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2011年4月25日改訂

今 日

昨 日

♪春の海(正調)

 

春迎ふつつこ練なり白ふどし  北舟

 

拡大写真(2000X1500)488KB

Getting more like spring,
Tsutsuko lifting wearing a white loincloth.

2000年7月16日開設

「つつこ」を落とす

保原つつこ引祭

「つつこ」を落とす/保原四丁目交差点(福島県伊達市)

2011年の日記  
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  3月 4月

5月

目次


 
2011年4月24日(日)晴
 
   
   この作品は、感動写真集同人・松井公代さんの第7作で、2008年5月22日(木)〜6月1日(日)の間、JTBが主催する「大西洋の楽園マデイラ島と世界遺産の宝庫ポルトガルハイライト11日間」のツアーに参加された記録である。7頁178枚の感動巨編となった。お時間のあるときに、ごゆるりとご覧頂きたい。

         感動写真集 第158集「ポルトガル初夏の旅」   撮影・原作 : 松井公代  監修:和田義男
 
 
 

【編集子が選ぶ名作】

1960年代まで実際に使われたワインを運ぶ帆船ラベーロ

1960年代まで実際に使われたワインを運ぶ帆船ラベーロ

拡大写真(2400x1600)744KB

 
 
  ラベーロのポートワインや初夏の川 北舟 

らべーろの ぽーとわいんや しょかのかわ

The river of early summer, port wine on the rabelos.

 
 

クスコの松井公代

拡大写真(1400x1200)338KB
 
 
撮影 ・ 原作 : 
 

松井公代まつい きみよ

 
住居:愛知県刈谷市

現在の楽しみ:旅行・60の手習いで始めたパソコン・
         お友達とのちょっと贅沢なランチ

あとがき

 未曾有の大震災に見まわれ、日本中が不安と悲しみに包まれる昨今ですが、変わらぬ活動を続けられる「和田フォト」の存在に 元気をもらい、癒されておられる方も多いのではないかと思います。私も多少のお役に立てることを うれしく思います。
 
 ポルトガルのツアーに参加いたしましたのは3年前 2008年5月でした。その後 2010年2月に 常春の島 マデイラ島が集中豪雨で甚大な被害を受けた とのニュースを耳にし、びっくり致しました。最近には ポルトガルの経済危機のニュースが報道されていますが、私の受けた印象は 人々の様子が穏やかで、素朴で、ゆったりした感じに見えました。
 
 ポルトやリスボンでの 自由時間の街あるきも安心してゆったり散策出来、いい思い出になっています。お食事も “いわしの炭火焼き”など まさに 日本食!で美味しくいただきました。
 
 歴史的にも 何となく馴染み深い国ですし、大航海時代のすばらしい遺産が堪能できたとてもいい旅でした。

★☆★彡

感動写真集 第158集 / 特集!旅紀行 第103集 「ポルトガル初夏の旅」

撮影・原作: 松井公代    監修: 和田義男

 平成23年(2011)4月24日 作品:第12作  画像:(大161+小17) 頁数:7  ファイル数:390  ファイル容量:114.5MB
 平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:461 頁数:1,788 ファイル数:65,059 ファイル容量:10,061MB
 
 
   赤屋根のナザレの村や夏の海 北舟 

あかやねの なざれのむらや なつのうみ

The summer sea, the red roofs of Nazaré village.

 
 

【編集子が選ぶ名作】

初夏の陽光を受けて / ナザレ

初夏の陽光を受けて / ナザレ

拡大写真(2000x1335)307KB

 
 
ポルトガルの栄枯盛衰
 本日、感動写真集同人の松井公代さんの第7作となる「ポルトガル初夏の旅」が完成した。今回は一国の良いところを全て見て回るという贅沢な旅だったので、7頁178枚という大作となった。話題が広いので、解説が大変だったが、お陰でポルトガルについてかなり勉強することができた。
  ポルトガルといえば天文12年(1543)種子島の鉄砲伝来以来の古いお付き合いでポルトガル語から「てんぷら」や「カステラ」という言葉が生まれたことは良く知られている。
和田義男
  ポルトガルが最も輝いていたのは大航海時代で、ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路を開拓したことで、世界一の海洋大国となった。リスボンのジェロニモス修道院(世界遺産)の豪華絢爛な姿を見ると、彼が如何に国家に貢献したのかが実感される。これまで教科書で知識として知っていたに過ぎなかったものが、その結果を目の当たりにして、大いに感動した。
  しかし、鎖国がはじまって以来日本との交流はオランダに取って代わられ、ポルトガルとは余り交流がないまま現在に至っている。大国だと思っていたが、ポルトガルの国土は日本の1/4程度で、国民は1千万人しかいない。現在の経済規模(GDP)は埼玉県並みで、世界で知られているのはポルトとマデイラのワインだけ? とすれば、大航海時代の輝きに比べると大きな落差があり、少々寂しい気がしないでもない。
 
