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イオスキスデジタルで撮影したインド画像の配信を始めて、この号で、丁度、丸一年になりました。沙羅双樹(さらそうじゅ)の純林が、撮影の一番最初でしたが、とある大学の音楽学部の同窓会の方がWa☆Da フォトギャラリーからアクセスして下さり、記念公演のCDのジャケット写真で採用して下さったりして、このインド通信も、ちょっぴり社会貢献出来たりもしています。
読者の声には、やはり敏感で、女性読者から、ちょっと、長くなってきたねとか、くどくなって来たね・・と言われると、すぐ反応してしまいます。歳を取って来たせいでしょうか・・・いや、歳とっても相変わらず、あっさりした人もいますので・・・私の、A型の血液型、亥(いのしし)歳、おうし座生まれ・・・の複合性格からでしょう。ひつこいのは、やはり嫌われますので、仕事と、息子の子育てだけは、ひつこく、あとは、あっさりと、生きたいもんだと思います。
昨年、ランチの山中で、道路脇に座った黄金の手長猿を見てから、急に、出張が増え始め、過去の海外勤務9年間で一度も日本出張の機会が無かったのに、10年目に入って、もう、来週で3回目で、インドのハヌマン神(猿神様)のお告げだったのかと思ったりもします。
しかし、腰が座ってないと、そこに目掛けて、現場の問題が降りかかって来るインド版マーフィーの法則が、ここベンガルでは頻発しますので、うちのインド人チームで、連携を取り合いながら、私のサイト不在中の業務をこなさせるようにしています。インド人の主要スタッフは、全員メールが可能ですので、日本に居っても、適時報告が入りますので、メールさえあれば、的確な指示が可能です。もっとも、「わしが戻るまでは、待たせとけ!」とかの内容も多いのですが。
最近は、メールもあり、業務がほんと便利になりましたが、反面、生顔、生声に勝るものはないと思ったりもします。ほう・れん・そう・・とか、よく言われますが、英語なら、報告=Report、連絡=Communicate、相談=Consult、となるのでしょうか。 これを、うちの配下のインド人スタッフたちに、繰り返し、繰り返し、飽きずに、「ええな、なんでも、言うて来いよ!」と、教育するのが、海外勤務のコツです。しょうもないポカや抜けがなくなり、組織全体が締まって来ます。 |
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マンゴ さて、マンゴ狂の私、まだまだこぶりな、ここバグムンディ村のたわわに実るマンゴを、冒頭でご紹介したいと思います。枝の先に実り、まだ子供の拳ぐらいですが、これが、成長と共に重さで垂れて来て、大人の拳ぐらいまでになる頃が食べ頃です。これは、青マンゴ。インドのマンゴは、500種ぐらいあるそうで、前号でご紹介した屋台の赤マンゴや黄マンゴとは、また、種類が違います。どうです、インドの豊穣を感じさせる、この生り方。青い空から、バグ村の38℃の外気をご想像下さい。 |
マンゴ |
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牛 私が、牡牛座なもんですから、今回は、村の風景ということで、たんぼで、パチリ。ヒンドゥー教を語る時、牛は、切っても切れません。どれぐらい牛が居るかということで、普通にこんな感じで・・・・ようけ居るでしょう。牛は、ミルクを出しますので、とても重宝されています。えっ、ミルクを出せない、お前のような押忍(おす ♂)牛は? |
たんぼと牛 |
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押忍・・・それはですね、牛糞燃料で、世間に、お役に立つのです。あと、押忍が居ないと、牛の社会も、子供が出来ませんからね。なんだ、それだけ?・・・なんか、悲しい・・・押忍牛の世界です。人間の牡も、全く同じだ・・なんて、つぶやかないで、今日も、しっかり仕事して、頑張りましょう。
インドの人口、10億8千万人(2004年推定)、人口の7割が集まると言われる農村部では、この牛糞や薪が、家庭での燃料の主役です。ガスや電気は、都市部だけの超高級品です。うちのプルリアの90万KWの送電が始まると、インド全体の0.1%の電力増に貢献できます。大河の一滴、リッターボトルの1cc分の貢献です。 |
牛糞壁 |
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では、動詞編、今回は、インドの、『と・じ・る』で、構成してみました。 ベンガルの農村部では、避暑の意味もあり、家は、このような小さな扉が主流です。 壁は、土壁です。木材も貴重品ですから、ちょっとしか使われません。 |
1)ダリア 土壁に、小さな木のドア。このドアは北向き、日陰側にありますので、花も育たず、それで、壁にダリアの絵。ダリアは、日本では、天竺牡丹(てんじくぼたん)とも言わているようです。 |
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