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美しい夏の南氷洋 |
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調査捕鯨に携わる知人から南氷洋の写真をお借りした。青空と青い海に白い氷山が横たわり、流氷が浮かぶ。
穏やかで美しい夏の南極海は、遠く離れた日本の家族や恋人に思いを馳せながら、5ヵ月にわたる調査活動を行う海の男たちの職場である。 |
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拡大写真(1200x800)139KB |
撮影:南極海鯨類捕獲調査船団乗組員有志 |
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南氷洋を行く日新丸 |
南極大陸を背景に流氷の海を航行する日新丸の姿は頼もしいの一言。 |
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撮影:南極海鯨類捕獲調査船団乗組員有志 |
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国際捕鯨委員会 IWC が管理するクジラ |
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世界には70を超えるクジラの種類がある。しかし、国際捕鯨委員会 IWC が管理するクジラは、次の12種のみである。これらは「国際捕鯨委員会 IWC の鯨」と呼ばれ、原則として捕獲禁止である。 |
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ミンククジラ minke、シロナガスクジラ blue、ナガスクジラ fin、イワシクジラ sei、ニタリクジラ Bryde's、コククジラ grey、ザトウクジラ humpback 等を含むヒゲクジラ類 baleen、さらにマッコウクジラ sperm とトックリクジラ bottlenose の2種類の歯クジラ類 toothed。
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氷を割りながら進む |
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拡大写真(1200x800)203KB |
撮影:南極海鯨類捕獲調査船団乗組員有志 |
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物資の補給 |
大きな篭に入った物資がクレーンに吊り下げられて母船からキャッチャーボートに配給される。 |
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拡大写真(1200x800)219KB |
撮影:南極海鯨類捕獲調査船団乗組員有志 |
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ミンククジラ Minke whale / Balaenoptera acutorostrata |
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調査捕鯨で捕獲が認められたミンククジラは、ナガスクジラ科の中で最小のヒゲクジラで、南氷洋と北大西洋、北太平洋の3つの系統がある。北半球のミンククジラは、胸ビレに白い斑があり、最近、南半球のミンククジラをクロミンクと呼ぶ。 |
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体長8〜11m、体重10〜11ton、寿命45〜64年。赤道から極域までの沿岸から外洋まで広く分布している。 |
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きわめて広食性で、動物性プランクトン・魚類・イカ類など、回遊先(南半球では南北回遊)の豊富な餌を食べる。 |
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ヒゲクジラではコセミクジラ(6.2m)に次いで小さく、頭部は細く尖る。中央の稜線は鋭い。背びれは鎌状で尖る。体色は背中が黒。腹側は白。V字型の模様が頭の後ろにあるのが特徴。 |
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新人Minke(マインケ)砲手がシロナガスクジラと間違って小さいクジラを捕ったことからこの名がある。漢字名は小鰯鯨。 |
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青い海と氷山の世界 |
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撮影:南極海鯨類捕獲調査船団乗組員有志 |
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テーブル型の氷山 |
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拡大写真(1200x800)195KB
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撮影:南極海鯨類捕獲調査船団乗組員有志 |
