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 感動写真集

2011年11月9日改訂

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The Beatles 'Yesterday'-'Hello,Goodbye'-'Get Back'

青葉して古き石橋二三人   北舟

 

Green leaves, two or three men crossing an old stone bridge.

2011年11月8日制作

城郭のそばを流れるディー川とオールド・ディー・ブリッジ

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城郭のそばを流れるディー川とオールド・ディー・ブリッジ/チェスター(イギリス)

英国への旅

イギリス国旗

1 チェスター

撮影・原作:小池淳二

はじめに

 2011年6月28日(火)から7月7日(木)にかけて阪急交通社の企画する旅・「全食事付き!!まる得イギリス10日間」(コース番号E278A)に家内と共に参加した。以下、ハイライトを中心に、この旅の醍醐味を紹介したい。

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示 

訪問したイギリスの衛星画像

訪問した英国の衛星画像

画像:Google Earth

■ 旅の概要 ■

1日目 2011年06月28日(火) 関西国際空港→(機中泊)
2日目 2011年06月29日(水) →ドーハ(カタール)→マンチェスター空港〜チェスター(泊)
3日目 2011年06月30日(木) 〜ハワース〜湖水地方〜チェスター(泊)
4日目 2011年07月01日(金) 〜〜リバプール〜スランゴスレン〜アイアンブリッジ峡谷〜バーミンガム(泊)
5日目 2011年07月02日(土) 〜ストラトフォード・アポン・エイボン〜コッツウォルズ地方〜バーミンガム(泊)

6日目 2011年07月03日(日) 〜バース〜ストーンヘンジ〜ロンドン(泊)
7日目 2011年07月04日(月) ロンドン市内観光〜ウィンザー〜ロンドン(泊)
8日目 2011年07月05日(火) 南イングランド観光〜ロンドン(泊)
9日目 2011年07月06日(水) ロンドン・ヒースロー空港→(機中泊)
10日目 2011年07月07日(木) →関西国際空港

カタール・ドーハ空港でマンチェスター行きに乗換え 2011.6.29 01:43

カタール・ドーハ空港でマンチェスター行きに乗換え 2011.6.29 01:43

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イギリス(連合王国) United Kingdom
 日本の広さの2/3に当たる24.5万km2の国土に日本の人口の半分に当たる約 6,150万人が暮らすイギリスは、正確には「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国 United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland 」といい、連合王国 United Kingdom と略称する。イギリスは、イングランド England、スコットランド Scotland、ウェールズ Wales、北アイルランド Northen Ireland から構成される立憲君主制国家であり英連邦王国の一国で、英国と表す。
 ヨーロッパ北西部の島国で、北アイルランドでアイルランド Ireland と国境を接している。国家体制は国王(女王エリザベスII世)を国家元首とし、議院内閣制に基づく立憲君主制である。公用語である英語は、実質上世界共通語としての機能を果たしており、広大な英語圏を形成している。
 15〜17世紀の大航海時代を経て、世界屈指の海洋国家として成長し、世界に植民地を拡大した大英帝国時代には、超大国として栄えた。19世紀には世界の過半を影響下におき、パックスブリタニカ Pax Britannica (イギリスによる平和)と呼ばれる最盛期が続いたが、第二次世界大戦を機に植民地の大部分を失って衰退し、現在に至っている。

イギリス(連合王国)とイングランド England の位置

イギリス(連合王国)とイングランド England の位置

資料:ウィキペディア フリー百科事典

イングランド England
▲ イギリスを構成する4つの国 Country のひとつイングランド England (地図のオレンジ色の部分)は、人口がイギリスの83%を超え、面積はグレートブリテン島 Great Britain の南部の約3分の2を占める。北方はスコットランドと、西方はウェールズと接する。北海アイリッシュ海、大西洋、イギリス海峡に面している。
 イングランドの名称は、ドイツ北部アンゲルン半島出身のゲルマン人の一種であるアングル人の土地を意味する “Engla-land”に由来する。イングランドは、ウェールズと共に、かつてのイングランド王国を構成していた。

マンチェスター空港に到着 2011.6.29 12:30

マンチェスター空港に到着 2011.6.29 12:30

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    ■ 一日目 2011年06月28日(火):関西国際空港→(機中泊)  

