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 感動写真集

2004年5月6日改訂

♪明日の翼 TAM Music Factory

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2004年5月3日作成

アユタヤの遺跡(タイ)

アユタヤの遺跡(タイ)

アユタヤの遺跡〈前編〉 アユタヤの遺跡〈後編〉 タイの仏教文化 宮嶋 茂

ワット・プラ・マハタート  Wat Phra Mahathat

 アユタヤの中心部にあるラーマ公園の北方にあるワット・プラ・マハタートは、クメール様式やスコータイ様式などが混在したアユタヤ初期の寺院跡である。
 第3代国王ボロマラーチャー1世が仏舎利を納めるため、1384年に高さ44mの仏塔を建てたといわれているが、今は崩れ落ちて土台部分が残っているだけで、まるで瓦礫の山のようである。

ワット・プラ・マハタート 1

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ワット・プラ・マハタート 2

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木の根に閉じこめられた仏頭

 現在、ワット・プラ・マハタートの象徴となっているのが、長い年月の末に木の根に首を絞められたような形で閉じこめられた仏頭である。今も信仰の対象としてお参りする人が絶えない。

 ここで仏とともに記念写真を撮るには、「王様と私」のように、仏の頭より 頭(ず)が高くなってはいけない。そのため座って撮らなければならず、立ったまま撮ろうとすると警備員から注意を受ける。
 でもこれは自分が被写体になった場合のことで、仏頭を撮影するだけなら、立ったままでも問題はない。すぐ横に日本語の注意書きもある。仏像に対してタイ人は特別の思い入れがあるので、無神経に踏みにじるようなことがあってはならない。

木の根に閉じこめられた仏頭

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ワット・ロカヤ・スタ  Wat Lokaya Sutha

   ワット・ロカヤ・スタ(涅槃仏寺)は、アユタヤ西部のアユタヤ歴史公園の北側にある。何年か前に行ったときは、草生す中にあり、この全長28m高さ5mの涅槃仏の顔を眺めていると、世の中の雑事を全て忘れさせてくれたものだが、今回行った時には、すぐ前に道路が開通しており 、情緒がなくなっていた。  

ワット・ロカヤスタの涅槃仏

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涅槃仏の微笑み

涅槃仏の微笑み

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スリヨタイ妃のチェディ  Queen Sriyothai's Chedi

 

  ワット・ロカヤ・スタのすぐ西に、スリヨタイ妃のチェディ(パゴダ、仏舎利塔)が建っている。1548年のビルマとの戦いで、王である夫の危機を救おうと勇敢に戦って死んだ王妃スリヨタイを称えて建立されたものである。

 3年ほど前に、タイ王室にゆかりのある映画監督が『王妃スリヨタイ』という映画を作り、大変ヒットした。映写会にはプミポン国王陛下もご列席になられた。

スリヨタイ妃のチェディ

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ワット・パナン・チューン  Wat Paman Choeng

  アユタヤの南部に、ワット・パナン・チューンがある。アユタヤが開かれる以前に建てられた寺で、ビルマ軍の破壊を奇跡的に免れたため、縁起の良い寺として信仰を集めてきた。中国風の堂内に、高さ19mの金の大仏が安置されている。 ここの大仏は、タイの他の大仏とは顔立ちが異なっている。

ワット・パナン・チューンの大仏 1

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 タイの仏の顔は、どれも日本で見慣れた仏の表情とはかなり違っている。しかし、ここの大仏を初めて見たときには、東大寺の大仏を連想し、何か懐かしいものに出遭ったような気がした。

ワット・パナン・チューンの大仏 2

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中国系寺院の仏像

  ワット・パナン・チューンは、中国から連れてこられた悲劇の姫君を祀る祠がある関係から、多くの中国系タイ人に信仰されている 。写真の赤面の像は、本堂の入口横にあったもの。中国系寺院には仏像のほかに、こういった像も祀られている。

赤面の武将

赤面の武将

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 本堂横の別室に阿弥陀像が安置されていた。見ていると、タイにいることを忘れてしまうほどある。卍も表示されている。また漢字表記もある。タイでは中国系(華僑)が政治・経済の要を握っているので、 タイ中に中国系寺院がある。
阿弥陀仏   派手な像

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ワット・プラ・シー・サンペット  Wat Phra Sri Sanphet

 アユタヤ中央部のラーマ公園の西隣にある寺院で、3つの塔からなる仏塔はセイロン様式と呼ばれ 、アユタヤの象徴として観光客の絶えることがない。1492年、第11代国王・ラーマティボディ2世が父・兄・自分の遺骨を納めるために建てたものといわれ、整然と一列に並ぶ姿が印象的である。
   ここは夜間ライトアップされるが、その姿はこの世の物とも思えぬ美しさである。夜間の見物には特段の注意が必要で、単独行動は昼間にも増して危険である。  
   ライトアップを見る場合は、日帰りだとバンコクへ着くのが相当遅くなってしまうので、アユタヤで一泊した方が良い。また夜間は境内に入ることはできず、囲いの外からの見物になるが、それでも素晴らしい光景が見られ、極楽とはこのことかと思わされる程である。  
ワット・プラ・シー・サンペットの夜景

ワット・プラ・シー・サンペット

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撮影 ・ 原作 : 
 

宮嶋 茂みやじましげる

 

住居: タイ・ノンタブリー県

趣味: 音楽鑑賞、寺めぐり
スポーツ: スイミング、サイクリング

 私は1946年生まれの58歳です。出身は愛知県で、現在タイ滞在は3年目です。健康を害していますので、こちらでのんびりやっています。しかし、悠々自適には程遠く、清貧を旨として何とかやっております。

 アユタヤ遺跡を見て回りますと、無常観を描いた名文、平家物語の冒頭の一節を思い出さざるを得ません。 本当にタイは仏教国だと思います。各所にある遺跡公園も実に手入れが行き届いており、感心いたします。
 タイの観光には入場料に外国人価格が設定されている場合がありますが、それでも安いものです。京都奈良の拝観料とは桁違いの安さです。

  カメラはソニーのDSC-P1で、334万画素のものです。もう沢山撮りましたので壊れる寸前です。次回の帰国まで何とかもって欲しいと願っているところです。

タイの小僧たち

 自分の写真を探していて気付いたのですが、他の写真は沢山あっても、自分の写真となりますと、意外と少ないものですね。
 右の写真はタイ人の出家式に参列した時のものです。実はこれで踊っているのです。出家式はとても賑やかですよ。
 タイの仏教徒の男子は一生に一度は必ず出家します。出家して初めて一人前の男子として認められることになります。
 私は今までに2回出家式に参列しましたが、共に感動的なものでした。 2004年5月3日 〈 完 〉
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