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友利勝良プロ 31日は、NHK海外衛星で、ゴルフの放送があり、日本シニア選手権の録画を見ることが出来ました。沖縄出身の友利勝良プロが、最終日、首位で上がり、3人のプレーオフで、惜しくも3位でしたが、昔から、友利プロの謙虚なプレー姿に、共感を思えファンで来た私は、欧州ツアーを転戦し、今は日本に戻り、こうして見事なショットで、かつ、優勝争いまで演じている友利プロの姿に、いたく感動してしまいました。
友利プロは、昔、麻生飯塚GCに所属していて(今もそうかもしれませんが)、麻生飯塚GCは当社九州支店施工ですから、私も、時々、仲間と回ったことがあるのですが、キャディさんの友利評を聞いても、もうベタ褒めでした。誰に対しても、決して、驕ったところがない人だと。今回のテレビでは、10月に50歳になったばかりの友利プロに、枯れた円熟味を感じてしまいました。あと何年かしたら、ああありたい(プレーはもちろん到底真似すら出来ませんが)と思っている私なんで、今回の3位入賞は、他人事ならず、とても嬉しく思えました。
田臥勇太選手 また、これも嬉しいニュースなんですが、能代工業の田臥勇太(たぶせゆうた)選手が、アメリカのNBAリーグデビューで、10余得点。秋田の能代工業時代から、彼のファンなんですが、アメリカ人たちの巨体を、小さな身体ですり抜ける技が、でも、押し合いの局面でも決して負けていないと思いますし、もういぶし銀の感じのプレーです。あのスピードとリズム感、そして、バランス感覚があるなら、NBA界のイチローになることは間違いなしと思います。
さらに、ミーハーですいませんが、試合後の、次の田臥コメントをここに。「これで、いいということは、ない。今は、常に前に向いている・・・」う〜ん、グレイト!スポーツが人の心を打つのは、人の人生を凝縮しているからだと思います。あの田臥選手ですらこの発言ですから、スポーツの世界が、自分と対峙した、いかに奥が深い世界なんだろうか・・と思いますね。極めた人は、吐く言葉の何倍も美しいと思います。
中越地震義捐金 嬉しさついでですが、会社の中越地震への義捐金募集開始、これは、久しぶりに、会社もええことを企画するやないけ!と、自分の太ももを叩いてしまいました(私の癖)。人間=人の間=一人で生きてるわけではない。余震も続いていますし、災害の余波はまだまだ続いていて、これから余震が落ち着き次第、本格的な復旧開始になるわけですが、日々の当たり前の安定、繰り返しがこれほど大事に思えることもありません。 |
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さて、今回、色シリーズ第17回目は、オムニバス風に、インドの円熟の色、ひなびた、でも、とても深い渋味がある色を拾ってみました。日本文化の侘び、寂びに通じる色・・・と言うとちょっと大袈裟でしょうか。 |
1) モーリス ジャムシェドプールのイスラム街にうち捨てられていたモーリスです。インドでは走っているこのタイプのモーリスを見たことがありませんので、相当昔のタイプと思います。大昔に、マハラジャに輸入されたものかもしれません。このエンブレムを剥がしてしまうと、インドの国民車のアンバサダーに相当似てくるな・・なんて思いながら、夜這って、このエンブレムだけ剥がして来る度胸はありません。このモーリスが威厳を失くし、泣き顔になりそうですし。 |
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拡大写真(1200x800)196KB
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2) ディーゼル機関車 かすんだ橙色。ハウラー駅の線路は、広軌です。インドでは、機関車がほんと威風堂々としています。この機関車で、10両ぐらいの客車は平気で引っ張って走ります。昔、息子のおもちゃに、機関車トーマスを買ってやったことがありますが、先頭で走る機関車は、男の子受けするのかもしれません。 |
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3) とうしば うちの現場も、発電機の据付に向け着々です。発電機は東芝製の22.5万キロワット機が4基座ります。この赤茶けたどでかい管は、発電機のダクトです。実は、うちの現場の5キロ手前で、道を塞いでいます。日本なら、きっと問題になりますが、インドでは、工事も着々なんだあ〜、ノープロブレム、困った時はお互い様よ・・となります。日本で沿道対策でご苦労されている皆さん、インドなら、まったく逆ですよ。インド、どうですか?