    ■ 二日目 2011年06月29日(水):→ドーハ(カタール)→マンチェスター空港〜チェスター(泊)

 

★☆★彡

 
ツアー初日は午後8時頃、関西国際空港を出発し翌日未明、カタールのドーハで乗り継ぎ、午前10時頃、マンチェスター国際空港に到着。ツアーバスにて午後2時頃チェスターに入り、市内見学のあと一泊した。

マンチェスターとチェスターの位置 / イングランド

マンチェスターとチェスターの位置 / イングランド

画像:Google Earth

チェスター Chester
▲▼ チェスター  Chester は、イギリス、イングランド England 北西部チェシャー州 Cheshire county の中心都市。ディー川 River Dee 沿い、ウェールズ Wales との境に位置する。イギリス国内では最良の状態で現存する城郭都市のひとつである。人口は約8万人。西暦79年頃ブリテン島を支配していたローマ人がウェールズとの戦争に備えて基地を建設し、定住したことに始まる。

城壁に囲まれたチェスターの旧市街

城壁に囲まれたチェスターの旧市街

画像:Google Earth

チェスター市庁舎 Chester Town Hall
▼ 旧市街のノースゲート・ストリートの西側に建つチェスター市庁舎は、19世紀イギリスを発祥とするゴシック建築の復興運動のさなかの1869年に建てられたもの。ラスキニアン・ヴェネツィアン・ゴシックと呼ばれる様式で、ヴェニスのゴシック建築をリバイバルしたもの。ウェールズ大公のプリンス・オブ・ウェールズ Prince of Wales によって落成式が行われた。

チェスター市庁舎 Chester Town Hall  2011.6.29 14:17

チェスター市庁舎 Chester Town Hall  2011.6.29 14:17

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チェスター大聖堂 Chester Cathedral
▼ ノースゲート・ストリートを挟んで、チェスター市庁舎の東側に建つ大きな教会がチェスター大聖堂である。10世紀創建のセント・ワーバラを祭った教会に起源し、後にベネディクト派修道院になった。

チェスター大聖堂

チェスター大聖堂

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▲▼ 13世紀半ばから16世紀にかけて増改築され、赤色砂岩の外観をもつ重厚な現在の姿になった。ノルマン様式やゴシック様式などさまざまな建築様式が混在し、身廊(しんろう)の木造の天井やステンドグラスの美しさで知られる。

チェスター大聖堂のファサード

チェスター大聖堂のファサード

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古色蒼然たる回廊 Cloister

古色蒼然たる回廊 Cloister

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▼ 聖堂の内部は、予想外に広く、天井がとても高いのに驚く。キリスト教の聖堂は少しでも天国に近づくため空へ空へと延びているのが共通している。

チェスター大聖堂の内部

チェスター大聖堂の内部

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▼ キリスト教の教会であれば何処の聖堂にもステンドグラスがる。チェスター大聖堂の正面入口の上にあるステンドグラスは意外と大きく、青を基調にしたもので、とても美しく、キリストを抱いたマリアを中心に、聖人や王冠を被ったキングやクイーンなどが描かれており、敬虔な気持ちになる。

美しいステンドグラス

美しいステンドグラス

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▼ 教会の床下が墓になっているのは、どこも同じだが、聖人ともなると、特別な棺に入れられて、目につくようになっている。7世紀末にチェスターに信仰施設を築いたセント・ワーバラがチェスターの守護聖人として崇められ今も守護聖人の棺の中で眠っている。

守護聖人セント・ワーバラの棺

守護聖人セント・ワーバラの棺

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▼ 洗礼室の反対側にある監督法院 Consistry Court は英国における宗教裁判室の最古のもの という。宗教裁判というと、フランスを救った聖女ジャンヌダルクなどの魔女裁判を想い出すが、陰湿なイメージがつきまとうのは仕方ないことだろう。

英国最古の監督法院 Consistry Court

英国最古の監督法院 Consistry Court

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回廊に囲まれた中庭には男女が手を取りあって口づけをかわす様子を表した噴水のモニュメントがあるとても洒落ているが、1994年に作られた比較的新しいブロンズ像である。

