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カナダ滝 Canadian Horseshoe Falls |
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美しいアーチ型をしたカナダ滝は、高さ54m、幅675m、水量毎分155,000ton。その湾曲した形状からホースシュー・フォールズ(馬蹄滝)と呼ばれる。 この滝は、1670年頃までは左右の端を結んだ直線状だったが、 年と共に侵食が進み、現在のような馬蹄形になったという。 |
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パノラマ写真(2000x1080)241KB
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カナダ滝は、その美しさからナイアガラ瀑布を代表する滝となっており、アメリカ滝の存在を知らない人が多い。 |
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カナダ滝の虹(テーブルロック付近) |
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拡大写真(1200x900)160KB
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雪のように轟く水──ニアガラ |
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この地の先住民はこの滝をニアガラ(雪のように轟く水)と呼び、畏敬の念をもって見つめて来た。ナイアガラ瀑布は、今も轟音と共に落下した水の塊が白い飛沫となって舞い上がり、雪のような霧に変わる営みを続ける。 |
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虹と水煙(テーブルロック付近) |
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拡大写真(1200x900)178KB
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ナイアガラ瀑布と冒険者たち |
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「河川でのスタント行為は一切禁止する」という罰則付き条例があるにもかかわらず、樽などに入ってナイアガラ瀑布を落下する冒険は、1901年に女教師が瀕死の打撲傷を受けながらも生還して以来、何度も試みられている。 |
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失敗して落命したり、奇跡的に生還したりと、話題が尽きないが、失敗したときは何日か後に必ずその遺体が霧の乙女号の船着場に漂着するという。 |
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滝に架かる虹の橋(テーブルロック付近) |
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拡大写真(1200x900)139KB
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2003年10月20日、突然一人の男性がナイアガラ川に飛び込み、カナダ滝を落下したが、しばらくして水面に姿を現し、近くの岩に上がって無事だったという。スタント行為として樽などを使わずに落下して生還したのは、この男性が初めてといわれる。 |
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以前、レジャーボートが急流に流されて乗船者がカナダ滝を落下し、死者が出た中で一人の少年が奇跡的に助かった事例がある。軽量の少年が滝の表面を滑り落ちたために、助かったものだろうといわれている。 |
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カナダ滝(スカイロン・タワー) |
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パノラマ写真(1600x1200)283KB
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ナイアガラ瀑布の後退と消滅 |
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約12,000年前、北米最後の氷河が去った後にナイアガラ瀑布が出現して以来、そのあまりの水量と落差によって、壁面が崩壊し続けており、この滝は毎年僅かずつ上流のエリー湖に近づいている。 |
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暮れゆくナイアガラ瀑布と林立するビル群(レインボー橋) |
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拡大写真(1200x800)141KB
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この浸食を少しでも食い止めるため、ナイアガラ上流の水を水力発電に使うなどの対策が講じられているが、数万年後にはエリー湖の中に消えてしまう運命にある。尤もそのときまで人類が存続しているかどうかは、神のみぞ知ることである。 |
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ナイアガラ瀑布の幻想的なライトアップ(レインボー橋) |
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住居:
千葉県 |
職業:
仕事がないので、やむを得ず隠とん生活
スポーツ: マラソン、スキー |
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私は昭和13年(1938)生れの66歳。上手くないけど鉄道写真が趣味で、今は路面電車。
集合!世界の路面電車と町の軽鉄道
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現在していること: 英語はろくに出来ないが海外ドライブは76,598Km。無鉄砲で、おっちょこちょいで、慌て者だけど無事故無違反。
遅いけどマラソン出場のためのトレーニング(歩け歩けやってるの?とよく言われる)。 |
第一回ユンクフラウマラソンの完走メダルが勲章。時間は聞かないで!
詳しくはないけど「世界遺産」。多ければ良いというものではないけど現在130ヶ所を見せて頂く。 |
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風車の村 |
旅程の関係で、ラ・マンチャの風車の村には、できたら寄りたいと考えていた。ところがロードマップ上の沢山の村に風車マークを見つけてしまう。「単に観光客相手の見せ物ではないな、ここラ・マンチャ地方全体で愛着をもって残してあるのでは・・・」と想像し、一日繰り上げてたどり着く。 |
といっても、広い範囲に広がっているので、とりあえずガイドブックに掲載されているカンポ・デ・クリプターナを中心に訪れた。カンポ・デ・クリプターナとコンスエグラには観光案内所があり、親切丁寧で心地よかった。 |
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私は本当に「天気運」が良いと思う。この写真は、いわば晴天がシャッターを押してくれたものと思う。 |
35年ぶりに定年後にカメラを買い、まず長年の夢であった路面電車を、少し落ち着いて世界遺産、そして今春のヨーロッパの旅で初めて特定のテーマ以外にも目を向ける余裕が出て、写したのがこれらの写真だ。 |
この6年間、"かあさん"を路面電車撮影に昼食抜きで引きずりまわしたのを反省し、「観光旅行」に徹した結果でもある。ラ・マンチャやアンダルシアの風景は、当然のことながら写真以上に本物は素晴らしい。
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是非機会があったら訪れて頂きたいと思う。この写真が観光案内に役立てば嬉しいし、またそれ以上の表現は到底無理というものだ。
2004年6月6日 <
完 > |
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