 
   マデイラの雲の彼方に初夏の海 北舟 

までいらの くものかなたに しょかのうみ

The sea of early summer, over the clouds of Madeira.

 
 

【編集子が選ぶ名作】

空気がおいしい!/ パウルダセラ

空気がおいしい!/ パウルダセラ

拡大写真(1800x1200)337KB

 
 
マドレデウスの「海と旋律」
 松井さんのお陰でポルトガルの民族歌謡に「ファド」があることを知った。イタリアの「カンツォーネ」、フランスの「シャンソン」アルゼンチンの「タンゴ」ブラジルの「サンバ」は日本人の誰もが知っているのに「ファド」は知らない人が多いのではないだろうか。今回現地で調達された3枚のCDをお送りいただきその中から選りすぐりの名曲をBGMに流した。松井さんのお薦めは第1頁/ポルトに流しているマドレデウス Madredeus の名曲 「海と旋律
EXISTIR (O PASTOR) 」(1990年)で、私もそう思う。この曲は、何度聞いても素晴らしい。
 
 
   マデイラの籠橇下り夏山路 北舟 

までいらの かごぞりくだり なつやまじ

The mountain road in summer, running down in the basket toboggan at Madeira.

 
 

【編集子が選ぶ名作】

マデイラ名物「トボガン・ラン」

マデイラ名物「トボガン・ラン」

拡大写真(1800x1333)532KB

 
 

大震災

 「ポルトガル初夏の旅」は大作になったこともあって編集に半月余りを費やしてしまった。その間、3月11日に発生した東日本大震災の爪痕や福島第一原発の放射能汚染が連日繰り返し報道され、暗い気持ちになりながらの編集は、少々つらいものがあった。
 Wa☆Daフォトギャラリーのアクセス件数が毎日1万件をいただいていたのが大震災後は6千件前後に落ち、大災害の影響が確実に反映していることを知り、何ともいたたまれない気持ちになっていたが、最近、アクセス件数が7千件を超えるようになってきた。これは、復興に向けた取組みが活発になり、人々の心にゆとりと明るさが戻ってきたことの現れだと思われ、嬉しく思った。被災者の方々に少しでもこの作品がお役に立てば幸甚である。
 そして、1755年リスボン地震で死者9万人を出し、壊滅的打撃を受けたリスボンがパリのように美しい都市に蘇ったように、一日も早く東日本の被災地が安全で住みやすく美しい町に再生されるよう心からお祈り申し上げる。

 今回ポルトガルの作品を追加してWa☆Daフォトギャラリーの歴訪国は50の大台に乗った。この作品はその記念作品である。素晴らしい画像を沢山提供して下さった松井さん、ありがとう! 〈 完 〉  2011.04.24  和田義男
 
 
   リスボンの聖堂聳ゆ夏の雲  北舟 

りすぼんの せいどうそびゆ なつのくも

The summer clouds, the chapel rising high in to the sky of Lisbon.

 
 

【編集子が選ぶ名作】

大航海時代の富の象徴ジェロニモス修道院(世界文化遺産)

大航海時代の富の象徴ジェロニモス修道院(世界文化遺産)

拡大写真(2400x1600)646KB

 

 
2011年4月16日(土)曇
 
 
■■■ 青梅大祭が「ふるさと青梅」(郷土出版社)のカバー写真に! ■■■
 
    本日、郷土出版社(長野県松本市)から「青梅市政施行60周年記念写真集 保存版 ふるさと青梅」(2011年4月17日発行 A4版グラビア印刷 230頁 定価9,975円)が送られてきた。
 
