者を仲間として受け入れて頂いたことである。拝殿の前で解散した後、私と三木さんと志村さんの3人は、神社のそばにある石川邸での二次会に招かれ、美しいお母様の手料理と愛犬バロンのスキンシップのもてなしを受けた。また、戦後、鐵砲洲稲荷神社が再建されたときの貴重なビデオテープを拝見しながら青柳会長ら幹部の皆さんと歓談させて頂いた。
還暦記念 赤褌あかふん 水浴
 再三にわたり、石川幹事長や三木さんから寒中水浴を誘われてきたが、撮影を理由に断ってきた。しかし、今年3月6日に還暦を迎えるので、人生の大きな区切りを記念する意味で、来年の寒中水浴大会には同い年の三木さんとともに赤褌で参加することにした。青柳会長ともご一緒できれば幸甚である。
 私は、ふんどし談義を通じて、日本人男性のアイデンティティ(日本人らしさ)は、はだか褌文化にあることを繰り返し述べてきたが、1年先とはいえ、公衆の面前で身をもってその姿を披露するとは思ってもみなかった。 
 しかし、江戸っ子の開かれた文化の中に溶け込むことができた今、私もどっぷりと浸かってみたいと思った。インターネットでいえば、ROM(ロム Read Only Memory :読むだけのメモリー→読むだけの人、傍観者)からRAM(ラム Random Access Memory :読み書きできるメモリー→参加型の人)に変わろうとしている。
 趣味で始めたホームページの活動を通じて、人の輪が広がり、その影響を受けて変革してゆく自分がいる。これもインターネット文化のお陰で、団塊の世代の一つの生き方であるかも知れない。来年を愉しみに、今から身体を鍛えておこう。

2007年1月21日(日)曇
■■■     「江ノ島寒中神輿'07」速報! ■■■
 本日午前11時から神奈川県藤沢市江ノ島片瀬海岸東浜で第26回江ノ島寒中神輿錬成会が開催された。既に2004年と2006年に取材し、それぞれ作品を発表しているが、先週、鐵砲洲稲荷寒中水浴大会に参加された三木芳樹さんが鳳龍神輿を担ぐので、今年も取材に出掛けた。

江ノ島を背景に寒中神輿の発進!

江ノ島を背景に寒中神輿の発進!

拡大写真(1600x1100)324KB

 江ノ島寒中神輿錬成会は、神社の祭礼ではなく、藤沢鎌倉神輿連合会(山口昌明会長)が主催するもので、藤沢・鎌倉両市の神輿愛好者約300人による年に一度の大会である。正確には「第23回藤沢鎌倉神輿連合会寒中錬成大会」という。

新成人の門出(かどで)の神輿

新成人の門出(かどで)の神輿

拡大写真(1600x1200)376KB

  初春や新成人の初褌   北舟 

はつはるや しんせいじんの はつふどし

 この大会の主役は両地区の新成人で、開会式で記念品として成人祝いの襷(たすき)が授与され、主役たちが神輿の担ぎ棒に乗って海中渡御を行い、晴れて成人の仲間入りを果たすもので、これは一種の通過儀礼であり、成人祭といえる。

江ノ島の東浜を行く4基の神輿

江ノ島の東浜を行く4基の神輿

拡大写真(1600x1200)356KB

  江ノ島の寄する白浪寒御輿   北舟 

えのしまの よするしらなみ かんみこし

 例年4基の神輿が参加する。一番大きな神輿が藤沢鳳龍会(ふじさわほうりゅうかい)の鳳龍で、4点棒の江戸前神輿。片瀬諏訪睦(かたせすわむつみ)の神輿、腰越小動会(こしごえこゆるぎかい)の神輿そして藤沢鎌倉神輿連合(伊勢睦)の神輿は、いずれも二点棒。

沖に繰り出す藤沢鳳龍会の神輿

沖に繰り出す藤沢鳳龍会の神輿

拡大写真(1600x1100)272KB

 神輿を担ぐのは、地元愛好者に加えて、関東各地からやってくる神輿睦会の人たちも参加するので、大変賑やかな祭りである。開会式では、江ノ島神社の相原圀彦宮司が安全祈願祭を執り行い、地元選出の国会議員などの来賓の挨拶など、かなり長い式典が続く。

海を渡るふんどし神輿

海を渡るふんどし神輿

拡大写真(1600x1100)272KB

  春の海六尺一本初神輿   北舟 

はるのうみ ろくしゃくいっぽん はつみこし

 式典が終わるまで、はやばやと褌一丁になった担ぎ手たちは、焚き火に温まって神輿の出発を待つ。今年は会場の両脇二箇所に穴が掘られて焚き火が赤い火をあげていた。

浜に帰還した鳳龍神輿

浜に帰還した鳳龍神輿

拡大写真(1200x1400)237KB

 式典が終わると、待ちかねていた担ぎ手たちが4基の神輿に取り付き、準備運動もそこそこに海に繰り出し、いつもながらの神輿練りを繰り広げた。曇り空だが無風状態で波は穏やか。夏の江ノ島天王祭のときのように、もっと沖まで行って胸まで浸かって欲しかったのだが、事故防止の観点からか、腰下くらいまでしか浸からなかった。今年は振袖姿の新成人がいないのが残念だった。いつも思うことだが、深川祭のように水をかければもっと盛り上がるのではないだろうか。

