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 感動写真集

2010年2月14日改訂

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♪A NIGHT IN TUNISIA - CARAVAN - TIN TIN DEO - THREE FOR DIZZY

クサールの砦に遊ぶ春隣   北舟

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Spring coming soon, going on a trip to the fortress of Ksar.

2009年9月18日制作

クサール・ハッダダの4人組

クサール・ハッダダの4人組 (チュニジア)

チュニジア国旗

チュニジアサハラ砂漠

クサールハダダ

■ 4日目:クサール・ギレン〜ジェルバ島〜チュニス(ツアー最終日)

▼ いよいよサハラツアーも最終日。この日は、シェニニとクサール・ハッダダという南部の観光ポイントをめぐりながら、スタート地点のジェルバ島に戻り、飛行機でチュニスに帰還した。

サンド・ローズ「サハラの薔薇」とシェニニの村

サンド・ローズ「サハラの薔薇」とシェニニの村

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シェニニ Chenini

▼ 最初の観光地シェニニ Chenini は、ベルベル人が山肌に穴を開けて住んでいる村である。この村は、11世紀後半につくられた最も古いタイプのクサールだという。地形の窪みを利用した穴居住宅(けっきょじゅうたく)と穀物庫兼砦としての機能をもつクサールとが合わさって、5〜6層の一山を形成している。

ベルベル人が住むシェニニ

ベルベル人が住むシェニニ

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▲▼ クサールは、もともと古くからあった倉庫群のことで、同時に軍事的な要塞や市場の役割を果たしてきた。ときには住居として使用されることもあり、チュニジア南東部では150ほどのクサールがあるといわれている。

石畳の道

石畳の道

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▲▼ ここはジェルバ島などからの観光ツアーが必ず訪れるスポットなので、常時、観光客の姿がみられる。現在でも260人ほどのベルベル人が実際に生活している。山頂のモスクまでエキゾチックな風景を楽しむハイキングコースも舗装されて歩きやすくなっている。

山に掘られた横穴

山に掘られた横穴

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▲▼ クサールの中で最も古いタイプのものはシェニニ村のように山にへばりつくように断崖に建てられている。麓から見ると城壁のようで、とても倉庫群だとは思えないのは、ベルベル人たちが外からの侵入や略奪に備えて大切なものを保管し、山頂に避難したり、防御したりするために造ったからだという。

白いモスクのあるシェニニ村

白いモスクのあるシェニニ村

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  これらの倉庫に保管されたのは、麦やオリーブ、イチジクなど。高い位置にある部屋に搬入する場合は、上から滑車を使ってロープを吊し、二人いれば荷物を収容できるように工夫されていた。戦いだけでなく干ばつなどに備えて、保存食も貯えられていた。

お昼はマグレブ(北アフリカ)料理の定番クスクス

お昼はマグレブ(北アフリカ)料理の定番クスクス

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クサール・ハッダダ Ksar Hadada

▼  昼食後、北上し、スターウォーズのロケ地として知られるクサール・ハッダダ Ksar Hadada に行った。ここはルークの故郷という設定でロケが行われた村である。

スターウォーズのロケ地となったクサール・ハッダダ

スターウォーズのロケ地となったクサール・ハッダダ

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▲▼ クサール・ハッダダには、不思議なかたちをした倉庫群が並んでいて、異星人たちが多数登場するスターウォーズにとっては最適のロケ地だろう。荷物を二階の倉庫に入れるのに滑車を使ったのは、こちらも同じである。

穀物庫が要塞化したクサール

穀物庫が要塞化したクサール

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スターウォーズのロケ地らしく、コスプレ業者がいたので、早速、曽田さんがダース・ベイダーの衣装を借りた。

 

ダース・ベイダーの衣装を借りる

ダース・ベイダーの衣装を借りる

▼ ライトセイバーを持ったダース・ベイダーとの一騎打ち。二人の心は既にスターウォーズの世界にある。(^^;

主人公になった気分?

主人公になった気分?

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   クサールの砦に遊ぶ春隣  北舟 

くさーるの とりでにあそぶ はるどなり

Spring coming soon, going on a trip to the fortress of Ksar.

