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ハイドパーク Hyde Park |
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ハイドパークはかつて王室の狩猟場で、数ある公園の中でもロンドンで最大のもの。狩猟場になる前は、ハイドという修道院の広大な荘園だったという。 |
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ロンドンは北緯51.5度。札幌でも北緯43度なのでかなり北にあるが、3月下旬のハイドパークではもう半袖姿の女性が散歩していた。早春の木々はまだ裸のままだが、よく見ると芽が膨らんできていた。 |
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ロンドン市の紋章 |
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左がイギリス(United Kingdom 連合王国)の首都・ロンドン市 CITY OF LONDON (人口720万人)の紋章である。向かい合った二匹の龍はチューダー王朝の象徴で、楯の左上に描かれた剣はロンドン市の守護神セント・ポールを意味する。 |
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帯には「DOMINE DIRIGE NOS 主よ、我等を導き給え」というラテン語が書かれている。この紋章は14世紀から用いられている歴史あるものだという。 ロンドン市の公式観光サイト(日本語) |
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市章の龍がテームズ川のほとりでロンドンを守っていた。市内のあちこちに長い歴史を刻んだロンドン市の紋章が見られる。 |
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川から見たロンドン塔 |
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ロンドン塔 Tower of London の前を遊覧船が通過してゆく。中世以来近代初めまでしばしば王宮となり、また長く国事犯の牢獄としても使用され、ロンドン城代と国王護衛兵により守られてきた。 |
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本来の入口はテームズ川に面して水をひいた反逆者の門( トレーターズ・ゲート TRAITORS GATE )で、ここから小舟でロンドン塔に運び込まれた囚人は、二度と再び生きて出ることがないと恐れられた。 |
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現在はビーフイーター Beefeater と俗称されるチューダー時代の服装をした護衛兵の管理のもとで、王室の宝物の保管所として、また武器・甲冑の展示場として、一般に公開されている。 |
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遊覧船の船首の奥に見えるアーチ状の入口には、ENTRY TO THE TRAITORS GATE (反逆者の門への入口)と書かれており、かつてはこの奥がロンドン塔の正門だった。 |
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船上に遊ぶ |
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デッキに出て日を浴びながらクルーズを楽しむ人たち。穏やかな春の日差しは、まだ3月半ばなのに、気温を20℃まで上げてぽかぽか陽気となった。この日は東京より5℃くらい高かったようだ。 |
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国会議事堂 Houses of Parliament
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テームズ川の岸辺に建つ壮大なスケールのゴシック・リバイバル様式のウェストミンスター宮殿 Westminster Palace は、現在、国会議事堂として使われている。もともとは、エドワード懺悔王が1050年から1065年にかけて築いた宮殿だった。1298年、1512年、1834年と3度の大火災に遭い、現在建っているほとんどの部分は再建されたものという。 |
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ビッグ・ベン Big Ben |
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国会議事堂の隣にロンドンの象徴 ビッグ・ベンが見える。高さ98mを誇り、4つの面に文字盤を持つ時計塔の中に吊るされている重さ13.7ton の時鐘の愛称がビッグ・ベンで、現在は時計塔を意味する。 |
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ビック・ベンは鐘の初代設置委員長のあだ名からつけられたという。この鐘は毎日正午に鳴らされ、その鐘の音が聞こえるところで生まれた人が本当のロンドンっ子だといわれている。 |
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国会議事堂と馬上の騎士 |
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馬上の騎士が向かっている方が国会の上院 House of Lords で、反対側に下院 House of Commons がある。右手に剣を翳す勇壮な騎馬像を見て、皇居外苑に建つ馬上の楠木正成像を思い出した。この騎士もイギリス王室に貢献した英雄なのだろう。 |
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守り神 |
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国会議事堂の荘重なゴシック様式の建物をよく見ると、ライオンをかわいらしくしたような守り神が潜んでいた。 |
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白バイ隊員 |
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国会議事堂の北方、テームズ川が大きく蛇行するところは、堤防(エンバンクメント Embankment )と名付けられている。堤防を作ったおかげで利用可能な土地が増えたということが、強く認識されているように思われる。 |
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そこにさしかかったとき、警察官がバイクに寄りかかりながら書類に書き込みをしているのを見かけた。派手なユニフォームは、ジャケットだけでなく、バイクの彩色も同じであるのが興味深い。 |
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セントポール大聖堂 St Paul's Cathedral |
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604年に創立されてから何度も立て替えられたというセントポール大聖堂。現在の建物は17世紀のロンドン大火で焼失した後のもの。当時としては斬新なデザインで、なかなか教会当局の承認が下りなかったという。 |
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この大聖堂を造った建築家クリストファー・レンは、ネルソン提督やナイチンゲール、画家ターナーなどの有名人と共に今も地下の聖堂で静かに眠っている。 |
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