 表紙のカバー写真には、私が平成17年(2005)5月に撮影した青梅大祭の写真が使われており、折り返しに「カバー表 / 青梅大祭(Wa☆Daフォトギャラリー・和田義男氏撮影)」のクレジットが表示されている。実際より赤味が強く、少々不満だが、彩度が高いのは褪色を考えているのかもしれない。このほかにも駅前の競演などもっと良い写真を何枚かお送りしたのだが、採用されたのは表紙の写真だけだった。
 
 
青梅大祭がカバー写真に採用された「保存版 ふるさと青梅」
クレジット 表 紙 背表紙 表紙  

青梅大祭がカバー写真に採用された「保存版 ふるさと青梅」

拡大写真(2000X1230)431KB

 
 

仲町を先頭に山車と人で埋まる青梅街道 青梅大祭2/仲町 平成17年(2005)5月

仲町を先頭に山車と人で埋まる青梅街道/青梅大祭2 平成17年(2005)5月

拡大写真(1600x1200)437KB

 
   取材されたのは、神楽出版企画の塩澤雄二さんで、Internetを検索して私の作品を知り、写真を依頼されたものである。執筆協力として「宮崎廷 恩田敏造 横川秀利 佐野誠 北村和寛 福島和夫 榎戸征治」の各氏が紹介されているが、恩田さん(仲町人形保存会会長で油屋社長)と佐野さん(住江町の氏子総代)は、面識がある。
 
 「ふるさと青梅」は、400枚を超える郷土の写真と詳しい解説で、青梅市60年のあゆみを再現しており、よく調べて貴重な写真資料を集めたことを評価したい。ただ、私の印象では、漏れているものも多々あり、青梅市や地元有志が一丸となって資料を集めて集大成すれば、もっと凄い資料ができると思われるが、これだけの資料をまとめ上げた労苦は、高く評価されるべきであろう。
 
 全頁がグラビア印刷されているので重さが1340g もあるが、古い白黒写真でも画質が良く、値段はちょっと高いが、写真で綴る郷土誌の永久保存版として、青梅市の教育委員会や学校、図書館、地元の方々などにお勧めしたい。
 
 
 
  2011年4月17日(日)晴  村野公一  様より

Re: 「保存版ふるさと青梅」発刊! 
村野です。お世話になっています。
 
 『ふるさと青梅』は、発行日に某所にて、ふと目にする機会があり、「あれ? これ、和田さんの写真じゃん!」と…(^_^)。値段が高いので、買わないつもりだったのですが、和田さんの写真を見てしまったがために、購入について再考中であります(笑)。
 
 執筆協力の恩田さん、佐野さんはご指摘の通りで、その他の諸氏もほとんどが町の方々です。ただし、原稿執筆と言うよりも、単なる写真提供(&ほんのちょっとの情報提供)という方が多いようですが……(^^ゞ。
 
 本は、よくできていると思いますね。写真集めというのは、相当な労力を使う仕事のようでして、過去には、賞品を付けてまで写真集めをしようとした企画もありましたが、結局は、大した写真は集まりませんでした。それを考えますと、今回の写真集は、すごいです。
 
 今回は、宮崎さんと榎戸さんがご提供してくださった写真が多いようです。この出版社は以前にも、青梅の写真集を出していたと記憶しますが、いずれにしましても、宮崎さんや榎戸さんまでたどり着いたのは、かなりの強運ではないかと思います。
 

 
2011年4月6日(水)晴
 
   
   平成20年(2008)5月19日(土)・18日(日)の両日、福岡県田川市に鎮座する風治八幡宮において、2基の宮神輿と11基の山笠(やま)が彦山川の川床を渡って神社と御旅所を往復する川渡神幸祭(かわわたり・じんこうさい)が開かれたが、この作品は、神輿と山笠が御旅所から神社に還御する二日目を取材したもので、感動写真集同人の清原 浩さんの第18作である。5頁99枚の長編となった。どうか、お時間のあるときに、ごゆるりとご覧頂きたい。

         感動写真集〈第157集〉「 風治八幡宮川渡神幸祭」   撮影・原作 : 清原 浩  監修:和田義男
 
 
 

撮影・原作:清原 浩 きよはらひろし

住居:宇佐市(出生:豊後高田市)