クサール・ハッダダの4人組

クサール・ハッダダの4人組

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穴居住宅で4人の記念写真
 
山崎貴暁 やまさき たかあき
出生:昭和50年(1975)長崎市

住居:チュニス(チュニジア)

職業:大成建設(株)勤務

趣味:一人旅

 大成建設入社後、宮城県仙台市で4年、青森県むつ市に1年作業所勤務後、海外へ。未だにむつでの海の幸山の幸の味を忘れることが出来ません(海外で日本食に飢えているからですが・・・)。その後、短期間のUAE、トルコ勤務後、2004年7月にチュニジアへ。既に5年が経過し、帰国の日が近づいているようです。

感動写真集第124集/特集!旅紀行第86集 「チュニジアサハラ砂漠」

 平成21年(2009)9月8日 作品:第27作  画像:(大52+小8) 頁数:4  ファイル数:139 ファイル容量:38.2MB
 平成12年(2000)〜平成21年(2009) 作品数:336 頁数:1,260 ファイル数:51,951 ファイル容量:7,081MB

あとがき

 チュニジアに長くいながら、なかなか行く機会がなかったサハラ砂漠。今回、帰任前にサハラツアーに行きたかった曽田さんと、チュニジアの日本人ツアーガイド(ほとんどいない)としてはベテランの2人と一緒に旅行することが出来て、ディープなチュニジアを体験出来ました。
 
 今回のハイライトは、趣向の違う二つのテントホテルに泊まったことでした。何もない砂漠のテントホテルと、翌日の何でもあるオアシスのテントホテル。ただ大自然を満喫する以外にやることがなく、寒さにこごえた夜があったからこそ、翌日のアトラクションやテントホテルのすばらしさが満喫できたのだと思います。
 後に泊まったテントホテルの砂漠では、あまりに駱駝の糞が多くて、寝そべることも、転ぶことも出来ないとガイドさんたちが言っておりましたが、確かにその通りで、最初のテントホテルがあった砂漠のきれいさがなおさら実感できました。
 
 何と言っても今回の旅のハイライトは砂漠ですが、その中でも印象に残っているのは、以下のポイントです。
1. サハラ砂漠の壮大さ。砂漠の風紋は独特で、自分の足跡をつけるのがもったいないくらいでした。そんな厳しい環境の中でも、探せば草木が自生し、生き物の足跡を見つけることが出来たのは、うれしい発見でした。2. 満天の星空。宿泊場所でさえ電気がない砂漠だからこそ、満天の星空を満喫することが出来ました。同時に、電気や水道がない不便さも実感できました。3. アトラクション。砂漠といえば駱駝ですが、最初のテントホテルでは出来なかったので、なおさら楽しみにしておりました。駱駝だけでなくバギーもあり、また、ハマムとマッサージもあって、やれることはすべてやりつくした充実の旅でした。 〈 完 〉 平成21年(2009)9月18日 山崎貴暁
   風紋のサハラを歩く冬の朝  北舟 

ふうもんの さはらをあるく ふゆのあさ

Winter morning, walking on the Sahara of wave-like patterns.

【編集子が選ぶ名作】

火星のような異次元世界を歩く

火星のような異次元世界を歩く

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日本・チュニジア友好の架け橋 「ラデス−ラグレット橋」

 
 ラデス−ラグレット橋はチュニジアの大チュニス圏を南北に繋ぐ首都環状道路のチュニス湖の運河を跨ぐ重要部分として、日本政府から84億円の円借款の供与を受けて建設された。大成建設・鹿島建設・日本工営の日本企業3社が建設事業を受注し、平成21年(2009)3月21日に開通した。
 

ラデス−ラグレット橋/チュニジア

 
▼ ラデス−ラグレット橋は、チュニジア首都圏の渋滞緩和に貢献し、チュニジア政府から大変感謝していただいているが、このたび、新しく発行された50チュニジア・ディナール札の図案に採用された。
 

新しく発行された50チュニジア・ディナール札

 
 この橋の建設チームに加わっていたのが曽田さんや山崎さんたち。曽田さんはサハラの旅の後に帰国され今年の7月で5年を超えた山崎さんは、残務処理を終えて9月末に帰国することになった。「地図に残る仕事」を合い言葉に、社会基盤の建設に従事してきた弊社にとって、「通貨に残る仕事」ができたことを嬉しく思う。
                                            平成21年(2009)9月18日 和田義男
   オアシスの駱駝に揺らる冬日和  北舟 

おあしすの らくだにゆらる ふゆびより

Nice winter day, camel riding at an oasis.

【編集子が選ぶ名作】

ラクダのキャラバン

ラクダのキャラバン

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