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2014年6月30日改訂

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旅と写真は元気の泉

感動の裸祭CD完成!

拡大写真(2600X1550)922KB
夏祭力者褌黒法被  北舟
2000年7月16日開設
Summer festival,
mikoshi carriers wearing fundoshi loincloth and black coat.
フィナーレの源平太鼓と御輿練り/平和通り歩行者天国(富山県富山市)  2014.6.1 17:09

フィナーレの黒褌御輿/平和通り歩行者天国(富山県富山市)  2014.6.1 17:09

2014年の日記 6
wadapho.jp 内検索  

 
2014年6月25日(水)曇
 
 
■■■     ふんどし談義 085 下館若囃太鼓 ■■■
 
   ふんどし談義 017 で紹介した茨城県下館(しもだて)市にある若囃太鼓会は、メンバーが子供たちで、褌一丁で太鼓を叩くことで人気がある。2004年3月14日、会長の笹光雄さんから相互リンクを要請するメールが届き、それ以来、若囃太鼓のホームページと当サイトとは、相互リンクで結ばれている。  
 
下館若囃太鼓のカバー写真

下館若囃太鼓のカバー写真

 
 

 
▼ このほどYouTubeに若囃太鼓の台湾公演の動画がアップされていたのを見つけたので、シェアーさせていただいた。
 
                       https://www.youtube.com/watch?v=Yz5D2aXiWYM 

 
 

 

 
   
▼ 笹光雄さんによると、公演のときだけ褌を締めるのでは違和感があり、普段から褌を締めて遊ばせているとのこと。その画像もここにシェアーさせていただいたので、ご覧いただきたい。筆者の幼年時代の海辺の風景を彷彿とさせるもので、懐かしさを感じる世代も多いのではないだろうか。ただし、現代の子供たちは海水パンツで水浴するので、その跡がくっきりとついており、違和感があるのは仕方ない。(笑)  「ふんどし談義 085」用原稿
                         https://www.youtube.com/watch?v=VtZy2spor-w
 
 

 

 
2014年6月24日(火)晴
 
 
■■■     YouTube に「日本の裸褌祭 【22】 盛岡舟っこ流し」をアップ! ■■■
 
▼ 昨日、YouTubeにスライドショー動画「日本の裸褌祭 【22】 盛岡舟っこ流し」をアップした。
 

http://youtu.be/AP2KBf8HIkI

 
Japanese Naked Fndoshi Festival No.22
"Launching Dragon King Boat in Kitakami River"

Printable Slide Show CD Album (selection)
Choshoji Temple, Morioka City, Iwate Pref. Japan
Friday 16th Augst 2013
Photo by Yoshio Wada

Launching Dragon King Boats for the spirits of dead in Kitakami River was held at Morioka City, Iwate Prefecuture on friday 16th August 2013. This ritual has been held for 280 years since Edo Era. This event is a kind of okuribi event (ceremonial bonfire to send off spirits of the dead) held in Bon season.

I took spectacular photographs on the activities by the Senboku Nichome Group whose home base is Choshoji Temple. They are the only group naked wearing red fundoshi loincloth which is the traditional costume since Edo Era compare to the other 12 groups.

日本の裸褌祭 【22】 盛岡舟っこ流し

プリントできるスライドショーCD写真集(抜粋)
岩手県盛岡市長松寺〜北上川
平成25年(2013)8月16日(金)

平成25年(2013)8月16日(金)、岩手県盛岡市内を流れる北上川で、280年の歴史を持つ盆の送り火行事として知られる舟っこ流し(ふねっこながし)(盛岡舟っこ流し協賛会主催)が開催され、例年、長松寺(ちょうしょうじ)(斗ヶ澤祥悦住職)を基地とし、13の参加団体のうち唯一赤褌(あかふん)一丁の裸形で精霊舟(しょうろうぶね)を流す仙北(せんぼく)二丁目自治会(コ田石男会長)が運営する仙伸会(藤原信行会長)の活動を密着取材しました。

