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 感動写真集

2011年11月9日改訂

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The Beatles 'Yellow Submarine'-'Mr Moonlight'-'Lady Madonna'-'Love Me Do'

夏海やイエローダックのリヴァプール   北舟

 

Summer sea, Liverpool is the Yellow Duck.

2011年11月8日制作

海上を航行する水陸両用バス「イエロー・ダックマリン」

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海上を航行する水陸両用バス「イエロー・ダックマリン」/リヴァプール(イギリス)

世界文化遺産

英国への旅

イギリス国旗

4 リヴァプール

■ 四日目 2011年07月01日(金):〜リバプール〜スランゴスレン〜 アイアンブリッジ峡谷〜バーミンガム(泊)

 

★☆★彡

 

ツアー 四日はリバプール、スランゴスレン、アイアンブリッジ 渓谷を見学し、夕刻バーミンガム泊。

チェスター 〜リヴァプール〜バーミンガム / イングランド

チェスター〜リヴァプール〜バーミンガム / イングランド

画像:Google Earth

リヴァプール Liverpool
▲▼ リヴァプール Liverpool は英国イングランド北西部マージーサイド Merseyside County の中心都市。ザ・ビートルズ The Beatles 誕生の地として名高い。市域面積は111.84km2、 人口約45万人。アイリッシュ海に面し、マージー川 River Mersey の河口に位置する。18世紀から貿易港として発展した。近隣の都市としては、約50km東に位置するマンチェスター、約25km南に位置するチェスターなどが挙げられる。
 18-19世紀の海港都市としての姿を残している一部の地区は、「海商都市リヴァプール」の名で、2004年にユネスコの世界遺産に登録された。

海商都市リヴァプール Liverpool

海商都市リヴァプール Liverpool

画像:Google Earth

リヴァプール大聖堂 Liverpool Cathedral
▲▼ リヴァプール大聖堂は1902年、当時僅か22歳の青年ギルス・ギルバート・スコットが並みいる先輩たちを差し置いて建築コンペに勝利して設計したもので、1910年に聖母礼拝堂が完成した。全英で最大のアングリカン教会 Anglican Church (イギリス国教会)であり、天空に向かってそびえる巨大な塔は、神に対する信仰を象徴とするものという。

リヴァプール大聖堂 Liverpool Cathedral 鳥瞰図

リヴァプール大聖堂 Liverpool Cathedral 鳥瞰図

画像:Google Earth

イギリス最大のリヴァプール大聖堂 Liverpool Cathedral

イギリス最大のリヴァプール大聖堂 Liverpool Cathedral

拡大写真(1090x755)189KB 画像:ウィキペディア フリー百科事典
▼ 正面入口の上には、ブロンズでできた巨大な男性裸像が飾られている。日本人から見ると、褌一丁の裸形で突っ立っているとしか見えないが、キリストでも聖者でもなさそうなので、何を表現しているものか分からない。

リヴァプール大聖堂のファサード(北面)  2011.7.1 08:50

リヴァプール大聖堂のファサード(北面)  2011.7.1 08:50

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▲▼ 旧約聖書の「創世記」に最初の人間と記されるアダムであれば、イチジクの葉でなければならない。internetで解説を探したが、大聖堂の公式サイトを含めて見つからなかった。 なんとも不思議な像である。

正面入口の上に飾られた褌一丁の男性裸像

正面入口の上に飾られた褌一丁の男性裸像

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リヴァプール大聖堂の内部は天に向かって伸びる大空間であるイギリスで最も背の高いゴシック様式のアーチがその偉容を誇っている。また、国内最大のオルガンと国内で最も重いベルがあり、全英で最大を誇るものがいくつもそろっている。クレムリンのように、巨大なものにあこがれるロシア人の価値観に似ている。

