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コンスエグラ
Consuegra
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コンスエグラは人口1万人の村である。12世紀にアラブ人が建てたという砦と、今は使われなくなった風車が建つ丘は思いのほか高く、広々としたラ・マンチャの平原を見渡すことができる。 |
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コンスエグラの村
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サフラン祭り |
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コンスエグラを中心とするラ・マンチャ地方は、世界の総生産量の約7割に達するサフランを栽培する名産地で、毎年10月末にはスペイン料理に欠かせないサフランの収穫を祝う
「サフラン祭り」が催される。 |
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小さな瓶に入った2g
のサフランが3.50ユーロ(約470円)。少量のサフランを入れてパエリアを作れば、本当に綺麗な黄色に色付く。ブイヤベースに入れても良い。 |
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丘の上に並ぶ風車 |

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サフランの花 |
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資料 |
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サフラン saffron
(crocus) / Crocus sativus L. |
観賞用に広く栽培されるアヤメ科サフラン属の球根植物。もともとは薬用または染料用に利用するために栽培された。小アジアまたは南ヨーロッパの原産と考えられている
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花茎は高さ10cm程度。茎頂に直径3cmほどの香りのよい淡紫色の花をつける。花期は10〜11月。 |
花柱(写真の黄色の部分)を集めて乾かしたものはサフロン
saffron
と呼ばれ、鎮静・鎮痛・通経薬として用いられる。 |
日本では、この薬名を音訳したものがそのまま植物名となった。 |
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乾燥した花柱は色素や芳香成分を含み、菓子や料理の香料や染料に用いられる。 |
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風車の入口
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岩場に立つ風車
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ラ・マンチャの男 Man
of La Mancha |
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映画やミュージカルで有名な「ラ・マンチャの男」は、その芸術性や文化的側面から、名作と誉れ高い作品である。日本では松本幸四郎(初演時:市川染五郎)のライフワーク的作品で、1970年にはブロードウェーで開かれた「世界ドン・キホーテ・フェスティバル」に参加、10週に渡って主役を務めた。2002年には主演1,000回を達成。 |
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同じ俳優がミュージカルで主役を1,000回務めたのは日本初の快挙だという。
ラ・マンチャの男 |
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風車のある村 |

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鍵のついたドア
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表 札
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風車の内部にある大きな挽き臼
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アラブの砦の廃墟
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風車と砦
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住居:
千葉県 |
職業:
仕事がないので、やむを得ず隠とん生活
スポーツ: マラソン、スキー |
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私は昭和13年(1938)生れの66歳。上手くないけど鉄道写真が趣味で、今は路面電車。
集合!世界の路面電車と町の軽鉄道
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現在していること: 英語はろくに出来ないが海外ドライブは76,598Km。無鉄砲で、おっちょこちょいで、慌て者だけど無事故無違反。
遅いけどマラソン出場のためのトレーニング(歩け歩けやってるの?とよく言われる)。 |
第一回ユンクフラウマラソンの完走メダルが勲章。時間は聞かないで!
詳しくはないけど「世界遺産」。多ければ良いというものではないけど現在130ヶ所を見せて頂く。 |
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風車の村 |
旅程の関係で、ラ・マンチャの風車の村には、できたら寄りたいと考えていた。ところがロードマップ上の沢山の村に風車マークを見つけてしまう。「単に観光客相手の見せ物ではないな、ここラ・マンチャ地方全体で愛着をもって残してあるのでは・・・」と想像し、一日繰り上げてたどり着く。 |
といっても、広い範囲に広がっているので、とりあえずガイドブックに掲載されているカンポ・デ・クリプターナを中心に訪れた。カンポ・デ・クリプターナとコンスエグラには観光案内所があり、親切丁寧で心地よかった。 |

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私は本当に「天気運」が良いと思う。この写真は、いわば晴天がシャッターを押してくれたものと思う。 |
35年ぶりに定年後にカメラを買い、まず長年の夢であった路面電車を、少し落ち着いて世界遺産、そして今春のヨーロッパの旅で初めて特定のテーマ以外にも目を向ける余裕が出て、写したのがこれらの写真だ。 |
この6年間、"かあさん"を路面電車撮影に昼食抜きで引きずりまわしたのを反省し、「観光旅行」に徹した結果でもある。ラ・マンチャやアンダルシアの風景は、当然のことながら写真以上に本物は素晴らしい。
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是非機会があったら訪れて頂きたいと思う。この写真が観光案内に役立てば嬉しいし、またそれ以上の表現は到底無理というものだ。
2004年6月6日 <
完 > |
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