高解像度永久保存版 High resolution album for permanent reserve
https://wadaphoto.stores.jp/#!/
http://wadaphoto.jp/maturicd1.htm
http://wadaphoto.jp/maturi/funekko01.htm

デジタル写真家・和田義男のページ
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC7vSR1qFo8oOzGyWJdciZ5A
HomePage http://wadaphoto.jp/index.htm
Profile http://wadaphoto.jp/profile.htm
facebook https://www.facebook.com/yoshio.wada.12?ref=tn_tnmn
 
日本の裸褌祭 【22】 盛岡舟っこ流し
 
  YouTubeのマイページには、アップした作品の一覧が表示される。どうかお時間のあるときに、ごゆるりと御覧頂きたい。
 
                                         https://www.youtube.com/channel/UC7vSR1qFo8oOzGyWJdciZ5A
 
歯車のアイコンをクリックして1080pのハイレゾ・モード(HD)にし、全画面に切り替えると迫力ある画像を楽しむことができる。
 
  作品の冒頭には広告が表示されるが、見なくてもクリックしていただければ有り難い。Wa☆Daフォトギャラリーのバナー広告は注文しないと報酬が入らないが、YouTubeではクリックするだけで、スポンサーから報酬(google45% 和田55%)が入る。ささやかだが、今後の活動資金の一助にと考えているので、ご協力いただければ幸いです。(笑)  

 
2014年6月17日(火)晴
 
 
■■■     YouTube にプリントできるスライドショーCD写真集をアップ! ■■■
 
 

▼ さきほど、YouTubeにプリントできるスライドショーCD写真集をアップした。 http://youtu.be/Mb0xFArL_J4

 
 「日本の裸褌祭 【01】 猪鼻の甘酒こぼし」

埼玉県秩父市 猪鼻熊野神社 2013年7月28日(第四日曜日)
埼玉県無形民俗文化財

Japanese Naked Fndoshi Festival No.01
"Inohana's Sweet Sake Scattering Festival"

Printable Slide Show CD Album
Inohana Kumano Shrine, Chichibu City Saitama Prefecture Japan
Forth Sunday July 28, 2013
Intangible folk-cultural property of Saitama Prefecture


天平8年(736)以来今日まで約1300年にわたって継承されてきた「甘酒こぼし」。六尺褌一丁の氏子たちが前日から仕込んだ甘酒を掛け合い、五穀豊穣や無病息災を祈念する裸祭です。

高解像度永久保存版 High resolution album for permanent reserve

https://wadaphoto.stores.jp/#!/ 
http://wadaphoto.jp/maturicd.htm 
 
2011年「猪鼻の甘酒こぼし」CD

2011年「猪鼻の甘酒こぼし」CD

 
   
▲ 先日、ある愛読者からスライドショーDVD/CDをユーチューブに投稿して下さい」との依頼を受けた。
 
YouTube の小さな画面では感動を十分にお伝えすることができないので、これまで見送ってきたが、世界中から注目されているユーチューブにアップすることでWa☆Daフォトギャラリーの日本一の裸祭シリーズをもっと知ってもらえる効果が大きいと判断し、本日から「日本の裸褌祭」シリーズと題して、スライドショーを動画化して発表することにした。
 
この作品は、2011年のもので、再生時間は23:25とCDと全く同じ長さである。どうか、お時間のあるときに、ごゆるりと御覧頂き、ご感想やご意見を賜れば幸甚である。
 

 
2014年6月13日(金)雨
 
 
■■■     「黒褌御輿'14」完成! ■■■
 
 先日、和田フォト・本年第8集、平成12年(2000)から通算第471集となる作品をアップした。
日本の祭り〈 第212集 〉/日本の裸祭り〈 第178集 〉(98種)「黒褌御輿'14」
      撮影・制作 : 和田義男   協力 : 中田清志   
    この作品は、2014年6月1日(日)、30℃を超える快晴の富山市中心街で第12回とやま山王市が開催され、東京、神奈川、愛知、大阪など日本全国から馳せ参じた和田グループ第一期16人(現地参加者2人)が山王被り・黒法被・黒褌・黒地
下足袋の凛々しい黒装束で総勢40人の男御輿に加勢し、富山中心街を颯爽と練り歩いた記録である。