昭和36年生まれ

趣味:写真、流木アート

若宮 秋季大祭 川組後援会 役員

日本の祭り第163集/感動写真集第157集 「 風治八幡宮川渡神幸祭」

  平成23年(2011)4月4日 作品:第11作  画像:(大93+小6) 頁数:5  ファイル数:220  ファイル容量:95.1MB
  平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:460 頁数:1,781 ファイル数:64,499 ファイル容量:9,918MB

あとがき
  福岡県田川市の「風治八幡宮 川渡り神幸祭」に行って来ました。この神幸祭は、昭和45年福岡県無形民俗文化財第1号に指定されており、毎年5月の第3土曜日、日曜日に行われ、今日まで450年近くも続く歴史と伝統を誇る祭です。
 上伊田西地区獅子楽保存会による安全祈願の奉納のあと二基の御神輿と40本以上の色鮮やかなバレンを飾り付けた十一の山笠が彦山川に揃う姿は、壮大な絵巻物を見るみたいです。JR田川伊田駅前での激しいガブリや回転する山笠は迫力満点。仕事の都合上18日の日曜日だけしか見ることが出来ませんでしたが、それでも絢爛豪華で勇壮な川渡り神幸祭に酔いしれました。
 
 
  白丁の風治神輿や川に入る  北舟 

はくちょうの ふうじみこしや かわにいる

Fuji portable shrine by the carriers dressed in white, entered in the river.

 
 

【編集子が選ぶ名作】

真っ先に 彦山川ひこやまがわ に入水した 風治神輿ふうじみこし / 川渡神事 14:30

真っ先に彦山川に入水した風治神輿/ 川渡神事 14:30

拡大写真(2560X1920)1.10MB

 
 
10万人をうならせた

川渡神幸祭かわわたりじんこうさい

 平成23年4月6日(水)、南光優さんの19作に次ぐ歴代二位の18作目となる清原浩さんの「風治八幡宮川渡神幸祭」が完成した。撮影は3年前なのだが、発表機会を逃し、清原さんの原稿を今日まで抱えていたのは、私の怠慢であり、 清原さんには大変申し訳なく思っている。
  川渡祭(かわたりさい)は、清原さんの傑作若宮八幡裸祭'10と「緒方三社川越しまつり」があるが、いずれも裸祭である。今回は、神輿2基と山笠11基が川を渡るという大規模な神幸祭だが、裸になったのは山笠3基だけで、それ以外は着物のまま入水している。
 夏祭であることを考えると、江戸時代は、氏子たちは、博多山笠のように、褌一丁で山笠を担ぎ、川を渡ったのではないだろうか。白丁の下着も褌以外にはあり得ない。
和田義男
 西洋文化の短パンや長ズボンが和服に合うはずがないのだが、戦後アメリカナイズされてしまった現代の日本人にとっては、さほど違和感がなく、おかしいとは思わないのだろうが、私には抵抗感がある。この作品を保留にしていたのは、「伝統文化を変質させてはいけない」というこだわりがあったからである。
 しかし戦後の一時期廃れかけたこの祭を見事に蘇らせ今では二日間で人口の二倍にあたる10万人の観衆を集める素晴らしい夏祭になったのは、山笠に飾られた幟や馬簾が大輪の花のように美しく、男たちが神輿や山笠を率いて川を渡るという勇壮でロマンあふれる祭として認知されたからであろう。
 ただ単に渡河するだけでは、もの足らないと考え、「がぶり」という荒技を編み出し、祭に勇壮さと男気を注入している。長い歴史の中で先人たちが考え抜いてきた知恵の結晶が随所に見られ、感動的な祭に仕上がっているのは見事である。
 私の希望は伝統衣装をないがしろにしないで欲しいということだけである。これからもこの素晴らしい夏祭が廃坑になって元気を失っていた田川市の起爆剤として町の発展に寄与することを祈念している。〈 完 〉
 
                                                   2011.4.6 監修 和田義男
 
 
  夏川の裸がぶりや栄町  北舟 

なつかわの はだかがぶりや さかえまち

Sakae-machi, bare-chested guys making the float pitching in the summer river.

 
 

【編集子が選ぶ名作】

川中の裸がぶり / 十番 山笠やま 栄町さかえまち

川中の裸がぶり / 十番山笠「栄町」

拡大写真(2560X1920)1.48MB

 

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