カラフルな六尺褌(六尺)を締めた男たち

カラフルな六尺褌(六尺)を締めた男たち

拡大写真(1400x1150)227KB

 この大会では、カラフルな褌姿を見ることができる。神輿は普通神事であるので、白褌が基本であるが、ここでは色柄ものが認められている。全国的に見ても珍しい大会である。睦会によっては「神輿を担ぐのは白褌でなければいけない」という信念を貫くところもあるが、乗ってはいけない神輿に新成人を乗せる無礼講の神輿であってみれば、カラフルな褌の方が楽しくて良いと思う。

最後の踏ん張り

最後の踏ん張り

拡大写真(1400x1050)196KB

 三木芳樹さんや長谷川昇司さんらのグループは、基本ではあるが、ここでは少数派の白褌で統一。今年還暦を迎える三木さんは、少々疲れた様子だったが、鳳龍を担いで満足そうだった。
 天候が心配されたが、雨や雪にならず、終わり頃には薄日が差す絶好の撮影日和となった。どうしても同じ絵柄になってしまうが、毎年同じ写真はない。行けば何らかの収穫があり、感動がある。今週末は鹿島神宮と江ノ島と連ちゃんの取材で、とても疲れたが、金沢の暴風雨の中の取材を考えれば楽なものだった。後日良く撮れている写真を集めて「江ノ島寒中神輿'07」として発表したい。

2007年1月20日(土)曇・雪
■■■     「鹿島神宮大寒禊」速報! ■■■
 今日は朝4時起きして、茨城県鹿嶋市に鎮座する鹿島神宮(かしまじんぐう)で行われた第21回大寒禊を激写してきた。東京駅八重州南口4番バス乗り場から鹿島神宮行き特急「かしま号」に乗ると、2時間で鹿島バスターミナルに着く。鹿島神宮へはそこから徒歩5分。何故か案内標識がないので、地元の人に道を聞いて午前9時ころ到着した。

鹿島神宮の広大で鬱蒼とした境内

鹿島神宮の広大で鬱蒼とした境内

拡大写真(1400x1050)324KB

 「鹿島立ち」で有名な鹿島神宮は、常陸国(ひたちのくに)の一宮(いちのみや)で、神武天皇1年(紀元前660年)の創建と伝えられている。旧社格は官幣大社で武甕槌神(たけみかづちのかみ)を祭神とする。武甕槌神が千葉県香取(かとり)市に鎮座する香取神宮に祀られている経津主神(ふつぬしのかみ)とともに武芸の神とされていることから、武術の道場には「鹿島大明神」「香取大明神」と書かれた掛軸が対になって掲げられていることが多い。

藤棚の下で脱衣

藤棚の下で脱衣

拡大写真(1600x1050)360KB

 午前10時過ぎ、大寒禊に参加する行者125人が鹿島神宮の幟を持った道彦とともに、御手洗(みたらし)池に姿をあらわした。見るとまだ服を着たままである。一行は、池の側の藤棚の下やベンチなどで脱衣して、越中褌一丁の裸形になった。

「鳥船」の櫓漕ぎ運動

「鳥船」の櫓漕ぎ運動

パノラマ写真(2000x800)396KB

  鳥船に並びしふどし寒の垢離   北舟 

とりふねに ならびしふどし かんのこり

  昔は、ここが表参道だったことから、御手洗(みたらし)池で身を清めてから参拝したという。現在の参道は直接、鹿島神宮に続いており、神宮の森のはずれにある御手洗池は参道の終着地で、茶屋が数軒あって、小休止するに都合の良い場所となっている。
 森を背景にした御手洗池は透き通った水を貯めている。そこに注ぐ清水は古木の根本にある石造りの枡から湧き出していて、この地方で唯一残る飲むことのできる湧き水だという。よく見ると大きな鯉が何匹も泳いでいた。

御手洗池で大寒禊

御手洗池で大寒禊

拡大写真(1600x1200)322KB

 男性は白の越中褌に白鉢巻、女性は白の着物に白鉢巻という出で立ちになり、午前10時15分ころ、御手洗池のそばの注連縄で囲まれた広場に全員が整列し、3人の若い神職たちが道彦(みちひこ)(禊の指導者)となって入念に鳥船(とりふね)(準備体操)を行った後、二箇所から池に入水して15分間の大寒禊を行った。

