|
|
南アフリカの国々 |

|
|
写真:Google Earth
|
|
|
|
|
|
|
ツアー初日は、午後6時過ぎ、キャセイパシフィック航空の国際便で関西国際空港を出発。香港で乗り継ぎ、約13時間30分のフライトの後、翌21日(火)午前7時半頃、南アフリカのヨハネスブルグ空港に到着。ツアーバスで北方約50kmに位置する首都プレトリアに行き、最初の観光が始まった。 |
|
|
|
|
|
|
|
ツアーコース |

|
資料 |
|
|
|
|
|
|
|
|
南アフリカ共和国、通称南アフリカ、略称南ア(なんあ)は、アフリカ大陸最南端に位置する国で、ナミビア、ボツワナ、ジンバブエ、モザンビーク、スワジランドと国境を接し、レソトを囲んでいる。首都はプレトリア。イギリス連邦Common Wealth 加盟国。 |
|
|
|
|
|
|
プレトリア行政府庁舎ユニオンビル |

|
拡大写真(1600x1130)272KB
|
|
|
|
|
|
|
南アフリカは、鉱物資源に恵まれ、金やダイヤモンドの世界的産地である。また、少数の白人による有色人種に対する人種差別政策「アパルトヘイト Apartheid 」が行われ、1994年に至るまで立法による徹底的な差別政策が強行されたため、国際社会から強い非難を浴びた。 |
|
|
|
|
|
|
|
首都プレトリア中心部/ユニオンビルからの眺望 |

|
写真:フリー百科事典 Wikipedia |
|
|
|
|
|
|
1994年にネルソン・マンデラが黒人の初代大統領になってからは、急速に民主化が進展し、経済発展も注目されるようになった。従来のBRICs(ブラジル Brazil 、ロシア Russia 、インド India 、中国 China 、s は複数形)に代わって、BRICSとして
S が南アフリカ South Africa を表す用法も定着しつつある。 |
|
|
|
|
|
|
|
馬の手綱を取る裸夫像 |

|
拡大写真(1100x1600)270KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
南アフリカの人口は約3800万人。人種の割合は黒人 (77%)、白人 (9.5%)、カラード(混血、9%)、インド系(印僑)(3%)。白人の多くは、イギリス系とアフリカーナーに二分される。宗教は8割の国民がキリスト教で、残りはヒンドゥー教やイスラム教など。 |
|
|
|
|
|
|
|
We are happy! |

|
|
|
|
|
|
|
南半球にあるため、夏期は10月から3月、冬期は5月から8月。地域差があるが、一年を通じて気候は比較的温暖で日照時間が長い。雨季は11月から3月。 |
|
|
|
|
|
|
|
土産物を並べる青年 |
↓民族人形は「アフリカのピカソ」と呼ばれるデベレ族のオリジナル。 |

|
拡大写真(1600x1050)460KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ヨハネスブルグ (ヨハネスブルク)はハウテン州の州都。2001年時点で都市人口は322万人。ダーバンに次いで同国第2位。都市圏は785万人で、世界第31位のメトロポリスを形成している。 |
アパルトヘイトが廃止された後、それまで市内への立ち入りが禁じられていた膨大な量の黒人が移住してきた結果、多数の失業者が街に溢れたことで治安が極度に悪化。そのため経済都市としての役割はもはや失われつつあり、経済的な中心地はすでに郊外のサントン地区に移っているという。 |
|
|
|
|
|
|
美しい花で彩られた町並み |

|
拡大写真(1600x1050)433KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
プレトリアは南アフリカ共和国の3つの首都*のうちのひとつで、行政機能を担っている。都市人口は約130万人、都市圏人口は約200万人を有する。前述のように、ヨハネスブルグは商業と交通の中心地だが、首都ではない。 |
プレトリアという市名は、1853年この地に着いたオランダ系白人(ボーア人)が1860年にズールー族との戦いで勝利し、その英雄プレトリウスにちなんで名付けられたという。 |
*3つの首都:プレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテン(司法府)。一般的にはプレトリアが首都とされる。 |
|
|
|
|
|
|
桜のようなジャカランダの花 |

|
拡大写真(1600x1066)435KB
|
|
|
|
|
|
|
計画的に造られたプレトリアは、京都のように街並みが碁盤の目のようになっている。街路樹として約7万本のジャカランダが植えられ、春から初夏にかけて紫色に彩られることから、ジャカランダ・シティとも呼ばれる。 |
|
|
|
|
|
|
|
満開のジャカランダ |

|
拡大写真(1600x1100)523KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
桜のように若葉が芽生える前に木一杯に紫色の花をつけるジャカランダは、プレトリアだけでなく、ヨハネスブルグなど南アメリカの主要都市に植えられ、市街を美しく彩っている。 |
|
|
|
|
|
|
感動のジャカランダの花! |