 昨年に続く二度目の取材で、今回は、筆者も黒褌を締め、力者と同じ祭衣装で激写し、5頁119枚の感動大作となった。

 11年前、裸神輿でスタートし、最盛期は100人を超える力者が二基の御輿を担いでいたが、現職の富山市長の横やりで法被を着るようになってから参加者が26人に激減し、今年、初めて和田グループを立ち上げて加勢した。この間のいきさつを赤裸々にドキュメンタリー・タッチで描いた問題作である。

どうか、お時間のあるときに、ごゆるりと御覧頂きたい。
 
 

 
 

黒装束の和田義男

  
撮 影

2014年6月1日

OLYMPUS
 

E-5 E-30
 
9-18mm 12-60mm

 
1230万画素
 
1,700枚 4.4GB

 

● 和田グループ第一期16名の皆様、古参力者の皆様、今年は30℃を越える炎天下の中大汗をかきながら40人が一致団結して2時間余りに及ぶ男御輿を巡行させ毎年50万人の観客を動員する「とやま山王市」を大いに盛り上げることができ、本当にご苦労さまでした。
 ペットボトルの給水ストップでは、私もご相伴にあずかりましたが、身体の水分は汗で飛んでしまい、去年と違って、巡行中、一度もトイレに行くことはありませんでした。(笑)
 二度目の取材の私は、力者と同じ黒褌を締めて勇姿を激写し、本日、「黒褌御輿'14」として発表することができました。
 僅か10日間で西暦2000年から続く日本の裸祭シリーズ第178作目に当たるこの感動長編を完成させることができたことは、如何に編集に気合いが入っていたか、換言すれば、如何に私がこの裸祭に熱中していたかが分かります。富山県最大の御輿祭といわれるだけあって、本当に素晴らしい祭でした。

★☆★彡

● 今年は、地元富山市にお住まいの中田清志さんが私の助手として終始アテンドしてくれました。彼に私の予備機をお貸しし、二人で黒褌御輿を追いかけ、私と違ったアングルの写真や私自身を撮影してもらいました。彼のお陰で、私の褌姿が多数登場することとなり、多彩な作品が生まれました。この場をお借りして、中田さんに深謝申し上げると共に、来年以降もお力添えを賜りますようお願いします。
  
 
● 和田グループに全国の神輿舁に詳しい方々が大勢加わっていただき、色々とご意見を賜り、有り難うございました。また、古参の力者の皆さんと心温まる触れ合いが生まれ、新たに力者同志の交流が広がったことは嬉しい限りです。

 直会では、顔なじみの古参者から「和田グループを止めないで」と懇願されました。私はその方の熱意に感動し、これからも毎年全国連和田グループを立ち上げることを決意しました。来年は北陸新幹線が開業する記念すべき年です。黒褌御輿の隆盛を願って新幹線で富山入りしたいと今から楽しみにしていますので、どうか、これからも宜しくお願い申し上げます。 有り難うございました。

★☆★彡

日本の祭り〈 第212集 〉/日本の裸祭り〈 第178集 〉(98種)「黒褌御輿'14」

撮影・制作 : 和田義男   協力 : 中田清志

   平成26年(2014)6月11日 作品:第8作  画像:119(大94+小25) 頁数:5 ファイル数:236 ファイル容量:106MB
 
平成12年(2000)〜平成26年(2014) 作品数:471 頁数:1,921 ファイル数:87,706 ファイル容量:17,730MB
 
 

越中の初夏は黒褌男粋  北舟

和田グループのラインナップ!/平和通り歩行者天国(富山県富山市)

 
 
