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▼ 朝食後、本日の目的地クサール・ギレンへ向け出発した。道なき道を4時間くらい走ったが、途中、併走していたキャンプの三菱車がスタックするハプニングがあった。荷台の荷物は、キャンプ・マーズで使う水タンクである。 |
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スタックした三菱車 |
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▼ サハラ砂漠の入口にあるクサール・ギレン Ksar Ghilane は、砂漠のオアシスで、写真下の緑に見えるところである。ここには、立派なホテルがあり、チュニジア国内で最も素晴らしい砂丘が見られることで知られる。 |
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クサール・ギレンのオアシス |
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▼ 本日のキャンプは、オアシスの中のテントホテル「パンシア Pansea 」。60張りのテントがある豪華4つ星ホテルである。ナツメヤシのオアシスの周辺には民家がちらほらみられ、パンシアを含む4つの宿のほか、温泉が湧く池の周囲に数件のカフェがある。 |
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テント・ホテル「パンシア」 |
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▼ 日本では何の変哲もないただの池だが、サハラ砂漠では万物の生命を育むとても貴重な水資源である。かつてのキャラバンは、オアシスに着くと、池の中に浸かって身体を清め、思う存分水を飲んで渇きを癒し、天祐に感謝したことだろう。 |
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満々と清水を湛えたクサール・ギレンの池! |
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▼ ホテルにチェックインした後、まずはクワッドと呼ばれる四輪バギーに挑戦。1時間ほどサハラ砂漠の道なき道を思う存分走り回った。 |
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バギー・ライディング |
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▲▼ バギー車の操縦は簡単なので、老若男女を問わず、オフロード走行の醍醐味を十分に味わうことが出来る。 |
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バギーで砂漠を疾走! |
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▼ バギー・ライディングが終わったら、次はゆったり2時間のキャメル・ライディグ。駱駝(らくだ)が立ち上がるときは、前につんのめるようになるので注意が必要。おとなしそうな駱駝だが、発情期などにはかなりワイルドな状態となるので、駱駝のコンディションをよく見よう。たまに落っこちる人もいるという。 |
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キャメル・ライディング |
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おあしすの らくだにゆらる ふゆびより |
Nice winter day, camel riding at an oasis. |
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駱駝のキャラバンを組む |
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キャラバンの出発 |
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▲▼ キャメル・ライディングは超人気のイベントなので、サハラ砂漠に旅した以上、是非、挑戦したい。アフリカの駱駝は全て家畜化されたヒトコブラクダで、野生の駱駝は絶滅しているという。 |
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ラクダのキャラバン |
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サハラ砂漠はアフリカ大陸北部にある世界最大の砂漠である。東西5,600km、南北1,700kmあり、面積は約1,000万km2で、アフリカ大陸の3分の1近くを占める不毛地帯である。 |
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ラクダから見たサハラ砂漠 |
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サハラ砂漠は、東から西にむかって、エジプト、チュニジア、リビア、アルジェリア、モロッコ、西サハラ、モーリタニア、マリ、ニジェール、チャド、スーダンに及ぶ。 |
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携帯電話をかける駱駝使い |
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ナイル川を例外としてほとんどの河川は季節的か間欠的に現れるだけである。地下水が地表に現れたところがオアシスである。サハラ砂漠中央部は極度に乾燥しており、植生はほとんどない。砂漠の端で山地から水の供給のある場所では、草や潅木、高木が生えている。 |
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休憩するサハラのヒトコブラクダたち |
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サハラ (Sahara صحراء ) とは、アラビア語で「荒れた土地」を意味する言葉で、アラビア語では「アッ=サハラーゥ=ル=クブラー الصحراء الكبرى
(大砂漠)」となる。従って、日本語の「サハラ砂漠」は、「砂漠砂漠」の意味になる。 |
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オアシス(クサール・ギレン)の見えるサハラ砂漠 |
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▼ 日没まで駱駝で砂漠を巡り、かつて駱駝でキャラバンを組み、サハラ砂漠の大海原を渡った隊商たちの旅気分を味わったあと、無事にテントホテルに帰還した。 |
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日没のキャラバン |
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