リヴァプール大聖堂の内部

リヴァプール大聖堂の内部

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▼ 大聖堂ファサードの窓は、内側から見ると巨大なステンドグラスになっている。その下に I Felt You And I Knew You Loved Me (私はあなたを感じ、あなたが私を愛することを知った。)というネオンサインが飾られていた。
 調べてみると、これはトレイシー・エミン Tracy Emin のネオン・インストレーション Neon Installation (ネオン展示)で、彼女は、1963年ロンドン生まれのモダン・アーティストで、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート Royal College of Art 出身。自分の下着だけでなく、コンドームやタンポンまで散らばっている乱雑なベッドを展示するなど、セックスを含めて自分を赤裸々に晒す作品で有名になった。筆者には、そんなものが何故アートなのか理解できず、そのような人の作品が神聖な大聖堂に飾られていることに違和感を覚えた。

大聖堂ファサードの巨大なステンドグラス

大聖堂ファサードの巨大なステンドグラス

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イングランド国教会 Church of England
 イングランド国教会は、16世紀のイングランドで成立したキリスト教会の名称で、世界に広がる聖公会(アングリカン・コミュニオン Anglican Communion )のうち最初に成立し、その母体となった教会である。イギリス国教会、英国国教会、アングリカン・チャーチ Anglican Church、聖公会とも呼ばれる。

リヴァプール大聖堂の巨大な鐘楼

リヴァプール大聖堂の巨大な鐘楼

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 もとはカトリック教会の一部であったが、16世紀のイングランド王ヘンリーVIII世からエリザベス I 世の時代にローマ教皇庁から離れ、独立した教会となった。通常、プロテスタントに分類されるが、他のプロテスタント諸派と異なり教義上の問題ではなくヘンリーVIII世の離婚に起因する政治的問題が原因となってローマカトリックから分裂したため、典礼的には、カトリックとの共通点が多い。

英国一重い巨大な鐘 Bells

英国一重い巨大な鐘 Bells

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  ▼ 鐘楼から北を見ると、メトロポリタン大聖堂 Metropolitan Cathedral のドーム状の屋根が見える。こちらは、人工衛星のようなローマ・カソリックの大聖堂である。キリスト教の建物とは思えない斬新なデザインである。

大塔屋上から北を見たリヴァプールの眺望

大塔屋上から北を見たリヴァプールの眺望

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 植民地との貿易が盛んになった18世紀当時のイギリスはヨーロッパからアフリカへ日用品や火器を、新大陸からヨーロッパへ奴隷や砂糖などを持ち込む大西洋三角貿易において、ほぼ独占的な地位を築いていた。リヴァプールは、この北アメリカ、西アフリカをむすぶ三角貿易の拠点として中心的な役割を果たし、主に奴隷貿易で急速に発展した。現代の歴史観からすれば、負の遺産ともいえるが、当時は、常識的な商行為だったのだろう。
▼ 写真下は鐘楼の屋上から東方を見たリヴァプールの眺望で繁華街が広がっている。 道路に沿って落ち着いた色調の建物が並ぶ光景が印象的である。

鐘楼屋上から東方を見たリヴァプールの眺望(内陸方面)

鐘楼屋上から東方を見たリヴァプールの眺望(内陸方面)

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海商都市リヴァプール Liverpool - Maritime Mercantile City
▼ 海商都市リヴァプールは、イングランドの港町リヴァプールの街区を対象とするユネスコの世界遺産リスト登録名称である。ピア・ヘッド Pier Head、アルバート・ドック Albert Dock、ウィリアム・ブラウン・ストリート William Brown Street をはじめ、多くのランドマークが含まれるリヴァプール中心市街の6区画を対象としている。
 三角貿易などを通じて資本蓄積を成し遂げたイギリスは世界にさきがけて産業革命を進展させた1830年にはリヴァプールと内陸のマンチェスターを結ぶ鉄道が開通し、60年代には鉄道交通の要所となった。
 綿織物工業が発展したマンチェスターから鉄道で運ばれてきた商品は、リヴァプールの港から世界に輸出され、19世紀末には、リヴァプールは、ロンドンに次ぐ「帝国第二の都市」とまで呼ばれるようになった。
 写真下は、鐘楼屋上から北西を見たリヴァプールの眺望で、海商都市リヴァプールの中心地である。観光名所として知られる ピア・ヘッド Pier Head やアルバート・ドック Albert Dock 、 マージー川 River Mersey が見える。

鐘楼屋上から北西を見たリヴァプールの眺望(港湾方面)