 
■■ とやま山王市男御輿の光と影 ■■
 
 
▼ 和田グループ第一期として参加することが決まった2014年5月25日、私は一縷の望みをもって富山市の公式サイトにアクセスし、市長室と市民相談課に各一通、とやま山王市に裸神輿を認めていただくよう嘆願書を提出し、 翌日、私のフェイスブックに次の一文を掲載した。
   ● フェイスブックへの掲載
 
https://www.facebook.com/yoshio.wada.12 
 
Dear Mayor of Toyama City,
 
I am Yoshio Wada uploading Jananese Naked Festivals http://wadaphoto.jp/maturi/index.html to the world. I uploaded 'Black Fundoshi Mikoshi' http://wadaphoto.jp/maturi/kurofun01.htm last year. Due to your prejudice prohibiting naked festival wearing only fundoshi, the mikoshi carriers sharply decreased so that I organized All Japan Wada Group of 14 menbers to the Black Fundoshi Mikoshi this year.
 
There are a lot of naked festivals wearing only fundoshi loincloth throughout Japan. They are cool Japan traditional and unique culture to the world. I ask your permission to the parade of Black Fundoshi Mikoshi wearing only black fundoshi loincloth without happi coat on July first, 2014.
 
Please see the YouTube doccument drama 'Re-start from Zero' http://www.youtube.com/watch?v=y0kDn7l-r7Y in which Akabira citizons started Fire Festival wearing red fundoshi only.
 
It is pity to deny Japanese naked fundoshi culture having the professional sumo at the summit sometimes being watched by the Emperor. It is evidently counter to our national sentiment. I admit your feeling you hate the naked fundoshi figure, but I think it is mayor's duty to support diverse culture according with public order and morals.

 
とやま山王市「黒褌御輿」
 
富山市長 様
 
 私は日本の裸祭
http://wadaphoto.jp/maturi/index.html を世界に発信する和田義男です。 昨年、黒褌御輿 http://wadaphoto.jp/maturi/kurofun01.htm を発表しました。
 
 市長の偏見により褌一丁で渡御できなくなり、参加者が激減し惨憺たる状況のため、今年全国連和田グループ第1期14名で加勢します。
 
 全国には褌一丁の祭が沢山あります。世界に誇る日本の伝統文化です。今年6月1日の山王市に黒褌一丁の御輿渡御を認めて下さい。
 
 赤平市民製作映画「0からのRE-スタート」
http://www.youtube.com/watch?v=y0kDn7l-r7Y をご覧下さい。町おこしのために市民が赤褌一丁の火祭を立ち上げた感動の記録です。
 
 天皇陛下もご覧になる(褌一丁の)大相撲を頂点とする日本の裸褌文化を否定されることは残念なことで、多くの国民感情と相容れないものです。貴方が褌一丁の姿に嫌悪感を抱かれることは自由ですが、公序良俗に反しない多様な文化をサポートするのが市長に課せられた義務であると私は思います。
 
 
 

暑き日や黒褌御輿黒法被  北舟

力者を乗せて出発した黒褌御輿/平和通り歩行者天国(富山県富山市)

 
 
   2014年5月28日、富山市役所市民生活部市民相談課から「・・・神輿の担ぐ際の服装につきましても富山市などが指導するものでは無く、祭りに参加される方や来客者の意見などを踏まえ、現在の服装になったと伺っております。・・・」旨の返答がメールされてきた。私は、これで運営委員会が独自の判断で裸神輿を復活できると喜び、委員会にこの回答をお送りし、裸神輿の復活をお願いした。  
   ところが運営委員会には既に市役所から圧力がかかっており、とやま山王市運営管理本部から次の回答文がメールされてきた。  
  ・・・昨晩「とやま山王市運営委員会」の最終のミーティングを開いたので、そこでの最終決定事項をお知らせいたします。・・・
 
1.「男御輿」の装束について
 
@男御輿が開催されている間は、法被着用はルール(義務)といたします。開催されている間とは、最初の本部受付から最後の式典を終了をした後の御輿本体をトラックに積載するまでの間です。この間において法被を脱ぐことは、委員会としては認めることはできません。
 
Aまた着直しという行為において裸になる以外の行為については、委員会の認めるものではありません。・・・
 
和田様の日本の文化における「裸」への想いも重々承知しております。男御輿における、法被着用に至った経緯は、“富山市長の横やり”がクローズアップされていますが、それは一要因であり、全てではありません。・・・
 