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氷海を行くキャッチャーボート |
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拡大写真(1200x800)219KB
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撮影:南極海鯨類捕獲調査船団乗組員有志 |
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捕獲されているクジラ |
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国際捕鯨委員会 IWC の管理外で捕獲されている鯨類(クジラ目の動物 cetaceans )は、シロイルカ beluga、イッカク narwhale、ツチクジラ Baird's beaked、ゴンドウクジラ pilot のほか、各種イルカ類 dolphin である。 |
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鯨を追う第一京丸 |
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拡大写真(1600x850)143KB
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撮影:南極海鯨類捕獲調査船団乗組員有志 |
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黄金の氷山! |
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拡大写真(1200x800)145KB
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撮影:南極海鯨類捕獲調査船団乗組員有志 |
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住居:福岡県北九州市 |
趣味:サイクリング・写真・読書 |
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今年も南氷洋への調査捕鯨船団が下関から出港すると聞き、平日ではありましたがデジカメ片手に約2時間、必死に撮影してきました。下関から1万2千キロの航程を一ヵ月かけて航行し、来年の4月上旬までの五ヵ月間、無寄港で操業するということでした。 |
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毎日厳しい環境下で実施される調査も然ることながら、南緯55度くらいから出現する氷山やアイスパックと隣り合わせで行なうのですから気を抜く暇もないことでしょう。厳しい世論もあることは事実ですが、捕鯨に生きる男達の姿と、その男達を支える家族。そういう姿を皆さんに知って頂ければと思い発表に至りました。 |
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最後になりましたが、この様な機会を与えていただいた和田義男さんには様々なところでお世話になりました。心より感謝申し上げます。〈 完 〉 2004年12月1日 松本浩文 |
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抜粋 |
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2005年5月23日(月) K1 様より 松本浩文作「鯨を追う男たち」の感想文
初めまして 和田様 どれも素晴らしい写真で感激しました。特に松本様の鯨を追う男たちを拝見させていただき、私が子供の頃の、なんとも言えない切ないような、懐かしいような気持ちで、目頭が少し温かくなってしまいました。私の親父も捕鯨船乗りで、出港の時のテープ投げといい、お母さんに抱かれて泣いている子といい、私の子供の時そのままでした。
親父が私とお袋を日本に残し働いていた南氷洋という所は、あんな所だったんですね、初めて見ました。私も親父の跡を継ごうと思い、水産高校を出て通信士の資格を取得した、そして「船乗りになる」と伝えたところ、親父からの大反対がありました、やはり家族を残して長い間、家をあけ遥か遠くで働くと言う事は、出掛けていく本人もかなり辛い思いだったんでしょうね。
松本様もそういうお気持ちではないかと思います。人を感動させる写真とよくいいますが、本当に感動してしまいました。これからも頑張って活躍してください、どうもありがとうございました。
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K1 様 こんにちは。お便り有り難うございました。このたびは、松本浩文さんの「鯨を追う男たち」をご覧いただいて長文の感想文をお寄せ頂き、嬉しく拝読させて頂きました。K1さんの子供の頃の想い出やお父様のお話、長期間、家族と離ればなれになって働く海の男たちのご苦労やご家族を思う心情に、私も感動しました。良いお話、有り難うございました。これからもロマンと感動を求めて、ご期待に添えるよう頑張ってゆきたいと思います。有り難うございました。
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2004年12月3日(金) 松本浩文
