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人口約1700万を擁するチリ共和国、通称チリは、南アメリカ南部に位置する共和制国家。東にアルゼンチン、北東にボリビア、北にペルーと隣接しており、西と南は太平洋に面している。首都はサンティアゴ・デ・チレ。 |
1818年にスペインより独立した。アルゼンチンと共に南アメリカ最南端に位置し、太平洋上に浮かぶフアン・フェルナンデス諸島や、サン・フェリクス島、サン・アンブロシオ島及びポリネシアのサラ・イ・ゴメス島、パスクア島(イースター島)などの離島も領有しており、さらにアルゼンチンやイギリスと同様に「チリ領南極」として125万km2にも及ぶ南極大陸の領有権を主張している。 |
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チリ側のバスに乗り換える 2014.03.10 14:05 |
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チリの国民は約95%がヨーロッパ系の白人もしくはメスティーソ*で、人口の52.7%が純粋の白人、44.1%が白人系メスティーソとなっている。残りの約5%がインディヘナ**である。 |
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*メスティーソ:白人とラテンアメリカのインディヘナの混血である人々。
**インディヘナ:先住民という意味のスペイン語。インディオは、差別語。 |
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チリ・パイネ国立公園の位置 |
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▲▼ チリの首都サンティアゴから約3000km南に位置するトーレス・デル・パイネ国立公園は、チリのマガジャネス・イ・デ・ラ・アンタルティカ・チレーナ州にある国立公園。荒涼としたパタゴニア独特の風景を目的に多くの観光客を集める。1959年、2,400km2にわたって山・氷河・森林・湖などが広がる豊かな自然が評価されて国立公園となった。 |
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パイネ国立公園入口に立つ案内板 2014.03.10 15:09 |
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▼ パイネ国立公園の最高峰は、標高3,050mのパイネ・グランデ。この公園は高低差が大きく、草原からツンドラ地帯、山岳といった様々な気象条件下に豊富な高山植物が茂る。 |
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パイネ国立公園/島内散策 16:43 |
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▲▼
こうした風景を楽しむためのトレッキングなどを目的とした観光客は、年間10万人を超える。パイネ国立公園は、チリとアルゼンチンの国境線沿いにあり、アルゼンチンのロス・グラシアレス国立公園とは一部が接している。 |
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パイネ国立公園内のホテルから見た朝焼け(モルゲンロート) 2014.03.11 07:40 |
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チリもアルゼンチン同様に白人の優勢な国であり、音楽的特徴もスペイン系の影響が強かった。盛んに演奏されるのは、舞曲のクエッカとトナーダである。 |
しかし、1960年代後半以来、歌を通じた社会変革を目指したビクトル・ハラをはじめとするヌエバ・カンシオン(新しい歌)の系統に属する音楽が世界的な注目を集めるようになった。また、新しい歌の系統に属する音楽家たちによってボリビアの音楽が盛んに紹介されたため、現在ではアンデスのフォルクローレやチャランゴやケーナなどの楽器もかなり一般的になってきている。一曲目と二曲目がチリのフォルクローレ。 |
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燃えるようなモルゲンロート 07:45 |
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▼ 6日目の3月11日(火)、パイネ国立公園で、ノルデンフェールド(ノルデンスフォルド)湖 Lago Nordenskjöld 〜グランデの滝 Salto Grande 〜グレイ湖
Lago Gray を巡るウォーキングを楽しんだが、名物の荒天に遭遇。 |
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ノルデンフェールド湖畔のウォーキング/パイネ国立公園 2014.03.11 10:39 |
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名物の強風にあおられたノルデンフェールド湖畔 |
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▼ グランデの滝 Salto Grande
は、通称「パイネ大滝」と称され、上段のノルデンフェールド湖から下段のペオエ湖へと流れ落ちている。落差は10m弱だが水量が多く、水しぶきと轟音が凄い。巨大な滝ではないが、周囲の景観と調和していて美しい。 |
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中間地点のグランデの滝
Salto Grande |
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▼ イギリスの探検家、エリック・シプトンはパタゴニアを「嵐の大地」と呼んだが、我々はまさにその洗礼を受けた。グレイ湖畔で流氷のオンザロックで乾杯した後、早々にホテルに引き揚げた。 |
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流氷が漂着するグレイ湖 14:52 |
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▼ 幸運にも夕刻、天候が回復し、ホテルの庭からパイネ国立公園の主峰パイネ・グランデ(3,050m)の全容を切り取ることとができた(写真下右奥)。左側が切り立った6つの峰から成る奇峰「パイネの角(つの)」。 |
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姿を現した主峰パイネ・グランデ(3,050m) 19:33 |
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くもきれて ねゆきあらわる いわのやま |
A break in the clouds, lingering snow emerged on the rocky mountains. |
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翌日、朝日の当たる奇峰「パイネの角」 2014.03.12
08:12 |
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▲▼
ツアー7日目の3月12日(水)は、朝8時、朝日の当たる「パイネの角」に見送られながら、ツアー・バスでチリのプンタアレーナスへ向かった。途中、荒天避難中のフラミンゴの群れを切り取ることができた。 |
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強風で避難中のフラミンゴの群れ 15:54 |
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古びた建物 08:10 |
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▼ ツアー7日目の3月13日(木)は、プンタアレーナス郊外のオトウェイ湾に面するマゼランペンギンの営巣地を見学したが、今年はヒナの巣立ちが早く、既にペンギンの群れはなく、数羽のペンギンが草の陰から顔を出しているだけだった。 |
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マゼランペンギン営巣地 11:49 |
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▲▼ 体長約70cmでペンギンの中では中型のマゼランペンギン/ 学名:Spheniscus magellanicus は、フンボルトペンギン属に分類され、別名マゼラニックペンギン、ジャッカスペンギンともいう。
南アメリカの太平洋岸(チリの南緯42度地点からホーン岬まで)と大西洋岸(南緯29度地点からフエゴ島まで)で繁殖する。 |
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上越市立水族博物館は、マゼランペンギンの飼育数が日本で一番多く、約100羽を飼育しているという。 |
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マゼランペンギン |
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▼ 9日目の3月14日(金)は、移動日。ラン航空を利用し、プンタアレーナス〜サンチャゴ〜イキケ〜ラパスと三度の空旅でイキケからチリを出国し、ラパスでボリビアに入国。ツアーバスに乗り換え、写真ストップですり鉢状のラパスの町を撮影後、標高3,200mのホテルにチェックインした。 |
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ラパスの街並み/ボリビア 2014.03.14 17:47 |
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約87万人を擁するヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・パス市
Ciudad Nuestra
Senora de La Paz
(通称ラパス)は、ボリビア多民族国の首都である。憲法上の首都はスクレだが、ラパスは行政・立法府のある事実上の首都という位置付けになっている。これは、ラパスを拠点とした自由党が1899年の「連邦革命」によって1825年の独立以来首都であったスクレを基盤にしていた保守党政権を打倒し、議会と政府をスクレからラパスに遷したことによる。 |
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高層ビルが建ち並ぶラパス中心部 |
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▲▼ 中心街の標高は3600m強で、すり鉢状の地形を持つ。その高さから雲の上の町と呼ばれる。おおざっぱに言えば、すり鉢の底の部分に高所得者が、空気の薄い高所の縁の部分に低所得者が住んでいる。現在に至るまで人口は増え続けており、すり鉢の内側はほぼ飽和したため、隣のエル・アルト
El
Alto に市街地が拡大している。そのため、街の上と下で、700mほどの標高差があるといわれる。 |
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坂の多いラパスの街 |
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