   去年、委員会の担当者と裸神輿の復活についてあれほど熱く語り合ったのに今年は私の市長への投書をきっかけに態度が豹変し法被を着用するようになったのは「市長の横やり」が一因と認めつつも委員会が独自に決めたというスタンスに変わり、法被を脱ぐことはいっさい認めないという市長寄りの態度に変わっていた。私は驚愕すると同時に市長の圧力が委員会の向かうべき方向を完全にひっくり返してしまったことに気付いた。現状のままでは、御輿が上がらなくなる恐れがあるというのに!  
 
 

夏めくや黒褌御輿アーケード  北舟

総曲輪アーケード街(富山県富山市)

 
 
   委員会から梯子を外された私は落胆し和田グループの旗揚げを一時保留することにしたが出発間際の通知であり和田グループ参加者の混乱を避けるため、予定通り出発することにした。その旨を委員会担当者にメールすると、「和田様 皆様方 この度は、対応が遅くなり多大なご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。この度の回答をさせていただいた文章は、とても冷めた対応と捉えられるかもしれません。言い訳となるかもしれませんが、顔の表情、抑揚を伝えきれない場においては非常に残念であり、また全てを伝えきるにはあまりにも背景が膨大すぎます。お会いし時にまたお伝えできれば幸いです。・・・」とのメールが送られてきた。  
   2014年6月1日、予定通り参加して黒褌御輿を激写した顛末は、この作品の通りであるところが当日担当者はいっさい顔を出さず、悲しいことに運営委員会との交流は全くなかった。彼は私にあわせる顔が無かったのだろう。彼は市役所から余計な内情を部外者にしゃべったとして散々叱られたに相違なく、彼の置かれた立場を思うと、むしろ気の毒に思った。市長の横やりで裸神輿が潰れたのは公知の事実で担当者からの情報だけではないことを記しておく。なお、石井富山県知事は、裸御輿大賛成とのことだが、富山市が補助金を出しているため、発言力は期待できそうもない。  
    私は、今年、去年と同様の主催者側の立場で取材することにしていたのだが事前にメールで担当者にお願いしていた私の装束が用意されておらず、現場交渉で何とか手にすることができたが、助手の褌をもらいたいというと金を出せといわれ写真家を雇って記録写真を撮るには5万〜10万円はかかるというのに私が一般参加者の立場におかれていることに気付いた。そこで来年は古参者として参加料を納入し、個人で撮影することにした。そのかわり、委員会へは私の写真はいっさい提供しない。  
 
 

麦秋や街は黒褌山王市  北舟

西側の美しいドームを通過/中央通り商店街(富山県富山市)

 
 
   担当者は、祭が終わると体調を崩し、しばらく寝込んでしまったという。去る6月7日、彼からとやま山王市運営管理本部の名義で 【とやま山王市2014】男御輿ご参加の御礼とお詫び という題名のメールが届いた。  
  和田グループご参加者 各位
 
この度は、「とやま山王市男御輿」にご参加いただき誠にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。十分なご説明ができないまま、そして直前においての当方からの回答文により混乱を招いたにも関わらず、遠方からのご参加に対しては、ただただ御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 
当日においては、是非とも皆様方にお会いして、御礼のことばをお伝えし、「とやま山王市」の背景等々をお伝えしたかったのですが、御挨拶させていただく時間さえも許されず本当に申し訳ございませんでした。
・・・
 
現実として、全ての対応において非礼、無礼に値することは弁解の余地もございません。それでも、現状に至っている背景や経緯をお伝えし、また想いを伝えられなかったことが残念でなりません。それ以上に皆様方に、失望落胆、唖然とさせてしまったことへの申し訳なさでいっぱいです。図々しくも来年もよろしくお願いいたします、とは言える立場にはありませんが、今年の反省は間違いなく来年へと繋げるための糧にするべく精進してまいります。・・・
 