様より 鯨を追う男たち
Re: 鯨を追う男たち(南氷洋) こんにちは。12月になりましたが、北九州は暖かい日を迎えています。我が家から足立山という山が望めますが、だいぶ紅葉も目立ち始めました。昨日下船しながら、疲れと子供の世話で返信が遅くなった事、申し訳ありませんでした。ミンクの解説等、申し分ない出来具合に感謝しております。また、「お便りコーナー」のコメントが嬉しくて、何度も読み直しました。感想を受ける側に立って強く感じた点です。
私は船の写真なども撮りますが、一番撮りたいのは離着岸です。運航に携わる人達を撮影して初めてその船が生きてくると思っています。今回も珍しいキャッチャーですが、出港(式)だからこそ、和田さん、ちばさんの評価を頂いたと信じております。下関停泊中も反捕鯨団体の抗議など、常に本船サイドでも注意しています。数年前、「日新丸」が航海中に火災を起す事故がありました。救助を求めても捕鯨に関わる船として近隣諸国から救助を受けられず、数日間のキャッチャーとの連携プレイにより自力で消火できましたが、調査捕鯨をする状態ではなく、いったん瀬戸内海の瀬戸田ドックに帰りました。
その際、キャッチャーは乗組員の休息目的で(国名は忘れましたが)ある外地の港に寄港した際も、「爆弾仕掛けた」「プロペラに錨を巻いた」などの情報が絶えなかったそうです。また、出港時にはコックビル状態にしている錨に人間がぶら下がり、かなり迷惑したそうです。やり過ぎですね。グリーンピースも母船などにボートで接近して抗議行動するらしいですが、ヘリからの撮影を終えるとさっさと帰るとも聞いています。その火災については、「日新丸よみがえる」という本が出版されています。どうやら、これに目をつけたNHKが「プロジェクトX」に取り上げようと何年も前から取材願いをしているそうですが、その時の船長が第一線から離れている中で、実現は厳しい様子です。
下関市は現市長の江島潔さんになって以来、捕鯨に対し特に理解がある様で、盛大な出港式を行なっています。以前は早朝に下関漁協の向かいにあるサンセイというドックから出港していました。また、数年前にはIWC会議が下関でも開催された経緯もあります。もう引退した「第25利丸」が改造され、下関市が管理して開放すると聞いています。以前は、あるかぽーと岸壁に専用バースを作り係留して開放の予定だったそうですが、市が東京の船の科学館横にいる「宗谷」などを参考にしてアドバイスを受けた結果、当初の予定は見送られた様です。
最後になりましたが、沢山のお便り、そして転送いただき有難うございました。転送してもらい、和田さんの人柄に接した気持ちです。私事ですが昨日は今年10/7に生まれた子供を連れて妻が(実家より)帰宅しました。さっそく、今回の作品を見せ、家族も喜んでくれました。家族が一人増え、新たなスタートを和田さんがこの様な形で祝っていただいた気がしています。
ほんとうに有難うございました。これからもお付き合いの程、宜しくお願いします。
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今晩は。無事に入港、下船され、ご苦労様でした。お子様のお誕生、おめでとうございます。健やかなご成長を祈念しております。
松本さんの処女作「鯨を追う男たち」は、ロマンと感動があって評判は上々です。色々と大変な出来事を乗り越えて、今回は盛大な出港式となったのですね。ますます、感動しました。
日新丸が火災になったとき、沿岸国が救助を拒否したとは、ショックです。主義主張は異なっても、遭難している船の救助をことわるとは、人道主義に反します。日本(海上保安庁)は、冷戦時代に、日本漁船を銃撃するようなソ連であっても、その国の船が遭難した場合には、人道主義に照らし、差別なく救助活動を行ってきました。
厳しいテロ活動を受けながらも、それに堪えて調査捕鯨を続けてこられた関係者の皆様に、厚く御礼申し上げたいと思います。これからも微力ながら声援を送らせて頂きます。
これからのテーマは、船の離着岸とのこと。運行に携わる海の男たちの活躍の舞台を色々な角度でご紹介頂ければ、他に例を見ない貴重な作品になると思います。これからもどうか宜しくお願いします。有り難うございました。
和田義男
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2004年12月2日(木) ちばあきお
様より
Re: 鯨を追う男たち(南氷洋) 和田さん、今晩は。「鯨を追う男たち」を拝見しましたが、出港の別れのシーンなんかはジーンときてしまいました。最後の「黄金の氷山」が目に焼きついています。素晴らしいです!
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松本さんの海の男の作品、良くできていると思います。友人からお借りしたという南氷洋の写真もなかなかの名作で、黄金の氷山が印象的でした。肝心の鯨の写真がないのですが、鯨を引き揚げたり、解体しているところなどは、かわいそうだとか、残酷だとかいわれると思いますので、反捕鯨団体の存在を考慮して、除かれています。やむを得ません。
松本さんの作品に感動したのは、人の心情の機微に触れる部分があるからなのでしょうか。
撮影の秘訣は、写真技術はほどほどでも良いから、写そうとする感性が肝心だということですね。だから、新人の松本さんの写真に訴求力があり、感動があるんですね。私も良い勉強になりました。(^^; |
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2004年12月2日(木) K. W.