 

マージー川

アルバート・ドック

ピア・ヘッド

鐘楼屋上から北西を見たリヴァプールの眺望(港湾方面)

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ピア・ヘッド Pier Head
▼ 港湾都市リヴァプールにある埠頭のひとつピア・ヘッド Pier Head は、スリーグレース(三美神)と称される産業革命以降の繁栄を物語る三つの建物、「ポート・オブ・リヴァプール・ビル Port of Liverpool Building 」「キューナード・ビルThe Cunard Building 」「ロイヤル・ライヴァー・ビル Royal Liver Building 」がある。海港としての歴史を伝える他の地域とともに、2004年に「海商都市リバプール」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

ピア・ヘッド Pier Head の三美神

ポート・オブ・リヴァプール・ビル↓  

キューナード・ビル↓

↓ロイヤル・ライヴァー・ビル

ピア・ヘッド Pier Head の三美神

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アルバート・ドック The Albert Dock
▲▼ アルバート・ドックは、ピア・ヘッド Pier Head の南に位置し、テート・リバプール美術館 Tate Liverpool 、マージーサイド海洋博物館 Merseyside Maritime Museumビートルズ・ストーリー The Beatles Story などの観光名所がある。ジェシー・ハートリー Jesse Hartley によって設計され、1846年にオープンした倉庫 アルバート・ドックは、木材を用いず、鉄、レンガ、石だけを使った世界初の完全耐火倉庫である。

ピア・ヘッドの三美神                      パノラマのアルバート・ドック

パノラマのアルバート・ドック

パノラマ写真(7000x1000)1.15MB

画像:ウィキペディア フリー百科事典

                              夜のアルバート・ドック          ピア・ヘッドの三美神

夜のアルバート・ドック

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画像:ウィキペディア フリー百科事典
▲▼ 近年、1億ポンド(約120億円)もの費用をかけて再開発され、上記の観光施設のほか、リバプール生活博物館、ホテル・ホリデーイン・エクスプレス、プレミア・ロッジ、カフェバー、レストラン、ショッピングモールなどが並ぶトータル観光サイトとして生まれ変わっている。

再開発された倉庫が建ち並ぶアルバート・ドック

再開発された倉庫が建ち並ぶアルバート・ドック

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マージーサイド海洋博物館 Merseyside Maritime Museum

マージーサイド海洋博物館 Merseyside Maritime Museum

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イエロー・ダックマリン Yellow Duckmarine
リヴァプールの観光用車両として活躍しているのがこの珍しい水陸両用バスでその名もビートルズのイエローサブマリンYellow Sbumarine ならぬイエロー・ダックマリン Yellow Duckmarine。確かにアヒルを連想する。

車輪とスクリューを備える水陸両用バス 「イエロー・ダック・マリーン Yellow Duck Marine 」

車輪とスクリューを備える水陸両用バス

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▲▼ イエロー・ダックマリンは、第二次世界大戦時に実際に活躍した乗り物を改装し、黄色く塗装して観光用に利用しているもので、約1時間かけて街の名所を巡ってくれる。海に入るときが圧巻で、かなりスリリングだという。救命筏や救命浮環を備えているので、一応、安全だと思うが、海上では救命胴衣を着用することをお勧めする。
  夏海やイエローダックのリヴァプール 北舟 

なつうみや いえろーだっくの りう゛ぁぷーる

Summer sea, Liverpool is the Yellow Duck.

海上を航行する水陸両用バス「イエロー・ダックマリン」

海上を航行する水陸両用バス「イエロー・ダックマリン」

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ビートルズ・ストーリー The Beatles Story
アルバート・ドックの一角にあるビートルズ・ストーリーでは、Fab Four と呼ばれるビートルズのファンでなくとも必見のスポット。イヤホーンで日本語ガイドを聞きながら館内をめぐるツアーでは、石だたみの道を闊歩したハンブルグ時代や、地下の匂いもそのままのカヴァーン・クラブ時代など、年代毎に展示されているので、ビートルズの成長記録をたどることが出来る。