   終わってから何日も経ってから礼状と詫び状が送られてきたが、その気があれば富山で誠意を見せることができたはずであり、全く無視されて主催者の委員会から一言のお礼の言葉もかけてもらえなかったことは多額の費用を負担して全国から応援に駆けつけてくれた参加者たちに申し訳なかった。  
 
 

褌の跡が残りし日焼けかな  北舟

フィナーレの御輿差し!/平和通り歩行者天国(富山県富山市)

 
 
   先日、直会で私のCDを差し上げた棒鼻を担ぐ古参者から男御輿への熱い思いが込められたメールを頂いた。  
  富山市の○○です 先日の山王男御輿では大変お世話になりました 早速ブログ拝見させていただきました すごいですな 世界各国を巡っていらっしゃるんですね しかも早々に男御輿もアップされていていらしゃるし
 
私あの御輿が、御輿というよりあの心意気が好きで第一回より参加しております ですがこの10年内部内情そして世間の風当たりと決して順風満帆な企画ではないのです このあたりは外部の方にお話すべきことではないので控えさせていただきますけど 私自身あの御輿の未来を案じ 最近は「子供神輿」のボランティアに鞍替えしようかとすら考えておりましたけど 「100年続く祭りを造る」 あの頃初期メンバーと笑って語り合ったあの言葉を忘れず最近は意地の参加です
 
結局あの御輿が好きなんですけどね 画像データー本当にありがとうございます 来年6月1日は月曜のため和田グループの参加は難しいかもしれませんがお待ちしております 急に暑くなり本日あたりに日本各地は入梅 ご自愛のほどを 本当にありがとうございます
 
 
 

結 語

 
   男御輿の問題点は、市長の横やりで黒褌一丁だった最盛期の裸御輿が禁止となり法被を着ることを余儀なくされたことに失望して去っていったかつての血気盛んな男たちが全く相手にしなくなったことで、その理由は、彼らを惹き付ける魅力が無くなってしまったからに他ならない。また、現在、地元富山市民が5〜6人しか参加していないのもひどい話だ。富山県最大の御輿が外来部隊に支えられている事実に富山っ子たちは恥ずかしく思わないのだろうか。その答えは、残念ながら地元民が熱く燃える魅力がこの男御輿に不足していることが大きな原因であり、意識改革を求められているのは男御輿の方なのである。  
   去年今年と土日の開催が続いたが、週末でも結局26人ほどしか集まらず、志願者が全く増えなかった。来年は月曜開催となり、以後ウィークデー開催が4年間続く。このまま何もしなければ、和田グループが加勢しない限り、来年以降更に参加者が減って御輿が上がらなくなる可能性が極めて高い裸御輿を復興しようと加勢した和田グループを封じ込め、現状維持を高圧的に指示してきた運営委員会は、何を考えているのだろう。  
   私が来年も全国連和田グループ第二期を募集して参加することを早々に決意したのは、私もこの祭が好きで、「和田グループを止めないで」と嘆願して頂いた古参者やメールをお送り頂いた方など、少ない人員でここまでやってこられた方々の熱い思いに応えるためで、運営委員会の無策をカバーするためではない。裸御輿大賛成の石井富山県知事に来年も応援に駆けつける約束をした手前もある  
   このような仕打ちを受けながらも富山県最大の御輿祭の往年の隆盛を取り戻すことを夢見て、微力ながら応援したいという熱意が冷めないのは、67歳の私でも熱き血潮が脈打つ純真な心がまだ残っているからだろう。お人好しだと揶揄されれば、その通りかも知れない。  
   私の裸御輿復活への熱意を見事に裏切った運営委員会との関係は醒めてしまったがそのうち、ときが解決してくれることだろう。知事が市長を諫めて、市長が偏見を反省することにでもなれば事態が変わるかも知れない。それまで、毎年、白海老と蛍烏賊を食べに富山に行こう。(笑) 来年は皆さんもご一緒に如何ですか。 〈 完 〉 
 
                                        2014.06.12 デジタル写真家 和田義男 〈 拝 〉
 
 

 
2014年6月3日(火)晴
 
 