様より
Re: 鯨を追う男たち(南氷洋) おはようございます。いつもすばらしい映像を有難うございます。今回の「南氷洋」も画面に向かって深呼吸したくなるような気持ちにさせて戴きました。小生は退職後、奈良一刀彫や英会話グループに参加していますが、皆さんに貴ホームページを紹介しています。登山や旅行の好きな人は興味深く見ているようです。今後もすばらしい映像に期待しています。
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今晩は。お便り有り難うございました。早々に松本さんの「鯨を追う男たち」をご覧いただき、有り難うございました。お友達に当サイトを紹介いただいているとのこと、光栄です。これからも多くの方に満足いただけるよう、ロマンと感動溢れる作品を掲載して参りたいと思っています。どうかこれからも宜しくお願いします。有り難うございました。
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2004年12月2日(木) 丹下 誠司
様より インド通信
Re: 鯨を追う男たち(南氷洋) 今回は、鯨とはまたすばらしい(貴重な)テーマですね。画面で、1面と3面に入れました。3面のキャッチャーボートが非常に印象的でした。また、南極大陸を背にした母船もすばらしいと思いました。私は、給食で出てた鯨の竜田揚げが実は、大好物でした(笑)。
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一部の動物愛護団体のエモーショナルな議論が先行し、IWCの鯨が捕獲禁止になって久しいのですが、残念なことです。確かに、捕鯨砲の発明で乱獲がたたり、絶滅に瀕している個体もあるようです。科学的な調査により、最大持続生産量を超えない範囲で、鯨を有効利用することは、人類にとって絶対に必要だと思います。鯨が戻ってきたため、ホエルウォッチングができるようになりました。でも、逆に鯨が増えすぎて、餌の魚を食い尽くし、沿岸漁業に深刻な影響が出ている問題もあります。
動物愛護団体は牛を殺して食っているのに、鯨は駄目というのは大いなる矛盾です。彼らは、家畜(養殖)なら良く、神が創造した?天然物は駄目という、身勝手な理屈を立てています。同じ生き物を殺戮するのですから、かわいそうというならどちらも同じで、そんな理屈は通りません。
昔は貧乏でしたので、安価な蛋白源として鯨を良く食べました。少し臭みがありますが、今となっては懐かしい味覚です。社会に出て、ルイベのようにして食べるオノミ(鯨の尻尾の部分)という霜降りの刺身が美味であることを知りました。鯨は全て有効利用でき、捨てるところがないのが凄いと思います。
ヤマ暮らしが長いせいか、南氷洋の、海の凛とした感じがひしひしと胸に伝わり元気になれました。ワダ☆フォトギャラリーのビタミンW効果でしょうか。配信、ありがとうございました。 |
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2004年12月1日(水) 奔馬
様より
Re: 鯨を追う男たち(南氷洋) こんばんわ 奔馬です 今回は南氷洋の氷の芸術ですね。それも自然の。流石、美しい画像です。私の義兄も、まだ鯨の捕獲が禁止になっていない頃、一等航海士として南氷洋で鯨をとるために航海をしており、多くの話を伺いました。その後、南海やヨーロッパの国々を回る、マグロ捕獲の航海に変りまして、今では陸に上がり、カッパ同然です。
そんな義兄の昔の船出の景色を髣髴させてくれる、数々ですね。懐かしいです。南氷洋が地球温暖化で凍りも解け始め、非常な危機感を感じております。そんな思いをめぐらせながら、拝見しておりました。有難う御座いました。
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早々に松本さんの「鯨を追う男たち」をご覧いただき、有り難うございました。親戚の方に、元シーマンで私と同じ陸にあがった河童がおられるとのこと、きっと、熱っぽく海のロマンを語られておられることと思います。大自然の中で働くと、台風など、自然の力に如何に人間が無力であるかを実感し、自然の織りなす荘厳な景観に神の存在すら感ずるようになり、すっかりロマンと感動のとりこになってしまうのでしょうね。
地球温暖化の影響で、南極や北極の氷が溶けている話を聞くにつけ、ウォーターフロントのブームに乗って海岸に建てられたマンションを購入された方が気の毒に思います。羽田に向かうモノレールから見るマンションは、せいぜい海抜2〜3メートルにあります。いつも、「危ないところに住んでいるという自覚がない方が住んでいるのだろうな」と思いながら、眺めています。台風や高潮、津波などが重なると、既に危険レベルにあると思います。ベニスのサンマルコ広場が高潮で水浸しになる回数が急激に増えているそうです。地球温暖化の影響は深刻ですね。私の住む青梅は海抜200メートルありますので、安心です。(^^;
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