祝詞をあげながら水浴

祝詞をあげながら水浴

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 御手洗池の石鳥居の奥に祭壇が設けられ、紅白の鏡餅などが供えられている。行者たちは神前で胸元や首まで清水に浸かりながら鉢巻に挟んでいた祝詞(のりと)を取りだして大きな声で唱えながら15分間の寒行をやり遂げた。寒さのために震えがきている人が散見されたが、祝詞の紙が震えているのが痛々しく、厳しい行であることが分かる。

15分の寒垢離を終えて出水

15分の寒垢離を終えて出水

拡大写真(1600x1300)426KB

  寒垢離や御手洗池の行褌   北舟 

かんごりや みたらしいけの ぎょうふどし

 苦行を終えた行者たちは、再び入念な鳥船を行ったあと、神に向かって二礼二拍手一礼で拝礼し、最後に万歳三唱で行を終えた。時に午前10時50分。去年の参加者は110名だったが、今年は125人と増加、最高齢者は78歳の男性。

万歳三唱でお開き

万歳三唱でお開き

拡大写真(1600x1200)449KB

 大寒禊は、午前9時に神宮に集合すれば、参加費2000円で誰でも参加することができる。持参品は白タオル、草履(サンダル可)、白褌、白鉢巻。白褌、白鉢巻は神宮でも用意されている。禊のあと、40分ほど宮司の講話があり、神宮で用意した昼食・直会のあと散会となる。参加者には神宮から修了証が交付される。

 神職によると、御手洗池の水は地下水なので15℃もあり、見た目ほど冷たくないそうで、終わって後の鳥船から着替えまでが寒いという。一人の脱落者もなく無事に終了したことから難易度もそれほど高くはなさそうなので、初禊として年々人気が出ているようだ。早起きすれば東京からでも日帰りで参加できるので、お勧めである。

 本件は、後日「鹿島神宮大寒禊」として、完全版を作成したい。池の中の禊は、初めてのケースなので、ご期待頂きたい。

 
2007年1月18日(木)曇

■■■ セピア色の日本男児〜褌編 ■■■ 

 internetを検索していて偶然見つけたサイトがこの「セピア色の日本男児〜褌編」。 http://fundoshidanji.at.infoseek.co.jp/
昭和初期に撮影された古い日本の褌姿の男たちの白黒写真が掲載されている。全て坊主頭なので従軍した兵隊の写真だと思われるが、海の水泳訓練の写真が圧倒的に多い。がっしりとした体格の人も見られるが、肥満児はおらず、食糧事情が厳しい状況にあることも読み取れる。

トップ頁の写真

トップ頁の写真

 殆どが六尺褌だが、越中褌に混じって黒猫褌と思われるものも散見される。相撲のまわし姿もある。白が殆どだが、六尺褌で黒っぽく写っているのは赤だろう。黒猫褌は黒。水褌は前袋式のはずだが、前垂れ式のものもある。掲示板があり、投稿者のコメントが閲覧できる。

海軍の水泳訓練

海軍の水泳訓練

 戦争に青春を捧げた父や祖父の生き生きとした映像が胸を打つ。解説がないので、生々しさが薄れ、悲惨さが和らげられているようで、解説がない方が良いのかもしれない。ラバウルと思われるアウトリガーを愉しむ褌姿があったが、無事に帰国した人はどれだけおられたのだろうかと、心が痛む。
 こうしてみると、写真は全てを無言のうちに語ってくれる素晴らしいメディアであることがよく分かる。文字情報は、いくら説明してもそれによって思い浮かぶ光景は乏しい。写真の素晴らしさと記録性を再認識した。
 

2007年1月17日(水)雨
■■■     「鐵砲洲寒中水浴’07」速報! ■■■
 平成19年(2007)1月14日(日)東京都中央区湊一丁目に鎮座する鐵砲洲稲荷神社で第52回寒中水浴大会が行われた。拝殿では午前9時20分ころから安全祈願祭が執り行われ、午前9時40分ころから新しい水槽の奉納奉告祭が行われた。

「江戸囃子」を披露する子ども五人囃子

「江戸囃子」を披露する子ども五人囃子

拡大写真(1400x1000)370KB

 神楽殿では、午前9時半ころから寒中水浴大会が終わるまで、お囃子の奉納演奏が続けられた。鐵砲洲稲荷神社では、若山流江戸囃子「恭の会」の渡邉浩徒先生による「鐵砲洲お囃子教室」が開かれており、氏子以外でも参加できるので好評である。この日は、練習の成果を披露しようと、幼児から順にお囃子が奉納され、観客の喝采を受けていた。渡邉先生は、今回、初めて寒中入浴に挑戦した。