■■■ 第12回とやま山王市「黒褌御輿」速報! ■■■

 
  ● 去る6月1日(日)30℃を超える快晴の富山市中心街で第12回とやま山王市が開催され、東京、神奈川、愛知、大阪など日本全国から馳せ参じた和田グループ第一期16人(現地参加者2人)が山王被り・黒半纏・黒褌・黒地下足袋の凛々しい黒装束で総勢40人の男御輿に加勢し、歩行者天国〜電車通り〜アーケード街〜電車通り〜歩行者天国を颯爽と渡御した。  
 
黒褌くろふん

を締める和田グループ参加者たち/地場もん屋三階更衣室 2013.6.1 12:32

黒褌を締める和田グループ参加者たち/地場もん屋三階更衣室 2013.6.1 12:32

拡大写真(2000X1500)461KB 撮影:和田義男
 
 

初めて黒褌を締めた和田グループ代表/地場もん屋三階更衣室前通路 12:48

初めて黒褌を締めた和田グループ代表/地場もん屋三階更衣室前通路 12:48

撮影:中田清志
 
  ▲▼ 今回で二度目の密着取材となる筆者は、初めて黒褌を締め、力者と同じ黒装束に身を包んで激写した。写真下のように 、博多山笠と同じ下半身丸出しのお陰で、とても涼しく快適で、猛暑のなか、長時間の取材を乗り切ることができた。  
 

和田グループ第一期の記念撮影/地場もん屋三階更衣室前通路 13:08

和田グループ第一期の記念撮影/地場もん屋三階更衣室前通路 13:08

拡大写真(2000X1700)410KB

撮影:中田清志
 
  ▲▼ 日本人が発明した褌は、江戸時代には、高温多湿の気候風土を乗り切るのに最適な下着として定着し、また屋内外での夏の労働着ともなった。今回、このスタイルで4時間半、都心を歩き回って撮影したが、前袋式六尺褌は、越中褌と違って全く緩むことがなく快適だった。これからも裸祭の取材には、参加者と同じ祭装束に身を包み、祭のロマンと感動をともに体感しながら取材したい。(笑)  
 

本部テント前にて和田グループの記念撮影 13:17

本部テント前にて和田グループの記念撮影 13:17

パノラマ写真(3000X2000)1.31MB

撮影:中田清志
 
 

男御輿の前で和田グループの記念撮影/平和通り歩行者天国 13:26

男御輿の前で和田グループの記念撮影/平和通り歩行者天国 13:26

パノラマ写真(2400X1260)733KB

撮影:中田清志
 
 

腕を組んで颯爽と!【壱】/平和通り歩行者天国 13:27

腕を組んで颯爽と!【壱】/平和通り歩行者天国 13:27

パノラマ写真(2400X1260)733KB 撮影:中田清志
 
 

腕を組んで颯爽と!【弐】 13:27

腕を組んで颯爽と!【弐】 13:27

パノラマ写真(2400X1800)1.14MB 撮影:中田清志
 
  ▲▼ 今回、和田グループには、今年の正月に行われた鐵砲洲寒中水浴で初めて越中褌を締め今回、初めて六尺褌を手にした初心者がいたので、世話役の長谷川さんに褌を締めてもらった。記念写真を御覧頂ければ分かるように、日本人男性には、褌が良く似合う。初めて褌を締めた人がどなたか分からないほど、板についている。日本人のDNAは、凄いものだとつくづく思った。  
 

和田グループ・和田義男代表と長谷川昇司世話役 13:29

和田グループ・和田義男代表と長谷川昇司世話役 13:29

拡大写真(2400X1800)974KB 撮影:中田清志
 
  ▼ 今回、男御輿参加者は去年の26人に比べると、 我々が応援に駆けつけた人数分だけ増えて40人となったが、日曜日なので一般の人がもっと参加するのではないかとの期待は見事に外れた。大御輿を担ぐには最低でも80人は必要だということで、担ぐ御輿は去年と同じ中御輿だった。しかし、人数が増えたお陰で、力者一人をお立ち台に乗せて出発することができた。  
 