|
拡大写真(1600x1150)440KB
|
|
|
|
|
|
|
ジャカランダはブラジル原産のノウゼンカズラ科の植物で、大きいものでは高さ15mもの大木になる。アフリカや南米などでは街路樹として愛用され、春から初夏にかけて咲き乱れる青紫色の花はとても美しい。 |
|
|
|
|
|
|
|
ジャカランダの花のトンネル |

|
拡大写真(1600x1100)518KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ポールクルーガー通りにそびえる市庁舎は、巨大な時計台を持つ。32個の鐘を持ち、時を告げる美しい鐘の音がプレトリアの町に響きわたる。前庭には英雄・プレトリウスの像や噴水がある。 |
|
|
|
|
|
|
巨大な時計台のある市庁舎 |

|
拡大写真(1600x1150)195KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
南アフリカ国内で最も有名な記念碑といえば、プレトリア郊外の丘の上に立つフォールトレッカー開拓者記念碑である。オランダからやってきた開拓者・アフリカーナー*の祖先が自分たちの独立国家を作ろうと牛車で大移動した記念碑である。 |
*アフリカーナー(ボーア人) Afrikanaer (Boer) :南アに最初に入植したオランダ系白人の子孫。現在も白人の6割を占める。ボーアとはオランダ語で農民を意味する。オランダ語から派生した言語アフリカーンスを使う。南ア連邦成立後も民族主義を訴え続け、これがエスカレートしてアパルトヘイトが生まれた。 |
|
|
|
|
|
|
巨大な開拓者記念碑 |

|
拡大写真(1600x1000)345KB
|
|
|
|
|
|
|
この旅はとても過酷なもので、先住民たちとの戦いや食糧難で多くの人たちが倒れたという。内部の壁にはその苦難の歴史や、イギリスから独立国家を勝ち取った喜びなどがレリーフに刻まれている。 |
|
|
|
|
|
|
|
記念碑の内部 |

|
|
|
|
|
|
|
彼らの言語・アフリカーンスで書かれた「我が命は南アフリカのためにあり」という碑文は、毎年12月16日の正午に天井から日光が差すように設計されているという。ここはアフリカーナーの聖地であり、巡礼のような面持ちで訪れるのは南ア白人が殆どで、後は観光客ばかり。地元の黒人市民はどのような心境で見ているのだろうか。 |
|
|
|
|
|
|
|
アフリカーナーの苦難の歴史を描いた浮き彫り |

|
拡大写真(1600x1050)345KB
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ゴールド・リーフ・シティは、ヨハネスブルグの中心部から南に6kmに位置する金の採掘所跡地に建てられたテーマパークである。ジョージ・ハミルトンが1886年に金鉱を発見したことからこの町の歴史が始まった。 |
|
|
|
|
|
|
テーマパーク「ゴールド・リーフ・シティ」 |

|
|
|
|
|
|
|
ハミルトンは直ぐに所有権を現在のテーマパークの所有者クラウス・マイン社に譲ってしまったが、それが世界最大の金の埋蔵量を誇る金鉱だとは思いもよらなかった。 |
|
|
|
|
|
|
|
ダンサーたち |

|
拡大写真(1400x1000)352KB
|
|
|
|
きんこうの テーマパークや なつはじめ |
Theme park on a gold mine in early summer. |
|
|
民族衣装を纏った黒人たち |

|
拡大写真(1700x1660)448KB
|
|
|
|
|
|
|
閉鎖されるまでに採掘された金は約140万トン。現在の価値に換算すると、約3兆円になるという。ハミルトンは南アメリカ発展の重要な役割を果たしたこの町を見て、余りの悔しさに、死んでも死にきれなかったことだろう。 |
|
|
|
|
|
|
|
家族でやって来た観光客 |

|
拡大写真(1400x980)288KB
|
|
|
|
|
|
|
最盛期には地下3,200mまで掘り進んだというが、掘削機が発明されるまでは全て人力だったから、過酷な労働を強いられた黒人坑夫のことを思うと胸が痛む。裸体にズボンを履いただけの坑夫の姿は痛ましいが、日本でも金山や炭鉱などの坑夫は褌一丁だったので、同じ状況ではある。 |
|
|
|
|
|
|
|
金鉱で働く坑夫 |

|
拡大写真(1600x1068)356KB
|
|
|
|
|
|
|
現在、アンダーグラウンド・ツアーが30分ごとに行われているが、観光客が行けるのは地下220mのところまで。エレベーターで降りると、鍾乳洞のように冷やっとしているので、上着が必要。 |
|
|
|
|
|
|
|
ヘルメットを被って坑内探検 |

|
拡大写真(1400x920)274KB
|
|
|