ビートルズ・ストーリー The Beatles Story

ビートルズ・ストーリー The Beatles Story

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ビートルズ The Beatles
ザ・ビートルズ The Beatles は、主に1960年代に活動したイギリス・リヴァプール出身の4人の男性によるロックバンド。1962年10月にレコード・デビューし、1970年4月に事実上解散した。

メンバーと担当楽器

ジョン・レノン John Lennon 1940年10月9日 - 1980年12月8日 リズムギター
ポール・マッカートニー Paul McCartney 1942年6月18日 - ベース 
ジョージ・ハリスン George Harrison 1943年2月25日 - 2001年11月29日 リードギター
リンゴ・スター Ringo Starr 1940年7月7日 - ドラムス

ビートルズ・ストーリーのロビーにて

ビートルズ・ストーリーのロビーにて

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ビートルズはバンドの活動期間内に母国イギリスで12作のオリジナルアルバムを発売しその内11作が全英アルバムチャートで週間1位を獲得した。アメリカを初め各国でも高いセールスを記録し、ギネス・ワールド・レコーズに最も成功したグループ・アーティストと認定されている。本国イギリスでは、1965年に外貨獲得に貢献したとして、女王エリザベスII世からMBE勲章を授与されている。1988年には「ロックの殿堂」入りを果たした。
 この作品のBGMには、特に団塊の世代には懐かしいビートルズ・サウンズが流れている。世界中に大きなロマンと感動を与えたグループ・アーティストTHE BEATLES は、空前絶後だといっても良いのではなかろうか。

ビートルズのアメリカ公演/1964年

ジョン・レノン John Lennon ポール・マッカートニ Paul McCartney ジョージ・ハリスン George Harrison リンゴ・スター Ringo Starr  

ビートルズのアメリカ公演/1964年

拡大写真(2000x1400)371KB              画像:ウィキペディア フリー百科事典

ジョン・レノン John Lennon
▼ 日本人にとっては、ビートルズの中でボーカル・ギターを主に担当したジョン・レノン(1940年10月9日 - 1980年12月8日)が最もなじみがあるメンバーではないだろうか。出生名は、ジョン・ウィンストン・レノン John Winston Lennon だったが、オノ・ヨーコと結婚後、ジョン・ウィンストン・オノ・レノン John Winston Ono Lennon と改名した。何度か来日し、軽井沢などに滞在している。

ジョン・レノン

ジョン・レノン

資料

万平まんぺい ホテル
 明治27年(1894)創業の万平ホテルは、落葉松(からまつ)林に囲まれたスイスシャレー風の粋なホテルである。
 ホテルの資料室には、田中角栄首相とキッシンジャー大統領補佐官がこのホテルで会談した写真などが展示されていて、歴史を感じさせる。

 緑豊かな庭に面したカフェテラスは、ちょっとレトロ調だが、ジョン・レノンが大変気に入っていたという。今でも彼の写真が飾られている。
 カフェテラスで、ジョン・レノンが好んで飲んだというロイヤル・ミルク・ティとケーキを注文。ロンドンのアフタヌーン・ティを思い出させる本格的な味だった。大きな窓がオープンになっていて、爽やかな自然の風が心地よい。

 1960年代に世界的人気を得たビートルズの中心的メンバーであり、ポール・マッカートニーと「レノン=マッカートニー」としてソング・ライティング・チームを組み、大半の楽曲を製作した。

在りし日の青年ジョン・レノン John Lennon

在りし日の青年ジョン・レノン John Lennon

 資料

  ▲ ギネス・ワールド・レコーズには、最も成功したソング・ライティング・チームの一人として記録され、「チャート1位の曲が米国で盟友のポール・マッカートニーが32曲、レノンが26曲(共作は23曲)、英国チャートでレノンが29曲、マッカートニーが28曲(共作が25曲)」と紹介されている。
 1970年のビートルズ解散後は、アメリカを主な活動拠点とし、ソロとして、また妻で芸術家のオノ・ヨーコと共に平和運動家としても活動した1975年から約5年間音楽活動を休止した後1980年12月8日23時頃(米国東部時間)ニューヨークの自宅アパート「ダコタ・ハウス」前においてファンを名乗る男性により射殺された。享年40歳という、あまりにも短い人生だった。
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