力者を乗せて出発した黒褌御輿/平和通り歩行者天国 14:47

力者を乗せて出発した黒褌御輿/平和通り歩行者天国 14:47

拡大写真(2400X2200)1.27MB 撮影:和田義男
 
 

愛機オリンパスE-5を持つ褌カメラマン/総曲輪通り商店街 15:11

愛機オリンパスE-5を持つ褌カメラマン/総曲輪通り商店街 15:11

拡大写真(2000X1500)470KB 撮影:中田清志
 
  ▼ 午後3時前にスタートして戻ってきたのが2時間後の5時頃だった。丁度、特設ステージで石井隆信・実行委員長の兄に当たる石井隆一・富山県知事が挨拶をされているところだったので、挨拶が終わるのをステージのそばで待っていると、知事が男御輿の慰労に来られたので、力者たちと一緒に記念写真を撮らせて頂いた。  
 
石井隆一いしいたかかず ・富山県知事を囲んで! 16:59

石井隆一・富山県知事を囲んで! 16:59

拡大写真(2400X1800)863KB 撮影:和田義男
 
  石井知事から全国から加勢にやってきた和田グループの面々に声を掛けて頂いたが長谷川さんのあと私も話をする機会を得た。和田グループのことを紹介させて頂いたところ、知事から 直接感謝の言葉を頂戴し、「来年も是非応援に来て頂きたい」との要請を受けた。  
 
石井知事と歓談する長谷川世話役

石井知事と歓談する長谷川世話役

拡大写真(2000X1900)668KB 撮影:和田義男
 
  ▲ 東京を発つ前に、既に運営委員会から「裸御輿を目指さない」という冷ややかな回答を得て、熱い思いを抱く人たちが去っていった理由が分かり、「男御輿には未来はない」と判断し、来年からは来ないつもりだったが、知事から直に頼まれては断るわけにもいかず、来年も参加することを約束した。  
 

源平太鼓と男御輿/平和通り歩行者天国 2013.6.1 17:09

源平太鼓と男御輿/平和通り歩行者天国 2013.6.1 17:09

拡大写真(2400X1800)791KB

撮影:和田義男
 
 

所 感

 
  ● 今年は、快晴の熱暑の中、三点棒という変則的な重い御輿を小人数で事故もなく巡行し終えたのは、ひとえに力者の皆様方のお陰であり、本当にご苦労さまでした。和田グループに全国の神輿舁に詳しい方々が大勢加わって頂き、色々とご意見を賜りましたが、巡行や直会など全ての段階で運営委員会の方々とは全く触れあうことが叶いませんでしたので、フィードバックできないことが悔やまれます。しかし、古参の力者の皆さんと心温まる触れ合いが生まれ、力者同志の交流が生まれつつあることは嬉しい限りです。直会では、顔なじみの古参者から「和田グループを止めないで」と懇願されました。私はその方の熱意に感動し、これからも毎年全国連和田グループを立ち上げることを決意しました。  
 

フィナーレの御輿差し!/平和通り歩行者天国 17:09

フィナーレの御輿差し!/平和通り歩行者天国 17:09

拡大写真(2600X1550)922KB

撮影:和田義男
 
   来年の春には北陸新幹線が開通し、富山県は関西圏のみならず、首都圏にも近くなり、政治・経済・文化の活発な交流が加速化されることが予想されます。来年6月1日は、月曜日になり、勤労者は休みを取らないと参加できませんが、できる限り多くの方々に和田グループ第二期に加わって頂き、古参力者とともにこの黒褌御輿を盛り立てて行きたいと思っていますので、これに懲りず、来年も加勢頂きますよう宜しくお願い申し上げます。一人の装束違反もなく美しく洗練された黒褌御輿の第二作は、これから本格的な編集に取りかかりますので、今しばらくお待ち下さい。 2014.06.03 21:00  
   
 

男御輿の前で力者総勢60人の記念撮影/平和通り歩行者天国 17:16

男御輿の前で力者総勢60人の記念撮影/平和通り歩行者天国 17:16

パノラマ写真(3000X1100)744KB

撮影:中田清志
 

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