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和田義男

 旅紀行ジャパン

2005年6月21日改訂
祭囃子メドレー

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2005年6月17日作成

堂々の大柳町の拍子木・村山さん

堂々の大柳町の拍子木(青梅大祭/東京都青梅市)

青梅大祭

仲町

 

仲町なかちょう

 

静御前しずかごぜん

 仲町の山車人形は、男装の白拍子(しらびょうし)の姿で舞う静御前である。江戸末期の作といわれるが、制作年は不明。明治5年(1872)に仲町が購入。作者は、住江町の神功皇后の天冠を作った松雲斎徳山と推測される。
   静御前は、平成15年(2003)の江戸天下祭りに、森下町の山車と武内宿弥(たけうちのすくね)と共に出展された。
 鎌倉まつり(静の舞)

静御前(仲町)

静御前(仲町)

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   江戸の天下祭りの中心だった山車は、幕府色を一掃しようとする明治新政府の思惑や経済事情、また、電線が張り巡らされるようになったことなどから徐々に衰退してゆき、使われなくなった山車は地方に流出していった。
   青梅の商人たちもこれらの山車を購入し、青梅の祭りで人形を載せた山車を巡行させるようになった。しかし、青梅にも電線が張り巡らされるようになると、人形は山車から下ろされ、現在のように人形場で展示されるようになったという。

瑞々しい静御前(仲町)

瑞々しい静御前

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  風薫る静御前を見上げつつ 北舟 
   山車人形は、下から見上げたときに一番良い表情に見えるように作られている。どの人形も視線が伏し目がちになっているのはそのためである。
   仲町では静御前を下から見上げるように見て貰おうと、去年から台の上に展示するようになったが、今年、専用の展示台を新調し、その上に静御前を飾った。お陰で山車人形本来の鑑賞ができるようになり、静のファンを喜ばせている。

仲町祭典事務所

仲町祭典事務所

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吉原被りよしわらかぶり

   め組の纏(まとい)が染め抜かれた衣装に大きな横綱を締めた仲町の拍子木。その後の祭典役員たちは粋な吉原被り(よしわらかぶり)。この名前は吉原へ通う客が被っていたことからついたもの。江戸の瓦版売りの姿が有名。

仲町の拍子木船坂正雄さんと祭典役員たち

仲町の拍子木船坂正雄さんと祭典役員たち

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金棒かなぼう

の男子と 

手古舞てこまい

の女子(仲町) 

金棒の男子と手古舞の女子(仲町)

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仲町の山車

 黒塗りの屋台に金の装飾、欄間(らんま)に四季の花鳥が施された山車は、昭和初期に新造されたもの。お囃子は「仲町囃子連」と柚木町(ゆぎまち)の「梅花連」が交代で勤める。

仲町を先頭に山車と人で埋まる青梅街道

仲町を先頭に山車と人で埋まる青梅街道

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上町かみちょう

 

日本武尊やまとたけるのみこと

 上町の山車人形は日本神話の英雄・日本武尊。東京の浅草・福井町から明治5年(1872)に購入したという。江戸末期から明治初期の作と推定されるが、作者は分からない。

日本武尊・全身像(上町)

日本武尊・全身像(上町)

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   山車の上に載っていたことを思わせる伏し目がちの視線。二重顎に面長の顔は中年で、作者の好みだろうか。

日本武尊(上町)

日本武尊(上町)

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お化粧をした金棒の男の子(上町)

お化粧をした金棒の男の子(上町)

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上町かみちょう

の三輪の 

山車だし

 江戸時代の製作と推定される古風な三輪の山車。三輪車は上町と住江町のみ。屋根方は庇(ひさし)に立つ。日本武尊の太刀と同じ巴の紋を幕に配している。囃子連は畑中(はたなか)の「旭連」。

青梅駅前を行く上町の山車

青梅駅前を行く上町の山車

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大柳町おおやなちょう

 大柳町の一行が甲州屋の前を通る。立派な銀色の横綱を締めた拍子木の左右には二人の女性が拍子木の姓を入れた弓張り提灯を持つ。大きな拍子木には「天下泰平」「大柳町」の文字。男の晴れやかな舞台である。

堂々の大柳町の拍子木・村山さん

堂々の大柳町の拍子木・村山さん

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  拍子木の銀の横綱祭笠 北舟 
 

大柳町の山車

   山車に結ばれた二本の引き綱を子供や保護者たちが曳いてゆく。大柳町の山車は、元は仲町の山車だったもの。欄間(らんま)の彫り物は鷹の図。囃子連は「柳連」を名乗る。

大柳町の子供たち

大柳町の子供たち

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