中庭の噴水のモニュメント

中庭の噴水のモニュメント

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ザ・クロス The Cross
▼ 街の中心にあるのは、かつてのローマ道の交差点 ザ・クロス The Cross で、そこから四方に目抜き通りが延びている。ザ・クロスでは、かつてはニュースを伝える「おふれ役人」がベルを鳴らしながら大声で布告をしたことから、現在は、この儀式が火〜土曜日の正午に再現される。

チェスターの中心 ザ・クロス

チェスターの中心 ザ・クロス

画像:Google Earth

ザ・ロウズ The Rows
▲▼ ザ・クロス The Cross から東に延びる ザ・ロウズ The Rows と呼ばれるこの通りは、黒と白を基調に出窓を設けた商店街で二階建てを中心に伝統様式を伝える美しい木造家屋が並んでいて、人気が高い。

ザ・クロスから延びるザ・ロウズの街並み

ザ・クロスから延びるザ・ロウズの街並み

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チューダー様式 Tudor Style
▲▼ 古いものでは14世紀頃に建てられたものもあるという真っ白な漆喰の壁に黒い木組みの柱や梁が美しいアクセントをつくっているが、このような白黒模様の建築は、チューダー朝 Tudor Dynasty 時代(1485 - 1603)の建築様式であることから、チューダー様式 Tudor Style と呼ばれる。

およそ110年前に建てられた三階建ての木造家屋

およそ110年前に建てられた三階建ての木造家屋

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▲▼ 三階建てや五階建ての木造家屋もあり、建築技術の進歩が伺える。もっとも、台風や地震がないイギリスでは、耐震設計や暴風雨に対する備えは必要ないので、このような木造高層建築が可能となったのかも知れない。

五階建てのシックな建物

五階建てのシックな建物

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イーストゲート The East Gate
▼ 旧市街を囲む城壁には4つの門があり、イーストゲートは東側にある門で ある。かつては牢獄としても使用されていた。そこから延びる商店街がイーストゲート・ストリート East Gate Street である。

イーストゲート・ストリート

イーストゲート・ストリート

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イーストゲート時計塔 East Gate Clock
▼ イーストゲートは、その上にイーストゲート時計塔という、1897年にヴィクトリア女王即位60年を記念して作られたヴィクトリア様式 Victorian のかわいらしい時計台がある。 残念ながら女王は1901年に亡くなられたが、この時計台は、今も時を刻み続け、往時の栄光を伝えている。

イーストゲート時計塔

イーストゲート時計塔

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▼ イーストゲート時計塔から西方を見る。ザ・ロウズの商店街が続き、その奥が旧市街の中心 ザ・クロスである。

時計台から西方の眺め

時計台から西方の眺め

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城壁 Roman Walls
▼ チェスターの旧市街をぐるりと取り囲む城壁は、ローマ時代に築かれたもので、何度か改修されながらも現在まで健在で、城門や塔が設けられている。全長は3.2kmあり、市街を見物しながら歩いて1時間弱で一周できる。中でも東西の壁が最も古く、12〜13世紀に再建されたものという。

城壁に囲まれたチェスターの旧市街

城壁に囲まれたチェスターの旧市街

画像:Google Earth
▲▼ ブリッジ・ストリートを南下し、ブリッジ・ゲート付近から城郭の外側を展望した。城壁のそばを流れる川がディー川 River Dee で、古色蒼然とした石橋が13世紀に造られたオールド・ディーブリッジ Old Dee Bridge である。

城壁からの眺望

城壁からの眺望

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  青葉して古き石橋二三人 北舟 

あおばして ふるきいしばし にさんにん

Green leaves, two or three men crossing an old stone bridge.

城郭のそばを流れるディー川とオールド・ディー・ブリッジ

城郭のそばを流れるディー川とオールド・ディー・ブリッジ

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▼ ブリッジ・ゲートをから引き返しブリッジ・ストリートを北上してザ・クロスに向かう。美しい街並みは旧市街に満ちている。写真下に見えるのが、ザ・クロスに面する時計塔である。

ブリッジ・ストリート

ブリッジ・ストリート

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