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4) 祠(ほこら) ヒマーチャルプラデッシュ州で、見つけた祠です。標高は1500mの辺り。まさに、日本の神社の原型でしょう。ヒマラヤの谷間の強い風を一日中受けながら、昼も夜も、この赤い旗が、たなびいているわけです。それだけで、信仰、信念のようなものを、この赤色の旗に感じてしまうのは、私だけでしょうか? |
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5) 石造りの納屋 別の画像で、Wa☆Daフォトギャラリー のヒマラヤ点描でも、ご紹介させて頂きましたが、橙色のバンダナを巻いたお嬢さんが、納屋の前を通り、裏の崖に広がるとうもろこし畑に下りていくシーンです。向こうの山の斜面が背景ですが、ヒマラヤは、なんせ、空間の広がりが素晴らしかったです。 |
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6) ピーナッツ カルカッタでの、路上撮影の一枚です。私は、インドの路上撮りが大好きです。これは、各種の豆の色がなんとも言えないのと、煎りピーナツがとても美味そうなので撮影しました。インドでは、まだまだ、新聞の袋に入れて売られているスナックが多いです。古新聞紙で袋を作るのも、インドでは、立派な職業です。 |
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以上、インドの侘び寂びのひなびた色で、6点、お送りしました。
黒木瞳さん 来年のカレンダーがそろそろ日本から送られて来る時期です。うちの国際支店は、黒木瞳さんだそうです。2年ぶりで、登場です。今年の人をまた送り込むようなら、逆にヒットマンを送る(1日は先を越されました・・)、松浦亜弥ちゃんにしてくれと、会社に投書までしましたが、見事に無視されました。でも、黒木瞳さんなら、ノープロブレムです。また、一年、インドでやれそうです。疲れてヤマから戻って来た時の、事務所入り口に飾ったカレンダーの女優さんの微笑み、これで、所員が回復しますからね。アホな喧嘩も、壁に、日本人の女優さんが微笑んでいたら、まずありませんから。いや〜、わしら、日本人なんやなあ〜!
盗電ロス 今年の、うちの施主(西ベンガル電力公社)のカレンダーには、盗電した犯人を捕まえた写真があります。犯人をお縄にした職員と警官が誇らしげに写っています。犯人も生顔です。冗談カレンダーのようですが、これは、実話です。インドでは、盗電が、いまも大きな問題になっていて、盗電ですから、電柱から勝手に線を引いて盗んでしまいますから、もちろん、電気代が支払われるわけはありません。送電ロスに加えて、盗電ロスも問題になるのが、インドらしいです。
虎屋の羊羹 デリーの営業所の開所披露も、無事に終わり、ほっと一息。あまり忙しいと、気持ちに余裕がなくなり、精神にも良くないのですが、このヤマさえ越えておけば、あとが楽になるやろと念じて、こなすようにしています。お客様への手みやげは、ベンガルタイガーに引っ掛けて、虎屋の羊羹にしましたが、社長が虎屋をスピーチネタで使わず、例のネタで、打たれ(撃たれ?)強い社員たちは、赤面してしまいました。でも、初対面の人たちとの場をなごやかにする、非常に良いスピーチでした。
次回で、色シリーズ、最終回です。わしも出してくれ、出してくれと言っている画像たちを、拾ってみます。では、皆さん、深まりゆく秋を、満喫してください。 |
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先の灰色で、連続する台風のことを申しましたら、お送りした翌日に、今度は、中越で大地震で、インドとしては、日本の皆様に、もう言うべき言葉もありません。今年ほど、日本が傷んでいる年というのは、仕事を始めてから、そう無いように思います。平成7年の阪神大震災の時以来のような気がします。自然が定期的に、人間社会に警告を与えているような気がしてなりません。被災地での復旧のご協力が当社も続いていると聞いております。建設会社ゆえ、その社会的使命は大きいと思います。担当の社員の皆さんには、ここがヤマ場!と、頑張って頂きたいと思います。
こちらは、今週は、デリーに出て来て、インド営業所の開所披露パーティーに向け、鋭意段取り中ですが、カワ通は週刊なので、切らすわけにも行かず、今週号も、懲りずに送らせて頂きます。カワセミの如く、雑食性の話題の連続ですが、インドが皆さんに飽きられるまでは、出していきたいと思っています。
今回も、デリーで、カメラを鞄に忍ばせて、撮る対象を探していますが、なぜか、ニューデリーでは、撮りたいというものに、まだ、出会えていません。しいていえば、焼き芋屋さんの屋台(立派なサツマイモでした)ぐらいだったでしょうか。目の前の任務に追われて、気もそぞろということもあるのですが、オールドデリーなら、そこかしこに、撮り貯めておきたい対象があったように思うのですが、ニューデリーのほうはそうでもないようで残念です。なぜかなあ?と考えていますが、街の中に、庶民の生活の場が、見られないことが、たぶん、原因だと思います。
また、今回、デリーで街中のビルを、背広とネクタイで回る中で、気づいたのですが、市内のビルが、築年数はまだ若いのに、日本の倍ぐらい老朽化が早いように思えること(作りが雑なせいでしょうか?)、エレベーターに扉を閉めるボタンがあること(カルカッタのビルでは、扉を開けるボタンしか、まず有りません)、階段が閉鎖されてエレベーターだけしか使えない有名ビルがあったこと(これは、結構、怖いです。16階まで上がり、階段で15階に下りれず、一度、1階まで下りて、15階へ上がりました)、あと、郊外に建設中のビルでは、やたらとガラスの壁面を使ったビルが多いこと(インド人、てかてかの光りものが好きなんです)・・なんかです。
