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 感動写真集

2004年10月19日改訂

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栄華の墓所 Free MIDI 素材集

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2004年10月16日作成

もどせー

長崎くんち2004

本古川町もとふるかわまち

 六番目は本古川町である。傘鉾の飾は、雅楽を題材にしたもので、鼓や〆太鼓など。大きく動き、また右に回し、左に回す。これに対し、よいやー と声を掛ける。良き哉ということであろう。

本古川町の傘鉾

本古川町の傘鉾

御座船ござぶね

 その後に出てきたのは御座船。船体は大名、家老格が座乗した「海御座船」を題材としたもの。軍装に身を固めた船長。荒波を模したさわやかな着物をまとって静かな様子で入場した根曳(ねびき)と呼ばれる引き手達が、勇ましく船を引き回す。

御座船

御座船

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もってこーい

 退場しようとしたら、船長がもってこーいと、戻るように指図し、それを受けて御座船が戻ってきた。

船長の采配・もってこーい

船長の采配・もってこーい

もどせー

もどせー

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まわせー

まわせー

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出島町でじままち

 最後は、出島町である。傘鉾の飾は、定規、天体望遠鏡、羅針計など。いかにも西洋文明を受け入れた出島らしい。その後阿蘭陀船が入ってきた。曳き物のうち最も重い4トンの重量だという。この船を前に曳き、後ろに曳き、右に回し、そして左に回す。洋装の船員達がお囃子をやる。

出島町の傘鉾

出島町の傘鉾

阿蘭陀船おらんだぶね

阿蘭陀船

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11時頃に御旅所での出し物が全て終わると、祭神は、お上りのための準備が整えられた。

三体の御神体

三体の御神体

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諏訪神社での奉納

 諏訪神社に赴くと、最後の出島町の奉納が終わるところだった。諏訪神社の石段は、下から本殿のある所まで合わせて193段ある。上から73段下ったところにある踊り場での奉納が終わると、出し物を下に引き下ろす。相当な勾配なので船に乗ったお囃子達は怖そうな様子を見せる。

長坂を下る

長坂を下る

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年番町ねんばんまち

 踊りを奉納するのは踊り町だが、その後4年たつと年番町になって世話役を務める。 今年の年番町 は、銀屋町(ぎんやまち)、五島町(ごとうまち)、八幡町(やはたまち)、麹屋町(こうじやまち)、興善町(こうぜんまち)、万才町(まんざいまち)、西浜町(にしはままち)、の7町である。今年の年番町を努める興善町が町内を練り歩いていた。また、 今年の踊り町を努める本古川町が庭先回りをしていた。

興善町の行列

興善町の行列

庭先回り・お礼言上

庭先回り・お礼言上

おのぼり

 奉納が終わると諏訪神社の桟敷席がいったんは乱れたが、午後2時を過ぎると、おのぼりを見るために、通路の石段をあけた上、また桟敷席が埋まっていった。3時過ぎに鏡を担いだ先触れがやってきた。その後天狗面をかぶった猿田彦が登り、さらにお供が続いた。その後にご神体の3台の御輿が続き、最後の73段の石段を一気に駆け上った。そして本殿に到着した。

猿田彦を先頭に

猿田彦を先頭に

三台揃っておのぼり

三台揃っておのぼり

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ご到着

ご到着

 諏訪神社の境内には、地元の俳人医師・下村 宏さん(長崎市医師会)のおくんちを読んだ句碑が建っていた。

  龍踊や社頭の秋日捲き込んで   ひろし 

 秋日和の素晴らしい長崎くんちだった。 

プロフィール
 
 
撮影 ・ 原作 : 
 

大庭靖雄おおば やすお

 

住居:福岡市

趣味:写真、読書、バイク、フィッシング、合気道

ただいま単身赴任中なるも、家内と 3 人の娘達という暖かくも厳しい写真批評家あり

感動のこっこでしょ

  長崎くんちは、和風、中華風、阿蘭陀風を併せ持つ長崎ならではの豪華絢爛なお祭りなのですが、単にきらびやかなものを見せるというだけのものではありません。踊り場という限られた空間で激しく動くその動作を追っているうちに、観客は全て高揚してきます。そして、もってこーい、とか、よいやー、とか、しょもうやれ、とかけ声を掛けていくうちに踊り手と一体になっていくのです。
 私は、13年ほど前に長崎県庁に出向していたことがあります。その時も長崎くんちを見ました。その年には、龍踊りや鯨の潮吹きという出し物はあったものの、こっこでしょをやる樺島町は踊り町に当たってはいませんでした。同僚の話ではよほど見応えのあるもののようでした。今年その出し物が出ることを知って、勇んで行ってきました。そしてその勇壮さ、豪快さ、緊張感に打たれました。そこで、このこっこでしょを中心に長崎くんちをまとめてみたのです。〈 完 〉
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