新しい円形水槽の周りで「鳥船」

新しい円形水槽の周りで「鳥船」

3ショット・パノラマ写真(1600x680)348KB

 今年の寒中水浴大会の道彦(みちひこ)(指導者)は、鐵砲洲稲荷神社の籏野敏弘禰宜(はたのとしひろ・ねぎ)に加えて、今年で約20回の最多参加を誇る金沢市の最長老・奥村次郎さん(72歳)と今年還暦を迎える地元新富にお住いの平野五雄さんがつとめた。

褌一丁で公道のランニング

先頭を走る道彦役(右から籏野・平野・奥村の各氏)

褌一丁で公道のランニング

拡大写真(1400x1050)373KB

 午前11時丁度になると、道彦の籏野さんが褌一丁で拝殿の大太鼓を打ち鳴らして寒中水浴大会開催の合図を送ったあと、中川文隆宮司(なかがわふみたか・ぐうじ)による開会の辞に続いて、新しく導入された直径5m、深さ1mの円形水槽のまわりで入浴者たちによる入念な鳥船(とりふね)(準備運動)が行われた。

神殿に向かって水浴

神殿に向かって水浴

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 鐵砲洲白衣白褌寒禊   北舟 

てっぽうず びゃくいびゃっこん かんみそぎ

 その後、恒例のランニングに移り、道彦の籏野さんを先頭に、褌一丁で公道に繰り出し、鐵砲洲稲荷神社を一周した。

率先垂範する石川辰夫・弥生会幹事長

率先垂範する石川辰夫・弥生会幹事長

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 身体を十分にウォームアップした参加者たち46名(内女性3名)は、二手に別れて今年弥生会が奉納した大型の円形水槽に身を沈め、合掌・瞑想しながら祝詞を唱える寒中水浴の苦行に入った。

瞑想して合掌

瞑想して合掌

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 身を切るような冷水で垢離を取る時間は第一陣が4分(経験者)、第二陣が2分(初心者)と短いが、入浴者の立場からすると、とても長く感じるようである。今年アップで撮影したところ、平然とした表情のベテランでも鳥肌がたっており、本人の意志にかかわらず、体温を失わないようにする自律神経が働いており、人体の防衛本能が機能していることが良く分かる。

心頭滅却すれば・・・

心頭滅却すれば・・・

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 白褌の裸形となりて寒の垢離  北舟 

びゃっこんの らぎょうとなりて かんのこり

 入浴後は、再度鳥船を入念に行い、寒中水浴で下がった体温の上昇に努める。水浴後、外気に晒されている方が寒いという人もいる。これは、太陽の輻射熱をあびて身体が暖まる効果よりも、水分が気化することにより体温が奪われる方が大きいからだと思われる。
両手を握りあわせる

振 魂ふりたま

両手をにぎり合わせる振魂(ふりたま)

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 入浴したあとで感想を聞くと、最初の寒さを乗り越えると、快感に変わるという人がいる一方で、痛みを感じて耐えられないほどだったという人もいる。自分はどちらになるか、興味のある方は、来年、同い年の三木芳樹さんとともに還暦記念の赤褌入浴を行う筆者らと一緒に初禊に挑戦されてみては如何だろうか。

中川文隆宮司を囲んで記念撮影

中川宮司を囲んで記念撮影

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 最後に今年二度目の入浴を果たされた入船三丁目の安西良一さんの随筆(ふんどし談議に掲載)を抜粋して、〆としたい。完成版は、どんな写真が飛び出すか、ご期待いただきたい。

嗚呼!! 寒中水浴

 ・・・でもね、皆さんに伝えたいこと、それは水浴が終わってからのお風呂なんです。湊湯さんが用意してくださったお湯に、超冷え切った体で飛び込めば、その四十度近いお湯の中で体はどうなると思います? 普通、冷えた体でお湯に入ると、温かいお湯でも熱く感じるじゃないですか。それが違うんですよ。体が震えるんです!

湊湯みなとゆ

の極楽

湊湯の極楽

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 肌とお湯の間に冷たい幕が張られてヒヤーとして、あんな感覚はめったに味わえません。それと、私は学者じゃないので理屈はわかりませんがね、いわゆる「ギョク」が二個ともなくなるんですよ。二個ともですよ!上がっちゃってるんです。そして大事な「♂」もどこに行ったのって感じで(私の場合は元々かも・・・)、お風呂の中でですよ。
 ところが、だんだん込み上げてくる愉悦のひととき、ポカポカと温まってくるとそりゃ気持ちのいいのなんのって、この達成感、充足感はやった人じゃなきゃわかりゃしめえって、ホントお勧めですよ皆さん。冗談や油断じゃできないけれど、導師(編者注:道彦)のご指導のもと万全の準備で臨めるし、粋がってやせ我慢するのが江戸っ子なら女性にも資格は十分ありますよ。・・・ (安西良一さんの「嗚呼!! 寒中水浴」より抜粋)

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