しかし、ニューデリー方面が、この3年間で、もの凄い勢いで、都市化して行っているなと、今回思いました。しかし、郊外にちょっと出ると、沢木耕太郎さんが、神の子と表現したハリジャンたちのビニールのテントハウスが立ち並び、そこを、幼児が走り回っている様を見ますと、貧富の差も、恐ろしいスピードで開いていっているように思いました。人口10億2700万人(2001年時点)、この国の行く末は・・・・?? |
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前置きが長くなりそうなんで、この辺りで。さて、色シリーズ15回目の今回は、インドの青です。 |
1) オートリキシャ チャンディガールにて。向こうに見えるのは、ル・コルビジェ設計の建物(ザ・セクレタリアート)です。チャンディガールは、出張の車移動の最中に、一時間ほど撮影することが出来、ル・コルビジェ設計の建物群が集まっているこの行政官庁エリアを、急ぎ撮って回りました。青いオートリキシャは、エンジンつき力車のインド語で、オートリキシャと言えば、ヒンディー語として通じます。3輪自動車で、オートバイの後ろに、座席をくっ付けたものです。手軽な庶民のタクシーですね。 |
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2) 綱渡り ヒマーチャルプラデッシュ州にて。4人の親子で、大道芸披露中です。綱渡り中の女の子の年齢は、5歳ぐらいでしょうか。大道芸と言っても、この綱渡りの一芸だけでした。観客から、歓声や拍手が上がるわけでもなく、お父さんの叩く太鼓の音と共に、インド的に、粛々と芸が進んでいきます。インドでは、コブラ使いや、猿回し、楽団などの、大道芸人を、まだまだ各地で数多く見ることが出来ます。興味のある方には、山田和さんの名著、『インドの大道商人』(講談社文庫)をお勧めしたいと思います。 |
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3) 少女 曲芸のあとは、観覧料も、この女の子が集めて回ります。50パイサ硬貨とか、せいぜい1ルピー硬貨がこのお皿で、彼女によって集められていきます(親はなぜか集金しない)。観客たちから集まらず、とうとう離れたお店まで、彼女、集金に来てましたので、私も、綱渡りの撮影と、この撮影の御礼で、インド人のうん十倍、この女の子に上げました。しかし、この少女が大きくなって、身体が重くなって、綱渡りが出来なくなった時、この家族は、次はどうするのかなと思うと、ちょっと悲しくなりました。
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4) ハウラー駅 いつも、人の活力で溢れている、お馴染みハウラー駅での一枚です。疲れていても、この人波に混ざると元気になれます。青いのは、ディーゼル機関車です。クーリー(苦力)の頭に載せて運ばれているのは、ミルク缶。インド人は、ベジもノンベジも、ミルクや乳製品が大好きです。 |
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5) カルカッタ市電 カルカッタ(現コルカタ)のごちゃごちゃを、表している一枚として。線路がてかりと光って、何十年もよく使われているのがわかります。が、脱線しないのかなと心配にならないわけではありません。私も、市電は、ちょい乗りで使っています。カルカッタでは、車がすべてに優先ですので、電車路でも堂々と、こうして、オートリキシャが、電車の前を横切って走っていきます。 |
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6) 列車待ち インド人の荷物の多さは、このような感じです。このような大荷物で、列車に乗り込み、もの凄い数のインド人が毎日移動しています。この駅は、タタナガール駅です。250キロ移動して、一番安い2等席なら、70ルピー(170円)ぐらいですので、日本と物価比較しても、列車はかなりお得だと思います。なお、インディアンレイルウエイは、もちろん、国営企業ですが、150万人の職員が居るそうです。たぶん、世界最大の企業ではないでしょうか? |
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以上、インドの青で、6点、お送りしました。実は、青で、うちの村のカワセミを使いたかったのですが、撮影に失敗してしまいました。望遠レンズを持参していれば、田んぼの杭のとん先で、丁度休憩中の一羽を撮れたのですが、こういう時に限って、望遠が手元になくて、あとで駆けつけたら、もちろん、もう飛び去ってしまっていて、その日一日、悔しい思いをしてしまいました。ま、素人撮影なんで、撮る時間も限られているし、これは、仕方ないことですね。
高校の、5年に一度の同窓会の時期が近づいていて、年始にあるのですが、私も長く出れていないものですから、今回こそはと思っておりましたが、やはり、任務で、日本に戻れそうもありません。カルカッタの日本人会でも、12月の餅つき大会の実施に向け、実務打ち合わせが始まり、うちのキャンプも、そろそろ、年越しの準備に入らねばと思っております。なんか、一年が、ほんとあっという間ですね。目先の忙しさにめげずに、予定を立てて、諸事、負けないで頑張りましょう。では、では、ごきげんよう。 |
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